昔今の西東京市に住みだした頃、こんなバイクに乗っていました。このバイクは360といっても排気量が半端だった先代のCB350の後で、356ccだった。最初神楽坂にあった家内の住居から青梅街道や新青梅街道をを通っていた。ただ、回しすぎてある日カムチェーンのタルミを調整するテンショナーが何個かにボロボロに崩れて逝ってしまった。分解したら、カムがピストンヘッドを叩いて首が曲がっていた。その日はしかたなく京王線で八王子まで帰った。その時は八王子の家内の親類の家へ移っていた。電車での通学はたいへん不便なので次のバイクをツーリングクラブ「風」のメンバーの一人からシャフトドライブ車を譲ってもらった。

八王子の家内の親戚は医者だったので、最初ガソリン代まで持ってもらっていたが、360から750へ変わって請求が倍増したのを機に自費扱いとなった。どうしても遠出がおおくなりましたからね〜。通学燃費は15キロ行くかどうか。そんな時代でした。

で子供が産まれたのを機に車も要るし、ということでラクーンというホンダの50ccバイクに乗り換えて、往復45キロ位を走っていたが、家内がモトグッチを買ってしまったあたりから、地元のバイク屋さんから何台か新車や中古バイクを購入。おつきあいが始まった。このバイク屋さんのおかげでヤマハの1100とかハーレーなどの試乗も出来たし、家内がカワサキ車がいい、というのでバイク屋さんの所有していたZIIを売ってもらった。バイク屋さんはもともとTX650だったが、ある日そのZIIとであい交換してきて、というもので、売ってもらった時はモトグッチの850を所有されていた。家内も多摩川の河原を走るのに125あたりがちょうどいいというので、トレール車も中古で買い、子供の自転車もお世話になった。

で昨日は仕事の空きで急遽休みが取れて、しかも晴れの予想。迷う事無く行きたいと何度も思っていて果たせなかった場所を20年ぶりで再訪してみた、もっとも一度どのバイクだか忘れてしまったが、行ったことはあるのだが、思い出せないくらい前らしい。しかも、sunyouさんにも仕事の関係でご無沙汰し放題だったりして、ちょっと会ってお話ししたいこともあり、前日に連絡をさせてもらっていた。

前日の雨の影響で朝には止んでいたが、雑用やら何やらで出発は午前11時頃となった。もうとっくに路面は乾きタイヤとアスファルトとが直に接している感じが歴然とする雨上がり特有の快適さ。しかし、川越市内あたりから道は混みだす。狭山工業団地辺りが何時も混む。千葉から埼玉担当で来た人が言っていたが、政令指定都市としてのスタートが畑行政のおかげでかなり遅れた埼玉は右折専用帯が少なく、近い割には移動に手間取るねえ〜とはっきり指摘されていた。救急受け入れ体勢のある武蔵野病院脇は右折帯が無く16号が一車線同様になってしまい、慢性渋滞スポットとなっている。で、温度も上がり喉も乾き、狭山で、sunyouさんに連絡を入れるべく、小休憩。連絡を入れ、箸に手を付けて間もなく返事が来た。ということは、お仕事ではそれほどお忙しくは無いようだと判断。しかし、前日から夕方4時頃の到着を漠然と想定はしていた。

八王子市内から野猿街道沿いに出る道をすっかり忘れ、手間取って高畑不動方面へ抜ける道を選び多摩動物園入り口でも曲がらずに、聖跡桜ヶ丘方面まで行ってから一宮で右折、目的のバイク屋さんまで辿り着くと結構な時間が経っていた。八王子といえども都内、やはり渋滞が切れる事なくチンタラ続き、半端ではないと改めて感じた。バイク屋さんの近くのポパイラーメンへ寄る。狭山は回転寿司でここへ寄ることを想定して八分腹にしておいた。
スープの香りは昔とまったく変わらなかったが、味は！？。意外だった。私も年を取ったということか。それとも今日は特別なのか。それでも大盛り麺をほぼ完食。ごちそうさま。

ここでiPhoneの充電状態をチェックし、無線でのインターネット接続を試みたが、つながらない。あとで、sunyouさんと話したら、ワンセグでもこのあたりでは繋がらないと言っておられた。これがSBの弱点か！？と思う。やはりauに変更しようかな。auなら、1万円キャッシュバックで解約手数料は前払い。SBは昨年６月に契約し、最速でも翌年2月以降から、解約手数料を分割払い戻ししますとしながら未だに何も無し。

ここからsunyouさんの辺りまでチェックしたら9キロ、30分程度と出た。これでもう一回16号に戻る必要はなく大助かり。そこでまたメールで連絡を入れさせてもらった。夕方も事務所にいるようで安心。

その後、バイク屋さんを訪れあれこれ話す。今はもう自分用のビッグバイクは置いていないという。オフロード車（代車！？）が一台あるだけという。景気をお聞きしたら、今は若い人が少ないせいか、昔のほうが良かったそうだ。店舗の隅に一体型Macも一台置いてあったが、カウンターのPCはウィンだった。

帝京大や中央大に近いせいか学生さん風の客は多く、スクーター類の回転が良さそうだった。

ただ、店内ではいまではまず見かけないスズキのGT550というラムエアーシステムのバイクのれストアー中であった。これもRBのCB450と同様、プラスチックのレンズは年式を感じさせるものだったが、車体関係は古さを感じさせない'80年代の魅力を保っていた。

総じてかって自由に出入りさせてもらっていた時代の雰囲気はタイムスリップしたかのように健在だったように感じた。周りの街角の風景はモノレールが出来たりして、一変はしていたのだが。