土曜日, 6月 20, 2015

ハーレースポーツスターの高速燃費

前回は、ETCを付けただけの実効性能を見るだけのテストで、しかも下道を大半走っていたので、燃費は17〜18程度と悪かった。しかし、純粋に高速走行だけなら、カタログデータが出るはずだと、燃料噴射になったことだしと、期待していた。
それによると、燃費 ハイウェイ(km/L)    23.3
とハーレー社が発表してある。年ごとに、モデル毎にこの高速燃費はばらつきがあり、24キロ台の機種もたしかあった。
めずらしく、久しぶりに朝起きると晴れているんで、天気のいいうちに走ることにした。
関越か東北か迷ったが、モトグッチの頃から慣れ親しんだ東北道を選び、コースを思い描きながら下道を走るが、ナビを起動しておらず、道をまちがえ加須インターから侵入。
 まあ、普段走らないコーすもたまにはいいか、という感じ。比較的すいており、90〜100キロで流す。空いているせいか、飛ばす車もなく、ハイペースの観光バスを目標に、抜きつ抜かれつ。天気もいいし、風ももさほどなく、絶好のコンディション。 私の印象では数年前までは、この辺で、バイク族が流す速度は120前後という印象だったが、今日は皆おとなしい。混雑を予想して佐野藤岡サービスエリアをスルーして、宇都宮近くの小さなサービスエリアへよった。人出も丁度良い少なさで、しばらく休憩。夕方以降は降雨を覚悟していたので、久しぶりの好天に感謝した。
ここから、少し元気が出て、速度を変えて走ってみた。前回は100キロで2500rpmなどと書いてしまったが、速度をいろいろ変えて試すと、どうも平均で100キロで2650〜2700rpmあたりだ。110キロで針が天頂を指すが、120キロで3000rpm強といった感じ。エンジンも慣れてきたせいか、快調に回る。狙ったホンダ車はどういうわけかCB1100だらけだった。静かでいいが、自分の方はどんな風に聞こえるのだろうと思った。モトグッチの時は、小排気量だったので、出力のピークが120〜130キロあたりから俄然元気になる感じであったが、今日の場合は最大トルク    90Nm/2,900rpmとなっており、100〜120あたりはゆっったりとして加速感がなく、メーターと後続車の接近具合などから、速度調節して走った。2年ほど前にもきた鬼怒川を越えて矢板インターで折り返し、昼過ぎに当初の目標だった加須インターで降りた。

降りた途端に燃料不足のインジケーターが点灯したが瞬くすると点滅を繰り返し、結局点灯しっぱなし。約290キロ走行で、ENEOSで給油。

給油量は、11.36リットルで1715円だった。高速に乗る前に約70キロは一般道を走っており、前回並み燃費とすると70/17.5=4
となるので、高速での使用燃料は11,36-4=7.36、高速走行分は290−70=220
220/7.36= 29.89となりかなり良いが推定誤差があるので一概に言えない。また機会をみて繰り返し計測するとしよう。たしかに休憩以外には停止しないし、ほとんど100キロ前後で走っているので悪くなりようがないのだろう。
とはいえ、一般道燃費も一リットル程度の誤差があろうから、高速燃費を悪化させるべく4を3に置き換えて再計算すると26.4ごどとなり、カタログデータ以下とはまずならない。




スタンドを出た後、かねてより検討していた左側サイドバックを物色に熊谷の南海部品に よってみる。すると止める場所もないくらいライダー達のバイクが停めてあり、仕方なくレンタルバイク専用の駐車スペースにようやく一台スペースをみつけ駐車。一日二万近くするバイクで、ハーレーよりCB1300の方が高い。
でようやく店内に入ろうとすると、狙っていた商品の類のサンプル車然としたスポーツスターがあるではないか!?喉を潤しながらチラチラ値踏みっしてから店内に。


最初、まず何から買おうか!?と思って見ていたが、やはりサイドバッグに。先月はサイドバッグは2割引きキャンペーンだったが今月はちがう。合成皮革製品が多く値段は二万前後。そうしているうちに、インチ工具もちゃんと置いてあることに気づき、セットで出ていたので、まずそれを選択。

その付近にハーレーのタイプ別サイドバッグのカタログが置いてあるのに気づき、それを眺めていると、さっき気に入って値段を見たら、それのみ6万円台の別格が置いてあり、細かの数字の一つがバッグ容量らしいと判断。

本格的革製品はそれのみしか置いてないので、結局cow革と表示されている厚手のランドセルよりも頑丈そうなバッグを今買わなかったら、たぶん永久に買えない(買わないかも)と思いレジへ。

レジのお姉さんが、バッグが車体に当たらないように防止するステーは別売だというので、それも購入。年式や車種により違うらしく、倉庫に取りに行き、これ以外であれば適合するはずと紹介され、工具も借りるが工具は国産なので結局役に立たず、一緒に買ったインチ工具を使って作業。まずバッグの取っ手を通すリヤショック付近のステーのネジを緩める作業から開始。しかし、ネジはゆるんだが、最初にキジマ製のネジは長さがあわず、使えないことがわかり、一時間ほど悪戦苦闘しても別のボルトを用意しないとバッグはとりつけられないとわかり、すぐにバイク屋さんに電話。結局OKをもらい、バイク屋さんまでサイドバッグ内に買った工具(6角レンチセット)や備品をまとめて入れて搬送。するとすぐにこのネジでは取り付けは無理ですねと判断され、インチでない国産のミリでの長目のボルトでようやく解決。
30分ほどの作業でキチンと取り付け完了。バイク屋さんの話では、違和感があったが、ランドセルを取り付けていた人もいたとかいう話を前回のETC取り付けの際に聞いていたので、頑丈さでは革製ランドセルでもどっちつかずでいいはずだと改めて思いながら、ハーレーファンは、自分で革加工までこなす人が多い、という話も聞いていたことを思い出す。

予報どおり、夕方にはまた雨が降りそうなので、長居をせずに会社の倉庫に戻り、しまう前に改めて全体を撮影。サイドバッグの支えの製品だけはネジ一本で取り付けるのだが、そのネジだけは国産のミリ製品。13ミリのボルトなので、初期の緩みチェックは必ず行ってくださいと言われた。
倉庫に入れる時に、サイドバッグがかさばり、バイクの押し、引きに若干の支障があるものの、小物入れが付いたことに満足して倉庫にロックとともに収納。その後1時間ほどで予報どおり雨が降り出したので、まずは当初の目的はいちおう達成。

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