─…─↓ メルマ!PR ↓─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─ スタミナパワーを "ギュッと" 凝縮! 黒の力!!やわたの熟成にんにく卵黄! ◇にんにく農家が研究を重ねた逸品が原料! 毎日の活力と栄養補給に!◇ ↓まずは、にんにくパワーについて詳しくみてみる↓ http://rd.melma.com/ad?d=v060UR8Bg0g0HQRq602Bia6Kl16dIqeq46592160 …─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─↑ メルマ!PR ↑─… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成29年(2017)4月30日(日曜日) 通算第5273号 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 北朝鮮のミサイル発射は「自爆」という結果だったが 日韓は当然ながらロシア極東軍も警戒態勢を取っていた **************************************** 北朝鮮は4月29日、早朝にミサイル発射実験を行った。 平壌の北東、北倉から発射された中距離弾道ミサイルは「KN17」と米軍はみており、これは失敗したとはいえ、空母キラーという異名をとる。 おりしも米空母カールビンゾンが、対馬沖から日本海へ入った、そのタイミングを狙っており、そのうえ格別に留意すべきは、ミサイルは北東へむかって発射されたことである。米軍筋は、ミサイルは44キロ飛翔し、北朝鮮領内に落下したと分析した。 四月にはいって、5日、16日、そして今回は三回目だが、いずれも失敗した。 失敗は北朝鮮の技術的貧困、あるいはミサイルの欠陥からくるものか、あるいは意図的に失敗させてはいるが、ある目的のために一連の実験ではないのかとする見方もある。 すでにオバマ政権の時代に、ミサイルを電波妨害で破壊する研究が開始されているが、その研究成果の報告はまだ出ておらず、北のミサイル失敗は米軍が妨害電波を出したからという観測もあるが、ミサイル内部の電子命令系統は、外側から隔絶された設計になっている。 したがって米軍の電波妨害が成功しているとは考えにくいのではないか。 むしろ北東へ飛ばすと、その先は日本海ではなく、ロシアである。 ロシアへ向かわせ、途中で自爆させているのだ。つまり技術力が格段に向上していることを北朝鮮は見せつけ、米国、韓国、中国ばかりか、ロシアに示威したとい解釈も成り立つ。 おりからNYの国連では安保理事会が開催され、ティラーソン国務長官は「深刻な危機」と分析し、ロシアや中国との論戦の最中だった。 中国の王毅外相は「問題解決の鍵は中国にはない」と盛んに逃げをうった。ティラーソンは「話し合いは意味がない。過去に何回も騙されている」という意味の発言をした。 この直後に、北のミサイル実験のニュースが飛びこんで、中国が主張していた「平和的解決」も国連安保理事会の緊急会合では虚しく聞こえた。 ロシア代表はガジノフ外務次官で、「もし米軍が先制攻撃を行えば、破局を迎える」と横やりを入れていた。 またロシアは中国とともに「六者協議」を再開して話し合いを続けるべきと主張したが、安倍首相は訪問先のロンドンの記者会見で「六者協議再開という環境にはない」と、楽観的観測を否定した。 ▼日本では警戒、監視態勢つよまったが 「この状況は戦後最悪の危機である」と有力政治家の発言が続く。 日本ではミサイル発射ニュースの直後から、「安全確認」を目的に東京の地下鉄は十分間、停車した。 ほかに北陸新幹線も停車して、被害を避ける準備に入った。 すでに秋田県男鹿半島などでは避難訓練が行われており、日頃の平和ぼけから防御への頭に切り替えが行われつつある。 地下鉄の場合は、地下シェルターとしての態勢がとれるか、どうか。いや地下鉄の構造に、そういう能力があるのか。鉄道にしても、ミサイル被害がもしでた場合、いかなる措置を必要とされるか、政府は具体的検討に入った。 ミサイルは失敗しても、その自爆あるいは自壊場所によって、残骸が墜落する危険性を伴い、あるいは日本海であってもイカ漁船などが操業中の海域に落ちれば被害が出る。 陸続きの朝鮮半島から中国、ロシアの国境付近も、落下の危険性の潜在的ポイントとして加えておくべきだろう。 じつは4月29日の北朝鮮ミサイルは失敗したが、落下を警戒してロシア極東では警戒態勢が取られていたのだ。 極東防空識別圏内で「アラート」が発せられ、東部軍区(ハバロフスク)ではS400対空ミサイルシステムが稼働した。 「ミサイルの残骸が露西亜領内に落下する危険性に備えた」とビクター・オゼロフ(ロシア連邦上院軍事委員長)が発言した(アジアタイムズ、4月30日)。 一連の北朝鮮擁護発言をくりかえしてきたロシアとて、政治的思惑と世界政治の攪乱、アメリカ主導への当てつけ、トランプ外交への妨害などが目的で、計算づくでなされた政治発言はロシアの地位回復を企図した政治的ジェスチャーである。 そして、矛盾するかのように極東ハバロフスク軍区の警戒態勢入りがなされている。 □○▽ミ□◎◎ヤ○◎○ザ○○□キ□◇◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ 樋泉克夫のコラム @@@@@@@@ 【知道中国 1563回】 ――「正邪の標準なくして、利害の打算あり」――(?富2) ?富猪一郎『七十八日遊記』(民友社 明治39年) ▽ 趙爾巽(1844年~1927年)は漢人八旗の出身。清末民初の政治家で、東三省総督時代に遭遇した辛亥革命に際しては満州において革命勢力を押さえ込み、革命の余波が満州に及ぶことを防いだ。清朝が崩壊し中華民国が成立するや、漢人官僚の代表で中華民国の実権を握った袁世凱や後継者となった段祺瑞の幕下に馳せ参じ、清朝の歴史を記した『清史稿』の編纂を主幹した。 徳富を前に趙爾巽が「頻に日本の新聞か、自分を誤解し居る」と“不満”を口にしたということは、趙が自分を軽んずる日本に不満を持っていたということであり、日本は趙の政治家として実力を見限っていたということだろう。 奉天にある清朝の王宮へ足を向けた。「宮殿の内部、寶物、及ひ四大書庫の一なる文溯閣を見物」している。「宮殿は朝鮮も、支那も、其の荒廢は同樣也。目下修繕中の由にて候得共、それも覺束なく存し候」。宝物は数あるが、やはり乾隆帝が勅命で編纂を命じ、清朝の総力を傾け、400人を超える学者を総動員して全土に残された書籍を網羅した四庫全書を納めた「文溯閣の戴籍」を目にしては、さすがに「快心洞目」せざるをえなかった。 とはいえ文溯閣には長期にわたって人の出入りがなかったらしく、貴重な書籍には塵が堆く積もっていた。「塵埃の積る寸餘なるには閉口致し」ているが、ここで一転して、「支那にては、流石に四億餘の人口ある故にや、人間程廉價のものは、此れなく」と呟く。それというのも「斯る寶物庫や何やを見物するにも、役人やら油虫やら、ぞろぞろと左右前後より取り捲き、?々喋々の奇聲を發し、且つ名状す可らさる奇臭の包圍攻?には、閉口中の大閉口にて有之候」と。 何にもまして繁文縟礼を旨とするだけに、清朝の役人が多くのお供を従えて案内したことだろう。態度物腰は慇懃のうえに慇懃ではあるが、ベチャクチャと喧しい限り。加えて彼らに入浴の習慣もなく、油の沁み込んだような厚手の衣裳を纏っている。「名状す可らさる奇臭の包圍攻?」には、神州高潔の民を任じていたはずの徳富ならずとも「閉口中の大閉口」と呟かざるをえなかったはず。 次に向かったのが、清朝2代目皇帝ホンタイジ(漢字で皇太極)を祀る昭陵だった。 奉天の城門を出る。「支那詩人の所謂る一坏土たる、土饅頭の墳墓と、且つ糞塊の堆をなす間を、用捨なく排進し、渺々たる廣原を過ぎ、鬱然たる森林中に入」ると、その先に昭陵が構えていた。「塲所と云ひ、結構と云ひ、奉天第一の見物」ではあるが、ここでも「支那の役人、若しくは小价等か、左右に附き纏ひ、大聲にて何やら分らぬ言を喋舌するには、聊か五月蠅からさるにあらす候」。案内する役人やらお供の下役の振る舞いが、よほど気に入らなかったに違いない。それにしても「糞塊の堆をなす間を、用捨なく排進」とは、想像するだけでもクサそうだ。 18万の人口を称する「奉天は、流石に(中略)滿洲中の都會也」。「日本人の居住する者二千名、其の在留者は、概して六千名内外、軍人は其外に候由に候」。ということは、日本人滞在者は長期が2000人で、短期が6000人ということか。これに駐留軍人が加わっていたわけだから、やはり当時の奉天では日本人は一大勢力だったと考えられる。 日露戦争が終わったとはいえ、「戰後の情態は、未た全く恢復したりとは、申し難かる可く候」。それは、「物價の格外なる不廉にて、明白に候」。物価の高止まりが「此儘にて永續するは、甚た面白からす候」。だから日清協同事業の声が挙がるのは判らないわけではないが、満州における日清両国民の信用と好意とが容易に得られない以上、「言ふ可きも、决して容易に行ふ可らさるかと察せられ候」ということになる。 次なる目的地は大連。 《QED》 ◇○▽ヒ□◎◎イ○◎○ズ○○□ミ□◇◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ (読者の声1)貴誌前々号で、米国はカーター元大統領を北朝鮮に特使として派遣するむねの打診がトランプ政権で行われているというニュースがありましたが、その後の動きはどうなっていますか? (JJセブン) (宮崎正弘のコメント)英国のフィナンシャルタイムズがつたえたもので、その後、同紙に後追い記事がないようです。 政界の常識としては、政権の高官が情報操作の一環として、世論の反応を見るために打ち上げる観測気球かもしれません。そもそもカーター元大統領は癌を患っており、特使の任務を果たせる健康状態ではないようです。 ♪ (読者の声2)4月28日の主権回復国民集会にでかけて、政治家、拉致家族会、ジャーナリストらの講話を伺いました。 とくに中山恭子さんの淡々と喋る姿勢、感動的でした。 さて「主権」に関して憲法、国防、領土に言及があり、また赤池参議委員議員は「教育」の主権に関して触れた。 その後に登壇された宮崎正弘先生は「主権は政治、軍事、文化に加えて『経済主権』のことを忘れていないか。経済にも主権があり、それは金利、通貨、政府紙幣、通貨供給量などを決める。英国は「通貨は主権である」としてユーロに加盟せず、経済主権をまもった云々と提言され、目に鱗でした。 詳しく、このポイントを書かれた貴著はありませんか? あるいは、このメルマガのバックナンバーをご教示下さい。 (HK子、川口) (宮崎正弘のコメント)拙著のどこかに書いた記憶がありますが、ちょっと捜す時間がありません。しかしこれは持論なので、どこかに挿入していると思います。 ともかく主権を四つのカテゴリーにわけ、政治は憲法、軍事は自主防衛と領土問題がからみ、文化は言語、教育とりわけ道徳教育が主権の現れ、歴史教科書もそうです。 ややもすれば保守陣営の議論が、改憲とか防衛論議に流れ勝ちですが、文化にくわえて、「経済の主権」をいかに守り確立するかを論じる必要があります。 毎年、4月28日に『春の憂国忌』として開催される『主権回復記念』の大会は、そうした意味でもたいへん意議深いイベント、ことし21回目でした。 ♪ (読者の声3)日本文化チャンネル桜からのお知らせです。来る5月2日の「フロントジャパン」という番組で、キャスターの福島香織さんと、宮崎正弘さんの一時間のトーク番組があります。 予定される議論は、北朝鮮を巡る中国、露西亜、そして韓国取材から帰国したばかりの宮崎さんが韓国の政治状況を語ります。 ご期待下さい。 (日本文化シャンネル桜) □◎◎ ○○▽ ○◎○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪♪ 宮崎正弘 新刊ラインアップ ************* 『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず潰される』(徳間書店。1080円) https://www.amazon.co.jp/dp/4198643660/ 『トランプノミクス』(海竜社、1080円) 『日本が全体主義に陥る日―旧ソ連邦・衛星国30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円) 『世界大乱で連鎖崩壊する中国、日米に迫る激変 』(徳間書店、1080円) 『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社、1404円) 『中国大恐慌以後の世界と日本』(徳間書店、1080円) 『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円) 『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社、1512円) 『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円) 『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円) 『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円) ♪♪♪ <宮崎正弘の対談・鼎談シリーズ> @@@@@@@@@@@@@@ 宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動で、どうなる日本経済』(ビジネス社、1404円) 宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円) 宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上三つは1080円) 宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック) ************** 宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) □◇▽□○◎□◎○□□▽▽ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (C)有限会社・宮崎正弘事務所 2017 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ─────────────────────────────────── ■今回の記事はいかがでしたか? 下記ページより、あなたが記事の評価を行う事ができます! http://melma.com/score_U0l0HQnqP07BiaAKP1ldjqeq366afb12/ □このメルマガのバックナンバーやメルマガ解除はこちら http://melma.com/backnumber_45206/ □その他のメルマガ解除や登録メルマガの検索はこちら http://melma.com/contents/taikai/ ───────────────────────────────────
日曜日, 4月 30, 2017
宮崎正弘の国際ニュース・早読み <北朝鮮のミサイル発 射は日韓は当然ながらロシア極東軍も警戒態勢を取っていた
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿