福島原発事故の放射性物質の拡散についての正確な情報を得たいと思っているが、なかなかはっきりしない。しかし、一部ブログなどでは確信的とも言える大丈夫という意見もあるが、現地での自衛隊、消防、東電の下請けを含めた技術者集団などの決死の作業の成果も、その程度となると今日一日低下傾向が見られる程度の情報ぐらいしかなかなか得られなかった。
うちの社員にも、会社を休んでも奥さんと幼児ふたりを長野の山中に避難させると公言する輩がおり、朝から、これから燃料補給に行かせてくださいなどと言い出す始末。上司は正面きって反対できず、行かせたが、半日ほどして戻って来た。ガソリンの入手が結局出来ず、片道の燃料が確保できなかった、という。避難地域が拡大しだした頃のことである。
たしかその先日あたりの夕刊で、フランス人の感覚では。今度の原発事故の程度をレベル6の前半位に捉えているなどと出ていたし、いつの間にかアメリカは半径80キロあたりまで避難地域を拡大していた。私もこれにはぎょっとした。
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しかし、私は上記のブログで
『「チェルノブイリに近づく」
2011.3.15 20:30 、産経新聞 』として書かれている『小出裕章・京大原子炉実験所助教(原子核工学)の話
福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールの水が失われているとすれば、原子炉内の燃料より量が多い分、2号機より危険が大きい。事態は米スリーマイルアイランド事故をはるかに超え、チェルノブイリ事故に近づいている。』などという記事は知らなかったが、この筆者がいう『チェルノブイリ事故には、全く近づいていない。
今回、福島第1原発の原子炉は停止しており、チェルノブイリのように、原子炉の中の核分裂反応(連鎖反応)は起こることは有り得ない。』という方を信用していた。
『NHKなどは「深刻な事態」との表現を繰り返しているが、無責任だ。
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7=深刻な事故 (チェルノブイリ原発事故=56人直接原因で死亡)
6=大事故
5=事業所外へリスクを伴う事故 (スリーマイル島原発事故)
4=事業所外への大きなリスクを伴わない事故 (東海村臨界事故=2人死亡)
3=重大な異常事象
2=異常事象
1=逸脱』とも引用していた。
『原子炉施設の周辺を除けば、福島県も安全だ。』とも書いていた。まったく反日のNHKめ!とも思った。先日もアンテナが屋根に建っているというだけで、またNHKの集金請負人が様子を見に来た。中に入ってご覧になりますか!?と聞いたらあわてて帰っていった。おそらく昼間来て窓からテレビがないか覗いたりしている輩ではないか。
しかし、この頃の報道は住民の不安を煽る報道だったような印象が濃い。
今日に至って、私は安心しているが、他の人が自主的にどう思っておられるかが気になった。
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では、在米40年の伊勢爺氏が
『(伊勢爺のつぶやき)
福島原発事故は沈静する。まず、日本の技術者~米国の支援~自衛隊員~警察庁~消防士さんたち~お医者さんたち~看護婦さんたちに、感謝の心を伝えたい。みなさん、祖国のために命を賭けられた。
今朝一番、CNNの速報があった。いつも、皮肉とネガテイブな、Jim・Walshが、“日本の勝利だ”と言った。黒人アナウンサーが、“冷却水装置の再始動はどういう意味があるのか?”に対シテ、“Tremendous" と答えた。“巨大な成果だ”という意味だ。在米生活44年、今朝ほど胸が晴れた朝はなかった。』と記しておられるのを見て安心した。学生時代から、薬品問題に関係していた関連で、日本人の思想というか感覚だろうが、感情的、先鋭化した反対論が凄いことに気づいていたが、今回のマスコミ報道も基本姿勢はそれに近いようだ。
かって、JCOの事故(レベル4)の時も、バケツで混合してしまって臨界事故が起き、その反応を止めるために決死隊を組織して進行を止めた例があり、今回も結局そうなるだろうと多寡をくくっていたが、他者からの情報確認が取れないと気がかりでしようがない。
地震兵器関連で、以前から気になりその後関心が遠のき最近訪れていたかったブログを見たら、あっと驚く記述があった。
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これよると、原発現場に8キロまで接近して、副島隆彦氏たちがガイガーカウンターを持参して
放射線量を測定し報告している。その値は時刻2011年3月20日 午前12時10分ですの書き込みからスタートし、
『私は、この原発事故地から、8キロの地点で、自分のガイガー・カウンターで計測して、放射能の線量(せんりょう)が、わずか、15マイクロシーベルト毎時(15mSv/h) であることを、自分の目で目視し、確認しました。』などとある。
たった8キロでも離れるとその程度の値を、マスコミは原発そばの値をもって大騒ぎしていたわけだ。
我が社の潔癖すぎる社員も会社を休んで妻子を長野まで送り届ける必要などこのレベルなら最初から問題は無かった。
そして
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今日のブログでは
『支那は、1964年から1980年代まで長年に亘りシルクロードの楼蘭でメガトン級の大気圏核実験を続けた。
実際に、日本人の骨には、1964年頃からストロンチウムが蓄積され始めた。
約20年間に亘って繰り返し長期的に、西日本を中心に浴びてきた支那から飛来する黄砂などの汚染大気の放射線量は、札幌医科大の高田純教授の推定で、線量6段階区分の「レベルD」だった。
―――――――――
【レベルD】やや安全(医療対応不要)
日本政府もマスコミも、この事実を約50年間隠し続けている。
特にNHKなどは、実際に支那が大気圏核実験をしていた1980年からシルクロードへの旅行を誘引する番組を執拗に放送していたのだから悪質で責任は重大だ。』とし、東日本より西日本の大気のほうが別の危険があるとしている。関西に逃げる人たちホームでの写真をのせ、まるで疎開列車だと言っている。
さて、例によって過激な発言故テレビ業界から干されたと公言する副島氏は、こうも言っている。
『 この事故を起こすに至った、東電幹部たち(は、その歴代の幹部たちを含めて)の責任は、どうせ、このあと厳しく追及される』
『 放射能汚染は、福島県の現地だけで、事故原発の周囲、20キロぐらいの範囲で、大きな悲劇として今後も続いて行く。福島第一原発のある大熊町(おおまちょう)の北隣りの双葉町(ふたばちょう、原発から丁度10キロ以内)は、行政機能ともども、埼玉県のおおみや市に、19日から移動してきた。』とも。埼玉県のおおみや市などというのは無く、かっての大宮市がさいたま市大宮区になった。
双葉町から避難されて来た方達が今月中滞在する埼玉スーパーアリーナは、さいたま市中央区にある。
4月からは、既に廃校となった県立騎西高校へ移る予定だという。ここは、昔から和算が奨励された地区でもあり、数学者の谷山豊氏の実家のある町である。しかし、谷山氏は当時加須市の不動が丘中(現、高校)へ進まれた。おそらく、浦和中へも行けたのであろうが、浦和へ通うには、JRの蓮田駅まではあまりにも遠い。菖蒲町から出た本田静六氏も、菖蒲から駅までたしか二時間近く歩いたような記憶がどこかにある。騎西町からだともう一時間位はかかるだろう。記載高校から最寄りの鴻巣駅までと蓮田駅までとどっちが距離があるか私もわからないが、いずれにしてもバスなら鴻巣駅の方が近いだろう。足の無い方々にはかなり不便な場所ではある。
『福島県は、日本国内だけでなく、世界中から、「放射能で汚染された県」という偏見と、「風評被害」で、これからも苦しんで行く。 福島産の魚貝類と、米・野菜・果物は、売れなくなる恐れがある。そのことが、今後、ものすごく怖いことだ。
私は、今、福島県の現地にいて、「この原発事故から、福島県は、すぐに立ち直らなければいけない」と、強く思った。 「福島県が、今も、味わっている、そして、これからも長く味合うことになる、 放射能漏れは、たいしたことないのだ」 と、私は、まず自分が、急いで、言い始めることが、大事だと、今、強く感じている。 空中や雨の中に飛散している放射能の、2.5マイクロシーベルト毎時ぐらいは、人間の生存と、生活にとって、どうということないのだと、私は、敢(あえ)て断言する。』としているが、マスコミも風評被害を結果的に煽る報道姿勢については猛省してもらいたい。2億円を寄付したというマスコミの寵児だったこともある方はコメントなしという。それがその方の反省だとしたら・・・・・。NHKもせめて100億円ぐらいは、被災者の皆様にと届けたらどうでしょうか!?
さらに、副島氏の関心事である米国の謀略関連としては
『 アメリカ合衆国に 日本( 政府、大企業・金融機関、そして金持ちの個人)が貸し付けている1千兆円のうちの 「200兆円ぐらいを、すぐに返してくれ。復興資金として、どうしても必要なのだ」と、アメリカに要求しなければならない。
ところが、ヒラリーと仙谷由人が、さっさと、17日に、「日本政府は、アメリカ政府に対して、日本が保有する米国債を売却しない。その代りに、アメリカは、日本に、最高度の核技術の大支援を与える」という密約が成立したようだ。 それで、仙谷由人は、突如、官房副長官となって、復帰した。
それと、G7(ジー・セブン)による、為替市場での「円買いドル売り」の各国の中央銀行による協調介入が行われた。これらの動きは、すべて連携されている。
アメリカの最高度の政治権力と金融財閥たちは、17日に、福島第一原発の危機は去った、と知った。 私、副島隆彦が、福島の現地で、19日に、自分の体を使って、現地投入して、体感と霊能者としての能力で、この真実を知った。どうしても、このことは公然と書いておかなければならない。私は、日本の国家戦略家として、先に、先に、事態を読んで、予測してゆくしかないのだ。』と書かれている。核技術の大支援て一体なんだ!?。核武装支援なら・・・。
ところで、復興費として200兆円は妥当な額だと経済学など知らない私も思う。日銀の当座の10兆円はあまりにも少なく、どうせなら200兆円クラスの国債を、という意見を先日目にした。こういう規模で、中国でのリーマンショック時、当初57兆円、ついで120兆円翌年は130兆円とし、V字回復し、日本を抜いたのだという。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成23年(2011)3月18日(金曜日)貳
通巻第3268号
日曜日, 3月 20, 2011
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