月曜日, 8月 31, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (遼寧省のGDP成長は0・1%だ)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)8月31日(月曜日)
  通算第4642号    
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 中央政府が景気減速を認めたので、地方政府が正直(?)な「数字」を発表
  遼寧省GDPは0・1%、山西省は2・7%。それでも「高い」けれども。。。
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 中国政府はGDP成長を目標7%においているが、本年度の達成は不可能。
 電力消費が横ばい、鉄道貨物輸送量がマイナス10%。どうして7%成長が可能なのか? おそらく実質成長はマイナスへ転落している筈である。

 地方政府の方針転換をみて、地方政府は安心して「真相に近い」数字を発表した。
 最悪は遼寧省の0・1%成長だ。
 主因は鉄鋼と石炭の壊滅的後退である。大連はハイテク企業が揃い、電話のバックアップセンターから老人介護ビジネスは盛んだが、盛り場は青息吐息、大連森ビルの裏通り(通称日本人街)も火が消えているという。

 スマホの頭打ち、通信機器の部品不振などによるもので、中国最大の富豪「万達集団」の本社は、この大連にあるが、主力の不動産ビジネスの比率を早くから下げ、映画、エンターティンメント世界へ進出した。
 それでも、この中国一の財閥、万達集団は8月25日の上海株式暴落で時価総額が10億ドル減じた。CEOの王健林は36億ドルを減らしたが、それでも彼の財産は320億ドルある。
同日、世界連鎖株安で、ちなみにビル・ゲーツも32億ドルを減らしたというが、これは余談。

 遼寧省は、大連市長、遼寧省長を歴任した薄煕来の失脚から、経済の失速は始まっていた。
失脚前に薄は重慶書記に転じていたが、周囲の補佐官、ボディガードなどに遼寧省時代からの側近を引き連れ、遼寧省から去った。

また夫人の谷開来の法律事務所を経営していたのも大連である。
その時の利権の黒幕が大連実徳集団を率いた徐明で、かれらの連座失脚により、薄利権、薄コネクションが壊滅。

遼寧省はそれでなくとも、撫順炭鉱など多くの石炭ビジネスと、鉄嶺など、鉄鋼都市を抱えており、付近の地盤の弱いところに三十万都市を造ったりしてゴーストタウン化した。
通化では全国に先駆けて鉄鋼メーカーが倒産し、給料不払いの社長が従業員に殴り殺される事件が起きたのは数年も前のことだった。


 ▲不景気の山西省の省長は李鵬の息子

 ついで景気悪化のサンプルとなったのは山西省だ。
 仏教の聖地=五台山があるが、経済活動とは無縁の存在、この地も石炭が主力ビジネスだが、誘拐してきた夥しい少年を奴隷労働させるなど、悪魔のような企業体系があり、石炭不況に落盤事故、地下水噴出など最悪の炭鉱事故が山西省では続出し、閉鉱となった企業が続出した。

拠点の大同は一時の繁栄が終焉し、冷戦時代には五十万の兵隊が駐屯したこともあったが、いまや廃墟、廃屋が目立ち、企業工場は閉鎖、繁華街はシャッター通り。
十数年前、筆者は石炭黄金時代の大同へ行ったことがあるが、ホテルの宴会場は朝からドンチャン騒ぎ、卑猥なパーティ、大通りを疾駆するのはBMW、ベンツ。
「中国で高級車の人口比は一番高い」「如何に石炭成金が多いか」と言われた場所である。

この深刻な事態に山西省首脳が連続的に打開策を討議する会議を開催し、中央政府に窮状を訴え、国有企業各社に山西省子会社へのテコ入れ、再投資を訴えるという挙に出た。
山西省の書記は王儒林、省庁が李鵬の息子の李小鵬である。
8月28日、ふたりは中央政府が派遣した「国務院資産監査委員会」のメンバーと省内の有力企業60社の幹部との会合にも出席し、中央に窮状を訴えた。
 
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 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
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 司馬遷の正統史観が濃厚な中国は虐殺を「解放」と書く
  モンゴルは事実上、中国の「植民地」ではないのか

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楊海英『植民地としてのモンゴル』(勉誠出版)
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 チベットと新彊ウィグル自治区において中国は大量虐殺をやってのけ、両地域にまたがり二百万人前後が殺害された。空前のジェノサイドである。
ついで「民族浄化」(エスニック・クレンジング)作戦を展開し、多くの女性をレイプし、漢族の子を産ませ、チベットとウィグル族を絶滅せんとしている。
 これらのことは世界が知っている。
欧米へ逃れたチベット人、ウィグル人が世界世論に訴え、米国大統領はダライラマ猊下ともラディア・カディール女史とも会った。ハリウッド映画は、中国を糾弾する作品をたくさん造った。
 日本でも知っている人は知っている。大新聞が伝えないだけである。『中国に不都合なことを報道するのは、日中友好に反する』と卑下した左翼ジャーナリストがまだうじゃうじゃ日本にいるからだ。学者も作家も高橋和己のような手合いが夥しい。

 ならばモンゴルは?
 じつはモンゴルの悲劇は殆ど知られていないのだ。
 南モンゴルを侵略した中国は、まず漢族を大量に入植させ、人口比を逆転させた。モンゴル独立派ばかりか、革命後、共産党に協力したリーダー等も文革中に粛清した。
 「(文革中だけでも)34万人が逮捕され、27900人が殺害され、12万人に身体障害が残ったという惨状」となった。ただし、この数字は中国共産党の調査結果の内部資料であり、ごく控えめな数字で、専門学者のなかには30万人が殺されているとする。
 あげくに中国共産党は、南モンゴルを『中国内蒙古自治区』などと呼称し、ついでに革命政府に協力的だったウランフも用済みとなるや、失脚させた。
 こうした殺戮を『解放』と言ってのけ、傲然と傀儡自治を実行させつつ、モンゴル語の使用を禁止し、学校で北京語を強要した。これは文化絶滅が狙いである。
 他方でモンゴル人から伝統的な牧畜を取り上げ、モンゴルの遊牧民を都会部へ移住させたため、土地は激しい勢いで砂漠化した。
 つまり資源をあらかた盗掘し、原住民を奴隷としてこきつかう、まさに中国の「植民地」である。
 
このようなモンゴルの悲劇を、じつに淡々と歴史家の楊海英教授は叙した。
 著者はじつに正直に書いている。モンゴル人なのに北京語教育を受け、改竄された歴史を教わってきたため、日本に留学に来るまで蒙古伝統文化と独特の歴史への理解がなかったのだ、と。
 恐るべきことがモンゴルでも行われていたのだ。あたかもトンパ文字が絶滅し、これを解読できる学者は大英博物館と日本にしかいないように。満州語を読み書きできる満族がほぼ存在せず、日本などの学者に学び直しているように。
 楊教授は「中国によって剥奪され、否定されていた『モンゴル独自の歴史』を私はなんと外国の日本で発見したのである」
 
 ソ連崩壊後、ロシア人支配からようやく事実上の独立路線を歩み始めたモンゴル(ウランバートルが首都のモンゴルのこと)は、資源を買ってくれる中国に対してアンビバレンツな感情を抱いている。同胞を殺戮したにくき敵である。しかし、いまのこころ、石炭や鉱物資源を大量に買ってくれる大事な顧客である。
 若者等は「中国人とみたらぶん殴りたい」と怒りを充満させているのだが、ウランバードルを傲然とうろつく、生意気な中国人が多い。だから漢族と間違われないように、日本人は日の丸のバッジをつけて歩いている。
 いずれ中国が大混乱に陥って分裂状態になったとき、モンゴルは反乱の旗を揚げるだろうが、そのとき、露西亜と米国がどうでるかで、明日の運命が決まるというのは評者の感想である。
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1287回】   
   ――「市店雜踏、穢臭衝鼻、覺頭痛??」(岡28)
    岡千仞『觀光紀游』(岡千仞 明治二十五年)
 
  ▽
李鴻章が竹添の名を挙げたのは、朝鮮を巡って日清間が緊張した壬午(1882年)、甲申(1884年)の両事変に当時は弁理公使を務めていた竹添が深く関わっていたことを知っていたからだろう。

 岡は旅行中も故服(わふく)で通した。もちろん李鴻章の前でも同じ。その姿を目にした李鴻章が些か訝しげな素振りをみせたのだろう。すかさず岡は、「我が国では官途に就きますと洋服を着しますが、『小人は處士(そうもう)』ゆえに故服(わふく)を纏います。これが古からの我が民族の振る舞いというものです」と応えた後、李鴻章に対し、「小人は古の一字を語ることを悦びません」と。すると李鴻章が「足下、已して古の一字を悦ばず。然らば則ち時務を知らんや」と切り返して来た。岡は鋭く切り込む。

 ――小人は敢えて時務を知ると申しておきましょう。目の前の、いまこの時の難局に立ち格(むか)うは聖人の道と申します。孟子によれば、孔夫子こそは眼前の難事に真っ正面から向き合う聖であると称しております。時を知らざる者とは学問を語り合えず、時事について論じ合うこともできないと、小人は私(ひそか)に考えておりました――

  李鴻章は「黙然」としたまま。傍らのプロシャ人顧問が再三にわたって発言を促すと、「他日、北京よりお帰りの節、日時を約して再び語り合いたいが」と。すかさす岡は、「帰路は山東に廻り、曲阜廟にて孔子を拝したく。ゆえに、再びの拝眉の機を約すことは致しかねます」とピシャリ。一礼して退出している。

  清朝の最末期に登場した教養溢れる開明派官僚のトップであり、深い学識と抜群の外交手腕で知られた李鴻章を相手に一歩も引かない姿に、岡の意真骨頂を見る思いだ。漢学者としての己の学問に対する揺るぎない自信というものだろう。こういった知の伝統は、いったい、いつ頃から消え失せてしまったのか。いや消え失せたという自覚すら明確には持ち合せてはいない。表面的な豊かさ、便利さは、安易さは、じつは人間をして我欲のままのケダモノへの道を歩ませているのかもしれない。

 『觀光紀游』は岡による見聞記であり、李鴻章との面談に日本人の第三者は立ち会っていなようだ。であればこそ、岡が自らの都合に合わせて書き記したとも考えられないわけではない。つまり自慢話だ。だが、それにしても李鴻章との遣り取りから判断するなら、やはり岡は中国と中国人のみならず、日本と日本人をも見抜いていたようにも思える。

  宿舎に戻った岡は直ちに机に向かい、すでに書き記しておいた道台への献策を加筆訂正している。「未だ悉くせざるところを論じ、殆ど千言」。お供の者に明朝には道台に届けることを命じた。

  一日置いた10月12日、友人がやって来る。「李鴻章閣下はあなたの志操に深く感じ入っています」と述べた後、「但し、『中土』は数多の弊害が重なり、『皇族諸王(くにのちゅうすう)』は徒に尊大に構えているだけであり、『廟議(かくぎのぎけつ)』は確実に拒絶されます」と続けた。かくて岡は、「嗚呼、『中土』をして果して余の策を用うれば、則ち天下の事、未だ濟(たす)け難きを爲さず。顧みれば天の時未だ會さず、人事未だ至らざる也歟」と。つまり岡の献策を受け入れれば難局を打開できるはずでが、まだその時でもなさそうであり、それを託せる人も現れない、ということだろう。

 岡の落胆が伝わって来るようだ。同席した日本の原領事から「先生は官途に就いていないご様子なので、ついては天津に留まって私のために謀ってもらいたい。これが道台のお考えですが」と、道台の意向を聞かされる。すると岡は、「なあに、道台は私の『迂疏』を悦んでいるだけです」と。「迂疏」の2文字に、韜晦した岡の思いが感じられる・・・。
《QED》
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)すでにご存知のことかとは思いますが、豪ストラスフィールド市の慰安婦像設置申請が正式に却下されましたことをご報告いたします。
 シドニーで地道に活動を続け一部始終を見てきた友人に詳細を聞き、ご報告します。
市側が費用をかけて(無駄な)無作為に選び出した数100人の市民からの多数決(賛成30数パーセント、反対60数パーセント)だけでは決定できず、8月11日の公聴会での決着に至りました。
反対側のチームワークの素晴らしさで、結局推進派だった市長以下、市議全員一致での却下に至りました。完全勝利ですね。これでオーストラリアにはもう慰安婦像が建つことはなくなったと思います。
   (AI子、シドニー)



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(読者の声2)貴誌に転載された西村真悟先生のメールに関する東海子氏の参考意見(8月29日号)はたいへん参考になりました。
お蔭さまで、昔の新聞記事の意味がよく解りました:
「ローマ法王ピオ11世は、1937年10月、『「日本の行動は、侵略ではない。日本は中国(支那)を守ろうとしているのである。日本は共産主義を排除するために戦っている。共産主義が存在する限り、全世界のカトリック教会、信徒は、遠慮なく日本軍に協力せよ」との声明を発表。(「東京朝日新聞」夕刊、1937年10月16、17日)」
 世界最小にして最古・最強の情報国家であるバチカンは、フランシスコ・ザビエル(1549年来日)以来、なぜか日本に好意的であり、よき理解(国)でもあるようです(日本でのカトリック布教は全く成功していませんが)。
 *1921年、皇太子殿下(後の昭和天皇)、教皇ベネディクト15世と会見。
 (開国後55年に過ぎない異教徒の国の皇太子に対しては異例の厚遇)
 *1936年、ローマ教皇庁布教聖省は、日本のカトリック教会宛に送った「第一聖省訓令」で「祖国に対する信者のつとめ」として、靖国神社への参拝を、「愛国心と忠誠心の表現である」との理由で認めている。
 *1937年、上記声明
 *1942年、日本とバチカン、外交関係樹立(大東亜戦争中!)
 *1945年、靖国神社を焼き払いドッグレース場建設を計画したGHQに対し、ローマ教皇庁代表のブルーノ・ビッター神父はマッカーサーに次のよう進言した。
「いかなる国家も、国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務がある。それは戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」「我々は、信仰の自由が完全に認められ、いかなる宗教を信仰する者であろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊が祀られるよう、進言するものである」
*1951年、ローマ教皇庁は1936年の「祖国に対する信者のつとめ」訓令を再確認。
*1980年、教皇ヨハネ・パウロ2世はA級戦犯・BC級戦犯として処刑された帝国軍人のためにミサ。
 現在の歴史戦においても、バチカン情報はかなり強力な武器だと思いますが、全く利用されていません。
アメリカへの遠慮でしょうか。昭和天皇はその重要性を深く認識されていたようですが。
 (SI老、いわき)



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(読者の声3)危機管理講座第五回「311以降-日米危機管理システムの比較と今後の展望」
 平成27年は、阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件20周年を迎えます。そこでグローバル・イッシューズ総合研究所は、一般財団法人尾崎行雄記念財団と共催し広く危機管理に関係する5つの団体の協賛を得て、危機管理に関して有益な知識を社会に提供するため、危機管理特別講座を連続で開催することと致しました。
 第五回としては弊研究所の代表取締役である吉川が、前著『911から311へ?日本版国土安全保障省設立の提言』(近代消防社)の出版から約2年。
その後の調査を踏まえて『311以降?日米は防災で協力できるか?』(近代消防社)を新たに世に問う関係上、同書のテーマである日米防災協力の現状を踏まえつつ、日米双方のNSC等への取材成果も踏まえて、アメリカと日本の危機管理体制の違いに関して解説し、これからの改善策等に関して提言します。
 当日は新著の販売会も行います。また新著でのインタビュー対象者の一部も御参加予定になっております。
多くの方々の御参加をお待ち申し上げております。
内 容   『311以降?日米は防災で協力できるか?』(近代消防社)目次より
序 章   ワシントンD.C.市危機管理センター訪問取材
コラム   911記念博物館訪問記
第一章   静岡県庁危機管理センター訪問取材
コラム   アムトラック事故と東海道新幹線
第二章   日米防災協力に賭けた男?ロバート・エルドリッヂ博士インタビュー
コラム   世界を救うオスプレイ
第三章   日本版FEMA設立は可能か??西村康稔内閣府副大臣インタビュー
コラム   横田米軍基地訪問記
終 章   東京を世界の防災中枢にしろ!?トモダチ作戦とフィリピン台風災害
      時の日米協力の比較(人道名目の中国の軍事介入を許すな!)

【協 賛】一般社団法人日本安全保障・危機管理学会
      特定非営利活動法人一橋総合研究所
      一般財団法人日本価値協創機構
      国家生存戦略研究会
      株式会社近代消防社

【講師】吉川圭一:1963年5月、東京都生まれ。筑波大学で修士号を取得後、国会議員事務所公設秘書、国際問題評論家ペマ・ギャルポ氏事務所特別秘書等を経て、2002年グローバル・イッシューズ総合研究所設立。代表取締役。
2011年、東日本大震災を契機に一般社団法人日本安全保障・危機管理学会ワシントン事務所長。著書『楯の論理?新時代の危機管理とは何か?』(展転社、2002年)、『911から311へ??日本版国土安全保障省設立の提言』(近代消防社、2013年)
          記
【日 時】 9月14日(月)午後6時~8時 (受付5時30分)
【会 場】 憲政記念館・第2会議室 (千代田区永田町1-1-1/国会正面向側)
※ 地下鉄など公共の交通機関をご利用下さい。丸ノ内線「国会議事堂前駅」徒歩5分
https://plus.google.com/106634057043649248033/about?gl=jp&hl=ja
【参加費】 2000円
【定 員】 80名 (先着順) ※定員に達し次第、締め切ります。
【要申込】 以下のフォームより、できるだけお早目にお申込み下さい。
http://www.ozakiyukio.jp/information/2015.html#0807



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(読者の声4)何時もタイムリーな時事解説、勇気を頂いております。8月15日になると、各新聞の紙面は日本を貶める為の連載記事のオンパレード。是非、先生のメルマガの読者に「開戦の勅書」と「東条英機の遺書」の現代語訳を配信頂ければ、この戦争の、意義と東アジアの正義の為の、戦いであったことと、先人たちの懸念事項が、今のこの時代に勃発寸前である事が実感できるはずです。
 原因あっての結果、その因果関係を日本史の教科書に、掲載される日を祈っております。
   (KS生)
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 井尻千男さんを偲ぶ会のご案内
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故井尻千男さんを偲ぶ会のご案内
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「主権回復運動」に命がけで取り組み、他方、数寄者の茶人として風流にも生きた稀有の文人、コラムニストだった井尻千男(拓殖大学名誉教授)さんが急逝されて早や百ケ日になろうとしております。
 このたびゆかりの者の合議により、友人・知己・学友相集い、氏を追悼し、その憂国の熱情の想い出などを語らう集まりを開催することとなりました。
 祖国の政局は故人が嘆いたように憂うべき惨状がつづいておりますが、この機会に主権回復の熱情を思い出し、決意を新たにする場とすると同時に、故人の風流を追憶したいと思います。
          記
とき   9月26日(土曜) 午後二時(一時半開場)
ところ  市ヶ谷「ホテル・グランドヒル市ヶ谷」二階 白樺
http://www.ghi.gr.jp/access/
会費   おひとり一万円(当日遺稿集のお土産が間に合いませんので後日郵送します)
式次第  スライド上映、各自献花、献杯、追悼献茶 追悼挨拶 遺族謝辞
発起人  入江隆則 呉善花、小田村四郎、小堀桂一郎 小堀宗実、水島総、渡辺利夫
主催   「井尻千男さんを偲ぶ会」実行委員会
共催   拓殖大学日本文化研究所
     事務局  東京都渋谷区渋谷1-1-16
     日本文化チャンネル桜 気付(実行委員会 井上敏治 漆原亮太、大高未貴
     花田太平、平野寛明、比留間誠司 宮?正弘)

なおご出席を希望される方は下記へ一報ください。
     (090)3526―9793(平野)
 読者、ファンの方も希望者はご参加いただけます。
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宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
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宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
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宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社) 
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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