金曜日, 2月 09, 2007
Sho様が愛車の燃料をレギュラーガソリンに変える決心をされたようで、今は複雑な心境。燃費にあまり変化がないことを祈るばかり。
燃費はいろいろな条件で変わる、というのは常識だが、それをきちんと把握するのは案外難しそう。
今回は、いちおう使用しているマイクロロンについて、最近車にも入れて確認作業中なので、中間報告というところ。
最初、入れた当初、燃費は伸びたと思ったし、走行フィーリングも変わった。二日ほど排ガスが臭かった。
その匂いは、古い石油ストーブを消化した際に出る匂いに似ていたが、3日ほどしたら消えてきて、今は
昔のジーゼルの排ガスの匂いに戻っている。(80cc/オイル1L)
マイクロロンは、溶剤にフッ素系化合物を溶かしたもので、この溶剤がエンジンオイルの粘度を一時的に下げ、オイルがサラサラになり、この時期、フルスロットルでの運転を避けるように、注意書きがついている。ネットで調べると、この時期の粘度低下に驚いて、愛車から慌ててオイルを抜いて、元に戻してしまった、という人もいる(4輪)。
バイクに入れた報告は比較的少ないが、いくつかはある。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~corn-s/message5/4848456457994.html
カワサキ車には効いたが、ホンダ車には効かなかった、などと書き込まれている。
昨日、二回目の燃料補給で燃費を計算したら、12.1キロとかなり下がって、驚いた。期待は裏切られた、と思った。しかし、冷静に考えてみると、300キロ以上の走行は、私は関与していなかったし、多人数が乗り、
しかもチビチビ動き回るような使用法だったらしい。
私一人で長距離走るような使用法での、燃費向上効果を考えていたので、この値は、効果無しと即断すべきではないようだ。
バイクでは、買ってすぐ使用してしまったので、効果の程を示す証拠はないが、燃費は0.1とか0.2ぐらいづつ上がっていき、当初より一キロ弱ほど伸びたように思っているが、Sho様の値には及ばない。
400では、燃費は、使わない時と使用後とでは、大差がなかったように思う。しかし、音は静かで、高回転までストレスなく吹け上がるようになり、アクセルをついつい開けてしまう、という状態なので、これで燃費向上を期待するほうが無理というものだろう。
摩擦減少による燃費向上効果というのは、あくまでも大人しく走った場合、と限定的に捉えるべきだろうと思い、もう一度運転方法による燃費について再チャレンジしてみようと思う。
だいぶ前、トヨタのスターレットのCMで、山岳路のダート走行をする赤いモデル車を外人さんがド派手に運転するものがあったが、その時の最上燃費はたしか、19キロ代だったように思う。そういう数値をたたき出すコツは、アクセル一定で走ることだとコメントしていたように思う。それはたしか、CMではなく、雑誌記事かなにかに同ドライバーがコメントしたように記憶しているが。
昔、ガソリンが今より高い時代があって、リッター150円を超えた時期もあった。そのせいもあったと思うが、クルマの燃費向上のあの手、この手を紹介したような記事では、ガソリンは満タンにするな、重くなって燃費に不利とか、不要な荷物はすべて下ろせ、スペアタイアも街中走行ではまず不要とか、車体下部にたまった泥を一度すべて洗い流せ、バケツ一杯ぐらいの泥はついていたりする、などとがっかりするようなことが書いてあった。
中には、タイヤの空気圧を、危険でない程度まで上げて、転がす感じで走れ!というものもあったが、これは案外正解なのかな、と思っても実践しずまい。しかし、この前、後輪タイヤの空気圧低下に気付かず走っていたときは、静かに走っていたつもりでも、13キロ代と一キロは確実に下がった。
最初にバイク関連書籍として買った本には、バイクで燃費を気にして走ることについて、そういう走りはバイク本来の魅力をスポイルするものであるので、あまりこだわるな、とはっきり書いてあった。もっとも、この本の初版は昭和30年代、とうじ、条件がよければ、バイクだと東京から軽井沢まで一時間程度で行ける
などと、書いてあった。私が買った当時はすでに信号がふえ、試さなくても、それは無理という時代に入っていたが。
何年か前、まだクルマが一般的でなかった時代には、バイクで都内まで何十分という信じられない話しを聞いたが、その際にも、そのバイク記事の軽井沢までの所要時間の記述が蘇った。
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