日曜日, 4月 29, 2007



ブートキャンプにするか、パラレルズデスクトップ(以下パラレルズ)にするか、二日ほど悩んだが、MacBookの内蔵HDには、結局両OSの再起動が必要のないパラレルズを選んだ。

理由は、再起動に時間がかかること、同時にマック側機能が使えないこと、ブートキャンプとしてしまうには、内蔵HD容量が小さめということの三点だった。

しかし、最初の一点は、1GBしかいれていないメモリーでは、Winの調子はいいのだが、Winを起動したまま
マック側機能を使うには遅くなり、結局Winを1回閉じてから、また使うときには再起動ということで、当初考えたほどの差はなかったが、ファイル交換などは両ウィンドウ内をそれぞれ行き来するだけでコピーできるのはありがたい。

写真は、めでたく内蔵HDに正式にパラレルズをインストールして、さらにWinアプリもいくつかセットアップして動作確認後、始めて全画面Winにしてみたところ。しかし、スムーズにここにきたわけではない。

最初、内蔵HDにインストールして失敗したまま、うまくいかず、それで、外付け起動用HDにインストール
して上手くいっていた。今でもそれは問題ない。今のブートキャンプはリナックスなども入れられるようになっているらしく、私の認識不足だった。その認識不足のまま、速度ではブートキャンプが一番早く、パラレルズは以前のバーチャルPCよりは早いが、やはりブートキャンプより、幾分遅いのでWin2000が軽くて速度的にも遜色ないという記事が雑誌に出ていたので、2000から試してみた。



外付けにXPをインストールしていた時間よりは短いが、結構時間がかかり起動した!とおもったら、もう一度、シリアルナンバー入力画面にもどり同じことを繰り返す。しかも、CDに問題があるようで、あるファイルがコピーできないなどというメッセージも1回かぎりだが出たりした。埒があかないので、またXPからやり直すことに。しかし、それも途中で止まってしまう。撤退を余儀なくされた。それで、一度アンインストールして、やばい失敗したファイルなども消去したつもりで再度トライしても結果はおなじ。

いつもの手で、風呂に入りながら考える。不可視ファイルが残っていて、それが正常なインストールを妨げている!?のではと疑り、それらをすべて表示するシイラというアプリをパワーPCのマックからコピーして、インテルマックで動かしたら、起動が少し遅い。インテルマックのロゼッタ環境というのもパラレルズ
と似たものなのね、と勝手に思う。片やCPUの違いを吸収、片やOSの違いを吸収という差があるにしても。

それで、見るとアプリフォルダの中に全てがあると思い込んでいて、ユーザーフォルダの中に、XPのファイルを書き込んだデータが残っていたので、それらもXP,2000用ともに削除。再起動してトライしたら、今度はするするとうまくいきました。

このことは、アプリ(パラレルズ)とアプリが管理する実行データ(ウィンドウズXPエトセトラ)とが独立しているので、仮に内蔵に新規にインストールしなくても、アプリさえインストールしておけば外付けのすでにWinアプリをインストールしたデータを内蔵HDのしかるべきところにコピーさえすれば、すぐにその環境が起動する、ということを意味する。


このことは、直ぐに気付くべきだったのだが、翌日気がついた。だから、あるWinアプリに特化したWinXP環境を、複数持てて、目的に応じて起動を切り替えることが可能ということになる。
この点は、後日レポートしたい。


私はつい最近パラレルズをダウンロードしたばかりで、最新バージョンなのだが、ネットで見ると発売直後からいろいろと不満が書き込まれた記録が、好評価よりも多い。

『毎日、MacBookとウインドウズマシンを両方持ち歩いていますが、PC重量合計3.6キロ。。。プラス書類、鞄の重量を考えると5キロ近くなります。結局二台持ち歩いても、ファイルの関係上使うのはウインドウズになってしまうので、マック愛好家には辛い日々を送っております。
先日パラレルデスクトップを導入したので、これからはマック一台でと思い、メールの設定やファイルの移動を本日行いましたが、実際にマックでウインドウズを起動してみると「キーボード」が違う!!マウスで操作しないと「かな」と「英数字」が 変換できないではないですが。。。これはメンドクサイ
今まではマックでウインドウズが起動した事にだけ感動してしまい、凄い!なんて思っているだけで業務では使用していませんでした。でも実際に使用してみると色々と不具合が出てくるものですね。
とりあえず、マックとウインドウズ(全画面)を両方立ち上げて便利だと思った機能は「⌘+H」にて瞬時にウインドウズの全画面方式を見ながらマックの画面に移れる機能を発見しました。

どこまでパラレルデスクトップが実用に耐えるか実験していきたいと思います。
• タグ: パラレルデスクトップ マック、Mac

Parallel Desktop for Mac (パラレルデスクトップ)は、XP On Macプロジェクトや Apple純正のBoot Campと異なり、Mac OS Xの中で仮想マシンとして動作し、Mac OS と Windows XP や Linux など複数のOSを同時に動かすことが出来る。Intelの仮想化技術「VT-x」に対応。
http://www.altech-ads.com/product/10002693.htm』



とか、

http://harrington.jp/en/node/109

『11年ぶりに、マックユーザとして復活しました。先日、オンラインでMacBookを買ってしまいました。
やっぱり、私の場合だけかもしれないですが、Windowsに向かっている時とMacに向かっている時の気持ちが違うことがわかった。Windowsの場合は、箱の中にいる感覚。ずっとなれていたので気づいていなかったのですが。マックを再び使うと、やはり自分は箱の外にいて箱を操作している感覚にやっとなった、開放感のある気持ちになった。本当の創造はパソコンは当然要らないのですが、パソコンに向かって創造しなければならないのであれば、私にはマックしかないね。
構成は、
・2.0GHz Intel Core Duo(Black)
・メモリー:2ギガ
・ハードディスク:160GB
・マウスはBluetake社製のBT500+ Bluetooth対応』

などや、

http://consul.paddleout.net/archives/50498385.html

『仕事の絡みもありまして仕方がなく、PowerBookからMacBookに乗り換えました。
これが.......結構良いのです。
心配だった必要なソフトは、とりあえず全て動きましたし、パラレルデスクトップ
上(写真ではみづらいでしょうが)ではWindowsXPが動作をしています。
当然ながら、OS-XとWindows間ではGUIでドラッグ&ドロップも綺麗にできます。
WindowsもSoftWindowsと違い実用的速度でストレスなしで動作。
問題は.....コンサル活動で持ち歩くにはデカイ。。。
せめて12インチ以下が欲しい

でも結構お気に入りでいじっています。』


また、私の失敗と同じ原因かどうか不明ですが、こんな報告も!?

http://edublog.jp/zakkincho/archive/608

『どうしてもウィンドウズを4月から使わなければならないというマックユーザーが今朝訪ねてきました。パラレルデスクトップというソフトを入れたらしいのですがそこからウィンドウズがどうやっても入らないのだそうです。遠路100km以上も車を飛ばし、到着。確かにXPのCDを全く認識しません。困ったのでイメージから入れようとしてもダメ。そこで98SEから入れようとしたら何とか認識してくれました。

それでも途中でストップ。ファーストエディションもやってもダメ。4度目の挑戦でようやく入れられました。98SEを入れた後、今度はXPにアップグレード。スムーズに入りました。これでマックはOS10.2、ウィンドウズはXPでいろいろと仕事ができるようです。マックブックプロはインテルの2GHz、今までのソフトウィンドウズやバーチャルPCに比べてサクサクと小気味よく動きます。朝10時半から午後2時半まで4時間もかかりました。なかなか思うように行かないのですね。でもとても喜んで帰られました。』




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