日曜日, 1月 02, 2011
iDailyという115円のアプリ、風呂に入るときなどにリラックスして聞くのもいいかも、と思いさっそく実行した。考え事をしながらボーとして聞いていてもけっこう聞き取れるようになってきているのがわかった。設定は、エンドレスで最初は一つを完璧にともっていたが、気がついたら、4〜5編はすでにはいっていた。それが始めた(発声)ところから、次々放っておいても繰り返し読み上げてくれる。そして、濡れた手でiPhoneをいじっていたら、知らなかった画面に遭遇した。
これまでに8時間以上聞いているとか、引いた単語の数とかのミニ統計が出るのである。この循環的に何度でもいろいろな文章(ニュース)をいろいろな男女が読んでくれるのである。それで、このアプリはNPRのアプリよりもより実戦向きでいい、とおもった。いやおうなく、強制的に耳に入ってくる。テレビを見ながらでも脇に置いておけば、努力感なく英語のシャワーを浴びている。ビタミンをバイタミンと発音していることにも気がついた。
最初に聞いたニュースがいちばん耳慣れしていて分かりやすいのであるが、まだ文章も読んでいないニュースでも何気なく聞いていると、意外にも割と聞き取れる。わからない単語、聞き取れない単語もあるが気にしない。気になったら、青変している該当文章を見たり、もう一度聞き返したり、できる。NPRはパソコンで勉強するときはいいが、それがVOAのように気軽にできない。
さらにしばらくすると、iDaily自体の設定画面も出てきた。そこで、翻訳言語を問題のあった日本語から英文に設定しなおした。最初、論文のレジュメのように簡単な英文で、ニュースの中身が出ているのかと思ったが、よく吟味して見ると原文そのものがびっしり表示されるとわかった。
発声画面では、原文を読むだけに限定しようとして画面送りをすると予期しないところで単語の意味が出たり、ある小節が読みあげられたり、最初はパソコンから原文を出したりしたがこれなら簡単に原文の全貌がつかめる。
これだけを改まって勉強する意識で取り組もうとすると、多分飽きる。もっといくつものニュースを読み込んで違うニュース、違う読み手が次々休みなく出てくる状況で、他の事をしながら聞くともなく聞いている、というのがおそらく今の段階では耳を慣らすのには一番いいだろうと思う。
おかげで、オバマ大統領がリスボン会議でArticle:5という発音をいつも聞き取れなかったが、
はっきり文字通り発音していると今朝は確認できた。NATO加盟国の一国に対する攻撃はNATOそのものに対する攻撃とみなし、NATO全体が反撃態勢に入る、という条項である。
しかし、バラック・オバマと言っているのに、時々ブラック・オバマと聞こえてしまう。耳の癖を知る上でも有効な教材であろう。
http://www.appbank.net/2010/09/23/iphone-application/170878.php
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