土曜日, 4月 23, 2011



仕事の関係で、県北へ出かける事が多い。仕事発注先の会社所在地(さいたま市北区)から、直線で半径50キロ以遠に仕事先がある場合には、通常単価プラス1万円が遠隔地加算される。以前は秩父営業所管内であれば、一律にプラス1万円ということだったが、それが無くなり広域で熊谷支社ということになり、行田あたりも秩父の大滝も、皆同じ熊谷支社ということになれば、それまでの区分けは意味を失う。それで冒頭の50キロ以遠がでてきたわけである。ただし、直線で50キロのその境界あたりの区別はこれまで容易ではなく、たとえば神川町のように、60キロ程度離れていればわかりやすいが、境界線上のあたりは、明確な根拠がないと請求しづらく、ほとんど放置されてきた。

しかも仕事が忙しいと、納期に追われて細かい計算どころではなくなり、忘れてしまっていて後で、今回二件も神川町が出たのに、+2万円請求をすっかり忘れていた、ということが年度の終わりになって判明した。しかも、最近の傾向として今までほとんど出なかった熊谷支社の仕事が増加傾向にあることもあり、この際パッとわかる距離早見マップを作ることになった。

ネットでいろいろさがした結果がこれである。
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/bl2stf.html

出発地の緯度•経度と目的地の緯度•経度を入力をすればたちどころにその二点間の直線距離を表示してくれるというソフトである。ただ、グーグルマップで表示される緯度•経度情報は、十進法での角度なので、それを度分秒になおして入力しなければならない。私はカシオの電卓で一発変換しているが、電卓がなければ、同じように変換してくれるサイトがある。
http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?path=01950000%2e%8e%ef%96%a1%81E%8e%c0%97p%2f01000000%2e%92P%88%ca%8a%b7%8eZ%2f10020200%2e%93x%82%a9%82%e7%93x%95%aa%95b%82%c9%95%cf%8a%b7%2fdefault%2exml
これもカシオ計算機の提供らしいサイト名となっている。

ところで、このブログを書こうと思っていたところ、iPhone関連のニュースで位置情報をすべて記録として残している!というニュースを見た。iPhoneで写真を撮る時など、正規のアプリで写真を撮るときなど位置情報を取得しますが、と出ていたが、それらが全て残っている、というニュースだ。
http://jp.techcrunch.com/archives/20110420surprise-your-iphone-is-tracking-your-every-move/
さらに、『早っ! iPhone、iPadに常時残る位置情報を消すアプリもう出る(動画あり)』
というニュースもあった。
http://www.gizmodo.jp/2011/04/iphoneipad_4.html

しかし、肝心の位置情報データがどんなものか!?がわからないと判然としない。

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/04/21/031/
さっそくiPhone Trckerをダウンロードして使ってみた。もちろんフリーだ。



日本の極一部だけに黒丸がついていたマップも拡大すると、たしかに県北のあたりが多い事もわかる。しかし、点の並びが妙に規則的できちんとピンポイントで足取りを追っているわけではなさそう。その辺に良く行っている、というぐらいの目安だ。ナビデータのような履歴とは違うようだと思った。

もう少し個別に見てみよう。

秩父エリアの拡大図。たしかに一回ほど定峰峠を秩父側から東秩父村へ抜けたような記憶はあるが、たった一回だけ。しかも、道路以外にはいちども行った事も無いが、どういう訳か山中に大きな丸が表示されたりしている。正確な(少なくともこの地図だけからは)位置情報ではないかのようだ。このソフトがアップルの謀略ではないと祈りたい。

グーグルマップによる秩父の該当エリアを拡大してみると、数百メートル単位でずれている。別所浄水場と、荒川に合流するもう一本の川の交点あたりに灰色の比較的大きな丸マークがアイフォ〜ントラッカーにはあるが、この付近を通らないと市内からは浄水場には行けないのである。そういう意味では結構当たってるがナビデータほどではない。灰色の丸マークのほぼ真横あたりに同サイズの赤丸が見えるが、これも該当しないな〜と思っていたら、秩父ガスがこのあたりだ。写真は浄水場と現場でしか撮らなかったが、その地点は出て来ていない。

冒頭の話題に戻ると、別所浄水場はまだ50キロ以遠ではなく、さらに山の頂上のミューズパークの公園あたりで確実に50キロ以遠となる。したがっておがの町は問題なく請求できるのだが、過去一回も請求していなかった。

これは本庄市と深谷市の境あたりまでを選んだが、国道17号の旧道とバイパスが交差する四拾坂下で、47キロほどであり、本庄駅、本庄早稲田、児玉警察あたりで、51キロほどとなることが冒頭のソフトによる計算で判明した。これで、これまで、上里町はかなり西側でないと、と思っていた誤解も改善された。本庄市内も大半(過去の履歴から)が50キロ以遠だった。

レッドバロンも17号沿いにあるのだが、それも近い点でしか表示されていない。本庄県土整備事務所はよく行くし、その西側の赤黒い丸印は、新規移転した本庄法務局あたりなので、ピンポイントに近い正確さで当たっているようだが、区分けと位置関係の偶然の符号のようにも思える。しかし、よくまあ、こんな記録を残すものだと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000033-zdn_n-inet

http://nmuta.fri.macserver.jp/unei1104a.html

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