『東日本大震災を予知した女性が「9/11、9/26、10/17、11/23に何かが起こる」と予言』
というニュースをlive door newsで見た。
http://rocketnews24.com/?p=92566
これとは別に、
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/
では、『さて、ゴールデンウィーク(黄金週間)に入りましたね。
それにしてもいよいよ5月。
日月神示には5月5日から更に厳しくなるという気になる記述がありますが。
他にもいろいろ当たっている予言はあるようです。』
とあり、日本国内でも今回の大地震を予言していたらしい子の、『その子が今回、Aさんに向かって
「5月に、これよりもっとおっきい地震が来て、先生も死んじゃう」
と言ったらしいです。』などという記述もあり、大変暗い気持ちにさせられた。
もう五月だし、いまさらどうもこうもしようがない。ただ、都内に出かけるのは控えておこうと思った。もろもろのソース元を拾っていくと、東京、千葉、神奈川、茨城とあり、なぜか埼玉は出てこなかった。3月を上回る地震が来て、東京、神奈川方面では津波被害が甚大らしい。管総理が辞任しないかぎり、来るかもしれませんぞ。石原知事も天罰発言どころではない、ことになるかもしれないし、ならないかもしれない。常識的に考えて、東北•関東に千年に一度というレベルの大地震がたて続けに起こるとは考えづらい、というのが現在の唯一の逃げにも似た願望なのかもしれない。
それで、まだ、少し先がある予言の方をYouTubeを含めて見てみた。
『9Nania」というニックネームで予知動画をYouTubeにアップしていた女性だ。
この女性は、3日前の3月8日に「3月11日から15日の間に何か起こる」と予言しており、「断層帯のエリアに住んでいる人は逃げたほうが良い」とアドバイスしていた。
しかしながら、一体どのような方法で予知していたのか?まず、上記の画像を見て頂きたいのだが、太陽を中心に内側から水星、金星、地球、火星の軌道が描かれており、長楕円軌道は「エレニン彗星(C/2010 )X1)」である。このエレニン彗星は2010年12月10日、ロシアの天文学者Leonid Eleninによって発見された。中心部分の直径は3~4キロメートルほどとされており、コマ(彗星の核のまわりにひろがって見えるガス状物質)は8万キロメートルあるとみられる。
彼女が主張するのは、このエレニン彗星と地球と太陽の3点が一直線に並んだ時に何かが起こるというもので、3月11日に起きた大震災もこの3点が一直線に並んでいたという。また、2010年2月27日に起きたマグニチュード8.8のチリ地震もこの3点が一直線に並んでいた。もちろん、これが理由でなぜ起こるのかは科学的な根拠はなく不明のようだが、それでも事実、予知していることだけあってとても不気味である。』
などとなっている。これを見て、すぐに二十年いやもっと前に話題になった 『惑星直列』ということばを思い出した。
http://www.youtube.com/watch?v=DDpvcGs8bJ4
このビデオのコメント欄に25年前にもありました。『天体望遠鏡をセットし、早起きして眺めたものです。
でもその年、なにも巨大な天災は起きませんでした。
過去の惑星直列の際もそのようです。
今回の地震と惑星直列は無関係ではないでしょうか?』という記録が残されていた。
その頃筆者はたまたまケプラーの宇宙論に関する科学史家の著作を一生懸命学んでいた最中で
神学とキリスト教とケプラーの夢(彼の宇宙構造に対する理想?)といったもろもろから、西欧天文学恐るべし!といった感慨を持った。
江戸時代に来た宣教師たちも新井白石に彼らのいう神の存在を軽く否定されたりして、やりづらくてしょうがなかったらしい。そういう点で、このコメントの(どういう訳か女性と思ってしまっているが)女性のように日本人の大半は、キリスト教や聖書の常識からは無縁だよなと思ってしまった。以前からヨーロッパに最古の大学ができた経緯はしっているが、大学とカレッジの区別はどこがどう違うか漠然と不思議に思っていた。
ところが、最近月刊『サーカス』5月号で、作家•元外務省主任分析官の佐藤優氏が『生き残るために何を勉強すべきか』という特集で、『中世の人々は人間の合理性や知性には限界があると考えた。‥‥総合知とは理性でわかる事柄とその外側の超越的なものとを合わせて体得することだ。現在もヨーロッパでは神学部がない大学を総合大学(ユニバーシティ)とは呼ばない。‥‥ 』とあった。となると、神学部のある同志社大はユニベーシティで、東大などの官立大などの大半はカレッジにとどまることになろう。
『人間の生き死にと結びついていない学問は究極的な意味を認めないのである。』と神学の性格を述べている。
また、彼は危機管理についてリスクマネージメントは十分出来ていた。しかし、クライシスマネージメントは出来ていなかった、とも述べている。そして、リスクとは合理的に想定される危機のことだ。今回のようなクライシスに対してはマニュアルがそもそも用意できない。‥‥』などと述べている。
最後のほうで、震災は日本人に対し、国際基準で行動することを余儀なくしているという、編集部で付けたらしい中見出しがあった。
このクライシスのように、過去何回も惑星直列が起きても、特に何も起きなかったから、今後も起こりえない、という判断は典型的な帰納法であろう。それに対して演繹的な態度とは、リスクが何度となくやってきて、幸いにも何も起こらなかったが、このような条件下では地震が起き易いということまで、失念してOKであるとはいえない。他に誘発する要素が一個でも絡めば起こりえるだろうと考える態度こそ演繹的な態度であろう。
例えば、地球は月が上空にあると、その引力で、無い時と比べると地盤が30センチほど外側へ張り出すそうである。
http://www.youtube.com/watch?v=g0NLaqrz2IM&NR=1
3月9日には、SuperMo0nということで、警告されている。
また、東日本大震災 地震の起きる1日前までの震源地分布
http://www.youtube.com/watch?v=0RCPHPp9z8E&NR=1
では、この動きをみていたら、地震発生は予言できたかもしれないなどとなっている。
あらためて投稿者の9Naniaさんのビデオをみると、昨年暮れ発見された新彗星の軌道の特異性を示し、地震が起きたとき、その彗星は太陽とは正反対の軌道位置にある。その間に地震が起きた。かなり起き易い条件下にあって、何らかの遠隔作用が地殻に起きたらしいようだ。
それで、
2011年9月11日 <エレニン彗星が太陽に最接近する日>
2011年9月26日 <3点が一直線に並ぶ日>
2011年10月17日<エレニン彗星が地球に最接近する日>
2011年11月23日<3点が一直線に並ぶ日>
2012年12月28日<3点が一直線に並ぶ日>
2014年1月2日 <3点が一直線に並ぶ日>
となっている日がどういう位置関係にあるか、ビデオで確かめた。
一番気になる地球とエレニン彗星が最接近するのはどの日だろうか!?。それは今年の10月17日あたりだという。
最近のチリ地震やNZランドで直前に起きた地震も、この彗星と太陽系の惑星、特に地球との位置関係に関連するようだ。また、ノアの箱船の話やNinという(彼女のビデオでは、ずいぶん違ったWikipedia画面が出ていて、桔形文字のような解説が出て来る)日本で探すとサラエボの情報雑誌のことしか出てこず、わからなかったが、他にローマ暦の三月中旬にシーザーが暗殺されたことに関係する月の満ち欠けに関連した話題とか、ヨーロッパに伝わる民間伝承のようなことにも、ある程度の素養がないと類推の及ばない背景があるように感じた。
日曜日, 5月 01, 2011
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