土曜日, 6月 04, 2011



昨日のサイトには、SheepShaverの紹介のすぐあとに、Basiliskiiの紹介がある。会社で昼間Windows版SheepShaverをダウンロードして、簡単に動作すると思って実行したが、もともと最初のSheepShaverが、~.dllがなくて起動できません!で動作しなかったので、起動ディスクの指定や、そもそもOS9のインストールディスクなどが必要らしく、断念していたので、家では
Basiliskiiのアップにまじめに取り組んだ。

まじめにといっても、Windowsとはちがい、ただただダウンロードするだけで、動いてしまった。

『 調子に乗って、Basilisk IIも試しました。起動が瞬速1秒

同じサイトに、MacOS7~8あたりのエミュレーター「Basilisk II」も2009年版があったので試してみました。設定画面は、Sheepshaverとほぼ同じなので、特に迷う事もないと思います。OS7(漢字トーク7)でしか動かないソフトが結構あるので、ちょっくらインストールしてみたんですが、起動が一秒くらいです。昔は100万円くらいしたハードで動いていたOSが、、、、なんとまあ。
大事に保管しておいた当時の雑誌の付録のCD-ROMを開いてみたら、15年前が脳裏に甦って来ました。ハイパーカードとか、超懐かしい。それにしても、OS9।2はかなり完成されたOSでしたが、OS7がこれほど未完成なOSだった事に驚きました。ホントに基本環境だけ提供している感じです。なんだけど、アプリケーションは完成度が高くてこれもまた驚きました。フォトショップ2.5は、なぜかエラーが出て起動出来ませんでした。 』などと出ている。

このOS7が出た後、Windows95が出てApple側の評価は、まだOS6.x並みという冷静なものだった。MS側の順番から言えば、Windows4.0だったわけで、数字からいえば後発感は否めなかった。それで発売年に合わせて95とした、というから菅の宣言同様、騙しのテクニックだったようで、いずれ歴史上はその通りの決着となった。もっとも、今後のWindows8.xはますます境界が定かではないようなモダンOSとなるかもしれないが、‥‥。


ダウンロードしてみて、Prefアイコンを開いて見たら、昨日のSheepShaverと全く同様に、起動手続きや、起動ディスクの読み込み順位などの指定が、そっくり引き継がれていることがわかったので、何もせず、ただ、新しいデザインに変わった実行本体のアイコンをダブルクリックしたら、噂通り高速に起動した。この高速さは、もともとOS8.1自体が軽いので、SheepShaverより格段に速い。紹介者のインテルMacでは、起動一秒とか言っていたけれど、今までの半分以下。各アプリの起動画面も高速で、スクリーンショットなど撮る暇もない。

ただ、Mathematica2.2は、演算時間はまったく変わらないようだ。しかし、Theoristのほうは
現行最新OSXにしてから完全動作しなかったのが、SheepShaverと同様に直っていてホッとした。しかも、昨日説明に苦労したマウス操作での変数やマトリクスの代入などが簡単に出来、しかも現行LiveMathなどよりもはっきりと途中経過が持続して表示されるので、ちゃんとスクリーンショットが撮れた。



Basiliskiiのニューアイコンも、本物のBasiliskiiに似て表現されている。改めて、実写Basiliskiiの勇姿を確認したが、水上を駆け抜けるすばしっこい動きはまさにこの軽いMacOS8.1の為にあるかのようだ。営業的に画像などを公開するのは違法との但し書きがあったので、一応画像のコピーは遠慮したが、機会があったら是非一度ご覧いただきたい。

いままで、単にビューワとしてしか機能していなかった旧Theoristがビビッドに機能しだした手応え感が、改めてBasiliskiiの実際の生態写真のイメージと重なって感じられた。

いわば電子同時通訳機能を提供して頂いた開発に携わったMacファンの方々に、改めて御礼申しあげる。

今日、ちょろっと会社で試した限りでは、Windows版のBasiliskiiでは、ダウンロードすると1MサイズのROMファイルも添付されていた。外付けHDのFATフォーマットにコピーすればそのまま使えるかもしれないし、OS7.xはアップルから無料でダウンロードできるので、実機を持っていたがROMを取り出し損ねた、という方々には朗報かもしれない。それに8〜8.1(これは雑誌の付録CDROMだった)があって、フロッピー装置のついたウィン機ならば、当時のフロッピーベースのアプリは、読み込めるはずであるが、大半の方には敷居が高いかもしれない。先日、ウィン機でMacのフロッピーを読み込ませたが、ディスクが破損されている、というエラーが出て読み込めなかった。

翌日気づいた事だが、Basiliskiiの新アイコン、拡大表示してみたらあまりのイメージの違いに驚いた。冒頭のDVDに忍者トカゲとあるように、は虫類で正面からみると蛇の一種に見えるが
トサカのような恐竜の名残が頭部から背中の一部に残り、きれいな緑色のトカゲ肌である。前足は、水上を足が沈む前に次のステップを踏み出す際のバランスをとる役割もしているようである。水上を走り抜ける様は、あの襟巻きトカゲ的な格好である。しかも数段速い。

顔も獰猛でなく、どこか相興味もある鋭さで、事情が許せば一部のマニアにとってはかなりご自慢のペットになりえる要素を備えているように見える。目の光彩部はきれいな金色で、緑とのコントラストが美しい。彼らが生き残れる自然を残すことが、今後の人類のエゴ(エコ?)活動なのかも知れない。

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