月曜日, 10月 12, 2015

W650で秋のツーリング

iPhone6を購入して約1年、これといって不満はないのだが、カバーをつけているにも関わらず、何度か車から降りる際に砂利道に落下させてしまい、プラスリック部分のカバー二箇所に亀裂が走っていて、他に金属部分にも打撲傷がついてしまい、機能には問題ないのだがiPhone6sが出ると聞いて予約しておいた。

発売日数日前に電話があり、いつ受け取りに来ますかと確認電話が入った。手続きなどで、6時以前の来店が望ましいらしく、土曜日なら3時から5時ごろまでには行けると答えたら、では5時でおまちします、と切られた。

それで5時少し前に行ったら、20分以上待たされて、自分の番となって、すべて終了したのは7時半を少し回っていた。

出た時には、新型のほかに通信機能のついたiPadも持たされていた。手元にあるiPad2はWiFI専用機なので、通信機能のついたiPadも以前から欲しいと思っていて、つい買ってしまったが、家へ帰って冷静になったら、通信機能はもちろんついているが、iPad Airなどと表示されるが、J-COM回線でインターネットをしている人はJ-COMから格安でiPadが入手できます、と誘い文句につられてかったのだが、内容的にはiPad2と変わりがないようであった。通信料は毎月2000円ちょっと、分割払いが約1000円ちょっとというお手頃価格だけあって、古いiPadを抱き合わせ販売しているようなので、皆さんよくお気をつけください。


今日は、カメラ画素が800万から1200万画素に増加したと聞いたので、秋の風景でもと思ってふらりと出かけた。

この前、過熱でエンストして夜10時過ぎまで不動車を置かせてもらった家に寄ったら、たまたま家族で奥只見までキャンピングカーで出かけ昨日帰っていた知り合いが偶然休養していたので、1時間半ほど話し込んで、相手の反応が眠そうだったので、早々と別れ、撮影スポットを聞いたら、ミューズパークあたりならまだ少し早いが、幾分紅葉しているかもということだった。

そのとき、iPhone6sの新機能として、都内で仕事中に気づいたのがコンパスに高度が表示されれ、しかもそれらが、アイコンタッチで瞬時に表示されることに気づいていた。それまでは赤丸を1回転以上回るようにiPhoneを手で回す操作がひつようだったのだが。

秩父ヂ市内の国道14号沿いでは高度250メートルであり、ミューズパークでは50メートルぐらいは高そうなので、そこで見たらやはり250だった。ジオイド高が表示されるのかもしれないが、細かな高低には対応していないようだ。それで、写真も撮らず。周回道路を回っていたら、いつの間にか下におりていて、荒川左岸を通って、皆野、長瀞を経て帰ってきた。
気持ちのよい晴れ方で、何も撮らず帰るのはもったいない気がやはりずっとしてるので、寄居の分かれ道で止まり、写真を撮ってみた。

そこで、高度を見ると100メートルとあって、秩父からは150メートルほど降りてきたと概算でわかった。


新型で撮った山の景色。
旧型で撮った同じ景色。バイクにまたがって撮っているので距離はかわらない筈だが、カメラの構え方でちがうのだろう。画角の違いがあるのかどうかはこれだけではまだ不明。カメラは無音カメラを使ったが、お仕着せのカメラではない。画像をクリックで拡大!
旧型はナビ専用機として健在。Lineは履歴がそのまま継承されたが、FacwBookは
Messengerを含め履歴がどうしても移動せず、傷があったため、下取りもされなかったので、過去の履歴参照などにも活用している。後は16GBでは残り容量が少なくて普段の使用に支障を来すことが交換の最大理由だった。今は64GBなので、高画質の動画撮影にも対応できる。辞書アプリなども復元させて本体に戻した。
新型で縦位置で撮影。カメラの画質は大半は手ぶれだそうだから、軽自動車のナンバーが一番はっきりするのは旧型で撮ったものだ。

寄居から家まで(約20メートルの高さ)を戻ってきた。昔、燃費計測道路として多用した行程だが、緩い下りになっていることはわかっていたが、今回の計測で20数キロで80メートルだから、燃費にピラス効果はほとんどないであろう。

本日の燃費は、家まで4.5キロでスタンドまで153キロあまり、消費量は4.82で31.86とでたが、満タンが昨日夕方で、それより口一杯まで入れたので、多分夏に行ったリッター32キロは今回も辛うじて維持している模様。

宮崎正弘の国際ニュース・早読み  (トルコの大爆破テロに三つの疑問

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)10月12日(月曜日)
         通算第4680号  
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 アンカラ自爆テロの犠牲は97名、トルコ史上最悪の事態
  トルコの首都の鉄道駅現場から浮上した三つの疑惑
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 アンカラ鉄道駅周辺でおきた爆発は97名の死者と数百の負傷者をうんで、トルコ史上最悪の事態となった。
ISISの自爆テロ、クルド武装勢力の報復など、様々な憶測が飛んでいるが、まだどの組織からも犯行声明が出ていない(12日900現在)。

 トルコのメディアなどによると、この爆弾テロ事件に三つの疑問が生じているという。

 第一に誰が何を目的とした犯行なのか?
 最初の爆発は1004に起き、二回目の爆発は2秒か三秒後だった。
 鉄道駅に集合していたのは地方から動員された組織メンバーが多く、KESK(トレーダー連合)、DISK(進歩労働組合)、TTB(トルコ医者医学者連合)、TMMOB(トルコ建築エンジニア連合)などが主力だった。

 第二の疑問は自爆テロと断定しかね、バッグに爆弾をしかけての遠隔装置の疑いが消えない。
というのも、爆弾はTNT火薬に金属片を無数に混在させて殺傷能力を高めており、これは7月20日のテロ事件に使われた爆弾と酷似している。
 首相は事件後直ちに「二人の実行犯」による自爆テロと表明したが、国有放送などは、バッグに仕掛けられていたと分析している。

 第三に警察の捜査が集会予定地に集中して行われ、駅周辺は二の次に捜索された。正義発展党などはこのやり方に手抜かりあるのではないかと疑問を投げかけている。
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評
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 住宅ローンを組んだ中国人は99%破産する
  バブルの崩壊は早くから予測されていたのだが。

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石平『暴走を始めた中国2億6000万人の現代流民』(講談社)
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 大量の流民が発生すると、その王朝は末期、いずれ崩壊することは過去の漢、新、後漢、随、唐、宋、元、明、清の興亡を描くだけでもすぐに納得がいく。
 小学生でもわかる歴史の鉄則である。
1949年以来の共産党王朝とて、すでに息切れ激しく、新興宗教が陰に栄え、年間18万件もの暴動が中国全土あらゆる土地で発生している。天安門事件以来なかった暴徒への軍出動も広東省で起きた。
くわえて250万の大学新卒に職が無く、若者の閉塞感と絶望の行き着く先は、暴動、内乱になる。
また圧政に抗議する自爆テロも激増した。
 本書は最終章でざっと上記をおさらいするが、そうしてありきたりな歴史観よりも、本書ででてくる驚愕の経済数字に注目である。

 石平氏は中国の地方紙、ミニコミ誌から統計データを細かく蒐集し、経済データの盲点を鋭角的につきつめていけば、近未来の中国経済は真っ黒、先の見えない闇の中を漂っていることになると警告する。
 中国語で「商品房」というのはショッピングモール、テナントだけではなく、オフィスビル、分譲住宅を含む販売不動産の総称である。
2015年の『公式統計』で、第一四半期の『商品房』の販売面積は1億8254平方米だったが、「その三・五倍以上の在庫が山積みとなっている」(29p)
評者(宮崎)の推計では売れ残り『商品房』は1億1000万戸だが、公式統計は『軒数』であらわすことを避けて、一見するとわかりづらい面積で発表している。これも数字統計のからくりであろう。
発狂的投資により不動産投資は『十年で百倍となった』(51p)が、
 「不動産業に対する融資の総額が10年で100倍以上になった」というのも驚きである。すなわち「1998年には400億元だったものが、2007年6月には43兆元にまで膨らんだ」(54p)。
ところが、この間「10%ダウンした個人消費率」という矛盾した統計に出くわす。つまりインフレが庶民を襲い、野菜を安く買うためにチャリンコで市内を走る消費者(これを「菜奴」という)があちこちに大量に出現していたのである。
 中国は外貨準備高が猛烈に増えたが、これは相対取引で人民元となって国内へ環流する。このため中央銀行は札束を『増産』する。
 輪転機は休み無く印刷をつづけ、人民元は大量に市場にばらまかれた。
 通貨供給量は「1978年には859億4500元だったが、それから30年経って2009年はというと、じつに60兆600多く元で、なんと705倍」になったのだ(63p)
 ちなみに同期のGDPは92倍という計算になる(101p)
 本書には日本のエコノミスト等が『意図的』に『用いない』数字がずらりとならんでいるが、これらを一瞥しただけでも、中国の経済発展のいびつな成長のからくり、その果てしなき絶望の近未来を掌握できるだろう。
 中国を礼賛して止まない人たちは、本書を『悪質な宣伝文書』と非難するだろうが、真実は真実である。
真実に近い数字を前にして、中国御用学者の出る幕はなくなった。

         ▽□○□◇△
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 樋泉克夫の知道中国シリーズ
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  ♪
【知道中国 1306回】   
   ――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡47)
         岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)

  ▽
 相手がどう考えていたかは不明だが、「義に實(まこと)の師弟なり」と綴っていることからして、岡は李鴻章とは師と弟子の関係と見做していたということになる。さて、どちらが師で、どちらが弟子だったのか。李鴻章の生まれは岡より10年早い1823年。一方は黄昏の清朝にあって外交を担い、清朝立て直しに1人気を吐いた人物。一方は無位無官。ならば李鴻章が師匠で岡が弟子というのが常識というところか。岡は「國事は方(まさ)に急。義は之を去るべからず」と続ける。

 岡を載せた豊順号は激浪の海に激しく揺れる。船酔いを覚え、箸も動かない。船酔いの苦しみから逃れるため、やはり中国人は「洋烟(アヘン)」となる。「臭氣紛然。不可勝」というから、さぞや臭かったことだろう。そんななか、ふと知り合った広東人が「ヴェトナムでの戦は甚だ慌ただしく過ぎているが、我が海軍の操練には手頃といったところ」と。そこで岡は、「『中人』は昔から『大言(おおぼらのへらずぐち)』を好むものだ」と苦笑気味。これだから「中人」は始末に負えない、といったところだろう。イヤハヤ。

 翌(29)日の気候は寒風から些かの温風に。南下を続ける船は、どうやら南方気候圏内に入ったようだ。

 その翌(30)日、またまた例の広東人が現れ日本についてとやかく口を挟む。その内容な如何にも気に障る。ハッキリ言って、ムカつくわけだ。そこで「『中土士人(おくにのつわもの)』は従来から夜郎自大で『域外(かいがい)』に目を向けようとしないから、料簡が狭いのです。これでは『大國人』とは申せませんな」と応えた。すると「『遠游(かいがいしさつ)』は無益」と。そこで岡が混ぜっ返す。

 ――孔子の学では殊に礼と楽を重んじます。かりに孔子が異国の周に老子を訪ね学ばなかったら礼を知ることはなかったし、斉に足を運んで韶を聞くことがなかったら楽を知らなかったはず。孔子の弟子たちも故国を離れ、孔子の許に遊学しなかったら、孔子の大きな教えを聞くことはなかったでしょう。これでも「遠游は無益」とでも言われるのか――

 「坐人大笑」というから、この遣り取りを聞いていた周囲からは、さぞや爆笑が起ったことだろう。さて広東人は口を噤んでそそくさと消え去っただろうか。中国人のことである。おそらく「日本仔係蒙査査(日本のあほたれ、頭、とってもとってもコンクリートのことあるよ~)」などと憎まれ口を叩いたと思いたいのだが・・・。

  荒波も静まる頃になると、いよいよ「海水昏濁」。上海を貫く長江の流れに近づく。上海着は12月2日。5日前に香港から台湾を巡って来た日本人から、「清国軍は東海岸の?籠から3、4里のところに堡塁を築きフランス兵と対峙している。台湾海峡に臨む要衝の淡水はフランス側が完全制圧したというわけではないものの港口は押さえているから、軍艦以外は港に入っていくわけにはいかない」と、清仏戦争の現状を聞いている。

  その後、岸田吟香を訪ねると、明日は日本に立つとのこと。「方(まさ)に學校を興し、以て邦人游學する者を待つを謀らん」というのだ。この学校こそ、岸田が陸軍参謀本部の荒尾精らと共に明治23(1890)年に上海に設立し、後の東亜同文書院に発展する日清貿易研究所に当るに違いない。

  久々の上海を、「舊犬は我が歸るを喜び低徊し衣裾に入り、隣舎は我が歸るを喜び酒を沽(か)い胡盧を携え、城郭は我が歸るを喜び賓客は村墟(むら)に隘れ、大官は我が歸るを喜び騎を遣わし須(もとめ)る所を問う」との杜甫の詩を引きながら、「殆ど余の實況を詠うもの」とはいう。だが「唯、余は三たび此の地に住まうも未だ一として官に在る者の來訪に見えず」と綴っている。役人とは肌が合わないのか。役人が岡を避けたのか。《QED》

    (ひいずみかつお氏は愛知大学教授。華僑、京劇研究の第一人者)
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 読者の声  どくしゃのこえ  READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)10月11日付けの日本経済新聞と産経新聞の書評欄に三好範英・読売外信部の『ドイツ・リスク』(光文社新書)について、書評が大きくでていました。
両方を読み比べながら、さて、この本は貴誌の書評がはるか以前に真っ先に取り上げていたな、と思い出したのです。
ドイツの「夢みる体質」と「浪漫主義」が難民に寛容であるという三好氏の指摘、しかもドイツ人は独善的な思考に傾きがちで、日本には攻撃的な理由の背景に、こうした心理があることなど参考になります。
それにしても貴誌が「早読み」を謳うのは話題の書も真っ先に取り上げるという意味で真に「早読み」なのだ、と納得した次第でした。
   (HI生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)三好さんの同書は、ドイツ問題を考える際に、これから必読文献になるかと思われます。
 なぜドイツが中国と同様な狂態で日本を批判しがちなのかも、本書を通じて、よく理解できました。



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(読者の声2)三島由紀夫研究会から「四日市における森田必勝氏追悼会」のご案内です。
「三島由紀夫『楯の会事件』から四十五年――森田必勝氏追悼の集い」
 森田必勝氏(楯の会学生長、自決)の没後45周年を記念し、追悼会が開催されます。
       記
  とき   11月7日(土)14:00~
 ところ  四日市市文化会館 第三ホール(300名定員)
     http://ticket.st/places/mie-363
 講演   宮崎正弘氏(評論家、「憂国忌」代表世話人)
演題   「三島由紀夫・森田必勝とあの時代」
入場無料  記念冊子を差し上げます。また当日森田必勝遺稿集『我が思想と行動』の
頒布が行われる予定です。
 
<参加される方へ> 三島由紀夫研究会としてはこの機会に、講演会の前に四日市にある森田必勝氏の墓所へお参りをする予定です。
また講演会終了後懇親会を行う予定です。
 つきましては参加人数を把握するため、本講演会に参加される方は、墓参と懇親会への参加希望の有無を下記事務局までお知らせください。
後日、集合時間と場所をご連絡します。
 (当日の午前十一時前後に近鉄四日市駅前集合となる見込みです。)
  三島研会員以外の方のご参加も歓迎します。
  連絡先:三島由紀夫研究会事務局
FAX: 03-5419-7670  電話: 090-1611-9839 (玉川代表幹事)
Eメール: yukokuki@mishima.xii.jp



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(読者の声3)「日本文化チャンネル桜」からお知らせです。「闘論!倒論!討論!2015 日本よ、今...」 、つぎのテーマは「中国・朝鮮からの移民・難民問題を考える」です、
 この番組の放送予定日:平成27年10月24日(土曜日)20:00-23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル)、あるいはインターネット放送So-TV(http://www.so-tv.jp/)
       記
 <パネリスト>高英起(デイリーNKジャパン編集長)、武貞秀士(拓殖大学大学院特任教授)、坂東忠信(元刑事・一般社団法人全国防犯啓蒙推進機構理事)、福島香織(ジャーナリスト)、三浦小太郎(評論家)、宮崎正弘(作家・評論家)ほか
司会:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
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宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のロングセラー 
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『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)

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<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘  v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)  
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社) 
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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水曜日, 10月 07, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (銀座「爆買い」ブームにも秋風)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)10月7日(水曜日)
         通算第4675号  
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 銀座「爆買い」現場にも秋風。ブームが終わる兆候か
  他方、決済通貨で人民元は世界四位に躍進したが
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 10月6日、SWIFT社が発表した国際的な決済通貨のシェアは以下の通り。
 米ドル  44・82%
 ユーロ  27・2
 英ポンド  8・46
 人民元   2・79
 日本円   2・76
 僅かに0・03%だが、人民元が日本円を抜いた。

 しかし外貨流出を防ぐため、中国当局は海外旅行の持ち出し外貨交換をひとり千ドルに制限したうえ、買い物決済手段の中軸を担う「銀連カード」の外貨使用上限を年間10万元(180万円)から五万元(90万円)に唐突に縮小するとした。

 つまり買い物限度額が半分となったのである。

 それかあらぬか、銀座の現場はどうなったか。筆者はさっそく銀座へでかけた。
 相変わらず蝗の大群、観光バスがひっきりなし、集合場所で中国人を降ろし、あるいは集めているが、荷物が少ない。
「えっ?」という感じである。
 
 銀座四丁目あたりで、中国人が電話で大声をあげているので、何を喋っているか訊いていると「バスの集合場所が分からない」「いま和光の前だけど、そこまでどう行けば良いのか?」

 殆どの中国人ツアーが日本でも通話可能なスマホを持っていることには驚かされたものの、爆買いの様相からはほど遠いのだ。

 先月まで荷物を何重にも抱え込んだ中国人ツアーが目立ったが、買い物袋をたくさん抱えている中国人はきわめて少ない。

 免税店の幾つかを見学したが(見学時間は午后四時半から五時半ごろ)、ラオックスは閑古鳥、銀座通りの有名ブランド店=ルイビュトンやフローラ、ティファニーにもまばらにしか客がいない。
レストランも高級店をさけ、吉野屋とか、ラーメン屋、ファストフードに客が溢れているが、寿司屋では殆ど見かけなかった。


 ▲習近平、急遽ロンドンへとぶ可能性大

 おりしも中国の習近平主席は10月20日から23日まで、急遽、英国を訪問するという情報が流れている。

 さきの訪米で大失敗、つめたくあしらわれた中国は、米中心のTPP合意を目撃した。
 こんな筈ではなかった、というのが中国の本音だろう。なぜなら訪米にあたって、ボーイング300機という大量注文が手みやげ、しかも随行訪米団は、なんと千名。このうち800名はアリババ、テンセント、ハイエールなど中国を代表する企業経営者だったから、すごい意気込みで米国に乗り込んだのに、議会演説を拒否され、米マスコミは黙殺に近い態度だった。

 思惑の狂った中国は、西側との橋梁を演出する必要に迫られた。そこで御しやすいロンドンに小当たりしようという計算が働く。

 なにしろ英国がAIIBに先に手を挙げて呉れたお陰で、57ヶ国の参加表明の胎動を作り出したのだから、この危機に米国にあてつけるように、英国に飛んで、孤立打破の道筋を協議する目的があるのだろう。
 
 さらに二番手の投資国=ドイツがVW問題と難民60万人受け入れにより、対中投資縮小、VW新工場沙汰止みの可能性もでてきたため、中国の焦りが深刻化したのかも知れない。
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1304回】   
  ――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡45)
        岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)

   ▽
 11月も末になると、天津は「寒、甚だし」。その寒さのなかをやってきた友人が、「『衙門大官(せいふこうかん)』のなかでは1人として和平を口にする者がいませんが、どう考えられますか」と。そこで岡は、

 ――防備を固め自らの土地を死守する覚悟の民がいるならいいが、「中土」の朝野は果たしてそれだけの覚悟をお持ちかな――
すると先方は岡の質問に答えることなく、「じつは知り合いの結婚式がありまして・・・以後は他日ということで」と、そそくさと帰ってしまった。

  ――確かに「中土」では結婚と葬儀を重んじてはいる。だが国境に「強寇(しんりゃくしゃ)」が現れている非常時にまで結婚の豪華さを誇ったところで無意味だろうに――

  11月26日、李鴻章からの招請を受け総督署に向う。岡を出迎えた李鴻章は開口一番に「曲阜の孔子廟には行かれましたかな」。そこで「内陸部の人心は荒々しく、外国人の旅行には不向きでして」と。あらかじめ岡は自著の『尊攘紀事』を贈呈していたのだろうか。李鴻章は、「あなたの著書は説得力があり、説くところは雄偉なり。あなたは素晴らしい才を持ちながら『樗散(やくたたず)』に甘んじているようだが、貴国の現政府とは考えに違いはないのですか」と。そこで岡は、

 ――維新の大業は西南雄藩より起りました。「小人」は東北人でありますがゆえに、政府幹部は「小人」を用いませんし、また「小人」も彼らに諂うことを望むものではありません。わざわざ異論を口にしているわけではなく、自らの使命を全うするのみです。

 我が政府のうちでは誰を相手にすべきかとのご下問ですが、亡くなられた岩倉大臣と大久保参議に比肩するようなものはおりません。

 伊藤参議の人物像に関するお尋ねですが、「是人」は20年前に攘夷の主張に疑問を持ち、イギリスの船に乗り込み、「賤業(よごれしごと)」に従事しながら海外を見聞したほど。やはり並の人物ではありません。

 (やがて時事問題に議論が移る)現在、内外は閣下が動かれることを大いに待ち望んでおるところ。「是の機に乘じ、大策を建て、大勢を運らし、禍を轉じて福と爲し、危を變じて安と爲さん」ことを切に望む次第です――

 これに李鴻章は「我が国でも20年前の貴国と同様に攘夷論が盛んではありますが、考えますに5年を経ずして消えてしまうでしょう。恥ずかしながら『老夫(やつがれ)』は大役を仰せつかってはおりますが、責任は甚だ重いもの。暇を請いて悠々自適を望みはするものの、そうもできそうになく。『足下(きこう)』のように世間とは交渉を断ち、海外を漫遊し、大いなる志を満足させておる姿が実に羨ましいかぎりだ」と。続いて岡の従者に向って「旅行資金は充分かな」。すかさず従者は「極めて愉快な旅を続けております」と。

 夕暮れ時となり、部屋に灯がはいる。仲介した中国の友人に促され、挨拶の後、李鴻章の許を辞去し、日本公使館へ。そこで待ち構えていた榎本公使は、「李鴻章は数々の難局に当たってきましただけでなく、外国事情にも明るい。『中土』では彼以外に人物はおりません。だが訪問客は中国人はイエスマンのみで、外国人は『諛言(おべんちゃら)』が多く、却って彼の判断を誤らせてしまう。どうやら期待外れになるのでは」との考えを示す。かくて岡は、

 ――果たして斯くの如かれば、将に老いを知り、耄(ぼけ)、之に及ばんか。姑くは記して五年の後を待たん――
 冷たい北風が吹けば川は冰り船は動かない。残り少なし天津の日々。
《QED》
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 読者の声  どくしゃのこえ  READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌4674号に重大な「間違い」(?)が二ケ所あります。
まず佐藤公彦『中国の反外国主義とナショナリズム』(集広舎)の書評「『愛国無罪』という中国でしか通用しない非論理」→「『愛国無罪』という中国と韓国でしか通用しない非論理」
です。
つぎに(読者の声2)に対するコメント「『インテリが書き、ヤクザが売って、馬鹿が読む』といわれる、かの新聞」→「『嘘つきが書き、ヤクザが売って、馬鹿が読む』といわれる、かの新聞」です。
 (ST生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)より分かりやすいですね。



  ♪
(読者の声2)今年は三島由紀夫諌死事件から四十五周年です。楯の会学生長だった森田必勝氏の追悼会が故郷の四日市で、行われます。
  ♪
四日市における「森田必勝氏追悼会」のご案内
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「三島由紀夫『楯の会事件』から四十五年――森田必勝氏追悼の集い」
 森田必勝氏(楯の会学生長、自決)の没後45周年を記念し、追悼会が開催されます。
      記
  とき   11月7日(土)14:00~
 ところ  四日市市文化会館 第三ホール(300名定員)
      http://ticket.st/places/mie-363
講演   宮崎正弘氏(評論家、「憂国忌」代表世話人)
演題   「三島由紀夫・森田必勝とあの時代」
入場無料  記念冊子を差し上げます。また当日森田必勝遺稿集『我が思想と行動』の
頒布が行われる予定です。
 どなたでもお気軽に参加出来ます。予約の必要はありません。

 <参加される方へ>三島由紀夫研究会としてはこの機会に、講演会の前に四日市にある森田必勝氏の墓所へお参りをする予定です。また講演会終了後懇親会を行う予定です。
 つきましては参加人数を把握するため、本講演会に参加される方は、墓参と懇親会への参加希望の有無を下記事務局までお知らせください。後日集合時間と場所をご連絡します。
 (大体当日の午前十一時前後に近鉄四日市駅前集合となる見込みです。)
  三島研会員以外の方のご参加も歓迎します。
  連絡先: 三島由紀夫研究会事務局
FAX:  03-5419-7670  電話: 090-1611-9839 (玉川代表幹事)
Eメール: yukokuki@mishima.xii.jp
        □○○◎○□◇○▽○◎○
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宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のロングセラー 
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『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)

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<宮崎正弘の対談シリーズ>
************
宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘  v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第7弾は、十月下旬発売予定です。ご期待下さい)

宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)  
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社) 
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日曜日, 10月 04, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み  (カナダでも中国の「大躍進」の結末は?)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)10月5日(月曜日)
         通算第4672号  <前日発行>
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 カナダの油田開発に中国は350億ドルを投じたが
  原油価格暴落後、すべてのプロジェクトは政治的にも経済的にも頓挫
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 中国がカナダのネクセン石油を買収したとき、西側世界は驚いた。
その買収金額ではない。国家安全保障の要にある資源鉱区や開発権を外国に売り渡す行為に、米国は信じられないという反応を示した。アラスカの原油を外国に売ることをためらった経緯からも、そう考えるのは当然だろう。

 2009年から13年にかけて、中国の鉱区買収はブームのようでもあった。
 中国の国富ファンドは15億ドルを投じてテックリソーセスに出資した。ついでペトロチャイナは合計38億ドルを投じて、アタバスカオイルサンド社に出資し、シナペックは46億ドルでシンクルード社を。
 
 ほかにも中国の三大メジャーは巨額を投じてカナダの資源ならびに資源開発会社に出資したが、100%の株式をTOBで買い付けて完全子会社としたのは二例のみ。
 第一がシノペックのディライト社(22億ドル)。
 第二がCNOOC(中国海洋石油)のネクセン(15億ドル)。

 中国のもくろみは原油価格高騰がつづいており、開発にカネがかかっても、元は取れるという判断に基づいていたし、カナダ政府は安全保障問題で野党からつつかれても、政治問題化しないと楽観視していた。
中国の投資した鉱区は殆どがサンドオイルである。

 原油価格大暴落が始まり、ついでアルバータ州でCNOOCの採掘現場から原油漏れの事故が発生した。関連する企業株はカナダと香港でおなじく暴落に見舞われた。


 もともとカナダは資源安全保障に敏感だったが、2009年に経済不況に見舞われた上、米国へのパイプライン建設が遅延し、資本流入を促進する必要があった。保守党のハーパー政権はなりふり構わず北京に近づき、最初の外遊先に中国を撰んだ。

答礼に温家宝首相もカナダを訪問し、短期間だが濃密な蜜月期間があった。中国の高度成長は永続的に持続するだろうと多くのエコノミストが謝った予測をのべていた。


▲「大躍進」は「大失敗」だったように

どっと津波のように中国からファンド、株式投資家、石油企業がカナダに押し寄せた。じつに資源企業の70%が中国によって子会社化されたか、あるいは筆頭株主となっていた。カナダのあちこちに中国工商銀行の支店が開設された。

 中国はカナダにだけ投資を集中していたのではない。ベネズエラ、南スーダン、ナイジェリア、アンゴラ、そして中東諸国へも、リスクヘッジを勘案し、バランスを調整しながら投資を展開した。
 それゆえ南スーダンの政変、リビアでの頓挫に遭遇しても、カナダがあるから大丈夫と言うわけだった。

 思惑は全部はずれた。
原油価格暴落にくわえ、カナダ国内政治は安全保障をめぐって外国企業の活動を制限する政策変更を矢継ぎ早につづけた。簡単に言えば、中国人から派遣される人間を役員だけという少数にしぼり、労働者にはヴィザを発給しなかったのだ。

 毛沢東の獅子吼した「大躍進」の実態は「凶作」と「餓死」だったように、中国の狙いは対極の結末に遭遇した。

 他方でカナダ人技術者だから高級が条件であり、必然的に労賃は上昇し、諸経費も跳ね上がり、肝心の開発工事は遅れ、気がつけばコストがあわないという悲惨な状況に陥っていたのだ。

操業を維持するか、撤退するか、いまや中国にとっての瀬戸際が近づいた。
 
   ◇○ ▽○□ ◇○▽ ◎◎◎
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
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 今日もまた「愛する人々が燃えていく」 
  中国の圧政に抗議し、太陽を取りもどすために

  ♪
中原一博『チベットの焼身抗議』(集広舎)
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 チベット仏教はいまの中国のチベット国内のみならず、旧吐蕃(とばん)全域と内蒙古(南モンゴル)に凄まじい影響力をもっている。具体的にいえば青海省は丸ごと、チベット仏教の土地、四川省の西半分、雲南省の北西部、甘粛省の殆どが、昔は吐蕃だった。
これらの地域がチベットの古里である。中国の侵略によってながらく奪われた土地である。(ちなみにパンダは四川省。つまり中国のものではなく、チベットの動物である)
 昨今、二百人ちかい焼身自殺がでているのは、これらの地区なのである。
 地区別の統計をみると、ラサでの焼身抗議はふたり、チベット自治区全体で八名なのに対して青海省、四川省はそれぞれが数十名単位である。これは衝撃的である。
 2009年3月から焼身抗議が始まったが、15年8月1日現在までに147名が焼身抗議を行い、そのうち123名が死亡した。

 かれらは「特別の苦しみの解放から個別の権利をもとめる動機ではなく、政治的抗議としてチベット民族全体の解放を求める民族運動である」と筆者は力調している。
凄まじくも荒々しい政治運動なのである。
 たとえば17歳で焼身抗議した尼僧サンゲ・ドルマさんの『太陽を取りもどすために』という辞世の句がある。
 「チベット人たちよ 見上げよ
  黄昏の蒼い空を 見上げよ
  白い雪山の天上の天幕のような
  私のラマがお戻りになられた」

 しかし日本のメディアは、少数をのぞいて、チベットへの理解がまるでなく、報道もゴミ記事扱いであり、全貌がまるっきり知られていない。
 本書はダライラマ法王に惹かれてチベット亡命政府のあるインド北部のダラムサラに30年を暮らす日本人の建築家が、膨大な資料と情報を集めて編んだ画期的な労作である。おそらく日本では始めての試みである。
精神的支柱として世界を行脚されるダライラマ法王に対して、北京にある独裁政権は無慈悲な政策と、国内チベット仏教徒に過酷な弾圧を行い続け、世界の顰蹙を買っているが、「これは国内問題。内政干渉をするな」と嘯き続ける。
 120万人ものチベット人虐殺を「解放」といって正当化しようとしても、その嘘は明らかであり、世界で中国の印象が最悪なのは、こうした傲岸な態度への反撥が主因である。

 筆者の中原氏はいう。
 (焼身抗議の連続は)「中国共産党のチベット統治政策がことごとく失敗したという証し」なのであり、「焼身抗議を行う人々が最後に叫ぶ言葉は『チベットに自由を!』、『ダライラマ法王のチベット帰還を!』というものである」
 それらの情報は地道に蒐集され、ダラムサラに秘密のルートで運ばれてきた夥しいメッセージや遺書によっても明らかになり、著者はブログなどで世界に発信し続けた。
本書はそうした貴重な記録である。
  ○
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
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 民社党のシンクタンク民社研に集まった人々
  飄々とかたる政治の季節を担った人々へ追憶

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寺井融『民社育ちで、日本が好き』(展転社)
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 題名から邪推を逞しくすると、「民社育ち」は、それじゃ日本嫌いの人が多いのかナと考えたりする。民社党は武運尽きて解党に追い込まれ、一部は民主党に合流したが、保守の一匹狼・西村真悟前衆議院議員も民社党系だった。
 春日節を唸った党首は浪花節的であり、塚本三郎は憂国の士。
 いやそもそも往時の民社党は、自民党より安全保障、防衛論では論客が豊富だった。
 そのシンクタンクを「民主研」といい、『改革者』という月刊誌をだしていた。評者の愛読書でもあった。
本書の著者、寺井氏は、その編集部にいた。したがって共通の知人が多いのも無理はない。評者は『日本学生新聞』という、もっと保守系で民族主義の色合いの強いメディアを編集していたので、民社研の論客だった吉田忠雄、武藤光郎の各氏とは自宅まで押しかけて議論した。
『改革者』には村松剛、田久保忠衛の各氏もよく書いていた。加藤寛氏とは一時期、毎月一度共同セミナーの講師だったこともある。
 編集部には荒木和博、遠藤浩一の各氏ら多士済々、民社学同の面々とも、多少の面識はあった。だから、本書でかなりの人が物故したことを知って愕然とする。昨年、急逝した遠藤浩一氏に関しては、まったく知らなかった側面を本書で教えられた。
 それにしても寺井氏の文体はほんのりと柔らかく、軽妙にして飄々とした哀切に、多くの出来事を包摂し、淡々と思い出を語る。
 学生時代は、キャンパスは荒れていた。全共闘やらノンセクト、革マルに中核派、そして最も不気味な存在は民青だった。反体制を言った過激派も、いつしか資本主義の走狗となり、ベンチャー企業を興して当てた級友もいたが、バブルで倒産したという波瀾万丈の人もいたり、まったく別世界で暮らす者もでてくる。そしていま多くが冥界に旅立った。
一方で寺井さんは孫の運動会でほほえむ一面もある。
 寺井さんの交遊は寺島実郎から北方謙三におよび、ミャンマーからベトナムに走り、かたくるしい話題は洒脱にこなされて、さて艶話はといえば、五月みどりとすれ違ったことくらい。
 そういえば評者ともミャンマーで偶会し、地下鉄の駅でもばったり邂逅したりしたので、近況は伺っていたつもりだが、最近は大学で教鞭も執っている由。寺井さんの守備範囲は果てしなく広いということが網羅された随筆集となった。

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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1302回】       
   ――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡43)
       岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)

   ▽
 翌日(11月18日)、昨日の10数人のうちの1人がやって来て、「先生の教えに衝撃を受け、昨夜は一晩中、眠ることができませんでした。科挙のための学問の虚しさと共に我が愚昧を実感した次第です」といった趣旨の発言をする。そこで岡は進んで自らの考えを開陳した。岡の主張(漢文)を忠実に読み下してみると、

 ――三代においては禮・樂・射・御・書・數の六藝を以て八歳の童蒙に課し、以て其の才を達せしめ、其の俊秀を國學に登らせ、之に格致の學を授け、以て實器と成し、之に正誠の方を教え、以て其の實徳を成さしめ、其の行徳の立成するを待つ。而る後に任じて大夫と爲し、責するに家國の大用を以てす。三代の學、豈に近世學者の百事を擲って訓詁帖括の如き有らんか。

 今、歐米各國、大・中・小の學を設く。六歳で小學に入り、算數・書畫・?史・天文地理の大畧を授け、成童は中學に入らしめ淺近より而て深遠に、大綱自り而て細目に、秩然にして序有り。一に成立を期し、其れ中學教科の終るを待ち始めて大學に入らしめ、専門一科の學を講究し、其の學ぶ所を以て之を家國事業と凡そ百の工藝に施す。彼は駸駸にして日に高明に進み、遂に九萬里の波濤を踰え、巨艦大砲は東洋各國を威壓し、富強を以て雄を五洲に稱える。要は皆く格致誠正自り而て國を治め天下を平らかにするに及ぶ者なり。

 而して中人は彼の強勢の此こに源するを知らず、徒に謂うに彼の權詐は兵威を衒かし、萬國を恫喝す、と。此れ、未だ彼を知るを爲さざるや。

 我が邦先輩鹽谷宕陰先生、六藝論を著し曰く。三代聖人の學は中土に亡く而て歐米に存すは、是なり――

 漢文を日本式に読み下し、声を挙げて読むと実に小気味がいい。語感が五感のうちの殊に脳幹を刺激する。判らなくても判ったように思わせるが、先ずは読書百遍、意、自ずから通ず、といったところか。

  そこで岡の主張である。要するに「中土の儒流」が理想の社会と信じ込み讃仰して止まない三代(夏・殷・周)の学問である「六藝」は国家の命運を左右する実用の学問だ。だが時の流れの中で本来の意義は失われ、時代が下るに従って重箱の隅を詮索する「訓詁」の学か、さもなくば科挙の答案練習ともいえる「帖括」の習得に堕してしまった。一方、西洋では小・中・大と教育体系を確立させ、着実に実学を体得したからこそ、世界に覇を唱えるに至ったのだ。そこにこそ欧州強勢の源がある。軍事力で他国を恫喝しているだけではないことに真に思いを致すべきだ。現状を考えるなら、国家運営に資するための「三代聖人の學」は中国では失われ、欧米で行われている――こう言いたかったに違いない。

 岡の教えに感激した若者は、以後の手紙による教えを乞うている。もちろん岡は「大いに嘉と爲す可し」とした。

 白河を帆走して、岡の乗った船は天津に到着する。船上から川岸で行われている銃砲隊の操練が見えた。李鴻章麾下の軍隊で中国一を誇っているようだとした後、岡は綴る。

 ――欧米の兵制を採用するなら、先ずは海軍と陸軍の兵学校を創立し、西洋人を招聘し、一切の「韜畧(へいほう)」を学ぶべきだ。たんに欧米の「進退歩武(おいちに・おいちに)」を学び、国内最強を誇っても、結局は欧米と戦端を交えることなどできはしない――

 「中土」の夜郎自大振りを多面から批判する岡田だが、天津から北京・居庸関・保定を経て天津に戻る「往復七八百里」を振り返り、「土性は肥沃に而て小民は概ね皆粗笨愚魯なり。一に文字を知る者なし」と。だが「唯男女は皆盡く耕作に力め、儉陋樸素、各おの其の分を守る」と綴ることを忘れてはいない。農民は「粗笨愚魯」で「儉陋樸素」。
《QED
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 読者の声  どくしゃのこえ  READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌4668号(9月30日)に米国に於けるインド首相モディのことが出ていましたが、10月4日付けの日本経済新聞によれば、中国はインドへの投資を増やしているものの、コルコタのチャイナタウンは人口減で風前の灯火とか。
 矛盾した話ですが、宮?先生はコルコタへは行かれましたか?
   (HY生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)コルコタへ行ったのは1972年、いまから43年前ですか。以後、再訪の機会がないのですが、近々、行こうとは考えています。
 インドはデリー、ボンベイ、チェンナイ、ハイドラバード、バンガロール、ゴア、アーメダバード、プネ、アグラ、シャイプール、ベナレスなども回りましたが、中華レストランは各地まれにしかありません。
 ムンバイにおいてさえチャイナタウンの減少もさりながら、チャンドラ・ボーズがガンディと並ぶほどに評価され、インドで復権している由で、その震源地がコルコタ(旧カルカッタ)です。
 チャイナタウンのあり方ですが、世界に共通の現象的なルールがあるようで、アジアでは舟で渡って住み着いた華僑がチャイナタウンをつくった。三代四代となると現地に溶け込み、中国語は喋らず(インドネシア、タイ、フィリピンがそうなった)そして郊外へ移住します。ミャンマーの華僑は雲南省、フィリピンの華僑は福建省です。
 シンガポールは中国語をやめて教育は英語です。「華僑の街」が「中華」から抜けでしょうとしているわけです。
 カナダ、米国も同じでクーリー貿易で住み着いたひとたちのチャイナタウン(典型はバンクーバーです)はシャッター通りとなって寂れています。
三代目、四代目は弁護士や医者、大学教授などホワイトカラーとなって郊外に住み、昨今の新移民等は金持ちですから、いきなり高級住宅地。つまり旧来のチャイナタウンは廃墟化しているのです。ニューヨークでも新移民等はあたらしいチャイナタウンをつくって既存のグループとは距離をおいています。詳しくは拙著『出身地を知らなければ、中国人は分からない』(ワック)をご参照ください。
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土曜日, 9月 26, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (習近平訪米よりローマ法王とモディ印首相の訪米で騒ぐ米国メディア)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)9月26日(土曜日)
         通算第4664号 
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 習近平訪米で、IT産業幹部が全員集合
  ところがシリコンバレーの賓客はインドのモディ首相だ
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 習近平訪米はさっぱり燃えていない。ボーイング300機の「爆買い」は、意外ではなく、はじめから予定されていた。
むしろ習近平歓迎会にヒューレットパッカード(HP)、マイクロソフト、アマゾン、アップルなどIT専業幹部全員が集合して、「ご機嫌伺い」をしたことのほうが重要である。
 
 オバマ政権の対中政策を横目に、米国IT産業勢は、まだまだ中国に於けるビジネスは伸びると読んでいるからである。かれらはワシントンの中国敵視政策には同意していないようでもある。政権がハッカー問題で騒ごうとも、輸出は続ける腹づもり、目の前の巨大なマーケットに背を向ける考えはない。
 米国企業もまた「拝金主義」である。

 さて習近平訪米が殆ど騒がれない理由は、直前のローマ法王の訪米である。
全米最大の週刊誌『TIME』が特集号をだしたほどに米国メディアはローマ法王訪米のはなしばかり、さらに直前に訪米して実務外交を展開し、国連で演説したインドのモディ首相の動向も大きく扱われている。

これらが習訪米の報道を相対的に希釈させ、中国の外交の晴れ舞台だったのに、ちっとも成果があがっていない。

 「シリコンバレーで、モディを待ちかまえるIT産業メッカの熱気は凄い、モディはまるでロックスターのようである」(ザタイムズオブインディア、2015年9月25日)
 なにしろ7万人収容のスタジアムで行われるモディ演説会に、チケットはたちまち売り切れて、モディのFE慰撫ブックはオバマ大統領の二倍の読者(3000万人)がいる。

 シリコンバレーでは、とくにグーグル社長自らが工場を案内するなど多彩な行事が組み込まれている。この地にはインドからの大量の移民が日夜イノベーションに明け暮れ、米国IT産業の中枢にインド人が貢献しているのが実態である。


         □◇▽○
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
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 民族浄化、血なまぐさい殺戮の国々を経由して難民がドイツを目ざす
  カソリックと東方正教会は不仲、そこへイスラムがやってきた

  ♪
高山正之『習近平よ、「反日」は朝日を見倣え』(新潮社)
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 いまさら紹介する必要はないだろうが、『週刊新潮』を後から読む読者が多いのは、この名物コラムの所為である。
超辛口だから受けるのではない。文明史的に現実世界を俯瞰できるうえ、歴史の隙間に埋もれた真実は意外なものであり、同時に私たちの知らないことがこれほど夥しい数になるのか、と毎度、感嘆の声を挙げる。
 このシリーズ、単行本としては第十弾、筆圧はますます強まり、朝日新聞は窮地に追い詰められ、生き残るには右旋回しかないが、いまの朝日の経営陣には、そうした発想力に乏しいようだ。
 おりから欧州を襲っているのは難民問題である。
 それも蝗の大群のように、数十万人がギリシアルート、ハンガリールートを開拓して、陸続とドイツを目指す。ドイツでは「ペギータ」運動が燎原の火の如く燃え広がり、「メルケルはルペンの営業部長」と皮肉を言われる。難民を受け入れざるを得ないドイツと、反移民を唱える欧州右派の増強の原因だと牽強付会にメルケルの融和的な移民政策に結節させるからだ。

 高山さんは、はやくから中東問題に首をつっこんできたが、難民の発生原因も、主要メディアの分析と大きく異なる。
 この稿では、難民問題における高山氏の分析を照射してみる。

 過日、評者(宮?)も、旧ユーゴスラビアを縦断してきたが、難民大量発生の直前だったので、国境で足止めを食らうことはなく、長くても二時間(クロアチアからボスニアへ入るとき)、ボスニアからセルビアは最悪と聞いていたがすんなりと通過できた。問題児のコソボなど出国に際して検問さえなかった。
ところがいま、国境を封鎖し、ハンガリーはフェンスを国境地帯に建設する。難民を追い返す国もでている。とくにマケドニアとセルビアである。
 マケドニアはアレキサンダー大王の巨大な銅像が建てられ、欧米の観光客でごった返していた。
国連加盟はギリシアの抗議によって「マケドニア旧ユーゴスラビア」という長たらしい名前にさせられたが、ここへギリシア経由の難民が押し寄せ、セルビアからハンガリー経由で西欧に向かう。ハンガリーが結局、国境にバリケードを急遽、築いた。
 旧ユーゴは「二つの文字」「三つの宗教」「四つの言語」「五つの民族」」「六つの共和国」と謳われ、チトーの強引な統率力で、かろうじて連邦国家を維持してきたが、冷戦が終わるや、もとの六つの共和国となり、コソボが西側の支援で独立して七つの共和国となり、その半島の中央部西海岸に異質の国、アルバニアがあるから、とどのつまりバルカン半島には八つの共和国があるのだ。

 高山氏は書く。
 ローマカソリックと東方正教会、そしてイスラムという『三つの宗教』が、分裂の主因で、「カソリックはイスラム以上に正教会を憎んでいた」(151p)
 ここへオスマントルコが侵略をはじめ、イスラムと三者混合戦となるから、バルカン半島の政治は本当にややこしい。いや、そもそもカエサルの『ガリア戦記』を読めば、スロベニア、クロアチアはローマの属領だった。
 「セルビアは改宗を拒否して(オスマンに)抵抗を続けた。(中略)トルコは征服したセルビアが復活するのを恐れ、セルビア人の故郷コソボを取り上げ、イスラム系のアルバニア人を入植させた。京都から日本人を追い出して在日の街にしてしまうと思えばわかりやすい」(152p)
 他方、「クロアチアは早くからカソリックに改宗し、オスマントルコが去った後は、ボスニアを挟んでセルビアに対抗する勢力に成長した」
 そしてクロアチアはナチについた。チトーはクロアチア人だった。かれはユーゴスラビア連邦時代にセルビアを弱体化させることに懸命だった。そのセルビア人はスラブ系であり、ロシアに救いを求めるのは当然だろう。
 だからチトーが死去するとセルビアはクロアチアへの報復をはじめ、その舞台がボスニアとなった。そして国際世論が批判してやまない「民族浄化」が行われ、セルビアだけが悪者にされた。
 そのセルビアがたとえ通過地であろうとも、遠くからセルビアを目指して、イスラム教徒のシリア、イラク難民が北上するというのは、なんという皮肉であろうか?
 本書はほかに朝日新聞に代表される左翼マスコミの欺瞞を辛辣に衝いたコラムが満載されている。
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1298回】     
   ――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡39)
        岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)

   ▽
ここで小休止。岡から少し離れ、永遠に不滅の賄賂文化について考えることにして、以下の実例が発生した時期や発言の主が誰かを推測してもらいたい。
 ?共産党天津委員会書記の劉青山と張子善の2人は、自らの地位を利用し空港建設費・備蓄食品・治水工事資金などを掠め取り、労働者の賃金の上前を撥ね、銀行の貸金を詐取するなど、総計で155億5千万元余の不正を働いた。また、あるビジネスマンに投機目的で4億元の資金を与えた結果、鋼鉄・木材の市場は混乱し、関連国営企業が倒産するなど、全体で公金14億元が失われた。

 !)武漢市の福華電機・脱脂綿廠社長の李寅廷は軍から受注した救急医療用脱脂綿の製造に当たり、政府支給の高品質綿花の代わりに廃綿を消毒も漂泊もせず使用した。廃綿中の1千斤は廃品回収業者から購入したが、それらは幼子の死骸についていたもの。その廃綿を打ち返すと工場内に悪臭が漂うだけでな、小さな頭蓋骨が出てきたこともあった。

 !)上海市の商人・王康年は25機関の65人の幹部に賄賂を届ける一方、幹部籠絡の目的で会社に「外勤部」を新設し、2億元ほどの交際費を使った。その90%は賄賂用だった。上海に出張して来た安徽省政府衛生所購買員の段海恩を宿舎に訪ね、大歓待した。王にすっかり籠絡され信用した段の紹介を受け、同僚の張振立が上海出張の際に王を訪ねる。すると王は「外勤部長」を差し向け張の接待に当たらせ、最高級ホテル、レストラン、買い物など一切の費用は「外勤部長」が支払った。

  張の父親が病気だと知ると50万元を、弟が金策に苦慮していると知ると70万元を気前よく用立ててやっている。やがて王は張に向って親しみを込めながら、「老張! 不調法なもてなしを出はありましたが、あなた名義で僅かばかりですが貯金をしておきましたから、必要な時にはいくらでもお使いください」と。

こうして人脈を築いた王は、張を通じて10億元余の品物を安徽省政府に納入したが、その90%は粗悪品であり、納期期限がきても未納の薬品は少なくない。

 !)上海で牛肉を販売する張新根と徐苗新の2人は100斤当り60斤の割合で水牛の肉を混ぜたものを正真正銘の牛肉と偽って30万斤ほどを販売し、2億6千万元余を不正に取得した。また市場で売れ残った下等な肉、腐った肉、検査をごまかした肉、さらには死んだ牛の肉を仕入れ販売した。

 ?経緯紡績機械工場で新工場建設工事を行ったが、設計・施工ともデタラメで、289本の土台柱のうちの280本に欠陥が発生し、工場全体が沈下した。

!)中国人民銀行本店視察団を迎えた同行河南省分局では2億5千万元の接待費を用意する一方、招待を口実に分局幹部が宴会を重ね、幹部家族は公用車を私用した。

 !)「幹部らは職権を乱用し、現実からも一般大衆からも目を背け、偉そうに体裁を装うことに時間と労力を費やし、無駄話にふけり、ガチガチとした考え方に縛られ、行政機関に無駄なスタッフを置き、鈍臭くて無能で無責任で約束も守らず、問題に対処せずに書類を延々とたらい回しし、他人に責任をなすりつけ、役人風を吹かせ、なにかにつけて他人を非難し、攻撃し、民主主義を抑圧し、上役と部下を欺き、気まぐれで横暴で、えこひいきで、袖の下を使えば、他の汚職にも関与している」

  ――さて種明かし。建国直後の51、52年、幹部と資本家の不正を防止・撲滅するために「三反五反運動」と呼ばれる政治運動が全国規模で展開されているが、?から?までは、その際に摘発されたほんの数例。?は改革・開放直後の80年8月の?小平発言。
 最早、なにを言ってもムダだろうに。賄賂文化は永遠に不滅なのだから・・・。
《QED》
              ◇○▽○□
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 読者の声  どくしゃのこえ  READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌前号のコラム「知道中国 1296回」にある、岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)の文中、「それにしても、骨董は「多く權貴(こうかん)に賄(おく)る」に苦笑い。かく して、またもや林語堂が頭を過る。曰く、「中国語文法における最も一般的な動詞活用は、動詞『賄賂を取る』の活用である。すなわち、『私は賄賂を取る。あなたは賄賂を取る。彼は賄賂を取る。私たちは賄賂を取る。あなたたち は賄賂を取る。彼らは賄賂を取る』であり、この動詞『賄賂を取る』は規則動詞である」(『中国=文化と思想』講談社学術文庫)「『賄賂を取る』は規則動詞」。そうです。賄賂文化は永遠に不滅なんです」(引用止め)

 笑。笑。笑。「『賄賂を取る』は規則動詞」。「賄賂」は日常的であり、シナの文化文明か?問題はそのとり方と量が問題視される。わが国の(心づけ?)」 とはニュアンスが違うみたいですね。
「習近平さんの「ボーイング300機」も「賄賂」と見るか「挨拶代わり」と見るか。面白いですね。男は解るが女も同じなのでしょうか。
  (MOMO 岡山県)
  


   ♪
(読者の声2)「韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたのか」(ハート出版、崔吉城(広島大学名誉教授・東亜大学教授)の紹介の続きです。
(6)第五章 『日本軍慰安所管理人の日記』
 2013年8月、韓国で『日本軍慰安所管理人の日記』(イスプ社)という本が発売され、大きな話題となりました。
 韓国では日本軍による慰安婦強制動員の「決定的資料」だとして大きく取り上げられました。
ところが、この『日記』を読んでいく限り、戦地ですから当然慰安所の秩序維持、規制を軍が行っていた事がわかりますが、同時に慰安所の経営は民間人が、そして慰安婦は経営者の募集によって集まってきたものであることも明らかになってきます。
 管理人ですが、かなり高収入であることも分かります。2千円、5百円、6百円と送金していますが、上等兵の月給が10円であったことからすると相当な高収入です。管理人と経営者の間、といった存在で、十分なお金を持っている時には経営も手がけていた様子も書かれています。
 崔吉城氏は、韓国内での一方的な議論よりこの原文を読んでもらうことが、慰安所、慰安婦の実態が理解してもらえるだろうと考えて、この日記の主要部分を第5章に転載したものです。
貴重な同時代資料と思いますのでお読みいただければと思います。
  *日本語原文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/usco5.pdf
英文版は下記のとおり海外向けに発信しました。
The Origins of the US Army's Korean Comfort Women (HEART PRESS) By Choi Kilsung, 
 Professor at University of East-Asia, Professor Emeritus at Hiroshima University
(6) Chapter 5   Diary of a Japanese Military Brothel Manager 
 In August 2013, the publication of the book, Diary of a Japanese Military Brothel Manager, caused a major sensation in South Korea. In South Korea, it was widely regarded as being "definitive evidence" of the forced recruitment of Korean comfort women by the Japanese Army. However, if we read through this diary objectively, we reach an entirely different impression―the army comfort stations were run by private dealers and the comfort women were employed by them, even if orderly running of the brothels was per army regulations because of their location near battle zones.
 The brothel manager was not merely a manager but under some conditions he was the proprietor. He sent home ¥500, 600 or even 2,000. This shows that his earnings was quite high, considering that a Japanese private first class soldier’s monthly pay was ¥10.  
 Prof. Choi included major parts of the Diary in Chapter 5 since he assumed that it would be better to for the reader to judge for themselves concerning the nature of the comfort stations and comfort women, to read the Diary rather than just discussing the matter.
 In grasping the real nature of the comfort women, I think that the Diary is valuable as primary source material. 
 *Chapter 5 content;  http://www.sdh-fact.com/CL/Chapter-51.pdf
*Author profile:  http://www.sdh-fact.com/auther/choi-kilsung


 *Introduction & Contents: http://www.sdh-fact.com/CL/Introduction-TOC-.pdf
 *Chapter 1: The Korean War as I Experienced It
http://www.sdh-fact.com/CL/Chapter-1-US-Armys-Korean-comfort-women.pdf
   *Chapter 2: From Rape to Prostitution
http://www.sdh-fact.com/CL/Chapter-2-US-Armys-Korean-comfort-women.pdf
  *Chapter 3: The Spread of Prostitution
http://www.sdh-fact.com/CL/Chapter-3-US-Armys-Korean-comfort-women.pdf
  *Chapter 4 content;  http://www.sdh-fact.com/CL/Chapter-4.pdf
  (「史実を世界に発信する会」茂木弘道) 

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宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のロングセラー 
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『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)

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<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘  v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第7弾は、十月下旬発売予定です。ご期待下さい)

宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)  
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社) 

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月曜日, 9月 21, 2015

ハーレースポーツスターで常磐道へ再突入!

シルバーウィーク初日、珍しく4日ともおおむね晴れの予想が出た。ときぶーの時間さんによると5月のゴールデンウィークに対比した名前で、敬老の日(1日だけ)とは関係ないという。

珍しく、親会社からのお達しで、4日間は仕事を休むようにと言われ、天気も良いとなれば、だいたい1日はどこかへでかけようとなる。まだ夜間割引と休日割引との区別がついておらず、とりあえず、3時に起床、即座に会社へでかけ、雨漏りが一部であったが改修した倉庫から、昨日用意したハーレーを引出し、民家から遠く離れてから起動、暖機もそこそこに出かける。

羽生インターには3時40分ごろ到着。年季がいったせいか、ライトの光軸が不均一で、国産車のように、前方の舗装面があまり明るくなく、高速道の上の掲示板などははっきり照らすが左下の白線あたりが一番明るい。アスファルトの材質にもよるが、路面の反射素材により、明るさがちがう。

しかし、以前のXLは新車に近かったこともあり、国産車との差はなかったが、左前方の照射範囲はかなり広かった。とはいっても自分の車ではなかったので、暗い林内を走っただけだったが。

いつもの休憩場所。ハヤブサが脇に後から駐車。
日立中央で休憩。途中から気付いていたが、車両はかなり多いと感じた。ここのコンビニで、電池式充電器やあちらでとる昼食の用意や水を買い求め、バッグに入れる。電話番号はわかっているが時間のタイミングが合わず、今回も無連絡。ただ、水はあちらでも貴重品なので、余分に用意。犬や猫の餌も一部補給。

今回は時間が早く、ここで軽い朝食をとる。昨夜ちょっと眠っただけなので食欲はあまりない。途中何回も休憩して初めて夜間割引おありがたみは平日だけと判明、するとこれを使えばオール3割引となることだけはわかった。

広野町には8時半ごろ到着。インターをおりたとたん燃料警告灯が点灯。250キロを超していたので、今回は雨の前回よりもエンジンが快調だったせいもあり、少し燃費がよい。インターから国道6号へ出て、すぐ右折するとしばらくして前回のGSに着く。しかしよく見るとロープを張り巡らしてあり閉まっている!とおもったら従業員がいて、通勤用にロープがあいている。そこで乗り入れたら、準備ができるまで、準備中ということで、9時の開店まで28分ほどじっと待つ。

260キロ走行で、ちょうど11,0L。前回は行き返りとも22.5前後だったが、少し回復した。カタログ燃費は23.3と表示されている。市街地燃費は18~19前後。

9時半前ぐらいに松村邸に到着。除染が進行中であるとは聞いていたが、今日(日曜日だけ)休みだそうだ。

そこで遠慮なくUターンして下っていくとおお、さすがに除染後だけあってきれいになっている。左の
貯水タンクは防護され、湧き出した水を通すパイプにもご覧のように、車が通ってもつぶれないように、防護版が引いてある。



取材の外人さんたちと通訳などがたぶん9時ごろには来ていて、なにやら交渉中。邪魔をしないように降り切ったところでまたUターンして戻り、駐車。私はすぐに犬、猫たちに餌をくばる。シロだけは出かけていて、サビと生まれた子猫たちに餌をやる。

松村氏の第二の牧場へ向かう軽作業車の助手席にカメラマンがのり、後を彼らの車両から遠撮りする打ち合わせなどをして出かけて行った。富岡町内の繁華街では速度を緩めてください、などと通訳の山本氏が話していた。

平日の除染作業や測量作業などもあり、前回おられたおじいさんは今日はおられなかった。
 一時間もしないうちに取材班はもどり、今後の取材についてまた協議中。

こちらは、座る場所もないので、ハーレーにまたがり、アイフォーンでネットを見ていると、いきなり流暢な日本語で、きれいなバイクですね、と派しかけられビックリ。みると上図のフランス人が立っていて脇に通訳の山本氏が。いちおうバイクはハーレーデイビッドソンですねなどという。

彼は日本に来てやく二年、だそうで、まだ、日本語はすこしだけというが通常会話は普通のように感じられた。外国では、皆ネットで世界の松村氏についてはよく知っており、最初に彼を紹介した人(在、ローザンヌ)とはメル友だという。

どこから来たかなどと簡単なやり取りのうちに、交渉がおわったらしく、一同は去って行った。後で松村氏に聞くと、映画製作さ、などと話していた。


撮影班が同行していたのでは警戒区域内の牧場へは行っていないなと思っていたら案の上、もう一度餌やりに一時間半ほど出かけていた。その間、だれもおらずやることもないので、取材班の帰り際にひょっこりあらわれたシロの餌付けをやった。猫用の餌はシロの分だけ残してあった。


見ていると仲間の子猫(といっても成猫)としょっちゅう喧嘩もするらしく、眉間になにかとぶつかった傷跡がついていた。この日はシロだけがバイクの脇にまとわりついてくれたので、彼女と残りの時間の大半を過ごす。

牧場のほうも見ようと歩き出すと、シロが松村氏との慣例とばかり、散歩に同行してくれた。足にまとわりつきかなり邪魔だが仕方がない。途中抱いても見たが、嫌がりもせず素直に抱かれる。

途中下の牧場を見る。
ズームすると牛たちがいることが分かった。




前回遠くから見ておいた橋にも近づく。
そう、ここは字滝ノ沢です。
その名のとおり、沢は浅いものの流れは速くここの牛や馬(ポニー)はみな沢へおりて、水を飲んでいるらしい。それで、第二の牧場とちがって、今では水飲み場が設置されていない。
この橋から、「しろ、さび散歩いくべ」で紹介された写真集と同じ光景が見て取れる。
http://www.sankei.com/life/news/150307/lif1503070035-n1.html

その写真集と同じように足もとには一緒に散歩してくれるシロが。

 そしてまたゆっくり歩き、バイクに戻り、そこで昼食。しばらくして牛たちの餌やりから戻った松村氏、上の道路脇に置いてある牛の餌を重機で整理していたが昼過ぎになって、下に降りてきてホーンを鳴らす。昼飯でも買って来いという合図だったようだが。

それで、中へあがれというので上がらしてもらった。なにやら別棟から鍋に砂糖がはいったものを運んできてカセットボンベで加熱している。

そして、太田氏の上述の本にあるように、たいてあったご飯と納豆でお昼を食べながら雑談。

あの砂糖水はミツバチ用の食料となるらしい。震災以前からミツバチは飼われていたそうだ。

途中、前回から話というか意見が合わなかった件で、アイパッドに記録してあったあるウェブ記事を見せると眼鏡をかけて丁寧にだまった読んでいたが、読み終わると、この女、だれかしらないが気違だなということだった。

http://reptilianbuster.blogspot.jp/2015/09/blog-post_25.html

私のこれまでの積み上げた宇宙人たちへの常識からすれば、彼女の独断と偏見もあろうが、おおむね銀河連邦からの総合的情報(過去3年以上)の常識から外れるものではないのだが。

まもなくそうした常識が実現する時期(極めて近いらしいが?)を期待して、またいずれと夕方になって別れた。

日曜日, 9月 06, 2015

立ちごけ以後のハーレースポーツスター

まだ一週間程度は天気の予報が梅雨なみで、出かけるチャンスはなかなかない。

以前から注文しておいた左右両グリップラバーがとどき、右ブレーキバーも取り置きの在庫も定価の1/10程度ではいっているので、やっと合間を見て交換に出かけた。

結局、雨の中出かけた一日は閉店時間ぎりぎりで早めに店じまい、翌日は閉店時間を15分お^バーしており、やはりアウト、今日はやっと休みが取れ、どうしてもと昼ごろ店についた。








途中でグリップラバーが到着と分かり、近くの銀行へテクテク現金を追加に行き、結構汗をかいた。帰るころにはしきりに圧縮空気を送るコンプレッサーが作動していたが、グリップラバーを空気圧で浮かして嵌め送る作業中だった。

仲間からも言われていた最初の右ブレーキレバーはこんな感じで置かれていた。
やはりけっこうまがっている。朝、よくみたら、サイドミラーのミラーとミラーステーの90度の部分も
メッキが少し剥げ、赤さびが浮いていた。そして、予備として持っているようにとみんな言っているのですがというと、、ゴムラバーのついた金づちでまがった先端を半分ほど戻し、これ以上戻すと折れる恐れがあるが、予備として持つ分には十分として、袋に入れて返してくれた。

新品はいつ入るか不明で、一本13500円くらいに消費税がつくというので、注文をキャンセルも可能だという。店主にまかせた。

交換したフリップはさすがに気持ちがよく、快適だった。


いま、松村邸は除染の真最中で、一か月くらい通行止めの可能性も指摘され、しばらくは行けそうもない。

http://blog.goo.ne.jp/tokigootokiboo

しばらくは行って話すことなどを整理したり、自分の課題のまとめなども着手したい。

郵便物は届かず、宅急便もダメ、広野町にあるヤマト運輸だけは受け入れは可能だが、配達はしてくれない。

残るのは電話かメールだけで、ときぶー本人とのメール連絡は可能。

折を見て、第二牧場の線量なども計測したい。


福島第一原発がメルトダウンし、来年6月ごろには日本列島には住めない可能性があるなどと脅す輩もいたりして、今後も福島から目を離せそうにもない。

南の楢葉町は、住めるようになったそうだが、帰還希望者は一割もいなくて、生活水をまかなうダムの底の除染無には安心して住めないようだ。

月曜日, 8月 31, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (遼寧省のGDP成長は0・1%だ)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)8月31日(月曜日)
  通算第4642号    
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 中央政府が景気減速を認めたので、地方政府が正直(?)な「数字」を発表
  遼寧省GDPは0・1%、山西省は2・7%。それでも「高い」けれども。。。
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 中国政府はGDP成長を目標7%においているが、本年度の達成は不可能。
 電力消費が横ばい、鉄道貨物輸送量がマイナス10%。どうして7%成長が可能なのか? おそらく実質成長はマイナスへ転落している筈である。

 地方政府の方針転換をみて、地方政府は安心して「真相に近い」数字を発表した。
 最悪は遼寧省の0・1%成長だ。
 主因は鉄鋼と石炭の壊滅的後退である。大連はハイテク企業が揃い、電話のバックアップセンターから老人介護ビジネスは盛んだが、盛り場は青息吐息、大連森ビルの裏通り(通称日本人街)も火が消えているという。

 スマホの頭打ち、通信機器の部品不振などによるもので、中国最大の富豪「万達集団」の本社は、この大連にあるが、主力の不動産ビジネスの比率を早くから下げ、映画、エンターティンメント世界へ進出した。
 それでも、この中国一の財閥、万達集団は8月25日の上海株式暴落で時価総額が10億ドル減じた。CEOの王健林は36億ドルを減らしたが、それでも彼の財産は320億ドルある。
同日、世界連鎖株安で、ちなみにビル・ゲーツも32億ドルを減らしたというが、これは余談。

 遼寧省は、大連市長、遼寧省長を歴任した薄煕来の失脚から、経済の失速は始まっていた。
失脚前に薄は重慶書記に転じていたが、周囲の補佐官、ボディガードなどに遼寧省時代からの側近を引き連れ、遼寧省から去った。

また夫人の谷開来の法律事務所を経営していたのも大連である。
その時の利権の黒幕が大連実徳集団を率いた徐明で、かれらの連座失脚により、薄利権、薄コネクションが壊滅。

遼寧省はそれでなくとも、撫順炭鉱など多くの石炭ビジネスと、鉄嶺など、鉄鋼都市を抱えており、付近の地盤の弱いところに三十万都市を造ったりしてゴーストタウン化した。
通化では全国に先駆けて鉄鋼メーカーが倒産し、給料不払いの社長が従業員に殴り殺される事件が起きたのは数年も前のことだった。


 ▲不景気の山西省の省長は李鵬の息子

 ついで景気悪化のサンプルとなったのは山西省だ。
 仏教の聖地=五台山があるが、経済活動とは無縁の存在、この地も石炭が主力ビジネスだが、誘拐してきた夥しい少年を奴隷労働させるなど、悪魔のような企業体系があり、石炭不況に落盤事故、地下水噴出など最悪の炭鉱事故が山西省では続出し、閉鉱となった企業が続出した。

拠点の大同は一時の繁栄が終焉し、冷戦時代には五十万の兵隊が駐屯したこともあったが、いまや廃墟、廃屋が目立ち、企業工場は閉鎖、繁華街はシャッター通り。
十数年前、筆者は石炭黄金時代の大同へ行ったことがあるが、ホテルの宴会場は朝からドンチャン騒ぎ、卑猥なパーティ、大通りを疾駆するのはBMW、ベンツ。
「中国で高級車の人口比は一番高い」「如何に石炭成金が多いか」と言われた場所である。

この深刻な事態に山西省首脳が連続的に打開策を討議する会議を開催し、中央政府に窮状を訴え、国有企業各社に山西省子会社へのテコ入れ、再投資を訴えるという挙に出た。
山西省の書記は王儒林、省庁が李鵬の息子の李小鵬である。
8月28日、ふたりは中央政府が派遣した「国務院資産監査委員会」のメンバーと省内の有力企業60社の幹部との会合にも出席し、中央に窮状を訴えた。
 
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
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 司馬遷の正統史観が濃厚な中国は虐殺を「解放」と書く
  モンゴルは事実上、中国の「植民地」ではないのか

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楊海英『植民地としてのモンゴル』(勉誠出版)
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 チベットと新彊ウィグル自治区において中国は大量虐殺をやってのけ、両地域にまたがり二百万人前後が殺害された。空前のジェノサイドである。
ついで「民族浄化」(エスニック・クレンジング)作戦を展開し、多くの女性をレイプし、漢族の子を産ませ、チベットとウィグル族を絶滅せんとしている。
 これらのことは世界が知っている。
欧米へ逃れたチベット人、ウィグル人が世界世論に訴え、米国大統領はダライラマ猊下ともラディア・カディール女史とも会った。ハリウッド映画は、中国を糾弾する作品をたくさん造った。
 日本でも知っている人は知っている。大新聞が伝えないだけである。『中国に不都合なことを報道するのは、日中友好に反する』と卑下した左翼ジャーナリストがまだうじゃうじゃ日本にいるからだ。学者も作家も高橋和己のような手合いが夥しい。

 ならばモンゴルは?
 じつはモンゴルの悲劇は殆ど知られていないのだ。
 南モンゴルを侵略した中国は、まず漢族を大量に入植させ、人口比を逆転させた。モンゴル独立派ばかりか、革命後、共産党に協力したリーダー等も文革中に粛清した。
 「(文革中だけでも)34万人が逮捕され、27900人が殺害され、12万人に身体障害が残ったという惨状」となった。ただし、この数字は中国共産党の調査結果の内部資料であり、ごく控えめな数字で、専門学者のなかには30万人が殺されているとする。
 あげくに中国共産党は、南モンゴルを『中国内蒙古自治区』などと呼称し、ついでに革命政府に協力的だったウランフも用済みとなるや、失脚させた。
 こうした殺戮を『解放』と言ってのけ、傲然と傀儡自治を実行させつつ、モンゴル語の使用を禁止し、学校で北京語を強要した。これは文化絶滅が狙いである。
 他方でモンゴル人から伝統的な牧畜を取り上げ、モンゴルの遊牧民を都会部へ移住させたため、土地は激しい勢いで砂漠化した。
 つまり資源をあらかた盗掘し、原住民を奴隷としてこきつかう、まさに中国の「植民地」である。
 
このようなモンゴルの悲劇を、じつに淡々と歴史家の楊海英教授は叙した。
 著者はじつに正直に書いている。モンゴル人なのに北京語教育を受け、改竄された歴史を教わってきたため、日本に留学に来るまで蒙古伝統文化と独特の歴史への理解がなかったのだ、と。
 恐るべきことがモンゴルでも行われていたのだ。あたかもトンパ文字が絶滅し、これを解読できる学者は大英博物館と日本にしかいないように。満州語を読み書きできる満族がほぼ存在せず、日本などの学者に学び直しているように。
 楊教授は「中国によって剥奪され、否定されていた『モンゴル独自の歴史』を私はなんと外国の日本で発見したのである」
 
 ソ連崩壊後、ロシア人支配からようやく事実上の独立路線を歩み始めたモンゴル(ウランバートルが首都のモンゴルのこと)は、資源を買ってくれる中国に対してアンビバレンツな感情を抱いている。同胞を殺戮したにくき敵である。しかし、いまのこころ、石炭や鉱物資源を大量に買ってくれる大事な顧客である。
 若者等は「中国人とみたらぶん殴りたい」と怒りを充満させているのだが、ウランバードルを傲然とうろつく、生意気な中国人が多い。だから漢族と間違われないように、日本人は日の丸のバッジをつけて歩いている。
 いずれ中国が大混乱に陥って分裂状態になったとき、モンゴルは反乱の旗を揚げるだろうが、そのとき、露西亜と米国がどうでるかで、明日の運命が決まるというのは評者の感想である。
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1287回】   
   ――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡28)
    岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)
 
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李鴻章が竹添の名を挙げたのは、朝鮮を巡って日清間が緊張した壬午(1882年)、甲申(1884年)の両事変に当時は弁理公使を務めていた竹添が深く関わっていたことを知っていたからだろう。

 岡は旅行中も故服(わふく)で通した。もちろん李鴻章の前でも同じ。その姿を目にした李鴻章が些か訝しげな素振りをみせたのだろう。すかさず岡は、「我が国では官途に就きますと洋服を着しますが、『小人は處士(そうもう)』ゆえに故服(わふく)を纏います。これが古からの我が民族の振る舞いというものです」と応えた後、李鴻章に対し、「小人は古の一字を語ることを悦びません」と。すると李鴻章が「足下、已して古の一字を悦ばず。然らば則ち時務を知らんや」と切り返して来た。岡は鋭く切り込む。

 ――小人は敢えて時務を知ると申しておきましょう。目の前の、いまこの時の難局に立ち格(むか)うは聖人の道と申します。孟子によれば、孔夫子こそは眼前の難事に真っ正面から向き合う聖であると称しております。時を知らざる者とは学問を語り合えず、時事について論じ合うこともできないと、小人は私(ひそか)に考えておりました――

  李鴻章は「黙然」としたまま。傍らのプロシャ人顧問が再三にわたって発言を促すと、「他日、北京よりお帰りの節、日時を約して再び語り合いたいが」と。すかさす岡は、「帰路は山東に廻り、曲阜廟にて孔子を拝したく。ゆえに、再びの拝眉の機を約すことは致しかねます」とピシャリ。一礼して退出している。

  清朝の最末期に登場した教養溢れる開明派官僚のトップであり、深い学識と抜群の外交手腕で知られた李鴻章を相手に一歩も引かない姿に、岡の意真骨頂を見る思いだ。漢学者としての己の学問に対する揺るぎない自信というものだろう。こういった知の伝統は、いったい、いつ頃から消え失せてしまったのか。いや消え失せたという自覚すら明確には持ち合せてはいない。表面的な豊かさ、便利さは、安易さは、じつは人間をして我欲のままのケダモノへの道を歩ませているのかもしれない。

 『觀光紀游』は岡による見聞記であり、李鴻章との面談に日本人の第三者は立ち会っていなようだ。であればこそ、岡が自らの都合に合わせて書き記したとも考えられないわけではない。つまり自慢話だ。だが、それにしても李鴻章との遣り取りから判断するなら、やはり岡は中国と中国人のみならず、日本と日本人をも見抜いていたようにも思える。

  宿舎に戻った岡は直ちに机に向かい、すでに書き記しておいた道台への献策を加筆訂正している。「未だ悉くせざるところを論じ、殆ど千言」。お供の者に明朝には道台に届けることを命じた。

  一日置いた10月12日、友人がやって来る。「李鴻章閣下はあなたの志操に深く感じ入っています」と述べた後、「但し、『中土』は数多の弊害が重なり、『皇族諸王(くにのちゅうすう)』は徒に尊大に構えているだけであり、『廟議(かくぎのぎけつ)』は確実に拒絶されます」と続けた。かくて岡は、「嗚呼、『中土』をして果して余の策を用うれば、則ち天下の事、未だ濟(たす)け難きを爲さず。顧みれば天の時未だ會さず、人事未だ至らざる也歟」と。つまり岡の献策を受け入れれば難局を打開できるはずでが、まだその時でもなさそうであり、それを託せる人も現れない、ということだろう。

 岡の落胆が伝わって来るようだ。同席した日本の原領事から「先生は官途に就いていないご様子なので、ついては天津に留まって私のために謀ってもらいたい。これが道台のお考えですが」と、道台の意向を聞かされる。すると岡は、「なあに、道台は私の『迂疏』を悦んでいるだけです」と。「迂疏」の2文字に、韜晦した岡の思いが感じられる・・・。
《QED》
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)すでにご存知のことかとは思いますが、豪ストラスフィールド市の慰安婦像設置申請が正式に却下されましたことをご報告いたします。
 シドニーで地道に活動を続け一部始終を見てきた友人に詳細を聞き、ご報告します。
市側が費用をかけて(無駄な)無作為に選び出した数100人の市民からの多数決(賛成30数パーセント、反対60数パーセント)だけでは決定できず、8月11日の公聴会での決着に至りました。
反対側のチームワークの素晴らしさで、結局推進派だった市長以下、市議全員一致での却下に至りました。完全勝利ですね。これでオーストラリアにはもう慰安婦像が建つことはなくなったと思います。
   (AI子、シドニー)



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(読者の声2)貴誌に転載された西村真悟先生のメールに関する東海子氏の参考意見(8月29日号)はたいへん参考になりました。
お蔭さまで、昔の新聞記事の意味がよく解りました:
「ローマ法王ピオ11世は、1937年10月、『「日本の行動は、侵略ではない。日本は中国(支那)を守ろうとしているのである。日本は共産主義を排除するために戦っている。共産主義が存在する限り、全世界のカトリック教会、信徒は、遠慮なく日本軍に協力せよ」との声明を発表。(「東京朝日新聞」夕刊、1937年10月16、17日)」
 世界最小にして最古・最強の情報国家であるバチカンは、フランシスコ・ザビエル(1549年来日)以来、なぜか日本に好意的であり、よき理解(国)でもあるようです(日本でのカトリック布教は全く成功していませんが)。
 *1921年、皇太子殿下(後の昭和天皇)、教皇ベネディクト15世と会見。
 (開国後55年に過ぎない異教徒の国の皇太子に対しては異例の厚遇)
 *1936年、ローマ教皇庁布教聖省は、日本のカトリック教会宛に送った「第一聖省訓令」で「祖国に対する信者のつとめ」として、靖国神社への参拝を、「愛国心と忠誠心の表現である」との理由で認めている。
 *1937年、上記声明
 *1942年、日本とバチカン、外交関係樹立(大東亜戦争中!)
 *1945年、靖国神社を焼き払いドッグレース場建設を計画したGHQに対し、ローマ教皇庁代表のブルーノ・ビッター神父はマッカーサーに次のよう進言した。
「いかなる国家も、国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務がある。それは戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」「我々は、信仰の自由が完全に認められ、いかなる宗教を信仰する者であろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊が祀られるよう、進言するものである」
*1951年、ローマ教皇庁は1936年の「祖国に対する信者のつとめ」訓令を再確認。
*1980年、教皇ヨハネ・パウロ2世はA級戦犯・BC級戦犯として処刑された帝国軍人のためにミサ。
 現在の歴史戦においても、バチカン情報はかなり強力な武器だと思いますが、全く利用されていません。
アメリカへの遠慮でしょうか。昭和天皇はその重要性を深く認識されていたようですが。
 (SI老、いわき)



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(読者の声3)危機管理講座第五回「311以降-日米危機管理システムの比較と今後の展望」
 平成27年は、阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件20周年を迎えます。そこでグローバル・イッシューズ総合研究所は、一般財団法人尾崎行雄記念財団と共催し広く危機管理に関係する5つの団体の協賛を得て、危機管理に関して有益な知識を社会に提供するため、危機管理特別講座を連続で開催することと致しました。
 第五回としては弊研究所の代表取締役である吉川が、前著『911から311へ?日本版国土安全保障省設立の提言』(近代消防社)の出版から約2年。
その後の調査を踏まえて『311以降?日米は防災で協力できるか?』(近代消防社)を新たに世に問う関係上、同書のテーマである日米防災協力の現状を踏まえつつ、日米双方のNSC等への取材成果も踏まえて、アメリカと日本の危機管理体制の違いに関して解説し、これからの改善策等に関して提言します。
 当日は新著の販売会も行います。また新著でのインタビュー対象者の一部も御参加予定になっております。
多くの方々の御参加をお待ち申し上げております。
内 容   『311以降?日米は防災で協力できるか?』(近代消防社)目次より
序 章   ワシントンD.C.市危機管理センター訪問取材
コラム   911記念博物館訪問記
第一章   静岡県庁危機管理センター訪問取材
コラム   アムトラック事故と東海道新幹線
第二章   日米防災協力に賭けた男?ロバート・エルドリッヂ博士インタビュー
コラム   世界を救うオスプレイ
第三章   日本版FEMA設立は可能か??西村康稔内閣府副大臣インタビュー
コラム   横田米軍基地訪問記
終 章   東京を世界の防災中枢にしろ!?トモダチ作戦とフィリピン台風災害
      時の日米協力の比較(人道名目の中国の軍事介入を許すな!)

【協 賛】一般社団法人日本安全保障・危機管理学会
      特定非営利活動法人一橋総合研究所
      一般財団法人日本価値協創機構
      国家生存戦略研究会
      株式会社近代消防社

【講師】吉川圭一:1963年5月、東京都生まれ。筑波大学で修士号を取得後、国会議員事務所公設秘書、国際問題評論家ペマ・ギャルポ氏事務所特別秘書等を経て、2002年グローバル・イッシューズ総合研究所設立。代表取締役。
2011年、東日本大震災を契機に一般社団法人日本安全保障・危機管理学会ワシントン事務所長。著書『楯の論理?新時代の危機管理とは何か?』(展転社、2002年)、『911から311へ??日本版国土安全保障省設立の提言』(近代消防社、2013年)
          記
【日 時】 9月14日(月)午後6時~8時 (受付5時30分)
【会 場】 憲政記念館・第2会議室 (千代田区永田町1-1-1/国会正面向側)
※ 地下鉄など公共の交通機関をご利用下さい。丸ノ内線「国会議事堂前駅」徒歩5分
https://plus.google.com/106634057043649248033/about?gl=jp&hl=ja
【参加費】 2000円
【定 員】 80名 (先着順) ※定員に達し次第、締め切ります。
【要申込】 以下のフォームより、できるだけお早目にお申込み下さい。
http://www.ozakiyukio.jp/information/2015.html#0807



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(読者の声4)何時もタイムリーな時事解説、勇気を頂いております。8月15日になると、各新聞の紙面は日本を貶める為の連載記事のオンパレード。是非、先生のメルマガの読者に「開戦の勅書」と「東条英機の遺書」の現代語訳を配信頂ければ、この戦争の、意義と東アジアの正義の為の、戦いであったことと、先人たちの懸念事項が、今のこの時代に勃発寸前である事が実感できるはずです。
 原因あっての結果、その因果関係を日本史の教科書に、掲載される日を祈っております。
   (KS生)
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 井尻千男さんを偲ぶ会のご案内
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故井尻千男さんを偲ぶ会のご案内
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「主権回復運動」に命がけで取り組み、他方、数寄者の茶人として風流にも生きた稀有の文人、コラムニストだった井尻千男(拓殖大学名誉教授)さんが急逝されて早や百ケ日になろうとしております。
 このたびゆかりの者の合議により、友人・知己・学友相集い、氏を追悼し、その憂国の熱情の想い出などを語らう集まりを開催することとなりました。
 祖国の政局は故人が嘆いたように憂うべき惨状がつづいておりますが、この機会に主権回復の熱情を思い出し、決意を新たにする場とすると同時に、故人の風流を追憶したいと思います。
          記
とき   9月26日(土曜) 午後二時(一時半開場)
ところ  市ヶ谷「ホテル・グランドヒル市ヶ谷」二階 白樺
http://www.ghi.gr.jp/access/
会費   おひとり一万円(当日遺稿集のお土産が間に合いませんので後日郵送します)
式次第  スライド上映、各自献花、献杯、追悼献茶 追悼挨拶 遺族謝辞
発起人  入江隆則 呉善花、小田村四郎、小堀桂一郎 小堀宗実、水島総、渡辺利夫
主催   「井尻千男さんを偲ぶ会」実行委員会
共催   拓殖大学日本文化研究所
     事務局  東京都渋谷区渋谷1-1-16
     日本文化チャンネル桜 気付(実行委員会 井上敏治 漆原亮太、大高未貴
     花田太平、平野寛明、比留間誠司 宮?正弘)

なおご出席を希望される方は下記へ一報ください。
     (090)3526―9793(平野)
 読者、ファンの方も希望者はご参加いただけます。
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宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘のロングセラー 
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『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)

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<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘  v 室谷克実『日本に惨敗し ついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
(石平さんとの第六弾は、十月中旬発売予定です。ご期待下さい)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭『日米安保五十年』(海竜社)  
宮崎正弘 v 黄文雄『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社) 
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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ハーレースポーツスターで立ちごけ


先週の日曜日、今日しかないと決断して朝早くハーレーで福島へ向かう。前の日の夕方に満タンにし、今日こそ午前4時前に高速に入ろうと思っていた。

最初はサイドバッグもつけて雨具も用意してと思っていたが、いざ現地で出発となると、面倒臭くなりサイドバッグ装着もやめてしまった。天気は意外とよさそうだったからである。

出がけに必要な手順を決めた通りに行い、今日こそ間に合いそうと思ってブーツを履いて会社から出ようとすると、アレ会社の鍵が見当たらない。入るときは確かに鍵を開けて入ったので、どこかその辺に置いたに違いないとあたりをくまなく探すが出てこない。

数分しか滞在しなかったので、挙動範囲は限られているのに、見当たらない。う〜ん、こんなことをしていたらまた遅れると思うと、ますます焦る。

で焦っているうちはみつからない。もう時間的に間にあわなくなって落ち着き当日普段とちがうものは、肩掛けカバン。で、その内部に入れていないか、ひとつひとつ確かめると
ちょっと見には絶対みつからない位置にキーが押し込まれていた。

当日の行き先の住所を書き込んだ紙片を確認した際に、あ、あるあると安心してそのときまで手に持っていたキーをそこに落とし込んだらしい。

結果的に日曜日なのでどっちみち休日3割引きであるからそれほど急ぐ必要もなかった。

すったもんだの挙句、前回同様4時ごろ出発。雨は降っていないがかなり涼しい。トイレ休憩が必然的に多くなる。その分SAの観察、下見が可能。

この前、熱くてかき氷をたべた壬生のSAにもよってみたが、もちろん売店は閉まっている。皆思い思いの格好で休憩している。ここではバイクは私一人。

壬生をでるとちょうど正面に太陽が上がりだし大変まぶしい。交通量がすくないので、手をかざして前方をみる。筑波山も右前方だ。

いくつめだったか笠間のSA。BMWとハーレーの二人連れのほか、親子らしいヴィンテージハーレーもいたが、あまり興味はない。

雲の状態はずっとこんな感じ。GSもあったんだと覚えておこう。


いつもの日立ちゅおうでやっと目的地をセット。ここで軽い食事をとる。ベンチでごろ寝のおじさんもいる。のどかな場所だ。ここでゆっくりしていると、nature called me!となった。



一般道から逆走してここへ寄ってまた一般道へと出ていく川崎のZIもきていた。が大半は大型トラックちゅうしんである。


 名前はわすれたが、常磐道でも給油ポイントはすくなく、そこのSAでの案内版。高速走行中の被ばく量の概算値やバイクだとその1.2倍ほどになるなどの掲示もあった。

同じルートも三回目ともなると余裕が出てくる。放射線量もおおよそ計器がなくてもわかるし、高速道での表示は、7月より低い。(0.25~4.8マイクロシーベルト)
 福島県内に入ると前方雨の表示が。

まあたいしたことないだろうとどんどん進んでいくと、四倉(よつくら)のあたりで、糠雨が小雨になって、後ろから追い上げてくる4輪にぬかれまいと飛ばしていると、気が付いたらかなり濡れてきた。

いつをものように、広野町のインターから降りて6号へ行く、もうすっかり濡れてしまった。高速道をおりたらまず給油しないと帰れないと思い、そうだ二輪通行禁止区域の再北端にあるGSで給油しようときめて、福島第二原発を過ぎていくとそのスタンドになる。

ナビを見るとちょうどそのスタンドで左折とある。そこで左折しスタンドへ入ろうとすると人影がない。あれ、休みかとおもったが、すでに右折していて中の様子をさらに見ようとしたら、バイクが急に押し戻されて何歩か両足でバランスをとったが、結局弾き飛ばされて、本人は尻もちをついてバイクの後方の車道部に。バイクは右に倒れ、アスファルトとスタンドのコンクリートの間の砂利層部分に横出しになっていた。

それで初めてコンクリートの黄色と同じ黄と黒のまだら模様のロープに押し戻されてバランスをうしない、転倒したとわかった。
雨降りで水滴が直前にびっしりついて、スタンドが無人らしいとわかり中を見ようと視線が奥に行って直前の同系統の色の横ロープの存在に全く気付かなかった。
このGS、現在はシェル石油で、富岡はみたところすべてシェルとなっているが、入手したゼンリン地図が2010年版のため、旧い表示となっているのだろう。

あたりは6号を通過する車両はあったが、直交道路には一台も車両がなく、人ひとりいない。困った。起こそうと思ったら、ハーレーの起こし方というコラムがハーレー本に載っていたのを思い出し、さっそく試すことに。

それには女性でも必ず起こせますと出ていた。右に倒れたハーレーのシートの座席部分を背中にし、両足を延ばすようにすると、重心の低いハーレーは素直に起きるとあった。

嘘だろうーと当時は思ったが、試さない手はない。やると意外に簡単に起きることがわかり、安心した。すると急に緊張が解け、次は膝にかなり力をいれないとだめだとわかった。幸いギア側が上を向いているので、まずローにして、後輪がずるずる滑るの防ぎ左手で前輪のブレーキをかけ、息を何回も深呼吸し、全身の力で起こそうとするとちゃんと起きる。ただ、今度は反対側へころびそうなので、途中で姿勢を変え、足を組み替えたり必死の動作をしてバイクに正対するようになるまでかなり時間がかかったが、やっと起きてスタンドをかけたときの喜びは、国産車にはない感動だった。

ガソリンは一滴も漏れない。ギアをNにもどし、セルを回すと何事もなかったように起動したのにも感動。そうか、ハーレーはこうなっているのか!!。うまく設計してあるなーと思った。ミラーには何の問題もなく、右ブレーキレバーの先端がすこしまがっただけだった。
その時の証拠写真はないが、6号を北に1キロも行くと警察にとめられてしまうし、国道だから必ずスタンドはあるはずと南下ルートを選択。

楢葉町もすべてのスタンドが閉まっていたが、広野町を何キロか進むと前方にガソリンとという文字が目に入る。何度も眼をこすったが、間違いない。セルフのスタンドだった。

ここで満タンにし、松村邸へむかう。2回目に通ったみちだが、氏の自宅のちょっと前で右折する目立たないルートが正道だった。

とにかく雨に濡れて体が冷え、トイレも近い。案内通り180度左ターンして杉林の舗装路を降りていくと左側の杉林の急斜面から家へ水を通すゴムホースが3本母屋のほうへ伸びているのをみて、やはりここだ!と直感した。それで牧場も見たいと坂を降り切ったら牧場が見える位置に来た。




これが転倒後の右レバー。別の角度から。
この角度から見ると右レバーが寸足らずに見える分だけ先端が右前方にまがっていたが、実用上は全く違和感はなかった。

このアングルの前方がよく引用動画にある松村邸。
帰りがけに松村さんは横倒しになったんじゃ、どこか傷つくべ!?といって見渡したが、レバーの変形意外にないとわかると、しばし絶句されていた。

この時の腰、膝の筋肉痛はほぼ1週間で治った。1週間後には横浜のミニシアター、ジャック&ベッティで、29日からAlone in Fukushima
(直登ひとりっきり)という映画が上映されている。





初日とあって、監督と主演俳優として舞台挨拶。このときすでに都内でAP通信社とのミーティングが決まっていた。

事前に、松ちゃんはお決まりの建設作業員スタイルで現れるぞ、何しろフランスへも新調したあのスタイルで行ったんだから、と言われていたがその通りのスタイルであった。

ただ、映画の中で、震災後の内幸町の東電本社などへの抗議活動中知り合ったボランティアの女性と知り合い結婚、現在はお孫さんも都内にその女性といるということも、一種の驚きであった。支援者の女性の、度々松村邸へ出入りしているという富岡在住の女性もそんなことまでは全然知らなかったが、ただ、この一月お母さんが亡くなった際に、同居のおじいさんが、死ぬ前に孫の顔がみられたんだから、という言葉を覚えていて、それでその謎が解けたと話してくれた。


松村氏の活動は、がんばる福島の事務局の金子健司氏が富岡から神奈川に避難後、毎週2~3回富岡に通い、記録し発表されている。

http://blog.goo.ne.jp/tokigootokiboo