日曜日, 6月 05, 2011


エミュレータ研究室別冊 Windowsで楽しむMacintosh大図鑑
というCDがある。PC-GIGA 特別集中講座276の特別付録CD-ROMだ。INFOREST MOOKのシリーズ。

改めて見ると、表題どおりにWindowsでMac環境を楽しむ趣旨の編集らしいが、私にはWindowsでは苦しむことが多いので、必然的にMac上でエミュレータ使用となる。


従ってSheeoShaperの動作録画も、Windows上で動かしている実例となる。そのノウハウやちょっとしたヒントなどが書かれている。

先日ネットで検索し、改良版がすでに出ている事を知り、ダウンロードしたが今のところ初版で、三年ほど過ごして来た者にとってはいいことばかり、のように見える。

起動、終了がとても早く、ちょっとしたハングなどでも再起動が容易でほとんどストレスを感じない。しかも以前だと時として強制終了で、二度も終了手続きを踏まないと、システム終了しなかったりと、何かと抵抗があったが、今回は速い上に一回ですっきり終了し、ドックのアイコンも起動中のマークがすっと消えてくれる。

無料なのに、有料のアプリとほぼ互角にちかい「製品版!?」に近い仕上がりが気に入っている。今回のバージョンアップで、Mathematicaなどとのコンフュージョンも注意してみたが、最初からエミュレータを起動していていきなりMathematicaに切り替えると、ノートブックを初期化しています、などという普段でないメーッセージが数回出たりして心配になったが、いちどメーラーなどを起動し、OSXモードにしてから起動すると正常に起動するようである。おかしな演算結果などにはならないようで少し安心した。

そして、本日改めて起動して使ってみると、今までインターネット接続も出来るにはできたが、ぎこちなく、とても実用のレベルとは言えなかったが、今回は問題ないようであったし、速度もまずまずである。

さらに、
http://nmuta.fri.macserver.jp/appli2a.html
で紹介されたOS9でも使えるように引き続き開発が続けられているブラウザをダウンロードし、どういう手段で仮想化HDの中にその圧縮ファイルを取り込んだか忘れてしまったが、なんとかデスクトップに表示させるまでは行った。しかし、自動解凍できず解凍には新規の解凍ソフトが必要という事で、StufItのバージョン4あたりでは無理で、そのまま放って置かれたままだった。しかし、そのファイルも今日触っていたら、自動的に使用できるようになった。これは凄い!、

SHeepShaverのMac版のバージョンアップを教えてくれた方は、Photoshopの2.5は動かなかった、と書いておられたが、すでに資料で示したようにPowerPCエミュレータなので、MC68030用アプリは無理なのだが、中にはTheoristやFlexiTreceのようにどちらでも可という便利なソフトもある。この2つは、どちらもスリースカンパニーさんが日本語化を手がけられたが、オリジナル版がすでにそうなっていたのだろう。
Mathematica3.0は、PowerPC版と、MC68030版のコプロ有り、無しと三種類以上(何処がどうちがうのかわからない版まであった。)の対応版が入っていたので、BasiliskIIでもSheepShaverでも使える。したがって、PowerPC対応版なら問題なく使える。

それで、つい欲が出てメーラーもクリックしたら起動したので(当然か!)、アカウント設定をしたら問題なく使えた、と思ったら、キーボードの対応が異なり、@の文字だけがうまく行かず一回目はエラーとなったが、本体のメールアドレスをコピーして貼付けたら問題なく送受信できるようになった。しかし、起動するたびにメーラーにどんどん溜まり出すので、削除等余計な手間がかかるようになってしまった。後は、仮想HDからドラッグアンドドロップでファイルのやり取りが出来るようになったら、VMwareなどの市販の仮想化ソフトなどより、フリーなだけにすごいことと思われる。

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