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(千葉市在住 足立誠郎) ♪ (読者の声2)「中共の狙いと日本の対応」 (1)中共の裏の狙い: 今、アジア開発銀行構想など中共の攻撃的な世界政策が続いている。しかし彼らは戦略に長けているので、表面的な事件だけに目を奪われず、裏で進行している政策にも注意することが必要だ。中共の軍師、孫子は二千年以上前に「戦争とは欺すことなり」と喝破している。 (2)中共の中南米政策:私が注目しているのは、中共の中南米政策だ。その狙いは何か。それは中南米を反米化し、米国の目をアジアから中南米にそらすことではないか。そして守るもののないアジアを侵略支配する。スターリンの朝鮮戦争の狙いは米国の目を欧州からアジアにそらすためであったという。これは見事に成功した。ただし黒幕スターリン自身が予想外の脳溢血で死んでしまったが。 今回の米国のキューバとの国交開設の動機も実は中共の攻勢でキューバ危機の二の舞をおそれたことが本音ではないか。オバマには核戦争でソ連を威嚇したケネディーのまねは出来ない。核拡散と兵器の進歩で米国の相対的な武力は明らかに低下しているからだ。 (3)日米安保の限界; 日本のマスコミは日米同盟強化を主張している。しかし核拡散の時代、いくら日米友好でも米国は日本の代わりに核被爆を受けられない。という事は日米安保はすでに無効なのだ。これを知って北朝鮮は日本の子供を誘拐し、中共は尖閣を侵略している。ロシアは核の先制使用を公言し、広島市長の抗議を一蹴している。 (4)日本核自衛と効果: そこで日本の対応であるが米国に国防を依存できない以上核自衛以外にない。日本の核自衛は地政学的に、印度と中共を挟撃する。また欧州とロシアを挟撃する体制を作るので中露の乱暴な動きを牽制することができる。 米国は日本の核自衛により、アジアに対して前哨基地が出来るので、直接核大国と対峙しないで済むから安心だ。世界は激変している。アジアでは日本の非核が平和どころか地域のバランスを崩し不安定化を進めている。 核の持つ非対称性の威力は、中共やロシアのような古典的な大国を単なる普通の人口の多い貧しい国に変えてしまうから、日本の核自衛は欧州やアジアの国際関係を安定させるために大いに役立つだろう。そこで是非安倍首相には日本の核自衛を含め新しい世界安定化戦略をオバマら米国首脳に提案して欲しい。 (東海子) ♪ (読者の声3)来る28日に「主権回復国民のつどい」が開催されるとしりました。これは誰でも参加できるのでしょうか? (一愛読者) (宮崎正弘のコメント)小誌でも告示しましたが、どなたでも参加出来ます。入場無料です。小生も登壇予定です。 □□□ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘の新刊案内 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪♪ 予約受付中です ! 宮崎正弘『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 5月1日発売(定価1512円) http://www.amazon.co.jp/dp/4828418113/ (予約された方には発売日前にお手元に届きます) (内容紹介) 中国が戦争の準備をはじめた! 新・日中戦争カウントダウン! 戦後最大の危機に日本が取るべき戦略シナリオを緊急提言! オバマ外交の失敗により、アジア支配が現実となりつつある中国。中露が接近する一方、米軍基地の撤退により「日中戦争」も避けられない事態に! 戦後70年がたち日米安保の根底が揺らぎ始めた今、日本が備え、取るべき戦略シナリオを提示した、安倍政権への建白書 ! http://www.amazon.co.jp/dp/4828418113/ ○ ○ ♪♪ 大好評発売中! 宮崎正弘『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ http://www.amazon.co.jp/dp/4759314105/ (アマゾン 送料無料↑) ――今日の「脱亜入欧」論は脱チャイナ・コリア、つまり『さようなら中国、韓国、こんにちはアジア』である。 ――世界の有名企業は中国からごっそりと抜けだして、アジアに向かう。アセアン十ヶ国と『インド経済圏』の現場をすべて取材した最新報告総集扁!(1080円) ♪♪♪ 宮崎正弘のロングセラー *********** 『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円) 『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円) 『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円) 『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円) 『台湾烈々 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円) 『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円) 『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円) 『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円) 『中国の反日で日本は良くなる』(徳間文庫、680円) 『世界から嫌われる中国と韓国。感謝される日本』(徳間書店、1026円) ♪ <宮崎正弘の対談シリーズ> ************ 宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック) 宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実―中国は習近平に潰される』(ワック) 宮崎正弘 v 西部遇『日米安保五十年』(海竜社) 宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社) ○○○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ ■今回の記事はいかがでしたか? ┃下記ページより、あなたが記事の評価を行う事ができます! ┗ http://melma.com/score_g0l08Qnqb0hwCiQsg1Fd4q9qab8a34b7/ ───────────────────────────────── □このメルマガのバックナンバーやメルマガ解除はこちら ┗ http://melma.com/backnumber_45206/ □その他のメルマガ解除や登録メルマガの検索はこちら ┗ http://melma.com/contents/taikai/ ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
火曜日, 4月 21, 2015
崎正弘の国際ニュース・早読み (フィリピン、ベトナムと「戦略的パートナー」を締結へ)
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