金曜日, 7月 10, 2015

モーターロイが効き始めのハーレーの高速燃費 (投入後2000キロ未満走行)

ハーレーのスポーツスターXLのLタイプって本当はどういう意味なんだろう!?と思い検索すると色々出てくる。
http://minkara.carview.co.jp/smart/car/harley-davidson/sportsterxl/
今はもう生産中止らしいが、けっこう国内でも乗っている方々がいるようで、参考になる。峠を攻めるなら883、のんびり走るならバンク角がすくない1200というあたりが基本のようである。
http://www.virgin-sns.com/com/bike_impression_results.php?mkr=1&id=1-4-10
そして、この前、高速燃費がカタログより幾分多いリッター24キロを記録していい気に成っていたら、これらの仲間達の高速燃費は最高でリッター25キロというのが何名もいたりして驚いた。この数値自体は、四捨五入なのか切り上げなのか、切り捨てなのか、データの元がわからないとまるまる信ずるわけにもいかず、自分でいろいろどういう状態で燃費が変わるのか見極めてみたいと思っていたが、さいわい、今日は仕事も休みで朝から雨無しの予報である。

この前のデータから言えることは、この前の走行で投入後約1700キロ走ったところで、そろそろ環境の差による効果に違いがあるとはいえ、もしあるならモータロイの効果が現れ出してもいい頃だろいうのが、個人的な実感。モータロイという商品はすでに絶版であり、私も以下のサイトの方と同様に、かなり純度の高い錫の延べ棒から錫の塊を切り出して、代用としてタンク内に投入しており、以下のサイトの呼び方を拝借してモータロイという用語に統一して使う。以前は錫ロイとかモータロイもどきなんて呼び方もしていたが、現在製品として販売もされている下記サイトの ネーミングに敬意を表して使わせていただく。
http://momotaloy.web.fc2.com
若い頃に初めてモータロイを使った時は、上記サイト内の以下のページにあるのと同じ資料を私も見ていたが、この資料だけはコピーを取っていないので、参照として使わせていただく。
最初の頃は金属を溶かして使っていたが、冷す時に水につけて急冷させたりしていると金属が硬くなる傾向がありそうと思い、資料が短くなってきたせいもあり、いまは金ノコでキャラメル片程度に切り出し、さいころ状のものをそのまま、バリを取った後タンクに直接投入している。ハーレーの場合、キャラメル片はたったの2個だけである。

http://clamp-cc.sakura.ne.jp/cgi-bin/sfs6_diary/sfs6_diary/20_1.jpg
高速にちかいGSでハイオクを満タンにする。写真にあるように、摺り切りで目安がつけやすいタンクキャップ構造なので、誤差はそう多くはないと思う。

そして東北自動車道に入り、今日は福島県の白河インターまで行き、Uターンで元のインターに帰り、すぐに出発時のGSで、同じように満タンにする。(写真2)


休憩もほとんど全回と同じにした。行き一回、帰り一回。前回日曜日で人が多く、ヘルメットホルダーがないことが気になり、ヘルメットを持ち歩いたが、今日は手頃な鍵をポケットに忍ばせ、バックミラーのステーに引っ掛けた。これでかさばるメットに気を使わずにすむ。平日のせいか休憩客は多くはないが、交通量はとくに曜日の違いを感じなかった。
回を追うごとに高速走行が快適になってきており、帰りは主として下り坂が多いせいか、かなりスムーズに走る感じがした。これは帰ってからの計算で判明したのだが、走り終わっての積算距離(投入後)が1858キロになっており、まもなく投入後2000キロの一歩手前ということがわかった。過去の経験から、ホンダ車にはあまり効かず、カワサキの忍者シリーズでは効果があった。
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/t-mura/seibi1.htm#nenpihttp://www.fan.hi-ho.ne.jp/t-mura/seibi1.htm#nenpi
今回、帰りの道でこころ持ち振動が軽減していると気づいた。しかし、燃費が伸びているのか否かはまるで見当がつかない。しかも高速の降り口で燃料警告灯が点灯。距離は280キロ近い。これまでの経験から警告灯がついた時の残存容量は5〜6リッター付近と目安がついているが、これだけでは何の足しにもならない。
下におりて、信号で止まった時、両手首のバイブレーションをみると、幾分以前より収まっていることがわかる。以前は、背筋を伸ばすと、シートを伝って振動がヘルメットまで届き、両ほおの肉まで震えるのがわかったが、今はそれは感じられない。排気音も気持ち小さくなった気もする。変わるもんだね、モータロイ!。期待どおりの結果じゃないか!?などと少しうれしくなる。GSで給油して、少し,
杯で2杯分くらいタンクの外へこぼしてしまった。トータル距離、286.8キロ。給油量は11.61Lで、計算燃費は24.70??となり、25に近 付いた。個体差はいっぱんにあるものの、だいたい効果が出てくるのは投入後2000キロ以上、というのが頭の中に定着している。

写真の順序が逆だが、前後両マフラーの排気口内側を指でなぞると焦げ茶色のススが、同じように付いた。
http://clamp-cc.sakura.ne.jp/cgi-bin/sfs6_diry/sfs6_diary/20_1.jpg
にあるように、メッキ面の色はモータロイの粒子がシリンダ内において焼ける際に起こる酸化により、多くの場合薄い茶褐色をしています、とかいてある通り、茶褐色のススが
排気管の内壁に あることから、効き出してきているのではないか。振動もおさまり排気音も小さくなり、私だけのハーレーになりつつあるようだ。

そして、いままで一般道で3速までしか入らないと思い込んでいたが、高速走行後、4速で60キロキープが可能となった。回転は1600rpmあたりでドコドコといった感じで
粘ってくれるようにエンジンフィーリングが改善(!?)した。5速はさすがに無理であるが。W650ならば5速で60キロ以下でもドコドコ感で加速していくが、キャブ仕様なので、インジェクションほどギクシャクしない。

同じ店に以前から展示中のキャブ式883。以前の私のCB1000の排気孔同様、明らかにモータロイの影はみられないようだ。

昨日急に高速走行後、いままで暖機されれば、アイドリングは例外なく約900rpmでほぼ一定であったが、どういうわけか約1000rpm近くと約100rpmほど上昇。翌日もチョイ乗りで確認したが、今のところ変わらない。

チョイ乗りで確認したことは、いままでノッキング気味だった低速で1500も回っていればトコトコ、ドコドコと歯切れがよい音が響くようにエンジン特性が変わり始めたことで、街中の散歩的出かけが楽しい。以前は回転数に気を使っていて、低速の音どころではなかったのだが。

現在1990キロ走行で今日中に2000キロ突破は実現しそう。そうなると、市街地燃費も影響がでそうだが、最初の大型バイクCB1000が悪燃費車だっただけに、今日の訪れ如何に聞くらむ、といったところ。

4輪での長期テストでは、バイクから取り出した鋳造したモータロイをジャラジャラと給油口から車体下のタンクに落とし込んで、はや数年。当初クーラーなしでかろうじて リッター11キロ行くか行かないかで、クーラーを使用すると確実に10を切っていたが、今では一人乗りで高速走行をいれて裁量で12.9キロ、モータロイなどのことを知らない人が運転しても12キロ近く出したりしている。投入後100キロ足らずで一番驚いたのは、水温計の針が一度以上は下向きになったこと。もう投入後数年は経ってしまったが、エンジンは快調である。

気のせいかNの出し入れがスムーズになって、これもモータロイの効果か!?と一瞬思ったが、ハーレーはドライサンプ。ミッションオイルには回らない。車と同様だが、これが効き目の効果がきちんと感じられる所以か?そういえば、最初にモータロイの効き目を実感したのは、スズキの2サイクル。これもミッションオイルには関係ない。ハーレーのエンジンオイルは3.4リットルもあるから、2サイクルとの比較も無理。私は個人的な感想としては、それ以外に金属の材質特性もモータロイの効き目の良否に関係しているのでは!?と思っている。

さらに、その辺のチョイ乗りの結果、アイドリングが静かになって、とは昨日の感想で、翌日の夜には、エンジンの鼓動音がはっきりして(回転数が若干アップしたし)排気音が若干高くなったかな!?といった感じ。圧縮圧力がアップした結果であれば、アイドリング音が大きくなってもリーズナブルである。


0 件のコメント: