それで、その壊れた環境を捨てて、あたらしくバージョンのあがったVMWare Fusion3.01をインストールして、新しいWinXP環境にした。しかし、たくさんあったWin関連ファイルが大部分家内が捨てたようで、どうにもならない。新しいAcrobatとか、Office類が皆行方不明である。
まあ、本格的にWinを使う訳ではないので、Win環境が構築できればいいのだが、ノートパソコンについていたOffice2000ぐらいしか、手もとにはない。もう一個のノートパソコンについていたOfficeXPは、他人にあげてしまってない。Office2003は、行方不明。まあ、オフィス類は皆マック版で今は互換性があるので、問題はない。
ところが数式処理ソフトMapleだけは、Win専用なので、なんとかしたい。しかし、いくら探しても取ってあったバックアップCDが見つからない。まだ、大掃除の初めにかかった段階なので、出てくるかもしれないが、保証はない。
それに、周りの大掃除の手伝いも結構こなした合間に、CDを買いに走り、昨日失敗した処理を再度ためすことになった。
それは、もともとこのMapleは、ダウンロードの格安販売で、Mac版、Linux版、Windows版が一緒という触れ込みであったが、解凍したらWindows版とLinux版しかなくて、あちらへ何度かメールでやり取りしたが結局埒があかなかった。しかも、解凍しても、動かなくてメールしたら、Iso Commanderを使え、と言って来た。それで、Iso Commanderで処理して、~.isoなるイメージができたのだが、そこからどうやって、Win環境へ移動してインストールできたのか、すっかり忘れてしまっている。(どうやらMac内のWin98環境で実行したのか、外付けHDをSCSI経由でWinにつないだかは覚えていない。ただ。Eドライブというフォルダーに入っていたので、おそらく後者だったのでは、と思われる。FAT32ならば、両者で読み、書きができたのだから。
実は、その当時の外付けHDには、数年前のそれらのファイルが残っていて、そのファイルをどうにかすれば、またCDに焼いて、再インストールできるはずと考えついたのだが、手順がまるでわからない。~.isoなるファイルの属性も、分かっているようで実は的確に分かってはいないのである。
ネットをあちこち調べ、フリーのソフトを探し、それらをインストールしてみたが、うまく行かない。

Mac内にある~.isoなるMapleとおぼしきファイルをWin環境に移行して、もう一度Iso Commanderで処理してみたりもしたが、それらしいファイルはできない。それで、isoファイルであれば、CDに焼けば、パソコンはそれを認識してそこからインストールするだろう、と何となく分かった。
いろいろトライしてもだめで、最後にIso recorderというフリーソフトにたどりついた。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/825isorec/isorec.html
これはインストールしてもアイコンもなく、ただCDのアイコン上で右クリックするだけ、という構造になっていて、当初面食らった。プログラムファイルのフォルダーを覗けば、ちゃんとインストールはされていた。
しかし、実機ならともかく、仮想環境では焼けるのだが、焼いたあと、Winが認識しないのである。それで、CDを買いに走った。それまで、DVDとCDRWしかなく、CDRッを消去して焼いたら、終わった後、エラーがおきました、となった。DVDには書き込めないので、CDを買いに走った。
しかし、最初の一枚目は、焼いた後、前回とはことなり、検証をしています、となりうまく行ったかと思ったが、やはりうまくいなかった。
それで、もう一方のMacでWindowsをたちあげ、そちらで焼いたCDを読ませてみたら、何か焼いてあるらしく立ち上がったが、VMWare Toolsをインストールしますか、となりCD開いたら、その関連のファイルばかりであったが、こちらにはまだツールのインストールをしていなかったので、やってみた。実際にインストールされたのかどうかは、よくわからない。それで、もう一度焼いたシステムのWinにもどしたら、こんどはマカフィーアイコンに変わって、インストールしますか、となり訳がわからない。捨てるしか無い。
もういちど、考え直さなくては、と思いもう一度ネットを見た。
昨日から注目していたサイトだ。
http://webdog.be/archives/08316_030604.php
そこにはこんなことが書かれていた。
『「マスター・ブート・レコード」のCD(Windows XPのインストールCD)をISOファイルにしてみました。最近は自分のファイル焼くよりもCD吸い出すことの方が多いだろうし。
まずはディスクユーティリティーにてCDを選択して新規イメージ作成。このとき「DVD/CDマスター」として保存。
そして吸い出しが完了したら、Finderにてイメージファイルの拡張子を「.iso」に書き換え。
元からブートCDなので、変換の必要もなくこれで作業終了。
うーん、簡単』などとある。
Mac上で、~.isoとあれば、それをCDに焼けば、何もWindows上でしなくても読める、ということではないんか!?と思った。それで、二枚目のCDをMacに突っ込み、ディスクユーティリティというプログラムを呼び出し、Mac上に残っていたMaple.isoというファイルをCDに直接焼いてみた。すぐに終わった。CDをそのままにして、Win側からみて、どんなCDになっているか見たら、
なんとちゃんとメープルのアイコンに変わっているではないか!。

それで、Amazonへの注文より早くクリックしてインストールしてしまった。立ち上げてみたが、正常に起動している。こんなに簡単では、忘れていても不思議はない。ただ、解凍してできた~.isoファイルをマック上で焼けばWin上で読み込めるじゃないか!?と思ったが、いちおう仮想環境であるので、実際にWin実機で試す必要もあるだろう。それは年明け以降の話になってしまう。
さて、大掃除の手伝い中に、最近珍しく家電製品無料引き取りの車がやってきて、家内が要らないパソコンなどは思い切って出せ、などと指示。最初は無視していたが、やはり狭い室内、思い直して遠ざかるアナウンスを汗をかきながら追いかけ、戻ってもらった。本類以外はたいてい引き取る、というので、楽耳音、自転車、古いけど実働のMacなどを笑顔で引き取ってもらった。アップルに頼んで廃棄するとなれば、このタイプは、8000円ほどかかる代物なので、
どうしようか何度も悩んでいた物だっただけに、少し得した気分。
なお、新しいバージョンのVMWare、MacとWinをクローズな関係でインストールすると、デスクトップはWin環境もほぼ同じになったが、同じ物が二つもあっては、煩わしいので、Win環境では、大部分削除してしまった。それで、Macに戻ったら、こちらのデスクトップも削除されてしまっていて、驚いた。ただ、Winで使いたいファイルを用意する際、以前はデスクトップにおいて置き、Win環境が立ち上がると、そのウィンドウ内にそのファイルをドラッグ&ドロップして
移動というかコピーしていたのが、Win環境自体がMacのデスクトップを認識しているので、そこにおいておくだけで、ウィンドウズで処理して、上書きすれば、Macのデスクトップ上のファイルが、変更されて残っている。これは、なれれば大変便利。
言い換えると、Win側に、Mac側のファイルを読み書きできるアプリがあれば、Winのデスクトップになくても、そのアプリでファイルを開こうとすると、Macのデスクトップ上のファイルも一覧に表示される。そして、同じように開いて、加工して上書き保存すればMac上のファイルは変更されている、という結果になっています。
20世紀の後半、Mac側では、CPUがモトローラ製からIBM製(モトローラ製もあったが)のPowerPCに変わり、どんどん特殊化していき、やがてMacはどうなっていくのか関心が高かった。しかし、21世紀の2007〜2008年頃には、両者の垣根は限りなく低く、統合化の方向にむかうだろう、と言われていた。そして、その予測は、大方において実現されているように思うのだが、どうだろうか!?ただ、その変化は、インテル製CPUを採用するにいたった、Mac側の変革に負っている。まともに使えるWindowsは3.3あたりから、ようやく7.0になったが、Macは、1.0から10.6にまで変わった。その結果の不便さは、欧米圏ではどうか知らないが、アジア圏では、特に日本ではIMがどんどん使えなくなってしまうことで、今度の10.6.2では10.6.1で使えていた旧IMはもう使えないようである。それで、この文章を書くのも、少し不便である。春には、またAtokが新バージョンを出すらしいから、期待もしている。