年輪

火曜日, 5月 03, 2011

前回、今度の東日本関東大地震を予告したととれるYoutubeビデオのことに触れた。しかし、日本で起こるとまでは言っていない。ただ、新彗星エレニンの動きと、地球の公周期とをつき合わせて、チリ地震やNZ地震との関連から、3月11日から15、6日あたりまで、断層帯あたりは大地震が起きそうで心配だと言っているようである。

最初、当然ながら、全部英語のつぶやきみたいな録音なので、俄に聞き取りづらく、何度か聞き直したが、少しずつ理解した。すると、彼女と同じような軌道図を使ってあれこれ発信しているYoutubeが沢山あり、聞き取りにくものもあるが、用いているパソコンソフトはほぼ同じように見えた。ということはこういうソフトが流行っているかどうかはともかく、けっこう流通しているのだろう、と思った。日本ではどうかというと、過分にして知らない。こういうアプリが出回る事に、科学の裾野の広さを感じた、とだけ言っておきたい。

ビデオの中味全体は、政治経済情勢への影響から、キリスト教的世界観の歴史など、広汎多岐にわたり、最後は3月11日という数字が出て来る映画の紹介！？で終わっている。

それで、ビデオで引用先として出て来るサイトにアクセスし、背景について理解を深めようとした。ドイツの空で目撃された発光しながら落下する物体のビデオはすぐに見つかったが、その意味との関連は、ピンと来なかった。ただ、Leonidoと言っているのは獅子座流星群らしく、
場合に寄っては大規模なものがあるかもしれないと思った。

彼女がNINといっているのは、おそらくこれだ。

http://en.wikipedia.org/wiki/NIN_(cuneiform)

これをみると、NIN（エヌアイエヌ）ということを投稿者が強調していた意味がおぼろげながら浮かんで来る。古代の粘土版に刻まれた文字を解読すると、聖書の天地創造とは違ってはいるが、似たイメージが浮かび、古代の予言めいた様相となる。

”The Sumerian word NIN (Akkadian pronunciation: EREŠ) is the sign for "lady". Many goddesses are called NIN, such as DNIN.GAL "great lady", DÉ.NIN.GAL "lady of the great temple" or DEREŠ.KI.GAL, DNIN.TI.

The compound form NIN.DINGIR (Akkadian entu) "divine lady", "lady of [a] god" denotes a priestess.”などとなる。Eleninとは、Cluster　of　Commet　from　Godessという程度の意味らしい。ビデオがたくさん並んでいてビックリしたが、同じ内容のものも多いことに途中から気づいた。

投稿者は、ギルガメッシュ伝説！？は、聖書のノアの箱船と同じだと言う意味に理解しているようである。今では、ノアの箱船の原因となった大洪水は、氷の塊の彗星が地球に向かい、大気圏に突入し、溶けて水となり地球降り注いだというような仮説をする人がいるようである。

いずれにしても、古代の予測にあるような天変地異が当然神の意志！？により引き起こされるというような理解を前提とした世界観のようである。ちょっと着いて行けないが、しかし、不気味な予言であるようで、それだけに興味が深いこともまた事実である。

どうやら、NASA関連の情報がふんだんに使われているようであるが、日本人からみれば、想像もつかない世界観であろう。改めて、英語の世界はとにかく広いことを痛感する。知らないことだらけである。

『origin of name
The term "Sumerian" is the common name given to the ancient inhabitants of southern Mesopotamia, Sumer, by their successors, the Semitic Akkadians. The Sumerians referred to themselves as ùĝ saĝ gíg-ga, phonetically uŋ saŋ giga, literally meaning "the black-headed people". The Akkadian word Shumer may represent the geographical name in dialect, but the phonological development leading to the Akkadian term šumerû is uncertain. Biblical Shinar, Egyptian Sngr and Hittite Šanhar(a) could be western variants of Shumer. Sumer was said to have influenced later societies such as Babylon, Ur, and Egypt.』