金曜日, 6月 22, 2007
仕事で、役所へ行ったら、見慣れない大型バイクが他のスクーターなどの中に一台だけあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Yamaha_BT_1100_Bulldog.JPG/
BT 1100 (Bulldog)とかいうらしい。上記サイトでは、イギリスの田園風景らしい背景での写真が出ている。
「ヤマハイタリア(旧ベルガルダヤマハ)が設計、開発、生産を担当し、欧州のテイストで生み出したピュア・バイク。
豊かな造形タンク、Vツインエンジン、モーターサイクル本来のシンプルな姿を明確に表し、モダンだがハイテクではなく、すっきりとしているが簡素ではなく、パワフルだが威嚇的ではないその姿。
ヨーロッパの、そのワインディングロードで、石畳の美しいその街で、力むことなく肩から力を抜いた純粋な走りを愉しめる、新しいヨーロピアンモデルである。」
75°のVツインで馬力は不明。このタイプのエンジンのアメリカンなら、6000回転で60馬力程度であったはず。最近私が理想とするスペックだ。もっとも、Big1でも、6000回転なら、60馬力ちょっとぐらいか。
味わいがちがうけど。
先日紹介したMT-01とは別プロジェクトで開発されたという。
お値段は、CB1300とほぼ同じ価格帯。ドカオタには馬鹿にされるぞ、なんて言っている人もいる。アメリカンタイプと基本的には同じかも知れない。マタ〜リツーリング向け、とか言っている人もいる。
メーターだけは、逆輸入だから、220キロまで刻んであるけど、100キロでは3000回転ぐらいなのかどうか。ま、いずれにしてもめったにおめにかかれないモデルに出会えたわけだ。
リヤは17インチで、シャフトドライブ。チェーンで出したかったけど、金型壊してしまって、シャフトで出した、なんて言っている事情通の人もいる。
http://pita.paffy.ac/2chlog/test/read.cgi/bike/998320876/
別に撮影したヤマハの1100アメリカンと、ほぼ同じシャフトドライブと見える。通勤用はメインと割り切るには、雨天時のメンテナンスも楽で好ましいのだが、発進時に、リヤが盛り上がったり、シフトダウン時に
は逆に車体が下がったり、きついコーナーなどでは苦労することもある。BMWのシャフト方式はそういう挙動を防止するべく、多段シャフトになっているが。
ネットでも指摘されていたが、見た目は200Kgくらいの車重に見えたが、乾燥で230キロ弱だそうで、
http://bt1100.yme.com/flash.htm
馬力は65馬力/5500回転、トルクは9kg・m/4500回転であっても、なんだか鈍重な気がしてきた。しかし、いいにつけ、悪いにつけ、昔からのヤマハワールド的な中途な性能に徹したところが、タンク形状や音叉のエンブレムとならんで、古いBMWタイプライクと言えば言えるかも。どーして、モトグッチタイプの配置にして、車重を軽くしなかったのか疑問。やはり金型を新規に作るのはしんどいのかも。
タンク容量もいちおう20リッターを確保している、という。DOHCにして、馬力を少し挙げたようだ。吸・排気効率アップ対策だろう。1100では、VT250のような小気味の良い味わいは車重が200キロをきる(CB400Four)必要があるだろうが、無理か!?。
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2 件のコメント:
こんばんは~。
YAMAHA BT1100(Bulldog)ですか、確かに珍しいですね。はじめて見ました。
手元の絶版車歴史大図鑑にも載っていました。イタリアンな美しいデザインの車体にドラッグスター1100系の空冷Vツインを搭載したロードスポーツ。設計・生産もイタリアで行われたとのこと。平成13年ということなので、まだまだ新しい部類ですね。
デザインをみてBuellを連想しました。あの何とも魅力的なタンク形状、ユニークなリアサスなど、見るだびに「跨ってみたい」と思わせるバイクだと思います。ツインに乗るならBuellかな~などと空想するだけならお金の心配もいりませんしね(^^;
こんばんわ、遅くなりました。コメント、ありがとうございます。
あえて、言及しませんでしたが、ネットでもBuellに似ているが、買うならそっちなどという意見も。
その後、CB1000の出力曲線をみていたら、6000回転ぐらいで、65PSというから、ほぼ同じ。
そこへいくまでの低速トルクが大きいのでしょうが、最近は、2000~3000で十分満足して転がしています。
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