水曜日, 10月 10, 2012


The End of the Dark Cabal ~ Galactic Federation Update for 9 October 2012 by Sheldan Nidle

シェルダン情報は、なぜいつもこんなに詳細なのかということですが、彼は脳にある装置をインプラントされているそうです。「通信」の時は、目の前に白いテープのようなものが現れ、そこに英語が書いてあり、それを転写しているだけとのことです。なので、概念を受け取り、自分の中で言語化するチャネリングとは異なります。彼は自分のバイアスが入ることはないと言っています。(HS33記



                                     
ドラッツォ!戻ってきた!多くのイベントが極めて短い時間の間に起きるはずです世界経済の崩壊は差し迫っています世界経済の状況は、昨年以来FRBによってばら撒かれた現金の不法な流れに依存しています。これらの資金は、一つの口座から別の口座への資金移動監視の手順の一部として不法に差し押さえられました。私たちの関係者は、今これらの日々の国際的な大量の資金移動のルート変更を行っています。これらの収入源は枯渇しつつあり、USコーポレーションとその手下共は、絶望的に生き残りの道を探っていますこの”真のキャッシュの蓄え”は世界の中央銀行をパニックに陥らせています。この事が、私たちの聖なる関係者による大量の負債の返済は、金によってのみ可能である、という最後通牒の発行の背景になっています。これらのまだ明らかになっていない進展が、闇のカバールにとっての早めの”ハロウィーン”と も言うべき事態を創り出すものと思われます。一方、種々の世界的に知られた、及び闇の金地金供給量は増加し続けています。

この金、銀地金の膨大な量の消失は、世界の認可通貨が直面している危険な状況をさらに悪化させています。上述したように、脆弱な経済の膨大な損失が今表面化し、真の価値を持つ貯蔵金地金による支払いが求められていますこの協調的な縮退は認可通貨システムの大型崩壊の原因になろうとしています。この事態に携わっている者は、この劇的な展開の結果をよくわきまえています。しかし、この巨大な負債と乱発された金ベースの借用証書は、今、返済の要求に直面していて、統治体の変化と新しい世界的な金融システムの制定が差し迫っています。この世界的な問題に対しての解決策として提案され、しかも完全な準備が済んだ状態にある世界的な新しい金融システムは、闇のカバールの支配下では実行が不可能ですこの山のような負債は彼らが自ら創りだしたもので、彼らの没落の引き金となることは避けがたいことです。世界的な財政の状況は、急速に悪化していて、西側の料理の手を加えた統計に基づく誤まった楽観を、全く意味の無いものにしています。この加速的な変動も、私たちの聖なる連合による新しいシステムの突然の導入のきっかけになるのは、明るい一面です。

これらの逆モーメントは急速に表面化してきています。公には、全てが通常通りで、ある形の回復が可能であるとして、うわべだけが取り繕われています。実際には、これは人気取りに過ぎず、真実は逆です。 変化のカードを手にしている光の者たちは、今活発にゲームをしています。このことは私たちの連絡要員が確認していて、崩壊が近いとの報告を受け続けています。闇の政府を新しい政府に替えようとのプランを推進している者は、この変化の宣言が間近であるとの確信を深めています。これに従って、私たちはアガルタ(光の地下都市)のいとこたちの作戦に協調している地上要員に社会の人たちがパニックに陥らず、むしろこれから起きる喜びを見るようにとのカウンセリングの準備をするよ うに指示をしました。世界は裏切りと闘争の領域から、人々の声を聞き、それに従って行動する統治が行われる場に変わることでしょう。新しい金融システムは、全ての人に救いの手を差し伸べ、繁栄をもたらすように設計されています。それにもかかわらず、これは私たちの存在の公式なデスクロージャー宣言を含む、すばらしい変革の単なる前ぶれに過ぎません。
これから先のイベントは、世界が闇のカバール(陰謀グループ)の支配から離脱する最後の動きになると確信しています。この変化を不可避なものにする位置に条件が固定されつつあります。私たちはこのシフトを可能な限り容易に、円滑に実施するように意図しています。私たちは、この結果を妨げようとするあらゆる脅威を退ける能力と技術を用います。闇のカバールは、私たちが実行していることをよく知っており、結末の変更をもたらす力がないことも知っています。ですから、私たちはなぜ彼らが瀬戸際のストレス一杯のゲームを続けているのかが十分にはわかりません。闇の組織のあらゆるレベルにいる私たちの連絡要員は、この現実に携わっている者たちの恐怖とパニックの大きさを報告してきています。私たちは闇の者たちの企てが実らないように監視しています。彼らの恐怖は、疑いもなくアヌンナキと共有していた長い間の不安の歴史と、彼らとの間の経験に由来していて、彼らが犯した犯罪に対して加えられる実際の懲罰を恐れているのです。私たちはこの誇張された関心を吹き払うように働きかけています。

ナマステ!私たちは次元上昇したマスターです。私たちはニュースを携えています。現在、世界では、光と闇のカバールの戦いがクライマックスに至っています秘密の聖なる社会と、世界の闇のカバールからの解放を真剣に望んでいるその中のグループ、及び個人は力を合わせて、この現実を打ち壊すための一連の法的な令状を用意しました。第一段階は、東西両方の古くか らの血統から出ている多くの聖なる古老に、彼らの好みに応じて指令を発してもらいます。この指令は、闇のカバール(陰謀グループ)の放逐についての法的な前例を設定します。現在の世界の法的システムは、ローマ法と古代種族の慣習法に基づいていて、これらが、現在の制定法の世界的なシステムの基礎になっています。このことは、古代の制定法の合法性のまさに核に基づいている者が、世界の統治体の変化を支持することを意味します。

世界の経済システムの差し迫った崩壊と共に、このわくわくするような進展が、カバールの長引いている支配を終わらせることになります闇のカバールは、この制度を用いて法王に対する闇の支配権の授与の合法性を確立したのです。その効果として、法王の現世支配に対する合法性の基礎が排除されます。実に、全ての国家の正当性の基礎の宣言が危うくなっているのです。この見かけ上、単純な作戦は、いま闇のカバールが数多くの権力の中心から離脱する時である印です。闇のカバールは、今まではこれを無視するように努めてきましたが、この脅威があるという事実には、注目せざるを得ないはずです。私たちは今、経済、財政、法令などいくつかの前線でカバールに対して猛攻を加えており、この戦略が世界に数千年にわたって存在してきた恐怖の支配を迅速に終わらせるものと確信しています。

その結果、世界中で非常に多くの法廷闘争が行われているのが見られるでしょうが、その一部は私たちが起こすものです。驚くべき量の負債が、カバールの死刑執行者になっています。新しい統治体に代わると、実際は、この負債は法的に解除されます。カバールは世界の国々を威圧する為に負債を利用し、耐え難く、拘束的な、一方的に増すばかりの暴虐を作り出すように企てられた過酷な緊縮策を要求しています。AEONの聖なる指令では、しばしば、今が行動の時、新しい光の王国の実現の時であるとしています。私たちが行っている ことは、天が私たちに指令したことを実現することです。私たちの関係者たちは、集まってカバールとその不正な構造を打ち砕き、完全意識と全ての者のための新しい現実に向けて動く準備を進めています。

今日は、制約がある中で、世界の情勢についてできる限りの情報をお伝えしました。銀河連合は、世界の遷移を支援するためにここに来ています。進行中の豊富な事象をよく考え、ガイアとその表面に住む人間のための新時代をもたらそうとしている者を支持してください。親愛なる皆さん、無限の供給が行われ、終わりの無い天の繁栄があなた方のものであることを知ってくださ い。そうあれ!セラマト・ガジュン!セラマト・ジャ!(シリウスの言葉:一つのものであれ!喜びのなかにあれ!)

有)宮崎正弘事務所 [メルマ!:00045206]
宮崎正弘の国際ニュース・早読み(日本企業の暴動より深刻)
2012109 22:02




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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年10月10日(水曜日)
        通巻第3782号  
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 反日暴動は終わったが、鴻海精密工業の中国工場は暴動の最中
  労働現場を魅了する麻薬「毛沢東に帰ろう。あの時代は平等だった」
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 シャープをのみこむ筈だった通信器機部品メーカーの暴れん坊、鴻海精密工業は息切れを見せた。鴻海の子会社が中国の富士康(フジコン)である。

 先月末の山西省太源での二千人暴動につづいて、河南省鄭州の工場でも600人が暴動を起こした。一人が死亡したという情報も飛び交っているが、鴻海の中国現地法人「富士康」は「暴動は起きていない」と否定している。
 数ヶ月まえに成都の工業でも千名がストライキを起こした。
 二年前には深せんの工場で12名が連続して飛び降り自殺した。

 世界に新聞は「奴隷工場」「軍隊式スパルタ訓練」「全寮制」「夜間外出も出来ず、長時間労働がきつい」「毎月二万人がやめ、あの会社の人事部はハローワークより忙しい」「要するに人海戦術にたよっているにすぎず、成都の暴動の原因は日本からロボットをいれたから」等々、情報が入り乱れて、真相はわからないが、ふたつほど明らかになってきた事実がある。

 第一に労働者の間には富裕層を嫉妬して「毛沢東時代が良かった」として、薄煕来の実験した「重慶モデル」を支持するとさえ言う。
 「毛沢東時代は貧困だったが皆は平等だった」。

 第二は金持ちが政治家を兼ねるようになり、しかも金持ちがカネを持って外国へ逃げ出している。
 飲料メーカーの大手、「ワハハ」の会長が、世界で23位、中国国内の長者番付の第一位に輝いたが、かれは全人代委員二期目である。個人資産126億ドルという。
 全人代のうち70人が中国財閥百傑にはいる金持ちであり、合計で898億ドルの資産を持つ。
 全米の政府高官660人の資産合計は、ちなみに75億ドルである。

 英国の有名コラムニストで『中国が世界を支配する日』を書いたマーチン・ジャクエスは中国が世界新秩序をつくるかのごとく予想したが、その予測は外れそうだ。
    ◇
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読者の声  DOKUSHANOKOE どくしゃのこえ 読者之声
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   ♪
(読者の声1)英語で「尖閣問題」について、私が説明した内容をYouTubeにのせましたので、国の内外を問わず、皆さんの広い人脈で拡散にご協力願いたいと思います。
China Invades Japanese Senkaku Islands 【Gemki Fujii 藤井厳喜】
 是非、上記の動画をご紹介ください。また日本語字幕をつけたものバージョンは、追って、完成の予定です。
 (藤井厳喜・国際政治学者)



  ♪
(読者の声2)貴誌3780号に「ソンミにある虐殺博物館。韓国軍によるベトナム民間人大虐殺の展示」の投書があり、サイトも紹介されています。
そのうえで、「宮崎正弘のコメント」として、「『歴史通』の記事では、およそ30万人のベトナム人が韓国猛虎部隊で虐殺されたとあります」と続きますが、この詳細を知りたいのですが。
 (YS生、国立市)


(宮崎正弘のコメント)雑誌『歴史通』(ワック)の11月号です。同誌の158pに南郷大さんが「ベトナムの村は阿鼻叫喚 韓国海兵隊、青龍部隊の残虐」として詳しく書かれていますので、そちらをご高覧ください。



  ♪
(読者の声3)前々号の貴誌に宮崎先生がニューヨークへ行かれてニクソン元大統領と独占インタビューされておりの記録が二十八年ぶりに公開され、非常に興味深く拝見しました。
それにしても、米国特派員だって大統領、元大統領とインタビューした人はきわめて限られており、やっぱり宮崎さんの人脈の広さと行動力をあらためて感心しました。
 内容も簡潔ながら多岐にわたり、きわめて示唆的で、本質を突いていると思いました。
   (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)まもなく写真付きで小生のHPにアップします。



  ♪
(読者の声4)ノーベル賞騒ぎが起きていますが、つぎの「文学賞」は日本人作家のムラカミハルキが確実な由、しかし彼は左翼思想、大江健三郎の系列にはいると解釈されますので「これが日本文学か?」と世界から誤解されるおそれが高いのでは?
村上は朝日新聞に寄稿して、領土問題で騒ぐのは「安酒に酔う」に似ているなどと頓珍漢なことをいっております。
  (夕陽)


(宮崎正弘のコメント)朝日新聞を講読しておりませんので、村上発言を正確に引用できませんが、「攘夷的ナショナリズムは安酒の匂いがある」とか、なんとか、書いたんでしょう?
 中国が書店から日本人作家の書籍を排斥するという暴挙をみて、言論封殺の批判ですが、同時に日本の保守系市民団体なども攘夷派と一括して、批判しているのではありませんか?
 しかし現状認識が古いですね。中国軍の宴会で振るまわれるのは安酒ではなく、中国で一番高いマオタイ酒ですから(笑い)。



  ♪
(読者の声5)貴誌前号の記事中「米議会報告書、中国の華為技術とZTE製品を米国は買わないようにーースパイ行為の懼れが高く、通信データと高度技術が漏洩する恐れ」にある議会報告書は以下で公開されています。
"Investigative Report on the U.S. National Security Issues Posed by Chinese Telecommunications Companies Huawei and ZTE" Oct 8, 2012、Permanent Select Committee on Intelligence、U.S. House of Representatives

以下は 9月 13日に開催された公聴会ビデオ (YouTubeへのリンク) のようです。
Investigation of the Security Threat Posed by Chinese Telecommunications Companies Huawei and ZTE、Sep 13, 2012 10:00am 
ご参考になれば幸いです。
  (TO生)



  ♪
(読者の声6)貴誌年10月9日通巻第3781号で、東海子様は、「吉田首相が朝鮮戦争直前の1950年急遽来日したダレス長官の再軍備要請を断った」
その真意として、「それは吉田は直後に始まる朝鮮戦争に新日本軍が国連軍名目で突っ込まれることを恐れたからといいます。(奇襲の情報があった)米国は吉田に常備軍の規模として戦前を10万人上回る30万人体制を要求しました。この10万が朝鮮戦争用と考えられます」
とのべられ、吉田の再軍備拒否を肯定的に評価しておられるようですが、私は同意できません。
わが国が朝鮮戦争に加担し得ない理由は、他に正論をもって主張すべきであったと考えるからです。東海子様のいわれるように、開戦前の奇襲の情報に基づいて断ったのならば、なおさらのこと、その時点では、ヌラリクラリと返事を先延ばしすべきところだったでしょう。
その「正論」とは、下記の通りです。
そもそも、朝鮮半島が南北に分離対立したのは、ポツダム宣言に引用された「カイロ宣言」の「(米中英3国は)朝鮮ノ人民ノ奴隸状態ニ留意シ軈(やが)テ朝鮮ヲ自由且独立ノモノタラシムルノ決意ヲ有ス」という怪しげな規定を根拠に米ソが分割占領し、勝手に独立させたことによるものである。
朝鮮国を独立させるのならば、対日講和条約の決定もしくは主権回復後の日本と独立すべき朝鮮国との間の条約によって、日韓併合条約に基づく状態を終了させて実現すべきものである。そのような手続きを経ない南北兩朝鮮韓の対立と戦争は、わが国からみれば、連合国同志の内紛のようなものでしかない。朝鮮戦争にわが国が関与し、米韓に加担し戦う筋は全くない。わが国が再軍備しても、米軍の要求を受け容れる筋は全くないのである。
このような主張を堂々とすべきだった、というのは、当時の状況からすれば吉田にとってやや酷な要求かも知れないが、正論を主張し、また、独立国に必須な再軍備のチャンスを逸した誤りは、明確にしておかなければならない。
この機会を逸したことが、今日の竹島問題や慰安婦問題にも繋がっている。
結局、米軍は、国連軍として北朝鮮及び中共軍と戦うことになるのだが、そのことは、被占領国にして国連未加盟のわが国は国際法的にも朝鮮戦争に参加し得ないことを裏付けているといってよい。
また李承晩は、日本軍が来るならば、北朝鮮とともに日本と戦う、といったそうだから(片岡鉄哉『さらば吉田茂』=『日本永久占領』による。)、そもそも日本の参戦は不可能だった。片岡鉄哉氏は、同書で、ここで日本が参戦していれば、海外派兵のできる普通の国になっていた、と述べているが、そこまで考えるのは無理だろう。
とは云え、政治的に米韓側を支援するのは当然のことであり、米軍の抜けたあとの自国防衛のために、(警察予備隊ではなく、若しくは警察予備隊とは別に)国軍をつくるべきときだった。
なお米軍(国連軍)の後方支援を(非公式に)行うこと、また実際に行われた機雷除去などは、妥当なことだったと思う。
東海子様のいわれる趣旨は、ここで反論したようなものとは違うかも知れないが、日頃考えてきたことを述させていただいた。
(東埼玉人) 



  ♪
(読者の声7)あるブログにでた藤岡信勝先生のノーベル賞への見解です。
 「(引用開始)ノーベル医学生理学賞が、iPS細胞の研究で有名な京都大学の山中伸弥教授に授与された。当然の流れだが、自然科学分野における日本人の実績に比してノーベル賞の受賞者は非常に少ない。しかし、戦後はまだましで、戦前は徹底的に差別された。そのことについて、私が代表執筆者として関与した『新しい歴史教科書』(自由社)は、明治期の「近代文化の形成」という単元で次のように書いている。
 『東京帝大に外国人教授が着任してからわずか十数年後、日本は早くも世界的な科学者を続々と生みだした。北里柴三郎はジフテリア、破傷風、赤痢の血清療法を発見して世界的に名をはせた。しかし、1901年の第1回ノーベル生理学・医学賞を受賞したのは、彼の協力者のドイツ人だった。白人優位主義の欧米科学界は、日本人の業績を公平に評価できなかったのである』(198ページ)
 同じページには、高峰譲吉(タカジアスターゼをつくる)、志賀潔(赤痢菌を発見)、大森房吉(地震計を発明)、木村栄(緯度の変化の研究)、長岡半太郎(原子模型の研究)、鈴木梅太郎(ビタミンB1の発見)、野口英世(黄熱病の病原体の研究)の名前が年表の形で列挙されている。いずれもノーベル賞に値する研究だが、誰一人として与えられていない。
 日本人として初めてのノーベル賞は、敗戦後の1949年に湯川秀樹(中間子理論の研究)に与えられた。「国民に大きな希望を与えた」(260ページ)と『新しい歴史教科書』は記している。ひところ、理論物理学は紙と鉛筆だけで出来るから研究費の少ない日本人にふさわしい分野なのではないか、などという解釈もおこなわれたが、そういう問題ではない。はっきり言って、人種差別の問題なのである。
自然科学分野における日本人の才能と実績について、中学生は正確な知識を与えられるべきだと思う』(引用止め)。
  この見解はすぐれて正論だと思いますが、如何に?
    (TY生、さいたま市)


(宮崎正弘のコメント)もう一つは情報不足、というより日本人の宣伝下手に起因すると思います。ノーベル賞選考委員会で、1967年から68年にかけて、三島由紀夫が本命視されたときも選考委員会では「あれは左翼だ」という議論があったとか。川端康成も初期に拒否されて理由は『翻訳が少なすぎる』というものでした。



  ♪
(読者の声8)家村中佐の兵法講座 -孫子と闘戦経を表裏で学ぶ- 戦(いくさ)を知り、真の平和を学ぶ!
戦の本質を理論的に鋭く突いた優れた兵法書『孫子』十三篇の原著者は、春秋時代の呉国の軍師であった孫武であると言われています。また『闘戦経』は天地自然と共に生きてきた日本人が、全ての戦いを「詭道」とする『孫子』を補うために生み出した兵法書です。
『孫子』と『闘戦経』の二大兵法書を表裏で学ぶことこそが、日本人に最も適した兵法の学習方法といえましょう。
本講座では、『孫子』を機軸にしながら『闘戦経』の関係箇所に触れ、戦史上の著名な戦いを紹介しながら、軍事に関する基礎的事項を具体的に解説いたします。
演題: 『孫子「地形篇・九地篇」と闘戦経の教え』
日時: 平成24年10月14日(日)13:00開演(15:30終了予定)
場所: 靖国会館 2階 田安の間(東西線、半蔵門線、都営新宿線:九段下駅1番出口)
講師: 家村和幸(日本兵法研究会会長・元2等陸佐)
参加費:1,000円 (会員は500円、高校生以下無料)
下記のテキストは、参加者ごと事前に購入(必携!)
『新訂 孫子』金谷治 訳注(岩波文庫) 
『闘戦経 武士道精神の原点を読み解く』家村和幸編著(並木書房)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp  
    FAX 03-3389-6278  (件名「兵法講座」にてご連絡ください)
    なお、事前申込みがなくても当日、受付けます。 
以下の参考資料もつとめてご持参ください。(会場でも販売いたします。) 
『図解雑学 名将に学ぶ世界の戦術』家村和幸著(ナツメ社)
『戦略・戦術で解き明かす 真実の「日本戦史」』同上(宝島SUGOI文庫) 
『戦略と戦術で解き明かす 真実の「日本戦史」戦国武将編』同上 
(日本兵法研究会 家村和幸)

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(1)「中国バブル破裂地帯をゆく」(『新潮45』、11月号、10月18日発売)
(2)「もっとも効果的な中国制裁は通貨直接取引の停止だ」(『正論』11月号、発売中)
(3)「反日暴動の背後にある権力闘争」(『WILL』11月号。発売中)
(4)「遼寧省紀行 大連、丹東、瀋陽」(『エルネオス』10月号、発売中)
(5)「日中国交回復四十年 周恩来、トウ小平、江沢民列伝」(『臨時増刊 正論エクストラ18』、発売中)
(6)「中国の軍艦が尖閣にやってくる」(『撃論』十一月号、発売中)
(7)「台湾の反日漁船の黒幕」(『月刊日本』11月号、23日発売)
(8)「大川周明 亜細亜の夢を読んで」(『世界と日本』10月25日号)

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『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2012 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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火曜日, 10月 09, 2012





この情報のほとんどは、経済界深くにいるソースからのもので、世界的な経済システムの再構築に関するものである。これはこのイベントの開始の日からの実際の作戦の一部である。

リセット
第一日
FRBに対する圧力が臨界に達すると、FRBはその詐欺的な運営による負債を返済するよう迫られる。FRBは負債を返済する資金を持っていないので、破産に至る。これが連鎖反応を引き起こし、BIS、IMF、世銀、及び世界中の中央銀行も破産する。

市場に見られる極度の脆弱性が世界中の証券市場を破壊させる。ニューヨーク証券取引所を含む証券取引は停止する。オプション、クレジットデフォルトスワップなどのすべての金融手段は、無に帰す。

全ての裏口座は閉鎖され、無に帰す。カバールのすべての公共銀行口座は捕捉される。全ての差し押さえは凍結され、公共及び私的な負債である、住宅金融、ローン、クレジットカードによる借金も同じである。

第二~第七日
銀行は閉鎖され、不安と混乱が渦巻く。ビジネスのうち、一時的に閉鎖されるものも出てくる。あるものは継続して現金を受け入れるが、他のものは金貨あるいは銀貨のみを受け入れる。クレジットカードは、システムが消滅するので受け入れられない。流通チェーンには、あまり大きくは無いが問題が生じるので、食料とガソリンを備蓄しておくのが賢明である。

再建
イベントの約一週間後
流通チェーンには、依然として軽い問題が残っている。
新経済システムが導入される。これは山下ゴールドに裏打ちされている。このゴールドは、今は開示されてない場所に保管されている。山下ゴールドは、開かれた市場で取引される。USドル、英ポンド、スイスフラン、日本円、中国元のような通貨バスケットが新しいシステムの基礎となる。

FRBとの関係が強くない銀行で、破産しなかったものは、再開されるが、金利を取ることは許されない。これらの銀行の取引は、大衆に対して完全に透明なものとなる。証券市場は、再開されない。
通貨交換率の再評価が行われる。これは種々の通貨の間の交換率の変化を意味するが、劇的なものではない。交換率は、国の生産性の真実の姿に近づく。イラクディナールの価値は、多くの人の思惑に反して、あまり高くはない。FRBの紙幣、ユーロ、他の紙幣は、数ヶ月後に消滅し、新しい通貨が流通するまでは、広く受け入れられる
公正なビジネス契約と世界的な責任は有効に維持され、尊重される。カバールとの犯罪や詐欺に関わる取引は、抹消され、無に帰す。

数週間のうちに、
多国籍企業は、株の買い戻しを余儀なくされるので、破産に至る。これらの企業の健全な部分はその本来所属する国によって国有化される。
世界的決算基金が導入される。この基金は、ポジティブな軍からの70兆ドル、白竜会とテンプラーグループからの100兆ドル、抵抗運動からの120兆ドル、及びサン・ジャルマントラストからの10兆ドルからなる。世界決算基金にはカバールのあらゆるお金と資産も含まれる。

世界決算基金は、多くの目的のために用いられる。まず、全ての世界中の国家、公共及び私的な負債は返済される。その後、全ての人々には、かつてのカバールによって行われた犯罪と詐欺の全てに対する補償金が支払われる。その後豊穣ファンドが開設され、人間性の回復、環境の改善、新技術プロジェクトのための裏づけとなる。サン・ジャルマントラストの一部は直接ライトワーカーに行き渡り、残りは、ファーストコンタクトに関係するプロジェクトに使われる。 
Translator: Taki

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年10月8日(月曜日、祝日)弐
        通巻第3781号  特別増刊号
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(特別版 一挙掲載)

日本は「巨大なインポテンツ」だ
  リチャード・ニクソン元大統領、おおいに語る
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 (編集部より註) この独占インタビューは1984年、いまから28年前にニクソン元大統領の特別の好意によりNYの連邦ビルにあった「ニクソン事務所」で行なわれたものです。
当時、宮崎正弘がニクソン大統領の『リアルピース』の日本語版刊行に際して、翻訳を担当し、その序文代わりに補足的なインタビューを思いつきました。
収録にあたっては宮崎がニューヨークへ行き、84年4月6日、レーガン訪中の直前という慌ただしい空気のなかで、ニクソン氏自らが時間を延長するほど熱の入ったものとなりました。
なお、内容は28年前の世界情勢を踏まえての分析、予測ですので、なかには外れたものもあり、或いは予言のような発言もありました。この分を割り引くにせよ、ニクソンがいかに鋭利な感覚で世界情勢を観察していたかがわかります。
今日の日本を取り巻く情勢、世界の動きを判断する基本構造、本質的なものの考え方がわかり、28年後の再録は有益と判断したのです。

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▼「西側同盟」とはいったい何か
 
宮崎 最近、閣下が書かれた著作はすべて欧米では大ベストセラーになっていますが、この『リアル・ピース』はたぶん日本国内に限っていえば回想録をのぞいて最初の翻訳本になると思います。この本の前に書かれた『リアル・ウォー』より一足先に日本の出版市場にお目みえする予定です。

ニクソン そうですか。それで日本語版への序文の替りに、あなたがわざわざニューヨークまでインタビューに来られたのですね。
この機会を利用して日本の読者の皆さんに私からメッセージを述べてみたいと思います。
というのもこの本はやゝ短い文章なので、米ソ関係を中心にカバーしてありますが、日本に関しては「NATOと日本」と題した西ヨーロッパ諸国と結合した章で少しだけ論及しただけですからね。だからあなたの趣旨はよく了解しました。どうぞ質問を始めて下さい。

宮崎 早速ですが、この本のメインテーマとなっている「西側同盟」について最初にお伺いしたいと思います。
閣下の定義では「西側同盟」(というのも日本もその一員のはずですから)とは一体どのような種類の同盟なのでしょうか? 
軍事同盟なのでしょうか? それとも単に経済的な共同体と考えてよいのでしょうか?
なぜならこの議論は現在日本でたいへん大きな論争になろうとしておりますので……。

ニクソン まず私たちがその議論に入る前に了解しておかなければならないことは、米国と日本との同盟関係の存在です。日米は二国間の「日米安全保障条約」で結ばれています。もちろん米国はNATO条約で西ヨーロッパの同盟国とも結ばれております。
私が考えている「西側同盟」とは米国、日本、西ヨーロッパの、もっと密度の濃い同盟関係です。
たとえ現在の日米間、欧米間の条約関係とは異なるとしても、いまこの二つの同盟で結ばれた西側諸国は共通の難題を抱えています。それはいうまでもありませんが、目前にあるソ連の脅威です。日米同盟が目的とするところはアジア地域に於て同盟関係を維持、強化しながらソ連の脅威を抑止することにあり、NATOのそれはヨーロッパ地域でのソ連など侵略主義勢力の抑止です。
しかしソ連の脅威はこれらの地域を越えて進んでおり日本と西ヨーロッパがそれぞれ米国と共同しながらも単独で脅威に対処するという従来の姿勢では時代に適合しなくなってきました。これから日米欧がなさなければならないことは限定された地域を越え、世界全体を見なければならないことだと思います。

第二に軍事的側面について考えなければなりません。日本には憲法の制約があり、十分とは言えない防衛力しか保有していないことを私たちはよく承知しています。しかも日本の防衛費はGNPの一%を越えてはならないことになっている。
もちろんこの後者の制限は法制化されたものではなく政治状況によって定められたものであると私は理解しておりますけれども、広く一般的に日本社会では受け入れられていますね。
現在のところ日本は軍事的に主要な役割を果たすことは出来ません。周辺海域の防衛だけをみても日本は(米国に国の安全保障を)依存しています。
NATO諸国も基本的に防衛を米国に依存しているとはいえ、NATOには軍事的な能力が備わっています。その能力は日本とは比べものにならないほど高い。

宮崎 それは仰る通りです。しかし日本でも近年、大変真剣な防衛論争が起きております。強い防衛を主張している知識人もいますがこの動きは米国に伝わっていないと思われますが……。

ニクソン 米国へ依存する以外に、今のようなソ連の脅威を前にして日本が生き残ることは出来ません。
まず日本には核戦力に対応できる能力がありませんから。イギリスとフランスはこの能力を持っています。ただし英仏両国の核兵器は攻撃用ではなくあくまでも防衛用としてであります。
つぎに経済的に後退期にある環境で、日本の首相が勇気をもって決断し防衛費を増大したことは尊敬に価することであると思います。それを実行するときの政治的な難しさは私も十分に理解できますからね(笑)。

▼日本は核武装は出来ない

ニクソン しかし日本は可能な限りの努力で防衛費をもっと増加すべきなのです。とくに通常兵力に関していえば、日本の陸上兵力はかなりの規模といえますから、それに信頼に足るだけの能力を備えさせるべきですね。(戦略的にいえば)日本は核武装へは進めない。
私はその事実を実感しています。

宮崎 ただし日本にはその潜在能力はあります。
ニクソン 日本は核を持とうとすれば実に早急にそれが出来る能力があることを私も認めます。
でも日本の国民感情などを考慮すると日本が核戦力を持つことは不可能でしょう。しかし通常兵力に関しては、今日、日本は充実をはかる時代に来たのです。顕著なほどの通常兵力の増大と能力の拡充を日本ははかるべきときだと思いますし、日本にはその必要性があると考えています。
第三の側面が経済の分野ですね。この領域では全ての西側諸国の協調と発展が必要であることは言うまでもありません。日米欧は経済力の競争をしなければならない反面、この巨大な経済のパワーを一緒になって行使し共通の政策をとはらなければならない段階に来ています。

宮崎 そのことは本書のなかでも閣下がとくに強調されている点ですね。それでは具体的に「経済力行使」とはどのような意味を持つのですか?

ニクソン とくに私が強く主張したいことは(シベリアーパイプラインのときのように)対ソ経済政策を西側がバラバラでやっては意味が無いということです。私たち西側の経済力はソ連圏の三倍ないし三倍半かそれ以上あります。これを有効にムチとニンジンとして活用し、ソ連の風向きを変えなければいけない。それこそが日本を含めた西側全体の共同作業が必要な所以なのです。そしてソ連の悪い振舞いを西側の経済力行使によって制止できると私は確信しています。
ところが現在、西側はせっかくのこの繁栄した経済パワーを対ソ政策の手段として用いていない。
ちょうど「インポの巨人」のような状態となっている感じがします。
インポテンツだという理由は、西側各国がひとり勝手に行動をしているからです。私は米国と日本と、そして西ヨーロッパが一緒に束になって近い将来に団結でき共通の対ソ経済政策をとることが出来れば、たとえばアフガニスタンのような事件が世界の何拠なる場所で起きても効果的な措置がとれると信じています。
しかし西ヨーロッパは米国とあまり協調していないし、日本の一部も単独行動にでている。「ビジネスはビジネス」だと彼らは言ってますね。日本の場合、そうはいってもヨーロッパ諸国に比較すればずっと協力的ですけれども。

さて日本のことをもっと追求してみましょう。
典型例はペルシャ湾の問題です。とくに日本は世界中のあらゆる国々に関心がある。日本の工業生産には原料を必要とします。就中、石油は日本が一番多くペルシャ湾の石油に依拠しています。ヨーロッパもかなりの依存率ですが四〇%程度、米国の対中東石油依存はわずかに五%以下です。つまり中東の行く末に一番死活的な関わりを持つ国は、日本なのでしょう?
だからといって(一部の人々が指摘しているように)、日本がペルシャ湾まで軍事的にでていき、軍事的な役割を果たせるとは考えられません。同時に私は日本にはそれは出来ないと信じています。予想できる限りの将来において日本が軍事面でできることは、通常兵力レベルでの充実と発展という防衛努力です。
ところが日本には経済的なパワーが備わっている。日本はこれを行使できる。行使するべきです。幸いにも中曽根政権とレーガン政権は十分に理解し合っており、日米両国間の協調は進んでいるというのが現実ですね。

▼日米安保は改定されるべきだ

宮崎 日米間には二国間条約である日米安保条約がありますが、副大統領として来日されたときに初めて日本の再武装を公式にブチあげた閣下としてはよく御承知のようにこの条約さえ多くの規制があり条件があります。
もし日本がこうした新しい国際環境に対処してゆこうとするなら、現行条約下ではあまりにも規制されすぎ、条件が不十分であり、この安保条約をもっと双務的なものに改正しようと元内閣総理大臣の岸信介氏、加瀬俊一元国連大使などが中心となって「安保改定百人委員会」が誕生しております。
閣下はこのような双務的な日米安保条約への改定という考え方に賛同されますか?

ニクソン 私は多くの著作のなかでも明言してきましたが岸元首相を高く尊敬しています。日米安保条約の改定を私は支持しています。
私はたぶんあなたの生まれる前から岸信介氏とは交際があるのです(笑)。私は吉田茂、岸信介、佐藤栄作、そして現在の中曽根首相を高く評価しているものです。そのことは前作の『リアル・ウォー』や、とくに吉田茂さんについては『指導者たち』のなかでも書きました。彼らは優秀な指導者で、そして世界的な視野に立つ政治家です。

宮崎 いまお話のでた『リアル・ウォー』(文藝春秋より後日刊)も米国では大ベストセラーになりましたが、日本では抄訳が雑誌に紹介されただけで単行本としての翻訳は未だ出ておりません。
ただ私は英語版で拝読しました。たいへん力強く簡潔な文章で感動して読みました。閣下はとくにそのなかで「日本には核武装の能力があり、決意さえすれば明日にでもそのオプションを保持している」と書かれておられましたね。

ニクソン ええ、そうでしたね。もちろん私は日本人の戦争観、とくに核兵器に対しての特殊な感情を十分に承知しております。それは理解できることです。
しかし核兵器に反対する平和グループは米国にも西ヨーロッパにもあります。
私は日本の核保有は非常にセンシティヴな問題と考えておりますし、なんといっても日本人の心理状態が第一のことでしょう。
しかしもっと長期的な将来、もし世界のバランスが今以上に激しく崩れたとしたら、そのときは日本が核戦力を保有する必要性がでてくるかも知れませんね。一般的にいっても最近の日本人の若い世代の考え方は変わりつつありますし、私には良いことだと思えます。
いまの日本は軍事的にではなく世界的規模での役割を果たせる能力をもっています。西ヨーロッパのたとえばベルギーやオランダのような国々とは違って日本は防衛費を増大しても経済がそれに耐えることができます。彼の国々には出来ません。それゆえ私は繰り返し強調するように日本は通常兵力を充実するべきなのです。

日本は外交方面でも顕著な役割を果たすべきですが、私の言いたいことはこうです。
シンガポールのリー・カンユー首相は一九六七年に意味深長な発言をしました。日本についての発言でしたが「いまや世界には巨大な木々がある。一方でその木々にまとっている″つる草″の国々がある。巨大な木々とは米国、日本、中国、ロシアそれに西ヨーロッパである。ブラジルのような国々はそうなる潜在力があるけれども病んでいる。一方で基盤の弱い国々がある」と語りました。
リー・カンユーはそう言ったあとで「日本は世界的規模でもっと大きな役割をなすようになるだろう」と言い、「日本人は偉大な民族であり、日本人は満足しようとして行動を起こしているわけではないし、そうすべきではないが、トランジスタラジオを作ったのち、他の消費者物資を生産するのに成功した。彼らは巨大な利益のためばかりに励んでいるのではない。でも巨大なお金持ちになった。今世紀中には米国の富に迫るまでになろうとしている。なのに今のところは世界の政治舞台では活躍したくないと言っている」
と(リーカンユーは)続けて言いました。
日本の見地からみれば、日本は現状に満足しているわけではないでしょう。しかし世界的見地からすれば既に日本は、「インポの巨人」です。

宮崎 では日本はどうあるべき、どんな行動をとるべきとお考えですか?
ニクソン 日本が出来ること、なすべきことの第一は、西側とくに米国と共同してその大きな経済力を行使することです。この経済力レベルでの努力は西ヨーロッパ諸国にも希望したいところですね……。
第二に、日本はこれを重要な潜在的軍事力とを結合させることだと思います。表面にでた努力だけではないということです。

宮崎 関連して質問したいのは、本書(原書の67ページ)で閣下は「ヨーロッパが経済力と軍事力を有するという理由だけで米国が必要だというのではない。ヨーロッパには頭脳力があるのだ」と書かれておられます。
ところでこの「頭脳力」を日本にも期待されておられますか(笑)? 
もちろん日本人の政治感覚は国際的常識とは少し違うところがありますし、東洋の伝統と欧米では一致しない点も多くありますけれども・・・?

▼日本のブレーン・パワーヘの期待
 
ニクソン そう、それをこれから申し述べようと思っていたところなのです(笑)。
現在の世界は非常に危険な環境にあり、このなかで私たちは真の平和を達成してゆかなければなりません。すべての人々-ロシアの人々、中国の人々も含んで、平和な世界を希求し、そのための進歩に向って歩まなければならないのです。
私のいう真の平和の達成のためになんといっても米国が主要な役割を演じています。しかし米国が一人でこんな大事業をやるには力不足でしょう。あらゆる同盟国が何かを得意な分野で貢献してくれなければいけない。それぞれの立場で、この大事業に参画できるし、また事実そうして協力してくれていますね。
さっきも言いましたが私は日本に多くの友人がいます。政治家としては岸、福田、中曽根の各氏ほか実にたくさんの方々……。皆さんそれぞれが首相や、要職につかれていたときに大きな貢献をしてくれましたし、現在も進行中です。
ただし私たちがベストとして目指しているのは全世界で戦争を抑止し、真の平和を建設することであります。日本は今日までこの方面で高い役割を果たしてきませんでしたし、世界政治ではあまり目立たないことを旨としてきました。
アメリカ国民は日本人が優秀な頭脳の持主であることをよく認識しております。なにしろカリフォルニア州より小さい国土で、石炭がほんのちょっと採掘されるほかは何の天然資源にも恵まれていない。その日本が今日、自由世界で第二位の経済力を身につけるにまで発展してきたのですからね。
しかも今世紀中には世界一になるとさえ予想する人もいる。
いったい日本人に頭脳力がなくて、このような素晴しい偉業が可能であったでしょうか? 
この頭脳力が経済を建設し、発展させ、そして外交政策を決定するのです。経済力は世界的規模での戦略として使うことができます。その戦略を育てるのは人間の頭脳です。

日本は敗戦後に、廃墟から身を起こそうとしたとき「新しい世界」にこれから住もうと決意したはずでしょう。
現在の日本を、単に経済力があるという理由からではなく、自由世界が必要としているのです。ミニマムな防衛力とともに日本の頭脳力を自由世界は必要としているのです。
また日本は白身でも役割を果たさなければなりません。もちろん個々の限界はありましょうが、(世界政治に対する)日本の責任は大きくなったのです。
こういう風に言いますと「私たちは帝国主義時代の日本を悔んでいる。再び日本が大国として世界の舞台にでていったらよくない」と反論してくる日本の知人がいます。私はなにも帝国主義の話をしているのではない。私は日本の世界に於ける責任について語っているのです。この意味で、最近の若い世代の日本人はそんなことを言わない。
ですから私は日本のヤングが好きですし大いに期待しています。もっとも私のような意見はまだ日本の若い人の間では少数派でしょうけれども……(笑)。

▼中国が弱すぎることが脅威なのだ

宮崎 つぎに中国問題を伺いたいと思います。
閣下が大統領のときに米中関係が再開され、その後、急速に日本も日中条約へ、米国は米中条約へと進んだわけですが、現在の日中関係はむしろ米中関係よりも激しい速度と規模で進展しております。
とくに中曽根首相は三月に訪中した際に四千七百億円もの厖大な経済援助を約束してきました。
質問したい点はとくにこの経済援助と関連するわけですが、日本のかなりの知識人は、やがてこの中国援助が或る日、突如として中国の軍事力に転化され、それは結局のところ日本、韓国などアジア諸国への脅威として将来はね返ってくるのではないかと懐疑する声があがっています。

ニクソン 中国が軍事的に発展しえるという観察ですか?
宮崎 そうです。その懸念です。

ニクソン それはあくまでも将来の問題であり、現在の懸念ではありません。
私たちがここで確認しなければならないことがあります。現在の中国が軍事的に弱すぎることが脅威なのです。たとえば中東に於けるソ連の脅威はそれほど日本にはね返ってはいません。なぜならそこでは米国のリアクションを招来するからです。しかし中東への強烈な脅威もまた中国の経済が弱く、中国の軍事力が弱いことにつながり、それは、日本にとっての脅威ではありませんか。太平洋地域での安全を高めるには中国が強くなり軍事的な能力が強化されることが大事なのです。
だから米国も対中国経済援助、とくに技術供与を行なっていますし、日本はもっと多くの対中国援助をしているわけでしょう。私はその増大を強く支持しています。中国はもっと強くならねばならないのです。
日本の対中国貿易は、米中、欧中貿易のどれよりもはるかに巨額でありますけれど、私はもっともっと日中貿易が拡大されようと考えております。
あなたの指摘されたように中国に高度の技術供与を増大してゆくと、将来それは重大な軍事的脅威として日本やその他のアジア地域にはね返るという近未来を私は描きません。中国は近未来に限っていえばそんな超大国にはならないでしょう。

宮崎 では、中ソ関係はいかがでしょう? 再び中ソ同盟という悪夢を説く人が日本のチャイナ・ウォッチャーのなかにも少しおりますが。。

▼中ソの再同盟はない
 
ニクソン ロシアとしてのソ連をみた場合、それは膨張主義の歴史だったと私は認識せざるを得ません。
しかし中国は歴史的に膨張主義の歴史は、例外的な期間をのぞいて無い。例外は中国革命が成功した直後の革命輸出期ですね。この時期の中国は中国式共産主義の拡大、輸出に熱中しましたが、現在の中国はこうした膨張主義をやめています。
またロシア人、中国人を比較してみましょう。中国とソ連が戦争になることを両国は決して望んでいないし、もし両国が戦争を始めればそれは間違いなく世界大戦に直結するでしょう。
一方で中ソ接近により中ソの緊張が和らぎつつある状況をみて、中ソが再び同盟を結ぶ危険性があると主張する人々は日本ばかりか米国にもいますよ。
もし中国がソ連に戻ることがあるとすれば、唯一その事態は中国が西側に失望したときに起るでしょう。日本に失望したときも含めて、であります。
それゆえにこそ日本は中国とのより一層深い結びつきが必要であり、日本が主要な役割を担っているのです。米国も西ヨーロッパも中国との絆を強化してゆかなければならない。中国と西側は経済的な利害関係を確立しなければならない。もし絆を弱め、中国が西側との協力関係に絶望したなら、中国はソ連へもどるしか方法がない。しかし中国はそれを望んではいません。
たとえ中国が共産主義を好もうとも、国家的選択としてソ連との再度の同盟を好んではいないのです。

▼対日「技術封鎖」はない
 
宮崎 日米同盟は枢要な関係であり着実に深化している一方で、日本と米国は現在たいへん深刻な競合をしています。それは先端技術供与、ハイテク戦争の局面です。
今度はその「日米ハイテク戦争」について伺いたいのですが、米国の最近の動きをみておりますと先端軍事技術につながるテクノロジーをどうも米国は日本へ供与しない方向に進みつつあると考えられます。
とくに日本に対する「技術封鎖」政策に傾きつつあるように観察されるのですが、いかがでしょうか?

ニクソン 私はそういう風には考えておりません。どうして先端技術を米国が供与しなくなるのですか?

宮崎 具体的な例を申し述べますと、たとえばlC技術、複合材料などの先端技術ですね。これらは米国の先端軍事技術と汎用性があり、米国の圧倒的優位がある。これを日本の民間企業へも米国が供与するとは考えられない、むしろ輸出禁止政策に向かうように思うのですが?

ニクソン その点について私は確信を持って発言するにはデータがありません。しかし対中国技術供与と同じように、中国が技術先進国となりうるには、今後たいへんな時間を要するわけですね。
日米に関していえば或る程度の競争は避けることは出来ません。しかしこうした競合関係は悪いことではない。健全なものと言えます。
次いで、先端技術供与ですが、もしそれが軍事的な最先端技術であれば米国政府は対日供与をすべきではないかも知れません。それが最新の兵器に結びつくような技術であれば尚更のことでしょう。
しかし一方で、日本が既に開発し刷新してきた先端技術で米国は未だ持っていないものがあります。重要な技術は、それゆえにもっともっと日米間での協力、交流が必要となってきているのも事実です。
だからこの問題では回答は二つの流れがでてくる。

▼ローカル・コンテンツ法に反対

宮崎 次世代IC、第五世代コンピュータに関する技術はとくに日本が米国から欲しがっているものです。シリコンバレーでは日本企業が大いに活躍し、こうした最先端技術の取得に奔走しています。
しかし、たとえばVHSIC(超高密度集積回路)技術などはペンタゴンの予算でペンタゴンの主導のものに開発されているプロジェクトであり、こうした技術を米国は、日本がたとえ同盟国といえども「技術封鎖」するのではありませんか? 
もちろん日本が入手したいと熱望する理由はあくまでも最先端軍事技術ではなく次世代コンピュータ研究開発の競争上からでありますけれども。

ニクソン そうした専門的な分析を私は研究したことがありません。従って技術的分析についての確答は避けたいと思います。
ただ一般的な原則については申しあげられます。私自身はこの問題に対して、たいへんリベラルな見解を持つ者です。
二つのことを現在、指摘できると思います。
第一は米国経済の長期化した不況、一方で日本の非関税障壁などによる貿易上のアンバランスがある。日本の非関税障壁というバリアは米国にない政策です。日米両国はお互いが貿易を拡大し、競争を発展させていかなければならないし、こうした健全な日米の競合関係の拡大は望ましいことでしょう。
もし一方が貿易上のバリアを設けたら競合が生まれず、従って技術的な競争は同じ水準にとどまってしまいます。お互いのために良くないことです。
ですから私は、現在大統領選の(民主党の)候補者の何人かが「ローカル・コンテンツ」などの法案を支持し国内産業の保護主義的政策を提唱していることには反対しています。
こうした政策は間違いであり、たとえば日本の鉄鋼製品を締め出せと言うのはミステイクです。

つまり日本の鉄鋼製品が米国にこなくなると米国の製鉄業界はむしろ技術競合に堪えなくなると同様に、日本がこのような保護主義政策を追従することは日本の技術発展に障害が出てくることを意味します。ただし米国の大統領選挙中は熱い論争があっても、訴える力のある安易な論理の方が横行しがちです。
長期化した不況の期間に考えたことがあります。不況は経済を弱め、弱められた経済力を背景としては外交政策も弱められます。また弱まった経済がむしろ保護色の濃い孤立主義、貿易上の保護主義を生むのです。
これらの考え方は間違っています。
最近米国の景気が回復してきました。同時に保護主義も孤立主義も力を失なって下降していった。これでも明らかなように、経済力が前向きの発展を与えるということですね。そのことであなたのハイテク問題の質問への回答としたいと思います。
最後に強調しておきたいことは、日米関係は今日も将来も極めて重要な関係であり大切に発展させていかなければいけないことです。やゝ簡潔なきらいもありますが、こうしたことでこの本の日本語版へのメッセージとさせて頂きたいと思います。
 
宮崎 長い時間を割いていただき有益なお話を伺えました。有り難うございました。

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(編集部から)この再録作業にはスキャン、文字化などで深井貴子、田村誠・両氏のご協力を得ました。後日、写真、サイン本などを添えてHPにアップします)
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み(米国議会報告 中国の「華為技術」の通信製品は買うな)
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年10月9日(火曜日)
        通巻第3781号  
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 米議会報告書、中国の華為技術とZTE製品を米国は買わないように
   スパイ行為の懼れが高く、通信データと高度技術が漏洩する恐れ
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 10月8日、米国議会報告は中国の通信器機、製造メーカーでエリクソンについで世界第2位の華為技術の製品を、国家安全保障上の理由から、連邦政府、公務員などは購入しないように呼びかける異例の報告書を出した。

 報告書は議会超党派が作成し、共和党のマイク・ロジャーズ下院議員(ミシガン選出)とルペースバーゲン議員(民主、メリーランド州)が共同で記者会見した(ウォールストリートジャーナル、10月9日)。

 同報告によれば、「華為技術ならびにZTE社はハイテク技術の入手ばかりか、通信データが流出する懼れがあり、米国並びに米国との同盟国の安全保障にリスクを与えるからだ」としている。
 
 華為技術は以前からスパイ行為、技術盗用がめだち、米国のインテリジェンス筋が警戒し、数年間追跡調査、慎重にマークしてきた。
しかしながら米国内で280社の部品メーカーから部品を調達し、金額的にも300億ドル。華為そのものの全米13ヶ所に営業拠点を置いて、1800名を雇用しているため議会でも正面からの批判ができなかった。
    ◇
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読者の声  DOKUSHANOKOE どくしゃのこえ 読者之声
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  ♪
(読者の声1)テレビ番組「負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂」に関連して、吉田茂の事績の中で誤解があるので以下ご参考まで。
1.吉田の再軍備拒否の真意と朝鮮戦争:吉田首相が朝鮮戦争直前の1950年急遽来日したダレス長官の再軍備要請を断ったことは事実です。その理由として経済復興優先を述べたことも事実です。
しかし、本音があった。
それは吉田は直後に始まる朝鮮戦争に新日本軍が国連軍名目で突っ込まれることを恐れたからといいます。(奇襲の情報があった)米国は吉田に常備軍の規模として戦前を10万人上回る30万人体制を要求しました。この10万が朝鮮戦争用と考えられます。
そこで危機を感じた吉田は憲法の禁止条項その他を使い、まさに詭弁を弄して抵抗したのです。その中に例の経済復興優先方針がありました。
この建前論は、その後欧米向けに英文でつくられた「日本を決定した百年」の中に記され、それが邦訳され国内で広まりました。ということであくまでも外国向けです。それでも復興したら再軍備をすべきと記しています。
しかし、この経済理由の再軍備拒否論が真意と別に独り歩きしているのが現状です。米国内では日本を1949年に独立させておけばよかったと言う声が起きたそうです。そうすれば日本軍を朝鮮に出兵させることができたからです。吉田の再軍備問題は朝鮮戦争の動員との関係で考える必要があります。

2.米国の再軍備要請方針:なお、米国政府は1953年10月、池田ロバートソン会談で日本の再軍備を要請しましたが池田勇人は断っています。その理由の一つとして、米国の占領教育で日本青年が何が起ころうと二度と武器を取らないように教え込まれたことを上げています。そこで翌11月、ニクソン副大統領が来日し、日米協会の昼食会で、憲法九条は誤りだったと述べました。米国政府が日本の再軍備に反対していると言うのは誤りです。
先日ある米国に詳しい人から、日本に利害関係のない米国要人は日本の自衛を求め核自衛まで必要と考えていますが、利害関係のある米国人は現状維持を望むと言う意見がありました。
米国人は個人的な利害で日本の国防を考えているのです。要注意です。
池田は、会談の最後にロバートソン国務次官補に「日本人が自分のことは自分でしか守れないと気付くには相当の時間がかかるでしょう」と述べました。
その後半世紀以上経過し、今まさにその時が来ています。
(東海子)
 


  ♪
(読者の声2)貴誌前号に一挙掲載されたニクソン元大統領へのインタビュー記録、大変面白く読ませていただきました。
以前、月刊誌『正論』で宮崎先生の写真パノラマが掲載された際、ニクソン元大統領に事務所でインタビューされている写真もあり、その内容が気になっておりました。
今回の記録はニクソンの日本における人脈、極東政策、対ソ政策も含めて、戦後アメリカ外交の局面を理解する上での豊富な内容が盛り込まれており、まさに圧巻でした。
中国が脅威になることはない、という対中認識については現在の観点から言うと非現実的ですが、1984年当時の中国の国力を考えると、さすがのニクソンも今日の中国の膨張は予見できなかったということでしょうか。
今回のインタビュー記録で驚いたのは、ニクソンが吉田茂はじめ戦後日本の保守政治を形作った首相経験者の多くと深い交友関係があったこと、日米同盟が双務性をとり、通常兵器面で日本の防衛力が強化されることへの期待などが述べられているところでした。
  (YS生、多摩市)



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(読者の声3)ノーベル医学・生理学賞に京都大学の山中教授。そのインタビューで、「わたしが受賞できたのは、日本という国に支えていただいて、日の丸のご支援がなければこのように素晴らしい賞は受賞できなかったと、心の底から思いました」と語ったことです。
 この言葉を聞いて篤いものがこみ上げてきました。
素晴らしいと思いました。五輪選手で誰かいましたか?
山中教授のこの発言部分を、あろうことか、朝日テレビはカットして放送しました。なんとお粗末で、反日で、愚劣なメディアがあるのでしょう。
  (UI生、神奈川)
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2012 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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月曜日, 10月 08, 2012


イルミナティ大量逮捕計画は9月~10月に決行か!ペンタゴンのドレイク(陸軍所属)最新インタビュー 中国人民解放軍の思惑とは?

『多くの情報源が、イルミナティ大量逮捕計画は秋に起こると述べています。

米軍内愛国者勢力のスポークスマン、ドレイクの最新インタビュー(8月29日版)が
Daily PaulBefore It's Newsなど海外サイトに掲載されました。
大量逮捕計画がいつ起こるのか、何を準備すべきかについて述べられていました。』
などと出ていて、早一ヶ月以上、宇宙人達からのメッセージも断片的に触れられるだけで、その進展はまるで不明だった。
http://www.news-us.jp/article/290406625.html
その一寸前から情報を探していたが、期待して見たこのサイトも得る事はなかった。
主要マスコミはみな通り一遍の回答状態。
宇宙人たちからのメッセージでもマスコミが一番固いという意味の事を述べていた。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=46-fI18pJyw

今でもその時の動画は残っていた。
で、その話しはしばらく忘れていたが、本日とうとうそれらしい記事に遭遇した。
http://www.ascensionwithearth.com/2012/10/i-got-what-i-wanted-drakes-happy.html

I Got What I Wanted: Drake’s Happyという見出しで関心があれば一目で中味が洞察できようというもの。
It was a typical Drake Show, with plenty of rhetoric, many, many questions all over the map, and some great info—but I can tell you that after mulling over this and all the intel from the past several days, I am confident that ALL IS WELL.
これは、すべてのマップ上レトリック、多くの、多くの質問をたっぷり使って、典型的なドレイクショーだったし、いくつかの偉大な情報 を、あなた方に伝えることができ、過去数日から、すべてのインテルにわたって検討した後、すべてが順調に運んでいると確信している。
(ntelの意味不明)
It appears that the ‘October Surprise’ is going to be on the cabal—if there is one this month. It just depends, and it (the coup) will happen when it happens. It is already in progress.
それは’10月のサプライズ'がカバルに対してオンとなり、彼らにはあと一ヶ月。行っているように見えるそれだけで依存しており、それが起こるとき、そクーデターとなります。それはすでに進行中です。
‥  ‥
He says 80 -90 per cent of the military is on our side, and indeed, will NOT bear arms against the American people, so there will be no martial law. He said “forget about martial law”. (Val Valano echoed that sentiment on October 3 on her show.)
彼は軍の80-90%は我々の側にあると言い、実際に、アメリカの人々に対して武器は使用しないので、どんな戒厳令はありません。彼は、 "戒厳令のことを忘れる"と述べた。 (ヴァルValanoは彼女のショーで10月3日にその感情をこだました。)

Drake says we’re planning a little party for the cabal and he wants to light the candles on the cake. When asked what the taste of Freedom is for him, Drake only said, “Yummy.”
ドレイクは、我々が徒党用のささやかなパーティーを計画していると、彼はケーキの上のろうそくを点灯してみたいのだと言う。自由の味は彼のために何であるか尋ねたところ、ドレイクは、"まいう〜"と言いました。
‥  ‥
The Keenan lawsuit has not yet been refiled but soon will be.
キーナンの訴訟(新銀行システム!?)はまだ整頓されていませんが、すぐにそうなるでしょう。

Some additional good news is that Drake believes there will not be massive disruptions once the take-down begins. The groceries will still be available and it should go very smoothly since the “heavy lifting” as he put it, has already been assigned to others who are in place and the lighter stuff will fall to us once it’s our turn to step up.
いくつかの付加的な良いニュースは、ドレイクがテイクダウン(UFOの着陸!?)始まると、大規模な混乱はないだろうと信じているということです。食料品は引き続き利用可能となり、彼が言うように、それは"重い物を持ち上げる"ため、非常にスムーズに行く必要があり、既に適切に配置され、それがステップアップするために私達の番だ一度軽いものが私達に落ちる他の人に割り当てられています。

As far as the space-age technologies, once things calm down and get back to normal, those will be released to us.
宇宙時代の技術としては、一度物事が沈静化し、正常に戻って取得し、それらは私達に解放されます。

Someone asked who Drake’s ET contacts are and he replied, “Lets’ say Tolec and leave it at that. Next.” [Tolec of the Andromeda Council website]
誰かがドレイクのETコンタクトが誰であるか尋ねると、彼は"それはTolecを言って、そのままにしておくことができます、と答えた。次の"[アンドロメダ評議会のウェブサイトのTolec]参照


I was pleasantly surprised at how knowledgeable Drake is about Ascension and he shared some good info on that topic.
私は愉快にドレイクのアセンションについての博識に驚き、彼はそのトピックに関するいくつかの良い情報を共有した。

He confirmed that the military have prepared the FEMA camps for the cabal, but are calling them “Re-Education Camps”. Drake couldn’t understand where the guillotines come into re-education, but these will be the holding facilities where the crooks will be sorted out for their fate; adjudication, etc.
Something I haven’t been following is the “silver comet”. Apparently it is on the way, will appear as a blue beam, and will “suck up 3D energy” and release 4D.
彼は軍がカバルに対してFEMAのキャンプを準備しましたが、それらを"再教育キャンプ"と呼んでいることを確認した。ギロチンが再教育に入って来る件では
ドレイクは理解できませんでしたが、これらは犯罪人が彼らの運命のために整理される保持施設になるでしょう。裁決等
私にはフォローできないのが"銀の彗星"です。どうやらそれが道を進んでいる、青ビームとして表示され、"3Dエネルギーを吸い"4Dエネルギーを放出するようだ。

Drake says Obama will not be reelected and we may have a different sort of election what with many candidates in jail. It may be voting with paper ballots, large print, and the option to reelect our current candidate or a new one. Some may be appointed to fill the gaps in key positions temporarily with limited power—in writing. We can expect disclosure of a whole lot of things.
ドレイクは、オバマが再選されることはありませんと言うと、我々は刑務所で多くの候補者をどう選挙の異なる並べ替えを持っているかもしれません。それは、投票用紙、大型プリント、および私たちの現在の候補か、新しいものを再任するオプションを使用して議決することができる。いくつかは、限られた電源での書き込みで一時的に重要なポジションのギャップを埋めるために任命することができる。私たちは、物事の全体の多くの開示を期待することができます。

Drake says Obama will not be reelected and we may have a different sort of election what with many candidates in jail. It may be voting with paper ballots, large print, and the option to reelect our current candidate or a new one. Some may be appointed to fill the gaps in key positions temporarily with limited power—in writing. We can expect disclosure of a whole lot of things.
ドレイクは、オバマが再選されることはないと言っており、我々は刑務所で多くの候補者をどう選挙の異なる並べ替えを持っているかもしれません。それは、投票用紙、大型プリント、および私たちの現在の候補か、新しいものを再任するオプションを使用して議決することができる。いくつかは、限られた電源での書き込みで一時的に重要なポジションのギャップを埋めるために任命することができる。私たちは、物事の全体の多くの開示を期待することができます。
‥  ‥
冒頭の紹介ではロムニーは逮捕されるなどの書込みがあったが、オバマも再選なしとすると、開示が先に行われ、その結果の大変化で選挙どころではなくなるのだろうか?

文字通りあと一ヶ月を切ったのだ、










かってのアメリカが認めていた尖閣諸島の残存主権
2012年10月8日発売の産経新聞より転載


「海図に載らない灯台」

2003年2月3日発売の産経新聞より転載

石原慎太郎エッセイ「日本よ」
2003年2月3日発売の産経新聞より転載 
産経新聞社HP http://www.sankei.co.jp/
「海図に載らない灯台」
 『制度疲労をきたし極度なライン化に陥った日本の官僚機構の致命的欠点は、ものごとを複合的に捉えることが出来なく なったことだ。世界そのものが時間的空間的に狭小になったこの現代では、いかなるものごともさまざまな要因がからみ合って複合化しているか、官僚にはそれ がわからない。いや、わからないというより、ライン化に縛られてわかろうとしない。
 ヤスパースは、歴史とは複合的なものがさらにかさなり堆積して出来る重層構造を成しているといったが、歴史が過去の ものごとの堆積だとするなら、私たちが今生きているこの現実も明日には過去となるのであって、社会工学的に最も規制力のある行政が扱っている「今」は、す なわち歴史そのものなのだ。故にも、ものごとの重層性を理解せずに薄っぺらな認識で行われる行政が、正統な歴史を造り出せる訳がない。 そしてその官僚におぶさっているだけの現今の国政が、正統な歴史を形作れる訳がない。
 最近政府がその一部の土地を正式に借款したことで、それをシナ(中国)の政府が非難し、またぞろ焦点の当たりだした 尖閣諸島の領有権の問題だが、これら島々が佐藤内閣時代に行われた外交交渉によって、条約締結のもと正式に返還された日本固有の領土の一部であることは疑 いもない。しかしその後、周囲に海底油田の可能性が云 々されだしたら、シナの政府は突然に諸島のみならず沖縄そのものまでがシナの領土であると主張しだした。
 驚いた日本政府はハーグの国際裁判所に提訴すべく、返還の当事者であるアメリカ に証人としての協力を求めたが、狡猾なアメリカはシナへの将来の思惑もあって、い ったん返還した領土の正式の権利者がいずれであるかについては責任を持てぬと逃げてしまった。しかしこれは面妖かつ矛盾した話で、現にアメリカがその世界戦略に不可欠な戦略基地を沖縄に置いている限り、その一部として返還された尖閣諸島がシナ の国土であるとするなら、アメリカはシナの国土にその基地を置き、シナもまたそれを許容していることになる。
 このごたごたは返還以来続いていて、業を煮やしたかつての青嵐会議議員が挙金し、 学生有志を派遣して魚釣島に手製の灯台を建設したものだが、さらにその後の昭和五十三年、右翼結社『日本青年社』が発奮し多額の資金を投入して立派な灯台を建設し てくれた。その作業による過労のために隊員の幹部が死亡までしたが、そうした犠牲の上に出来上がった完璧な灯台は、なぜかいまだに正式に登録されず海図に記載されることがない。
 私は運輸大臣を退任した後灯台の完成を聞き、運輸省の水路部に紹介し専門家の調査を得、灯台としての不足部分を補填してもらいさらなる検査を受け正式な灯台とし ての資格を得た。しかしいざそれを海図に記載すべき段階で、なんと日本国外務省から「時期尚早故に保留すべき」との横やりが入り灯台は完全な灯台として作動していながら、海図の上に正式に記載されずにいる。
 外務省のいう「時期尚早故に保留すべき」といういいがかりは、尖閣の領土権を主張しているシナへの慮りに相違あるまい。これは奇怪、というよりも最早歴然とした国家への背信であって、自らがかつて省務として行った返還交渉とその成果への否定に他ならない。
 かつてあの尖閣諸島に跳ね上がりのシナ人が上陸し彼らの国旗を立てて騒ぎ、保安庁の船舶が出動して強制退去させた 折、時あたかも沖縄では三人の海兵隊員が日本人 の小学生の少女を暴行する事件が起こっていた。その渦中にワシントン・ポストの記者が当時のモンデール駐日大使に、尖閣の島で将来もっと激しい紛争が起 こった際に 日米安保は発動するのかと質したら、モンデールは言下にNOと答えた。私はこれは聞きすてならぬと思い本紙の「正論」欄でアメリカ大使のコメントを非難 し、もしそれがアメリカ側の正式な認識だとするなら日米安保の存在は全く無意味であり、我々とすればすみやかにこの条約を解消し、自国の防衛体制を根本か ら出直して作り上げなくてはなるまいと記した。
 ワシントンでも野党の共和党系の専門スタッフが私の論に同調して大使の発言は批判され、モンデールは間もなく解任され、その後なぜか一年半に渡ってアメリカ大使の日本への赴任はなかった。
 一昨年と昨年、横田問題のために訪米し現政府の要人たちと会談した折にも私は、 今日尖閣諸島の置かれたままの危うい状況について説明し、この島を我々が自国の領土としてまず自らの手で完璧に防衛するための、艦対艦、艦対空のミサイル を搭載し た高速の小型艦による艦隊の新しい海軍を編成し積極的に対処することへの賛否を問 うてみたが、それを危ぶむ者は一人としていはしなかった。さらにあの島々の防衛が紛争としてエスカレートした際の、安保にのっとったアメリカの協力を質し たが、それを否定する者もいはしなかった。中で海を知る何人かの相手は、作動し明かりを点 滅させている灯台が海図に正式に記載されていないのは、むしろ灯台が存在しない場合よりもある場合には危険なことではないかと正確に指摘もしてきた。
 今回の政府による尖閣諸島の魚釣島と北小島、南小島の賃借が何を目的としてかは知らぬが、この際同胞が自らの私財を 費やし努力して作り上げた、航行の安全という国籍を超えて人命を守るための灯台という施設を、政府は外務省の卑小な思惑は無視し、あの孤独な固有の領土に 対する国民の意思を代表して正式に登録すべきではないか。
 この国土に在る、国民の意思によって造形された万民のための財産を、外務省がもしこの期におよんでなおそれを認めまいとするなら、それは国家国民への背信、国益の喪失の黙認、すなわち売国以外の何ものでもあるまい。』
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み(西安で阿倍仲麻呂碑も災難)
2012108 6:06
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年10月8日(月曜日、祝日)
        通巻第3780号
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 西安の阿倍仲麻呂記念碑が破損、ペンキをぬられ、次は横倒しか
  台北の六氏先生顕彰碑は国民党の中華主義者が破壊した
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 黒竜江省のハルビンから東へ。方正県までバスで二時間近くかかる。方正県の繁華街からタクシーで二十分ほど郊外へ行くと中国で唯一の「日本人墓地」がある。
満州開拓団が、ソ連の侵攻によって逃げまどい、ようやくこの方正まで来た。ハルビンを前にして、多くが生命をおとした地で、およそ五千人を祀る。

 方正県はそのご、残留孤児のメッカとなり、本人と『育ての親』「親戚」を名乗る人たちが日本に十万人もやってきて「偽」が問題化したが、これは別問題。

 遺族が中心となって、ようやく日本人の墓地ができた。筆者も三年前に二十人ほどで行った。広大な敷地で大きな石碑が二列。そこで菊の花を献花し、参加者全員で『海ゆかば』を謳った。

 二年前、尖閣諸島でわが海保巡視艇に体当たりした暴力船長がいた。直後、反日デモが散発したが、おりしも『アラブの春』で独裁政権が次々と中東から北アフリカで転覆した状況だったので、恐怖に戦いた北京政府は、大規模な反日デモを組織化させなかった。「反日」を口実に、反政府運動に拡がる可能性が強いからだ。

 その代わり北京から『活動家』五人が飛行機でハルビンへ飛んだ。方正県の日本人墓地にペンキを塗った破損させた。彼らは「愛国英雄」と称えられた。
日本政府は損害賠償を訴えなかった。
 そして、こんどは西安で起きた。

 この原型は台湾で起きている。芝山岩にある六氏先生の墓を傷つけ、破壊行為が続くのだ。
  (芝山岩事件については上記サイトで ↑)

同墓地のある公園のなかに、伊藤博文が六氏先生を検証する記念碑を贈った。戦後、国民党がやってきて、破損し、横倒しのまま長いこと放置されていた。陳水扁政権が修復工事をしたが、またペンキの殴り書きが絶えず、台湾にも大陸同様にねちねち反日家が存在していることを物語った。

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 ◎阿倍仲麻呂 記念碑 ◎
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 下記に一年前に筆者が西安で探しあてた阿倍仲麻呂の石碑についての記述が残っていたので再録します。

 (引用開始)「今回の取材はまず北京西駅から新幹線で鄭州へ。五時間。超満員。夜遅く着いて駅前旅館へ行くと「外国人は泊まれません」。しかたなく、別のホテルでチェックイン。八年ほど前に泊まったホテルではないか、と思いながらも駅前の景観が変わっていて、不明。この鄭州を起点に洛陽も開封もみたことがあるので、未踏の崇山(少林寺の総本山)を目指してローカルバスに揺られ、登封という街へ。この街は人口二十万ほどだろうか、あちこちに武術学校、武道大学があり、学僧らがマラソンをしている。
つぎに向かったのは鄭州から西安。
新幹線は、なんと実名登録が必要となっていて、どうやら新幹線乗車も身分証明が必要(飛行機と同じ)。二時間半ほどで、この区間だけは390元と高いのに、一等も満員。乗客はほぼ全員が中国人です。 
西安もかれこれ四回目ゆえ、未踏の場所は阿倍仲麻呂碑。探し出しました。
市内からタクシーで二十分ほどのところ、公園のなかにあるというので、入り口で場所を聞くとすぐに分かった。西安では数年前に泊まった全日空の長堡宮ホテルが華僑資本に移り、ホテル名も変更されていました。
観光都市西安で最高級の一つは街の真ん中に建つソフィテル、これ以前の人民ホテル。いまや庶民とは無縁の高級ホテルに変貌していた。ここに西安で唯一食べられる日本食レストランがあるというので、試食へ。「鯉」という名前の料亭、ロビィの鯉が泳ぎ、庭は石庭と凝っている。味はなかなかのモノでした。仲居さんに福島に一年研修し帰国したばかりの娘がいた。
さて西安から長距離バスを探し出して、二百キロ西の宝鶏へ。とんでもない田舎町と思いきや摩天楼が林立し、国際ホテルがあるではないか。
尖閣問題直後におきた反日デモで、この宝鶏のデモだけが「馬英九歓迎」とあったので、いったいどういう街か、見たかった。
西安へ戻り、飛行機で太原(山西省)。ここも三回目ですが、今度は個人的に懸案だった崇善寺をなんとか探しだしました。五一広場は、やっぱり反日デモの場所。偶然ながら宿泊した三晋飯店の斜向かいだった。
太原から、北京への新幹線はわずか三時間二十分。
北京では連日情報通と会食、飲み会。物価の高騰ぶりは凄いです。というわけで、朝、ベットから跳ね起きて、飛行場へ駆け込み、搭乗五分前すべりこみセーフ。ところが台風の影響で出発が一時間遅れ、夕方へとへとになって帰宅しました』(引用止め)。

  (2011年5月19日付け小紙の「編集後記」を再録)
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◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ☆
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 オスプレイがなぜ日本防衛に必要なのかを政府は説明しなかった
  この夢の輸送機は改良され、各地で大活躍している新型ヘリである

北村淳編著『海兵隊とオスプレイ』(並木書房)
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 これほどタイミングのあった企画本は滅多にないだろう。
 オスプレイ、オスプレイ、オスプレイ、毎日毎日トップのニュース。そして配備完了、沖縄の米軍基地にある海兵隊に配属され、これから訓練が開始される。実戦配備は時間の問題となった。
 日本では左翼や中国の代理人たちの策動によって、なんだか事故機、不良品のような作為的報道がなされた。信じられない暴挙のような報道ぶりに、関係者は眉をしかめていた。
 オスプレイは初期の開発段階で、たしかに事故があり、アメリカですら「未亡人製造器」などと批判が集中した。
 しかし改良に改良をかさね、あのイランの屈辱から四半世紀。米海兵隊の、便利でフレキシブルで活動的なヘリが完成した。
このヘリコプターは水陸両用の軍事作戦で、小部隊の移動、負傷者の救援、食料物資運搬など、きめ細かな作戦に仕える。実際にアフガニスタンばかりか、海兵隊はハイチやイラクで大活躍の実績を誇る。
 回転翼機と固定翼機の利点を組み合わせた新鋭オスプレイは、海兵隊にとって待望の“夢の輸送機”なのである。
2007年に実戦に投入されて以来、世界各地で様々な任務に従事し数々の戦功をあげたが、その現場の写真を本書ではカラーで、ふんだんに使われ、わかりやすい解説がつく。
オスプレイは人命救助にも活躍してきた。
だが、海兵隊にオスプレイが配備されるという段階になり、日本の左翼と沖縄に巣くう悪質な極左反米派、ならびに反基地闘争のプロ達は、マスコミをそそのかして“危険神話”を蒸し返す。
日本政府はおろおろとオスプレイ配備の意味、国家安全保障上の必要性を国民に説かず、いたずらに安全性の議論に熱中した。
民主党政権は防衛音痴ばかりである。だから基本を見誤り、解釈を歪めた。本書では、オスプレイの日本防衛にとっての必要性を明らかにするとともに、米海軍のオスプレイ公式ガイドブックを併せて収録している。
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読者の声 どくしゃのこえ READER‘S OPINIONS 読者之声 
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(読者の声1)NHKが5回にわたって放送したテレビ・ドラマ「負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂」の最終回が昨日放送された。大体NHKが製作する歴史や戦争ドラマは最初から期待していなかったし、それを承知の上での感想である。
評価できるとすれば、日本国憲法が全くGHQの押し付けであったことを明確に描いていることと、占領下の日本は全くのGHQ専制であって民主主義など存在していなかったことを表現している点。まあそれが歴史の事実であるし、偏向放送局であるNHKも否定できなかったのであろう。
またGHQのケーディス大佐と鳥尾子爵夫人・鳥尾鶴代とのスキャンダルがドラマに登場したのは初めてではないか。
当時、いかに多くの人間がGHQの権力に媚びへつらったのか、日本人にとっては余り思い出したくない歴史の恥部ではないだろうか。
時代考証についていえば先日まで放送されていた朝ドラの「梅ちゃん先生」のいい加減な戦後日本の描きかたよりはまだましであったが、おかしなところは沢山あり。第4話に登場した元大本営作戦課長の服部卓四郎大佐が襟章のない軍服と長靴の姿であったのは全くおかしい。戦後復員局とGHQ戦史課に勤務した服部大佐は長髪の背広姿であったし、吉田栄作が演じた服部大佐は大声で怒鳴りまくる粗暴な軍人そのものであったが、実際にはそのような人物ではない。
田中新一や辻政信ならともかく服部卓四郎は、伝記や資料によればいつも温厚な外柔内剛型の典型であったという。確かに服部卓四郎とそのグループがウィロビーに取り入って警察予備隊の幹部になろうとしていたのは事実である。
また服部グループを描くなら、吉田茂の側近であった辰巳栄一中将のことももっと描くべきであっただろう。谷原章介演ずる白洲次郎であるが、大体、最近日本では夫人の白洲正子とともに白洲次郎のことが美化されすぎているし、このドラマでもしかりである。白洲次郎は戦時中は辰巳栄一中将とのコネで徴兵を逃れているし、戦後たしかにGHQに対して「従順ならざる日本人」としての一面もあったが、本質的に吉田茂の腰巾着、占領軍に対する買弁ではなかっただろうかと私は考える。
最近多く出ている「白洲本」では書かれていないが、占領期間中白洲はその立場を利用して沢山の米英企業の日本進出のエージェントをつとめ、彼が戦前からロンドンにもっていた銀行口座には莫大なコミッションが振り込まれていたといわれる。こうしたあぶく銭で晩年の白洲次郎・正子夫婦が優雅な贅沢三昧の生活を送っていて、その生活スタイルが現代の日本人から憧れの目で見られるのであれば少し異議を唱えたくなる。
また野村萬斎扮する近衛文麿についても、彼の首相時代におかした多くの過ちに触れず、美化するように描いたのもおかしいと思う。
渡辺謙が演じた吉田茂はその特徴がよくあらわれていたので、一応熱演とはいえる。現在の目から吉田をあれこれ批判するのは難しいし、また酷でもあろう。
このドラマで吉田茂が憲法において天皇を象徴としたことに対して慚愧の念を吐露していたのは注目してよい点である。吉田茂の役割は昭和27年の講和・独立によってひとまず終わったというべきであろう。問題はその後憲法改正の機会があったにもかかわらず、保守勢力の分裂によってことならず、又吉田は自分の権力維持のためにあえて憲法改正に反対したことは歴史の審判を受けるべきことではないか。晩年の吉田茂は憲法改正・自衛隊の国軍化のチャンスを逸したことを深く反省していたとの史料もあるが、むしろ問題はその後の吉田の後継者たちが「憲法維持・日米安保体制化の自衛隊」路線を守り続けてきたことにあろう。
昭和45年11月25日の三島由紀夫・森田必勝両烈士の決起はまさに戦後的、吉田茂的なものに対する挑戦であり、GHQと吉田茂に象徴される戦後レジームへの戦いはまだ終わっていないというべきである。
(武蔵国杉並住人)


(宮崎正弘のコメント)吉田を錯誤評価のうえ、美化したり、大物政治家のような評価はまったくいただけませんね。半世紀後、彼への評価は逆転するでしょう。シラスなんぞ話題にするのも馬鹿馬鹿しいのでは?



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(読者の声2)ベトナム、ソンミにある虐殺博物館。韓国軍によるベトナム民間人大虐殺の展示。必見です。
  (KY生)


(宮崎正弘のコメント)『歴史通』の記事では、およそ30万人のベトナム人が韓国猛虎部隊で虐殺されたとあります。
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  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 813回】         
  ――どうやら廈門では、新聞は香港並みになったようだ


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廈門の別名は鷺島。総面積が1865平方kmの島だが、そのうち127平方kmが建成      
区と呼ばれる市街区で、上海の浦東地区の規模には及ばないがオフィスビル、マンション、ショッピングモールなどの超高層ビルが立ち並ぶ。
因みに山手線内側は65平方km。
最新マンションのなかには3層仕立て、つまり上下3階分を貫いて1戸という破天荒に豪華なものまである。1!)が3万元前後で300!)超というから1千万元超か。まさに天文学的金額だが、これが売れているというから不思議だ。

ある業者の店先で「日本では中国の不動産バブル破裂の危険性が危惧されているが」と尋ねると、「日本人が心配するには及ばんよ。稼げる間に稼ぐだけ。中国は広い。全土が一気にダメになるなんてことないよ。あっちがダメでも、こっちがある。まあダメになったところで、大躍進や文革を思い起こせば、何だって耐えられる。不景気なんて屁みたいなものだ。不動産バブルが破裂したところで、飢餓のあまり互いに食い合うこともないだろうし、イデオロギーを掲げて仲間内で殺し合うこともないだろう。だが経済的に豊かになって以降に生まれた若い世代はダメだろうな。ちやほやされて育った一人っ子世代のヤツらはガマンということを知らないからな」
と返ってきた。

「他国の経済のバブル情況を心配するより、この新聞でも見ろよ」と渡されたのは、「臨海 聴風 読両岸」とキャッチコピーの書かれた「海峡導報」という新聞だった。
「台湾海峡に臨み、両岸の風を聴き、中台両岸の情況を読もう」という狙いだろう。タプロイド版ながら全108ページ。これさえ読めば、国内・国際情勢から経済・社会・料理・ファッションなど廈門での日常生活に必要なあらゆる情報が過不足なく納められているとのことだ。

「日本が島を購入するという茶番劇は必ずや徒労に終わる」「敗戦国が戦勝国の領土を不法に占拠するなどという道理はない」と勇ましい文字が躍る記事の下には、数日前に就航した航空母艦の遼寧を記念した金時計と豪華ミニチュア・モデルの紙面半ページ大の広告が見える。

「大国化の明白な証拠である中国航空母艦は世界を震撼させる。年を重ねるごとに高価になり、使うほどに値打ちが上がる」との一文には、やはり笑えた。

国際ニュースでは、自民党に誕生した安倍・石破コンビを「強硬組合」と表現し、「中日関係は厳しい情況に陥る」と報じている。
台湾関連では、尖閣海域に侵入した台湾漁民を馬英九総統が激励したニュースを大きく扱っているが、「台湾漁民保釣発起人」の弁として「われらの世代で釣魚島を失ったら、ご先祖様に申し訳が立たない」と伝える。
その下の記事の見出しは、「日本と対峙した際の水圧は弱すぎなかったか?」「台湾当局は事前に日本側との打ち合わせを否定」と、台湾側警備当局の日本側への弱腰対応を揶揄していた。

改めて全108ページを繰ってみると全面広告が45ページあり、広告面を総計すると約70ページ分を占めている。つまり計算上では半数以上が広告である。内容多くがは、中秋節と国慶節の双節にぶつけた「双節狂歓」と銘打ったバーゲンセール。中秋節だから月餅の老舗もあるが、目に付くのは家電、食品、高級ワイン、日用雑貨、家具調度、貴金属など。ここで注目は、圧倒的に数の多い不動産広告だろう。

新聞の第一面全面を使った不動産広告など日本では考えられないが、香港では当たり前。どうやら廈門も、新聞と不動産広告の関係は香港並みになったようだ。
一面から登場するのは、香港と中国を代表する信和集団、世茂集団の不動産デベロッパー2社である。
《QED》
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日曜日, 10月 07, 2012


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年10月7日(日曜日)
        通巻第3779号
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 「米中関係は揺るぎなく、尖閣密約はない」
  キッシンジャーが米国ウッドロー・ウィルソン・センターで講演
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 「米国は尖閣に介入してこなかったし、これからも介入しない」とキッシンジャー元国務長官は10月3日、ワシントンのウッドロー・ウィルソン・センタで講演した。
時期的に言えば、米国と中国のマスコミのもっぱらの関心事は米大統領選挙でオバマとロムニーが互いに中国を激しく攻撃しているから、米中関係はがたがたになるのかとの懸念の拡がりが背景にある。

 キッシンジャーは言った。
「米中関係はおたがいに派遣(覇権?)を求めず、平和共存が目的」。
 さすがに親中派の大物にして、ニクソン政権下で北京を秘密訪問しただけあり、米国保守派の考え方や議論の立て方とはおおきな距離がある。
キッシンジャーは沖縄密約の当事者であり、沖縄返還の条件は有事の核持ち込みと繊維交渉のおける妥協だった。返還される沖縄の管轄権には尖閣諸島が含まれると解釈された。

 キッシンジャーは89年の天安門事件で中国が世界に孤立したときも、弟子のスコウクラフト(当時の大統領補佐官)を秘密裏に訪中させたブッシュ大統領の外交顧問役でもあり、その後に自ら訪中して、米中間の関係改善に貢献した。
このため中国からは「878歳のキッシンジャー氏は中国人民の古きよき友人」と高い評価を受けてきた。
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◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ☆
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安藤幹『「連合」をぶっ潰せ!』(日新報道)
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 連合は反日団体もどきである。
 自治労、日教組、JR総連、NHK労連などが「反日」の中核であり、「日本を破壊する左翼の巣窟」だと著者は言う。
 首をかしげるようなことを主張する政治家、そのバックをしらべると連合に行き着く。
 安藤幹氏は、連合の歴史を振り返り、その労働運動の基本綱領、戦略方針、思想傾向と組織的限界の詳細を論じるが、興味深い章は「連合を取り巻く人脈」である。
 小宮山洋子、仙石由人、川端達夫らの政治家の名前は知っていたが、民主党には他に十数人前後の国会議員が連合の支援で当選している。小沢鋭仁、玄葉光一郎、枝野幸雄、岡田克也、前原誠司らも電機連合の支援を受けている。直島正行は自動車労連から。神奈川県知事の?岩祐治も、法務大臣の田中慶秋も。
 また連合に近いブンカジンには金子勝、見城美枝子、森田実、香山リカ、やくみつる等ぞろぞろと忌まわしき名前の羅列が続いて、これは資料的価値がある。
 日本の急激な政治劣化と経済の沈没は民主党が政権をとってからであるが、民主党なるものは哲学も思想も、そのうえ道徳もない政治家のあつまりで、日本劣化が目的であると著者は警告を発している。
 旧民社系はすくなくとも民主党から脱党するべし。

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読者の声 どくしゃのこえ READER‘S OPINIONS 読者之声 
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(読者の声1)貴誌前号の貴見「経済戦争はすでに始まっているーー中国の対日経済制裁は、経済戦争の宣戦布告に等しい」。
 これは望むところであります。
軍事的な戦いが「憲法」で“取り敢えず”禁じられておりますから、この分野ならやれます。
平沼さんだけが経済産業相のと きに輸入制限を行い中国と戦い勝ちました。もはや女子供の出る時ではありません。
(岡山県 眠桃太郎)


(宮崎正弘のコメント)腰抜け政権ではどこまでやれるか。財界はびくびくしていますからね。10日発売の『文藝春秋』で石原慎太郎が「サムライの心」「よらば切るぞ」と精神復活を唱えていますが。



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(読者の声2)「安倍政権」に埋め込まれた、石破茂と言うトロイの木馬――-財務省と竹中平蔵の影あり。
 安倍晋三氏が9月26日に自民党新総裁に選出され、幹事長に党員投票ではトップだった石破茂氏を据えた。幹事長は、文字通り党運営と選挙の要であり、もし自民党が次期総選挙を勝利し安倍氏が内閣総理大臣に選出された場合には、中心から国政を左右する事になる。

◆石破茂という政治家
石破茂氏という政治家は、軍事オタクと言われるように、防衛政策への精通度に於いては現在の政界で恐らく随一である。
しかし石破氏は幹事長就任後、テレビの政治番組に出ずっぱりの中、10月6日(土)の日テレの「ウェークアップ!ぷらす」で、「日本経済再生の秘策は、(1)安売り合戦を止める事、(2)女性と若者の就労を増やす事」と述べた後、司会者に「具体的にどうやって?」とツッコまれ、「政府だけでなく民間も頑張って貰わなきゃ困る」と回答した。
民間も頑張るのはもちろん必要だが、この事から政治としての具体策は持っていない事が窺われた。
また筆者自身が、ある席で石破氏に外国人労働者受け入れについての考えを聞いた際、少なくとも知識・技能労働者と単純労働者の問題を区分してはいない様な回答だった。加えて、三白眼で睨み上げる独特のスタイル自体は良いとして、隙を作らず切れ目なく話し対話の応酬を拒むような姿勢からは、政治家としての幅の狭さが察せられた
なお、石破氏は、2009年から昨年まで政調会長を経験しているが、従来の自民党政策を踏襲し、防衛と農政の一部を除き目立った政策を打ち出していない。
 選挙を抱える政治家は、なかなか全てに通じるという訳には行かない。特に石破氏の場合、防衛に偏った分、その他の政策分野については、大臣を経験した農政について一定の知識がある他は疎いと言えるだろう。特に財政、経済政策について弱く、いわば真空である。
その真空を埋めるのは、何だろうか?

◆財務省と竹中平蔵氏◆
恐らくそれは、財務省と竹中平蔵氏となるだろう。
従来から増税優先論者である石破氏に、財務省はアプローチを強めている。安倍氏が今回の総裁選に於いて「経済成長を果たし十分なデフレ脱却がなければ、消費増税を凍結する」と明言した事を覆し、財務省はデフレ下でも消費増税の強行を図るつもりだ。
伊藤惇夫氏というワイドショー御用達の政治評論家が、総裁選前後を通じてTVに於ける石破氏の応援団長のような事をしているが、そこに財務省を中心とした既得権複合体の意志が透けて見える。
また、総裁選で石破氏の応援に回った小泉進次郎氏を通じて、竹中平蔵氏がアプローチしてくると思われる。竹中氏は、橋下徹大阪市長の率いる日本維新の会の次期衆院選候補者選定委員会の委員長に就任し、日本維新の会は、経済政策では竹中氏が信奉する供給側強化を強調するサプライサイド政策を採る事が明白になった。
現在の趨勢では、自民党が次期総選挙で第一党になる可能性が高いが、日本維新の会等と連立政権を組む場合、そのパイプ役となるのが石破氏だろう。そこを通じても竹中氏の影響力が高まる。
その中心となる政策が、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)推進だ。
安倍氏はTPPに慎重であるが、竹中氏は米経済界とりわけ金融界の意向を受け、石破氏と橋下氏を通じてTPPを強力に推し進めてくるだろう。
TPPは、国務・国防総省の考える中国包囲網としての性格と、商務省・経済界の考える日本収奪の性格の2つの顔を持つ。筆者は基本的には自由貿易論者であり、TPPに必ずしも反対ではないが、それには前提条件として基礎的食糧生産の十分な保護と、一方の意向だけでいきなり国際機関に提訴・決着させるISDS(投資家対国家の紛争解決)条項を外す事が不可欠であり、TPPの大幅な改編もしくは別の枠組みへの仕切り直しが必要と考える。
 中国に、尖閣諸島、進んでは沖縄が狙われている状況下に於いて、中国包囲網の構築は日本にとって不可欠であるが、TPPで日本収奪の性格が強くなれば頓挫し、日米双方の国益が損なわれる結果に終わる。
このため、竹中氏等の雑音を排し、大局を持って米国と交渉する事が必要である。

なお、安倍氏が総裁に選出されて、首相再登板への世論の期待が徐々に集まっているが、筆者は健康面に加えてもう一つ懸念がある。
例えば、安倍氏は、官房副長官時代に日本のイラク戦争支持の理由として、「石油の確保は、日本にとって大義である」と述べたが、国際関係に於いて「大義」とは、国益を越えたもの、個々の国の利害を超えて広い地域を発展、維持するための理念でなければならず、石油は日本にとって重要な国益ではあっても大義ではない。
これは、単なる用語の問題ではなく、そこには理論的思考力の弱さが現れている。
その後の首相途中降板の屈辱を経て、熟考を重ね、理論面、戦略面の弱さを克服していると思いたいが、なお注意深く観察する必要がある。
この部分が弱いと、安倍氏は、石破氏を通じて入ってくる財務省と竹中平蔵氏の妨害電波に容易にジャックされてしまうだろう。
 財務省も竹中平蔵氏も主観的には、日本のために働いているつもりかも知れない。
だが、全体最適を考えず、部分最適だけで動けば結果として国を滅ぼす売国奴となってしまう。
また、石破氏については、彼らのトロイの木馬とならぬよう、私心を去って国政に当たるべく今一度の自覚が必要だろう。
(佐藤鴻全)

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