木曜日, 5月 11, 2017

宮崎正弘の国際ニュース・早読み <トランプ大 統領、ヒラリーを庇ったコメイFBI長官を解任

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)5月11日(木曜日)
        通算第5287号  <前日発行>
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 トランプ大統領、ヒラリーを庇ったコメイFBI長官を解任
  政権内部の敵を炙り出し、陣営を引き締める人事戦略の一環
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 5月9日、ジェイムズ・コメイFBI長官の解任が発表された。
 FBIはヒラリーの偽証をかばい、トランプ大統領の真相調査の要請には中途藩場な態度で臨んできた。
とくに犯罪者と言っても良いヒラリーへの肩入れは、トランプ政権にとって、国家の中枢であるインテリジェンス機関が機能不全に近いことをあらわす。

 上院司法委員会のグラスレイ委員長は同日、声明を発表し、「過去七ヶ月のコメィFBI長官
の言動たるや国民のFBIの有効性に対しての不信を拡大させ、信任を失わせてきた」
と手厳しく批判した。

 ヒラリーが国務長官時代に、私的メールでベンガジゲート事件に重大に関与したが、
そのメールの公開にFBIは非協力的だった。
 アメリカのメディアは韓国大統領のことより、このコメィ解任劇を一面トップで報じている。

 さて、このFBI長官解任はドミノのように次の人事を形成していくだろうか。

 外交を司る国務省人事を例にとっても、ティラーソン国務長官は指名されたが、副長官、次官、次官補クラスの人事は依然、
発表されないまま、世界一の大国アメリカの外交が進められている。
「ハト派の巣窟」といわれ、親中派が多い国務省が外交を主導することを
警戒するトランプ大統領は、じつに巧妙な人事作戦で、その影響力を低下させているとみると、この人事の意図的な停滞は、むしろ納得がいく。

 事実、トランプ政権発足から百日余。米国外交は「力の平和」を実践するペンタゴンに
重心が移行している。ペンタゴンで副長官以下の人事はまもなく発表されるだろうと観測されている。

 ▼最初に人事を全うしたのは国家安全保障会議メンバーだ

 またマクマスター補佐官が率いる国家安全保障会議には反露、反中のタカ派が揃いつつある。
マクマスターは先月に副補佐官のマクファーランドをシンガポール大使として、追い出した。

 そのうえで、トランプはマクマスターの推薦に従い、国家安全保障会議
(NSC)の枢要ポストに共和党系保守主流の専門家3人を新たに加えた。
 三人ともブッシュ政権の安全保障部門で活躍した女性であり、
トランプ政権の対外戦略が保守本流路線に復帰することを意味する。

 ブルッキングス研究所上級研究員のフィオナ・ヒル女史はロシア・欧州部長に、ヘリテージ財団上級研究員のリサ・カーティス女史を南アジア・中央アジア部長に、スミスリチャードソン財団上級研究部長のナディア・シャドロウ女史を戦略研究部長に任命した。
これらの人々は共和党保守本流に属し、リアル・ポリティックスの信奉者でもあり、とくにヒル女史は、『策謀家プーチン』という著作でも知られる対ロシアタカ派。

 カーティス女史はオバマ前政権のアフガニスタン政策を批判してきたし、シャドロウ女史はかつてペンタゴンの国防政策会議委員だった。氏には『戦争と統治の技巧』という著書がある。

 コメィFBI長官更迭の後任人事はまだ発表されていないが、注目を集めている。

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