火曜日, 2月 03, 2015

中国海軍が二隻目の空母が具体化とのニュースは虚報か    プーチンが北京の戦勝記念日(9月3日)に参加というニュースの信憑性は?


─…─↓ メルマ!PR ↓─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─
======= キャッシングやリボ払いの借り換えを検討中? =======
便利なリボ払いも長期に渡ると…長期での返済をお考えなら、借り換えも
検討してみませんか。金利が1%違えば、年間の返済額も結構変わってきます。
じっくり比較して賢く使えるカードローン比較サイトのご紹介です。

http://rd.melma.com/ad?d=q0v0vRxlK0A0dQnqP0Lvu7vMF1Pd9qSqffed55df
…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─↑ メルマ!PR ↑─…


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)2月3日(火曜日)
    通巻第4454号  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 中国海軍が二隻目の空母が具体化とのニュースは虚報か
   プーチンが北京の戦勝記念日(9月3日)に参加というニュースの信憑性は?
****************************************

 北京発の怪情報は、検証が難しい。
公的メディアが報じても宣伝にすぎないことがあり、要注意である。そもそも『人民日報』は出鱈目なことしか書かないではないか。
周永康が薄煕来と組んで軍事クーデタを試みたというニュースが三年前に北京筋から唐突に流れたことがあったが、まさにガセだった。

 先週もふたつの怪情報が流れている。
 ひとつは江蘇省の『常州晩報』(1月31日)が伝えたとされるニュースで「中国海軍の二隻目の空母建造を江蘇省の企業が請け負った」というものだった。BBCがカバーし、世界中に打電されたが、直後にこのニュース、当該メディアの電子版から消えた。

 9月3日を「抗日戦争勝利記念日」などと日本軍とも闘っていない中国共産党は新しいでっち上げ行事を突如制定し、準備にはいった。
 1月17日に中国は、この式典には軍事パレードが行われるとし、「戦後秩序を維持する目的で軍事力を誇示するのは主として日本への武威とアジアならびに世界秩序維持への中国の威信をしめす行為である」云々と見解をたれた。

 1999年と2009年に行われた軍事パレードは10月1日の「国慶節」である。
 ところが、十年おきという暗黙のルールを破って、ことし9月3日に、北京天安門広場では六年ぶりに軍事パレードが行われるというのは変則的であり、政治的である。

さてここまでは正確なニュースで党が公的に報道している。
 すぐにプーチン露西亜大統領が、この北京の軍事パレードに中ロ関係の強さと両国の連帯を強調するために参加するとした。中国外交部が追認で発表したとされる。

ところが、「その可能性は8%だろう」とインドの『ザ・タイムズ・オブ・インディア』が伝えた(1月28日付け)。
インドの分析では1月26日のインドの軍事パレードをオバマ大統領が観閲したことへの、愚直な北京政府側の反応ぶりではないか、というニュアンスで分析されている。

      □▽▽■ ◇◇△■▽○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ++++++++++++++++++++++++++++++
西村眞悟の時事通信 西村眞悟の時事通信 西村眞悟の時事通信
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
天皇陛下のパラオ・ペリリュー慰霊
@@@@@@@@@@@@@@@@@

 天皇皇后両陛下は、四月八日と九日、大東亜戦争において、アメリカ軍から「天皇の島」と呼ばれた日米両軍の激戦地である西太平洋のパラオ・ペリリュー島を訪問され、戦没将兵を慰霊される。
 両陛下による太平洋における慰霊は、硫黄島からサイパン、そして遂に、パラオ・ペリリューに至られることになる。
ペリリュー島の戦いは、昭和十九年九月十五日から十一月二十五日まで行われた。島に押し寄せたアメリカ軍は戦車百十七両を擁する総員四万八千七百四十名。迎え撃つ中川州男大佐率いる日本軍は一万五百名。そして日本軍は最後まで勇戦敢闘して玉砕した。戦死一万六百九十五人、捕虜二百二人。
しかし戦闘終結後も三十四人の日本軍兵士は洞窟を転々として島内で生き残り戦後の昭和二十二年四月二十二日にアメリカ軍に投降した。
アメリカ軍の太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツ提督はこの日本軍将兵の戦いに対して次の詩を残した。
この詩文は、現在、ペリリュー島に立てられた碑に刻まれている。
「Tourists from every country who visit this island should be told how courageous and patriotic were the Japanese soldiers who all died defending this island.  Pacific Fleet Command Chief C.W.Nimitz」
「諸国から訪れる旅人達よ、この島を守るために日本軍将兵が、いかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕していったかを伝えられよ.太平洋艦隊司令長官 C.W ニミッツ」

さて天皇皇后両陛下は、サイパンに続いてこのパラオ・ペリリュー島を訪れられて戦没将兵を慰霊される。日本人は、この精神世界(霊的世界)における意義に深く頭をさげ、両陛下と共に祈らねばならない。
パラオ・ペリリューは、海から大東亜を俯瞰する位置にある。即ち、大東亜戦争の全戦域を俯瞰する位置にある。従って両陛下はパラオ・ペリリューからペリリュー島の英霊のみならず大東亜の全戦没将兵の慰霊をされることになる。この大東亜の全戦域における戦没者は二百万人以上であり海に漬かり陸に埋もれる未帰還のご遺骨は百万を超える。
そしてこの全将兵は、大東亜の諸民族の自立と共存共栄の大義のために戦ったのであり 敵将のニミッツ提督の言うとおり、その勇気と祖国愛は語り伝えられるべき英霊である。
そこで我が国の神話を教えない戦後教育のなかで、封印されるように、意識の外に置かれている天皇陛下のお立場を、よくよく見つめてみようではないか。

天皇、それは、その権威が神秘に発する祭祀の主催者にして祈る御存在である。天皇は、天照大神が孫の神武天皇に与えた天壌無窮の神勅によって、永続を確保されて現在の我が国の天皇である天照大神の子孫である。世界に、これほどの「権威」があろうか。
 このこと、戦後教育はこれを語るものを神懸かりとして意識の外に追いやる。従って、我が国の特殊な戦後的先入観のない外国人の方が天皇の権威の本質を素直に実感するので 次ぎに、三年前の伊勢神宮の式年遷宮を見たフランス人が「フィガロ誌」に書いた一文を書いておく。
  これが、天皇陛下の権威の淵源である。

「闇と沈黙のなかで、女神アマテラスを聖櫃に奉じ、これに生絹を掛けて神官の群れが粛々と運んでゆく。生きとし生けるものの起源そのもののシンボルが、いま、眼前を通りすぎてゆく・・・この景観に、われらの小我の殻など、微塵に吹っ飛んでしまう。」
 この天皇の権威、これは思想でも教義でもイデオロギーでもない我々の心情を深く揺り動かす根源的なものである。この権威に対して、畏れおおい、という言葉を、昔の人は自然に口にした。日本的霊性はここから生まれた。
 この天皇陛下が、この度、畏れおおくも、パラオ・ペリリューに赴かれて、広大な海と陸において、アジア解放、大東亜共存共栄の為に戦った将兵を慰霊される。アジアにおける全将兵の霊が喜び、東アジアが明るくなるではないか。これは、霊的世界における、まことに大きなことである。世界精神史における画期的なことである。

 かつてアメリカ原住民の酋長は次のように語った。
「白人の神ゴッドは、ただ自分の信者の白人だけを可愛がる。しかし我々の大霊グレイトスピリットは、そんなえこひいきはなさらない。」
 この言葉は正しい。
 従って、最近、フィリピンをローマ法皇が訪問したが、それはただ信者の世界だけのことである。しかもフィリピンがカトリック国だということはスペインがフィリピンを植民地にした結果である。東アジアの明るさとは関係ない。むしろスペインに支配される前の先祖から見ればその反対だ。
 これに対して天皇陛下は、「えこひいき」はなさらない。

 天皇陛下の、パラオ・ペリリューにおける慰霊は、広大な大東亜全域でアジア解放のために戦った二百万英霊の慰霊であり、「生きとし生けるものの起源そのものの」による慰霊であり、天照大神の天壌無窮の神勅により降臨し即位された神武天皇より百二十五代の今上陛下による慰霊である。これは我が万邦無比の日本の天皇にして初めて為しえる、とてつもないことではないか。

ここ数年、我が国は、天変地異のなかにあるが、天皇陛下の、パラオ・ペリリューにおける慰霊は国民の意識を明るく覚醒させる深い意義を湛えているのではないかという予感がする。即ち、アジアの英霊が集まってきて、祖国日本の誇りある再興を加勢し始めてくれるのではないか。天皇陛下は、これほど尊いありがたいことをなさるために、パラオ・ペリリューに行幸される。
以上、本朝、仁徳天皇の御陵に参拝の後に、畏れおおいことながら天皇陛下のパラオ行幸について書かせていただいた。

次ぎに、宮内庁そして安倍内閣に苦情を申す。
パラオにおける天皇皇后両陛下のご宿泊先を、海上保安庁の巡視船「あきつしま」にするとは何事か。天皇の我が国家における御存在を何と心得ているのか。君側の情けない官僚組織よ。
天皇陛下の乗られる飛行機は、政府専用機と言っているが、これは国家を示すエアー・ホース・ワン、空軍機であり航空自衛隊が運用している。従って天皇陛下の乗られる船は、海上自衛隊の運用する軍艦であるべきだ。宮内庁および安倍内閣、国家の品格というものが分からんのか。

パラオにおける天皇陛下のお召艦は、国家を示す軍艦旗を掲げた海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」で、前後左右四隻の護衛艦と若干の潜水艦によって警護され威風堂々とパラオのコロール沖に集結すべきである。パラオの国民も英霊もいかに喜ばれるか。
また、「おおすみ」には病院船の機能と設備があり、ゆっくりとお休みになれるスペースが確保できる。巡視船にはその機能がない。宮内庁および安倍内閣は、両陛下がご高齢であられるのが分からないのか。 

  (にしむら・しんご氏は前衆議院議員)
        ○▽ □◇○ □○ ▽□◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 宮崎正弘の新刊  宮崎正弘の新刊   
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ♪
アマゾン部門別(中国)で第一位! 大好評発売中!
宮崎正弘『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 読者の声 どくしゃんこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
(読者の声1)アメリカ議会調査局の「イスラム国」に関するレポートです。
http://fas.org/sgp/crs/mideast/R43612.pdf
 内容は専門家数人がまとめたものだけに、かなりの程度に正確と思われます。
ところで2001年にNYでおきた911テロ事件直後に『テロリズムと世界宗教戦争』を早業のように書かれた宮崎さん、こんどは「イスラム国」をテーマとして本を書かれないのですか?
  (GH生、京都)


(宮崎正弘のコメント)小生は池上なんとか先生のように器用ではないので、謎が多いテーマは、しばし様子見です。そのうち内ゲバをおこして自滅する可能性もあるのでは、と思っています。
 蛇足ですが、当該『テロリズムと世界宗教戦争』は絶版です。



  ♪
(読者の声2)フランス人経済学者のトマ・ピケティが大ブームです。経済誌ばかりか、新聞をみてもピケティ、ピケティで夜も日も明けずって感じです。
入門書から漫画本まででていて、こういう異常現象は先が思いやられます。昨晩はNHKでインタビューをしていました。
ピケティ準教授が主張しているのは「世代間格差」であり、「若い世代の低中所得者の税率を下げ、トップの所得の税率を上げるべきだ」などと言う。
これは「格差社会」論かと思えるほどです。
何時でしたか宮崎先生は貴誌のコメントに、「マルクスの亜流のごときで、取るに足らない論理」と切って捨てていたように記憶しますが、このピケティ・ブームを如何にご覧になっていますか?
 (経済学部生)


(宮崎正弘のコメント)いっとき、冷戦に勝ったアメリカで『歴史の終わり』というお粗末な本が出ました。大ブームでした。湾岸戦争勝利で自由主義の一極体制になるとか、ネオコンの旗手=ロバート・ケーガンが新リバイアサン的な本を書きました。いま顧みる人はいません。小生は『ネオコンの標的』という拙著のなかで、これら拙速な論を批判しました。
その昔、小生の学生時代ですが、羽仁五郎というおっさんが『都市の論理』を書いたら、大ブームとなって猫も杓子も小脇に抱えていました。左翼の非論理的なアジビラ、中味のまるでない、変な本でした。こんな本を買う人はよほどの暇人かバカだと思いました。
同様にトマ・ピケティはいずれ日本では消えるでしょう。
格差社会は欧州や米国のように貴族社会が残存したり、相続税がなくて「株主」という職業のある国々の格差の矛盾指摘に通用性があるものの、日本のように世界一の福祉・医療保険が整った国家で、食えなくなれば生活保護が充実している。しかも累進課税体系も世界一という平等社会で、ピケティの論理は通用しないのです。ちょっと考えれば明らかなことです。



  ♪
(読者の声3)先日貴誌に書評のあった上念司氏著「経済で読み解く大東亜戦争」を読み終えました。書評を読んだときは本屋に注文中だったので、その本に宮崎さんが書評を書かれていてびっくりしました。
内容は、
1.通貨供給量が経済発展に及ぼす影響とその結果として戦争への希求と
2.金本位制下での通貨供給量の制約
が主たるものと考えます。
戦争への希求の発生という観点から本をまとめられていますが、それ以外の点は私が以前から考えていたことと一致していて大いに共感しました。三つこの本でカバーされていない重要な点を指摘させていただきます。
1.金本位制の下での金の量の不足が通貨供給量の減少をもたらし、経済成長を妨げるということの例として、元禄時代の日本があります。
「鎖国」下の当時日本の最大の貿易国は、オランダではなく清王朝のシナで、最大の輸入品目は絹でした。輸入超過により日本の金保有量が減少し、通貨供給量が減り、デフレが起きました。この時、通貨供給量の不足を補ったのは、土地の使用権の証書でした。
これが、疑似貨幣として流通し、通貨供給量の不足を補いました。さらに、この疑似制度が、バブル期まで続く日本の土地本位金融システムとして続きました。

2.1934年に米国がほぼ現行の連邦準備銀行制度を作り、ドルの金との交換比率を大幅に下げ、つまり、ドルの切り下げを行いましたが、その直前に米国に金が1万5千トン輸入されました。これは、米国商務省の輸入統計にあるので、事実と考えます。
この取引によって巨大な利益を得た人たちがいます。
それが、誰かは別にして、あの本を読みながら一つ新な点に気づきました。この取引の結果輸出元、おそらくはヨーロッパ、における金の流通量が激減し、デフレ昂進につながったのであろう。このことも意図して行ったのなら、これはすごいことです。
そのグループが意図したことは、新たな世界大戦への助走です。

3.池田勇人首相の所得倍増計画の原案を作ったのは、W氏です。池田首相から所得倍増計画を策定するように言われ、十倍増計画を提示したところ、「俺は倍増計画でいい」といって叱られたと笑っていらっしゃられました。
W氏は、東京帝国大学理学部地理学科で「日本計画」を専攻されました。現在一般に使われている言葉でいえば地政学です。世間一般には知られていませんでしたが、当時このグループは国家戦略を策定するための学術的な基礎研究を行っていました。
戦後、GHQの目を避けていらっしゃり、日本の主権回復後も表に立たずにいられました。謙虚で自分の手柄にこだわらない方なので、世間には全く知られていません。
どのような経緯で池田首相と縁ができたのかは聞いておりません。
二十数年前に私が親しくさせていただいていたころには、七十代半ばの好々爺でした。
縁あって、池田さんの隠れた非公式のブレーンをされたようでした。池田さんで思い出しましたが、以前私がよく行っていた居酒屋の女主人は、若いころ芸者で池田さんにひいきにしてもらっていたそうです。
一緒に写った写真を見せていただいたことがあります。ただし、宴席によく呼ばれていたということで、怪しい関係だったということではなかったようです。

あの本を読んでいて気になることが一つあります。犬養毅首相の「毅」の振り仮名です。
「つよし」とあります。本によっては「こわし」とあります。しかし、生前本人は「つよき」と言っていたそうです。やはり、本人の意思を尊重すべきではないのでしょうか。 
 さて、今、2月2日午後9時43分ですが、WTI原油価格は1月30日のNY時間午後4時からじわじわと上がり続けてついに1バレル49ドルを超えています。
今後、紆余曲折はあるでしょうが、原油価格の転機がきているようです。
  (ST生、千葉) 



  ♪
(読者の声4)家の窓からフィンランドの冬景色を眺めていて、ふと思いついたのですが、「安倍総理にノーベル平和賞」運動と言うのはいかがでしょうか?
左翼は「憲法9条」をノーベル平和賞にと昨年は騒いでいましたが、今年も続けるとの事。もちろん、これによって、憲法改正阻止、集団的自衛権、戦争行為の阻止を狙っているのですが、「安倍総理にノーベル平和賞」となれば、アメリカや左翼による「安倍おろし」が難しくなるのでは?
他にも多くのメリットが・・・・・・ト冬景色を見ながら、黄昏れました。
  (SS生、フィンランド在住)



  ♪
(読者の声5)ISISによる日本人殺害に抗議する緊急声明
 1月31日未明、ISISのテロリストたちは湯川氏に引き続き、ジャーナリストの後藤健二氏を殺害しました。私たち日本ウイグル協会は、この残酷な殺人に対し、怒りと哀しみを込めてISISに抗議いたします。
このような行為は,本来平和と寛容を重んじ、信仰の異なる人々とも平和な関係を目指してきたイスラム教の精神とは全く相容れないものであり、同時に私たちが批判してきた、中国共産党の、自由な言論を封じ、意見や価値観の異なるものを抹殺し殺害をもいとわない姿勢そのものであります。
後藤健二氏は、その著作を通じて、アフガン女性の人権問題や、シリア難民の苦境を訴える人道的な言論活動を行ってきました。
湯川遥菜氏がシリアに赴いた動機が何であったにせよ、彼は何ら罪を犯したわけでもなく、テロリストに湯川氏を殺害する正当性など皆無です。そしてISISは安倍首相の中東歴訪や経済援助を批判しておりますが、現実の中東諸国はパレスチナを含めて今回の日本外交について、危険な原理主義ではなく「中庸の精神」の必要性を解き、難民支援のための平和的な経済援助を行った点を高く評価していることは各国の声明を読めば明らかです。
同時にISISの行為を最も政治的に悪用しているのは中国政府です。
「テロとの戦い」を宣する資格がある国家とは、自国内で言論、信仰、表現の自由を法的に保障し、かつ、国内各諸民族の民族自決権を認め、民主的な選挙で政府を国民が選択しうる権利を持つことが絶対条件です。このすべてに反した中国共産党独裁政権が現在ウイグルで行っているのは、罪のない若者の拉致、言語をはじめとするウイグル伝統文化の破壊、さらに昨年のヤルカンドで行われた虐殺など、政権によるウイグル人全体へのテロ行為そのものです。
私たちは後藤健二さん、湯川遥菜さんの死を深く哀悼するとともにISISの非道なテロに対して、そして、中国共産党がこのテロを利用しウイグル人やイスラムへの偏見を広め、さらなる弾圧を行っていることに強く抗議します。
テロをなくすために絶対必要なのは世界の民主化と民族自決権の確立であり、日本ウイグル協会は、国際社会がISISのみならず、中国をはじめとするすべての独裁体制の人権抑圧に連帯して抗議することを呼びかけます。
2015年2月2日  日本ウイグル協会
http://uyghur-j.org/japan/2015/02/20150202_isis/
   □▽▽◇◇△▽○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 宮崎正弘の新刊  宮崎正弘の新刊   
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ♪
アマゾン部門別(中国)で第一位! 大好評発売中!
宮崎正弘『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 
――中国経済がクラッシュするのは時間の問題ですが、従来型の恐慌ではなく、どのような金融災禍が、どの市場に待ち受けているのか? 
米国債を世界最大に保有する中国が、手元資金をうめるためにこの債権を市場で売却したら、世界経済にいったい何が起きるか? 日本はどの程度の被害を受けるか?
中国とビジネスのつながりが深い日本企業は?
http://www.amazon.co.jp/dp/4569823386/


 ♪♪
大好評発売 たちまち重版!
宮崎正弘『中国崩壊で日本はこうなる』(大竹慎一氏との対談 1512円。徳間書店)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 (アマゾン ↓) 
http://www.amazon.co.jp/dp/4198639000/


  ♪♪♪
2月13日発売決定
 宮崎正弘 vs 小川栄太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
http://www.amazon.co.jp/dp/4759314091/
(アマゾンで予約できます ↑)
 ――いったい、日本の保守はどこから生まれ、どこへ行くのか?
 ――西郷さんは保守主義をいかに捉えていたのか?
 ――古事記、日本書紀、神皇正統記、中朝事実、新論、留魂録に遡り、幕末の維新の志士たちは何を学び、いかに行動したかを知ることが、次世代の日本の保守主義の構築に繋がる!
 保守論壇の新星=小川榮太郎氏と宮崎正弘の徹底討論が一冊にまとまりました!
   △△○ ○ ◇◇□
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
宮崎正弘の新刊 大好評発売中!
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
http://www.amazon.co.jp/dp/4828417907/
(アマゾン ↑ 送料無料)
 
♪♪
 
▼▼
宮崎正弘のロングセラー 
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
 『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
 『中国の反日で日本は良くなる』(徳間文庫、680円)
 『世界から嫌われる中国と韓国。感謝される日本』(徳間書店、1026円)

☆☆☆
<宮崎正弘の対談シリーズ>
************
宮崎正弘 v 室谷克実 『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美 『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平 『2015年 中国の真実―中国は習近平に潰される』(ワック)
宮崎正弘 v 西部遇 『日米安保五十年』(海龍社)
宮崎正弘 v 佐藤優 『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
    ◎◎◎ ◎◎◇ ◇◎◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
■今回の記事はいかがでしたか?
┃下記ページより、あなたが記事の評価を行う事ができます!
┗ http://melma.com/score_A0F0nQsq60Lvz7FMg1AdDqjqb105c94f/ 
─────────────────────────────────
□このメルマガのバックナンバーやメルマガ解除はこちら
┗ http://melma.com/backnumber_45206/ 
□その他のメルマガ解除や登録メルマガの検索はこちら
┗ http://melma.com/contents/taikai/ 
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

0 件のコメント: