土曜日, 11月 12, 2011



新規iPhone4Sのテストをかねていつものコースをぶらりと回ってみた。バッテリー修正プログラムとしてのiOS5.01は昨夜更新済みである。今度のiPhoneは、一部でバッテリーの早期消耗が指摘されていたが、私の使用法では、以前のものより持ちがいい感じがしていた。しかし、バッテリー喰いの大きいアプリを本日初めて4Sで動かす関係で、念のため更新した。途中、一時休憩。この時点での結果をみると、定期的にGPS情報を取り込んでいて、以前は半日持つかどうかというくらいバッテリー消耗が早かったのだが、以後二度もバージョンアップもあったし、一時間以上稼働させても、まだ消費は10%未満とわかりホッとした。


それで、一休みしながら写真も撮った。このモデルになってからデジタルズームのマークが表れない?と思っていたが、昨夜のCMでファインダー画像をつまむだけでズーミングが出来る事がわかり早速試してみた。すると、ちゃんとファインダー内に、その程度を数値化するスライディングバーも表示されることがわかり、さらに一安心。このモデルとは、いいつきあいができそうな予感がした。

いつもより1本北の分岐まで国道4号バイパスを行き、降りて左折したらそこが国道123号だった。暫く行くと工学部、やがて本部まで来た。すると、探していたコンビニが左側に表れた。しかも郵便局と併設だ。さらに、そこは大学本部の敷地内だ。???と思い用を足し、室内の椅子で街道を眺めながら一服していると、40年前の思いがあれこれと蘇って来た。

そうだ、昔はこの一角は大学とは独立して簡易郵便局が確かに有った。学資の仕送りも、この郵便局経由であったんだと。初めて通帳を作った時の担当のお姉さんの顔を思い出した。しかも、この局の支配人は大学の同学科の先輩らしく、我が学科の教授が時折、白衣のまま支配人と話し込んだり(昼休み!?)していたんだっけ。東大出のこの先生は、もう二十年ほど前にお亡くなりになっていたんだ。

私は知らないが、このミニ局の裏には細長い学寮があったそうだ。男子専用か男女共用か知らないが、パジャマ姿にコートを引っ掛けて講義にでていた学生もすくなくなかったようだ。

私は、隣の学科の学生が当時出たばかりのスズキの350をこのニレの木の下辺りに止めていて、わたしに機会があったら、一緒にツーリングに行こうと持ちかけてきた事を思い出した。

ミニストップのカウンターでは、サラリーマン風もいたが、学生も何名かおり、それぞれの課題に思いを馳せているかのようだった。

目の前の国道123号は
http://ja.wikipedia.org/wiki/国道123号
では、
『栃木・茨城の県庁所在地を結ぶ主要ルートであり、全線にわたって2車線が確保されるなど一定以上の整備状態にある。起終点の市街地を除けば、主に農村地帯を通過する。また宇都宮・水戸間の交通には、国道50号および栃木県道・茨城県道1号宇都宮笠間線を用いるルートの方が距離が短く、こちらを利用する車も多い。』などと書かれているが、今日走ったところでは、一車線のところもけっこうありました。

私が毎年車の交通量が増していると感じた国道123号は1965年に一級国道となったばかりと知りました。あの頃は、工学部を基点に、毎年今頃は自動車ラリーが開催されていて自動車部は事故の責任は一切とれないし取らないとしていた。出走直後に停車中のダンプに追突し、喉を切ってしまい、生死不明の参加者などもいた。やがて、数年後には警察により禁止ないしは許可されない事態になるほど、モータリゼーションの波は進行していた時期だった。


しかし、まあ市内は道路環境は整っている。一度ビッグワン時代に水戸まで行ったはずだが、那賀川を超えた辺りで別ルートへ迷い込んだ記憶があったので、今日はとことん水戸まで行ってみようということになった。

この後、無事水戸に付き、国道50号へ移行。いつもの土産屋で休憩昼食。心配されたバッテリー残量は3時間半経過しても67%だった。途中で、掲載していない写真撮影を含めてこの値ならまあまあだと思う。後半は、これに電池式充電器を点けて補強した。最高速度は80キロ弱となり、これは4号バイパスの値そのままで、123、50号での平均速度は約45キロとなった。
帰りは電池式充電器をつけたが、以前の3GSだと、この充電器はAppleが許可してな方式です、といった警告が必ず出たが、今回は他社製の同型器もふくめて、一切苦情が出てこない。
ネットではバッテリー長持ちの秘訣として、月に一度は完全放電すること、純正でない充電器はなるべく使わない、などという注意事項が載っていたが、どうなんだろう!?と思った。

途中随分後から来る四輪に先をゆずってのんびり行ったつもりだが、ほとんどが農地の中で車が少ないのでこんな値が出た。40年前と全く変わらないことに安心する。こういう所なら、核戦争が起きて都市部の多くが餓死しても、この辺の人たちは自給自足で何とか生き延びられよう。ある種の試算では、ガソリン供給が無くなると、都市部に物が出回らなくなり、数ヶ月そういう状態なら大半は餓死せざるを得ない、という。まあ、皆必死に買い出しだろうが、農家にもあまり物はないだろう。加えて停電が数ヶ月。水も来ない。

最近、通常燃費が落ち気味である。これは直接的にはスズロイを増やし過ぎた結果と受け止めている。しかし、遠乗りでの燃費はほとんど変わっていない。21.5以上をキープし続けている。その辺のカラクリを推察するための今回の走行テストでもあった。

途中で気づいたが、連続走行40キロ辺りを目安にしてエンジンの調子がガラリと変わる。これはスズロイ濃度に関係ないようである。以前の1000ccでも同様で、カーネルさんもこの前、30
できれば40以上はまとまって走らないと、本当の調子はわかりませんな、という事をおっしゃっておられた。私の場合、片道20キロ程度で、全然その域に達していない毎日の通勤では、スズロイを濃くすると、冷機〜20キロ位だと濃度が濃いための微妙な抵抗がアクセル開度に影響しているようである。それを防ぐには、できるだけ早めのシフトアップが望ましい。

今日も、100キロ通過の時点での燃料計のゲージを見ていたら通勤よりはるかによい。通勤では最近どうがんばっても95キロで一目盛り減ってしまう。少なめのスズロイだとなんとか100ぐらいまで持つ事があったが、濃くしたせいか今はそれはない。

ただ、濃くても連続だと40位から調子が変わるため、燃費がよくなり今日も110キロを超さないと一目盛り減らない。さらに次の一目盛り減は、この機種では妙に減りが早く、通勤だと130キロ周辺で起こる。それが今日はなんと150キロを超えても残っていた。それで、一度調子がよくなると、濃い位の方がエンジン潤滑効果が増すのでは!?とさえ思った。この辺りは迫る四輪をどんどん先に行かせるのんびりツーリングでもあったのだが。

そして、タンクのガソリンがメーター読みで半分になるまでいくら走れるか過去の値と比較しながら走っていたら、過去最良は210〜214あたりであったが、今回もなんとか211であったので、過剰と思われるスズロイ投与は、長距離では害なしらしいと判断した。

そして、燃料計の目盛りが最後の二個になる時点は、最良回のとき、走行270キロあたりだったので、今回もそれを目指して走っていたら、270を過ぎてもまだ減らない。直後に四輪とバトルになり、二車線から一車線になるところまで少々先を譲らせないよう加速して気がついたら、272キロあたりで最後の二個になった。それで、好燃費はキープしていると判断してちょうど280キロ地点で以前から見知っていたスタンドで給油。13.0リットルだった。五霞町と幸手市の中程にあるコスモ石油だ。

今回の燃費は25.538..。最良燃費の時は324.1キロ走行し、給油量は14.98であった。(燃費21.63..)その時は入力ミスだと思うがもっと低めの値を記入していた。
今回走行との距離差は324.1−280=44.1キロ。仮にほぼ同じだとした280から320キロあたりの燃費は44.1/1.98=22.272であり、予想通りリッター22キロを達成していたことになる。

以前も走行180〜200位で給油すると18.5位の時が多かった。それで300キロ近く走った時は通勤でも19キロ位行くのだから200キロ以上の後半からスズロイ濃度が平均より高くなり、良燃費のおかげで平均燃費が向上しているのだろう。現に当初通勤燃費は18.4としていたが、それは230〜240辺りで給油していた。それを300キロ近くまで持たせるようにして、しかも一個スズロイを追加して19.2あたり時には19.5までしたのであった。その後、味を占めさらにさらにもう一個追加したら、エンジンの抵抗が増えた感じで、通勤燃費は18キロ後半あたりへと後退したのだった。しかし、投入初期にありがちな高濃度は、さいころ状の角が丸くなって来ると溶け込む濃度は減る、と予測したように少しづつ燃費は回復している。しかもノッキングを起こしそうな低回転で使用すると特に燃費回復は目に見える。当初はそれをすると、あっというまに高濃度感が飛んでしまうくらいの感じであったが、最近はまあ、落ち着きを取り戻している。

最近のSC54の燃費は、私のモデルより燃費が25.0から25.5へ若干向上していて、某バイク雑誌が行った走行テストは250キロ程度の走行テストで20.43とかいう数字が記録されていた。スズロイ投入した私のモデルではそれよりもリッター1キロ以上は多い、ということになる。間もなく走行三万キロになる(29450)。投入歴は約14000キロ。

帰ってみて、iPhoneのバッテリー残量は電池式充電器のおかげで95%まで回復していた。もう、充電器の電池残量を示すLEDは点灯していないが、それでも暫く置いておいたら、97%となっていた。以前の3GSは、もともとバッテリー不調だったような気が改めてした。しかし、今はアプリを半減し、中味を軽くしたおかげで、かなり持ちがよくサブ機として重宝している。
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