日曜日, 5月 30, 2010


先日の新聞に、アップルの資産評価がマイクロソフト社を抜いた、と報道されたがアップルファンの一人として、特に感慨はない。アップルはいずれ潰れると、アメリカなどでもさかんにかき立てられた過去からすると、意外かもしれないが、1990年以来、ずっと座右のパソコンとしてつきあってきた経験からするとむしろ遅すぎた、というくらいの感慨はある。新聞記事によれば、いちどマイクロソフト社を抜いたことが過去にもあったそうだが、アップル社がマイクロソフト社との提携を拒んだために、以後ジリ貧に陥ったのでは、と思っている。

当時のアップル社では、まだ高価格路線で毎週かどうかは知らないが、土曜日には会社持ちでバーベキューパーティなど催されていたらしい。もし、マイクロソフト社と提携するとなると、それまでの高福祉路線は消え、社員も1/3位になってしまう見通しから、提携をスルーしたようだ。

このタイミングにiPadが、国内でも発売されるという絶好のタイミングとなったが、今がおそらく絶頂ではないか!?とすらNEWSWEEKの特集を読むと、ふと思ってしまったりする。
がんばれ、ゲイツ君のコラムには、
『iPadについては生涯に買うことの出来る台数が一人二台までに制限されているなんて話も聞こえてきているようです。』などとあるが、元記事に当たったら、一人10台までで、一回に買うことのできる台数は2台までということらしい。
http://www.asahi-net.or.jp/~fv6n-tnsk/gates/bangai128.html
土曜日の東京新聞の世相時評にあたる3コママンガでは、鳩山首相がiPadを持ち、画面上の福島氏の画像を指先を拡げて拡大すると、署名しませんという彼女の発言が吹きだしとして表示されていて、それを首相がゆび先でパチッと画面から画像を弾き出すシーンと、弾かれて空中遊泳しながら、『I bad』と叫ぶ元同志のお姿が描かれていた。品薄で発売延期されていただけだが、時期が偶然いろいろなタイミングと重なって、いろいろな局面で、話題とはなったが、まだ購入予定なし。隣席の同僚が、この春からiPhoneになったが、それほどおすすめできないと言っていたし、ソフトバンクの白い犬の宣伝、在日からみれば、ニヤニヤしてしまう、日本蔑視のマナーが少々気持ち悪いし・・・・。なんでも、在日だと、料金は日本人の半分で済むシステムらしい。そういえば、福島氏、都知事の在日発言を否定していたが、・・・。小沢氏が彼女をかばうのは、純粋に選挙戦目的なのかどうかも、気にかかる。


最近購入した『理工系のフリーソフト』で紹介されている、インテルMac用のライフサイエンス辞書を試してみたら、FireFoxでは、便利は便利なのだが、文字列などでも、やたら反応してしまい、まとまった部分のコピー&ペーストが出来づらくなってしまい、このブログを書くブラウザを乗り換えざるをえないことに気づいた。なかなか思うようにはいかないものだ。

政治ブログランキングを見ていたら、ライジング・サン(蘇る日本)で、『韓国哨戒艦が沈没した件で、韓国国会で推薦された専門家がクリントン国務長官に宛てた手紙』なる記事を見た。
http://ameblo.jp/kriubist/
の5月28日の内容である。
『現在、韓国哨戒艦が沈没した件で北朝鮮の犯行と必死になって捏造している米国と韓国・日本もマスゴミだが、さきほど午後4時40分頃にツイッターのタイムラインを見ていたら、かなり衝撃的な内容のつぶやき(情報)があった。  副島隆彦氏の「学問道場」の「気軽ではなく重たい気持ちで書く掲示板」(1607番) にはすでに投稿し、ましたが、こちらでも記事にしURLを転載します。』
などとあり、北朝鮮魚雷説は、捏造だと言わんばかりの雲ゆきのなかみといえる。



先日のTBSラジオの夕方のニュースでも、北朝鮮による犯行と断定されたわけではなく、不明なことが多すぎると小西氏が話していた。
沈没位置を正確に発表していないし、魚雷の一部とされた写真の、錆のつき方にも疑問が(別のものを、これだと提示された!?)あるようなことを話されていた。

私の知る限り、その魚雷写真は、毎日新聞朝刊にのみ、掲載されていたようだが、それがこの写真。初めて見たときは、錆が異常に多いというか、海中とはいえ、こんなに発錆するものか、というのが第一印象だっただけに、思わずニュースを聞いてきな臭い思いをしたが、200キロもの爆薬が爆発したのなら、相当の化学的損傷蒙っていてもおかしくないので、同一型を爆発させ、ほぼ同期間海中に置いた後の
ものとの比較実験が行われない限り、海のものとも山のものとも、水掛け論になってしまう。

政治的背景については、それこそ評論家各氏のいろいろな解釈があるようで、とても素人には手が負えない。

しかし、6月1日、現在で以下のような指摘があることがわかった。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/
『天安艦が米韓同士討ちで沈没したと考える場合、その後の展開を主導してい
るのは韓国政府ではなく米国(米軍)である。韓国政府は、事件後の1カ月あま
り対応を迷っていた。天安艦沈没の濡れ衣を着せたら北朝鮮は激怒して戦争にな
りかねず、韓国にとって危険すぎる賭けだ。しかし韓国政府は、同士討ちを発表
することもできなかった。

 同士討ちの韓国側の当事者である天安艦は大々的に報じられているが、米国側
(第3のブイ?)の存在は未確定だ。米韓軍事同盟は、米国の方が上位だ。韓国
政府が同士討ちを発表したら、米国は怒り、米韓同盟は解体する。韓国政府は、
北朝鮮に濡れ衣を着せるか、事件の原因を発表しないままでおくしか選択肢がな
かった。だが、これだけ大騒ぎになり、韓国の右派が活気づいてしまうと、韓国
政府が原因を特定しないわけにはいかなかった。韓国政府は、6月2日の地方選
挙というタイムリミットの2週間前に、北朝鮮に濡れ衣を着せる発表をした。米
国は、韓国政府が自ら北に濡れ衣を着せる発表をするのを待っていた。

 米軍の艦船が沈み、米兵に死者が出たことを、米政府が隠しておけるはずがな
いと考える人が米国にもいるが、米軍の情報管理力は、日韓政府よりずっと強い
(逆に日韓の政府は、情報管理力を意図的に弱いままにしておくことで、自国を
対米従属から出られないように自ら縛っている)。

 米国の潜水艦や特殊部隊は、世界各地で秘密作戦を展開しており、死者を出す
事態が時々起きるはずだが、それらの一部でも報道されたら、作戦対象(敵)に
勘づかれ、作戦そのものが失敗する。潜水艦が沈んだり、特殊部隊員がたくさん
死んでも、米軍はマスコミも巻き込み、それが報じられない態勢を作っていると
考えるのが自然だ(そんなことないよと言って笑う米国の研究者が、実は米軍の
諜報機能の一部だったりする)。』
上記、植草氏のブログから副島氏のサイトに飛んだら、出ていました。

関連:http://www.tanakanews.com/100507korea.htm


なかのひと

月曜日, 5月 24, 2010



『(読者の声4)貴著『日米安保五十年』(海竜社、西部邁氏との共著)を読んで、西部邁氏への印象が随分と変り最近は好感を覚えています。
反面、秦氏の史観には些か反発を覚える様に成って来ました。最近は立ち読みもしません。よく分らないのが佐藤優氏です。優れた方だとは認めているのですが今一つよく分りません。田中隆吉を何故、真の軍人として評価するのか、全く分りません。
  (北九州素浪人)


(宮崎正弘のコメント)佐藤優氏の場合、基盤に外務省との闘争があるので、ときおり、保守の議論かな? と首をかしげる箇所がありますね。先月、入院先を見舞いましたが、元気いっぱい、執筆活動再開のエンジン全開のようでもあります。』

宮崎正弘氏のメルマガの上記のやりとりを見て、納得した。

さらに、こんな投稿も。

『・・・TVの流すありとあらゆる「日本駄目駄目論」こそ、その原因と考えております。あれらはもはや、敵のプロパガンダ発信基地です。
先生はTVをご覧になられないから分からないかもしれませんが、たとえば23日のフジTV「報道2001」鳩山支持率31%。やってくれました。
フジTVは完全におかしくなっています。ソフトバンクが入って来てから露骨です。日本人が立ち直るきかっけは、TVのスイッチを消すことからではないでしょうか』を見ただけではわからなかったが、この感覚は私の実感と大差ない。

http://www.melma.com/backnumber_45206_4859533/

実は、さいきん山崎行太郎氏が保守系の人だという指摘をどこかで受けて、嘘~!?と思って、ネットで調べていたら、佐藤優氏との交友関係や、宮崎正弘氏との交友関係も判明したのだったが、腑におちる納得は得られず、暗中模索状態。

ネットで見ると、山崎氏の評価も割れており、どちらが本当か判断がつきかねる。例の毒蛇山荘日記から、氏を意識しだした経過だけでは、左翼陣営の論調と私には見えている。  江藤淳先生などという文章があったりするので、にわかに否定できないが、官房機密費問題などを取り上げていた経緯からすると、最近この方ご自身も与党からの働きかけがあるのでは!?とさえ、つい思ってしまう。

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925 
を読んでいると、山崎氏のことも出てきたりするが、狼魔人氏からみれば、左翼だというレッテル貼りには、同感してしまう。 

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/de7be0213728895f4b2eaaf2703e3c83

山崎氏は、曽野綾子氏よりも大江健三郎氏を評価し、例の裁判でも大江氏養護派のようだが、
浪魔人氏による、『大江健三郎のいかがわしさ』を読むと、この裁判に対する左翼の連携が伺える。

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/a380af59e55ed60f0ebacd14d88a48e9

http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/0b5fadd963dcd31e216582db52e5b9fc

この中には、『左翼の執念 (八目山人)
2008-05-13 15:44:01
 山崎氏のブログは2度ほど見ましたが、余りのレベルの低さに、それ以後は全く見ていません。この人は昔は保守派に分類されていた時も、あったと記憶していますが、今は完全に左です。何があったのでしょう。・・・』などという投稿も見える。

日本の心をつたえる会 日心会

火曜日, 5月 18, 2010




予定通り、入間市経由で奥秩父へ向かった。バイト氏と一緒だ。入間市へ行ったら、バイト氏
の奥さんの実家があったところと判明。不思議な縁だ。ウエスタン風の家屋がならび、管理事務所も横文字で、映画のロケセットのようだ。古いハーレーなども、家のわきのテラスに置いたままにしている家もあった。

そこから、入間市鍵山、飯能市を経て、正丸経由で秩父市内へ。緑がまぶしい。昨夜会社どまりだったので、秩父市内まで、助手席で寝ていたらしい。気づいたら、市役所脇だった。で、結局バイト氏には初めてという珍達そばへ寄ってお昼。
http://yhsvtex.blogspot.com/2008/12/blog-post_2662.html
このページの最後の画像が珍達そばであり、まったく変わらない。ちょっと塩辛かったというが、私は胡椒のせいかと思ったぐらい。川越の笑笑でたべた、博多ラーメンみたいに細い麺である。いつもと違うのは、秩父のグルメ案内本が置いてあったこと。珍達そばもでていたが、麺は最高級の品質などと書かれていた。

そこから下吉田へと向かう。現地につくとかなり暑い。温度計をみたら、車内では35℃ほどを指している。今日は25℃ぐらいと聞いていたが、とっくに越しているようで、一度水につけ、そこでようやく25℃となり、すぐさま上昇に転じる。それで、26.5℃ぐらいだろうと思ったが、実は29℃までいったらしい。ラーメンの熱の余波もあり、上着を脱ぎ、日陰にはいると、大変快適で気持ちが良かった。

すべて終わって、帰り際、皆野町から長瀞へ入るところで、例の阿佐美冷蔵をみたら、ちょうど閉店直前で、駐車場も二台分空いていたので、体を冷やしに寄った。
http://www.bsmap.jp/information/300/308/13308001/

二組待ちで、我々は3組み目。すぐに着席できた。メニューも一新されていて、戸惑ったが、私はkoのメニューには載っていないが、入り口で見たピーチ姫ヨーグルト風味を頼み、バイト氏は、桜あずきをよく分からないまま頼んだ。ふたり分で1500円なり。

この位の混み具合が最適かと思わせるような店内環境でした。湧き水をコップにセルフで汲んで喉を潤す。近くの山からの伏流水でも湧出しているのだろうが、水も冷たく美味しい。最後に、練乳をかけて食べるせいか、多くの客が、なんども泉までコップを持って足を運んでいた。私の注文は、たたかき氷だけで、別の変形徳利みたいな容器に入った濃いどぶろくみたいなシロップを上から適宜たらしていただくというもの。彼のは、上から桜餅とどうようの匂いのする桜シロップがかけてあり、中からたいへんおいしい粒あんが出てくるというもの。味見して、こちらも餡の甘さと、シロップの風味とよくマッチしており、今度はこれにしようと思ったくらいであった。もちろんお決まりの練乳ポットにもふんだんになみなみと練乳がはいっていたが、こちらはさすがかけ残さずにはいられない。最後に、いちごを何粒か食べたいと思った。

途中、とんがり氷の上に緑いろの梅がのっているのを運んでいるメイドさんにきいたら、梅酒味の氷だと教えてくれた。あれも良さそう。5時を過ぎても、カップルが、数組入ってきていた。

なお、駐車場は相変わらずだが、化粧室は和式、洋式と二室セットとなり、しかも水洗方式に変更されており、場所も以前より目立たちにくい位置になっていたようだった。
なかのひと

日曜日, 5月 16, 2010


久しぶりに、秋葉原駅構内の書店に立ち寄り、新刊を探したら、思うような本には出くわさず、仕方無しに、何かないかと見渡したら、飛び込んできたのがこの本である。パラパラとめくったら、数式処理のMaximaも出ていたので、それだけでも購入の価値があるし、最近のフリーソフトは、市販ソフトに劣らない出来のものもある、と見聞きしているところもあるので、即決。

発行は、今年の4月25日で、まだひと月もたっていない。数学、物理、化学、生物、地学、宇宙、工学の使えるソフトをまとめて、とあるが一番最初に、論文レポート作成編というのがあって、ここで、13個も紹介されている。これでけでも、文科系の人にも価値がありそうだ、と感じた。解凍ソフトを含めて、ホームページ記述言語やTEX関連のエディタなどが含まれている。その中で、まず良さそうだと感じたのが、Google日本語入力。
http://www.google.co.jp/intl/ja/ime/
これは、Windows版とMac版の両方があり、現在まだ、家にいないので、Windows版のみを使用して、これを書いているが、Macにもうってつけのようだ。これまで、EGBridgeという日本語入力システムや関連辞書(国語、英和、和英)を使用してきたが、Snow Leopardになったら、自動的にシステムが排除してしまい、使えなくなり「ことえり」というあまり便利でないおしきせを使っているからで、ATOKにでもしようかと考えていたところだった。

定形文書作成だけでも、IMEなどでは、かんりかと入力して管理課と変換したくても、最初に管理かというのが出てきて、イラつく。まあ、単語登録すればいいのだろうが、これ一例ならばともかく、こうしたほとんど無意味な候補に至る所で出くわすので、つくづく日本語入力が楽しくなかった。そのストレスがなくなるだけでも、大いに価値がありはしないか。

この本でも、ぜひにこれだけでも初期設定で指定しておくと良い、というのが、変換用の候補をいくつまで同時表示させるかで、デフォルトでは3個だが、最大の9個までにしておきなはれ、と勧めているので、さっそく実行した。この本でも、しゅれと入力した段階で、すぐにシュレーディンガーとかシュレーディンガーの猫などの変換候補が出てきて便利と書いてある。しかし、実際にやってみると三文字を入力した段階で一度に9候補でるだけでなく、80通りもの候補が選べる、というこまでわかった。ことえりと同様、変換候補はTABを使うが、関連候補がこんなに豊富に瞬時に出てくるだけでも、今までのお仕着せの日本語入力システムとはダンチの差があるというもの。ところで、シュレージンガーの猫って、ごぞんじでしょうか!?
http://ja.wikipedia.org/wiki/シュレーディンガーの猫

この本の、「はじめに」のところは、こういう書き出しになっていた。

『20年以上前のMS-DOS全盛時代はパソコンもソフトも高価で、パソコン本体とCRTディスプレーのセットで1セット40~70万円はざらだったし、ソフトもワープロソフトと表計算ソフト2本で10万円以上した。こづかいの少ない学生にとって、パソコンは高値の花だったのである。・・・・・』と。まったく同感であった。なんどもいうが、マッキントッシュともなれば、魔金取手と変換されるのでは、ともいわれた時代に、パソコンを使わなければ、大型計算機センターへ通う羽目になったのがきっかけで、NECシリーズを購入した。この計算機センターで、高校時代の同級生と遭遇したりもあったが、彼はすでに早稲田の理工の院生になっていた。おまけにBBCの取材が入り、後輩の教養部でコンピュータ教育を受けてきた学生さんに手伝ってもらい、おそるおそるTSS(タイム・シェアリングシステム)のキーボードに触れるのをアップで写されて、逃げ出したくなったこともあった。家でなら、マニュアルと格闘していても、他人の目を気にする必要はなく、高価とはいえ、パソコン購入は、ヤムにやまれぬ必然であった。紙テープ(巴川製紙製)数十巻分のデータが、オープンリールの磁気テープに変わり、やがて、5インチであったが、リモートで、計算機センターにログインして、通信でフロッピーディスク一枚に入ってしまった。ここまでは、皆他人の手を煩わしたものである。


なかのひと

木曜日, 5月 13, 2010


普天間問題の5月末決着は無理
鳩山首相はなぜ国外移設を放棄したのか という記事を見た。民主党の応援ブログでは、民主党に都合のよいときだけ、この雑誌を引用したりしているが、こういう記事には、無視。
私が念頭に置いているのは、永田町異聞のことである。

ミンスの支持者は、この上杉氏をもやり玉にあげて、誹謗中傷していたが、(毒蛇山荘日記)。
http://diamond.jp/articles/-/8115?page=4

また、中韓を知りすぎた男では、韓国艇の沈没事件の背景と、金主席の中国訪問をからめ、北ではなく中国が実行したと推測している。
http://kkmyo.blog70.fc2.com/

もっとも、宮崎氏のメルマガでも、『北朝鮮がやったとすると、今まで推測されていたレベルをはるかに超える軍事技術を以下のとおりにもっていることになります。』などという投稿も見える。さらに、愛媛丸事故も、米軍がわざとやった、とする説まで出ている。

同じ号の、
宮崎正弘氏のメールマガジン ユーロ危機はさったか の号に載っていた読者からの投稿ですが、・・・

『・・・ドイツは既に55年前に憲法(基本法)を改正して、陸海空軍からなる連邦軍をつくり、同時に徴兵制も設けています。
日本ではいつできるのでしょうか。
三島由紀夫氏が昭和43年に書かれた論文に「栄誉の絆でつなげ菊と刀」というのがありますが、三島氏は西ドイツ(当時)を範にとって自衛隊も真の国軍にすべきであり、国軍に対する栄誉大権を天皇に与えよ、と述べられました。三島氏の論文から42年、その死から40年です。
国民と政治家がその気になればいつでも出来るのです。第三次ポエニ戦争で玉砕したカルタゴ、ユダヤ戦争でローマ軍の前に玉砕したユダヤ軍、彼らの誇りのために死を選ぶ気概には感動します。
ユダヤはたとえ国が滅びてもその誇りゆえに二千年後に再興できたのです。米国人は実は日本人を心ひそかに畏敬しています。
何故か?それはかつて特攻隊の勇士たちが、硫黄島の勇士たちがそして戦艦大和が祖国を守るために死をも恐れずに戦ったからです。形而上学的価値は時として形而下的存在を超越するのです。つまらぬことを長々と失礼しました。
  (武蔵国杉並住民)


(宮崎正弘のコメント)コラムニストの高山正之氏から聞いたのですが、硫黄島ではあちこちから霊が呼び掛け、硫黄島へ行くと眠れない体験をした人が多かった。ところが先年、天皇皇后両陛下が慰霊にご訪問されて以後、霊は収まったそうです。
 その地をオザワとカンが笑いながら訪問している写真が残っているそうです。』

わたしは、これを読んで、思わずはっとなった。知り合いが、硫黄島の米軍施設の拡張工事かなにかの案件で、測量関連で昔硫黄島へ出張したとき、夜になるとやる事が無く、暇つぶしがてら、島内ドライブをしたが、闇の中から無数の目が光っているような気がしだし、怖くなって宿舎に逃げ帰った、という話を聞いたことがある。後日、その辺へ行ってみたら、まだ無数の人骨片やら、遺品なども容易に見つけることが出来た、という懐古談だった。

同様な事を、拙ブログでも取り上げたことがある。高木東六先生の、軍歌作曲過程を引用した後に、硫黄島の野戦病院跡の洞窟内で、多数のスナップの中に、偶然一枚、火の玉が写っているショットが含まれていた話である。
http://yhsvtex.blogspot.com/2007/06/blog-post_16.html
この写真が撮られたとき、撮った人も、被写体となった人も、薄暗い洞窟内でこれだけの火の玉が実際現れていれば、気付かない筈はないのであるが、誰も気付かず、現像して初めてあっとなったというのである。

おそらく、この一行の中には、霊が見える人たちは一人もいなかったのであろう。しかし、カメラには写っているので、何らかの作用を及ぼしたと考えざるをえないのである。

天皇皇后両陛下のご訪問によって、霊の多くが収まったとすれば、今後はこのようなショットが残ることはもうないのかもしれないが、それにしても考えさせれることである。

硫黄島には、自衛隊員も行っているが、地方紙に載った記事に寄れば、霊感の強い隊員には、幽霊をよく見かけるようだと、上司が取材に応じていたのが印象的。その写真入り(米軍の食堂風景)の新聞は、何かの折に紛失してしまった。返す返すも残念。
なかのひと

火曜日, 5月 11, 2010


バイト氏と約一月ぶりのコンビとなって、お昼はそうなるとだいたいラーメン店となってしまうのが、このところの傾向。最初に毛呂山へよって、次は幸手・春日部方面へと移動予定なので、毛呂山からの帰りに、久しぶりに大盛軒でも!?と思ったが、あいにく今日は月曜日で、定休日。

すると、バイト氏が以前から勧めていた大海軒へ行きましょう、と提案。場所も毛呂山町の駅近くにあるという。
http://www.route254.com/ramen/taikaiken/main.html
このサイトの写真は、旧店舗のものであり、現在はその右隣の店舗に移転しているが、急店舗はそのまま残っているので、まず迷わないだろうと思う。バイト氏によれば、以前駐車場だったところにマンションができて、駐車場はその隣の空き地に移動した、という。
http://maps.google.co.jp/maps/place?hl=ja&um=1&ie=UTF-8&q=大海軒+毛呂山&fb=1&gl=jp&hq=大海軒&hnear=毛呂山&cid=10976379965270514089










http://blog.goo.ne.jp/piccolo_nonbe/e/5d47ab985473b016c7504780db830e2e
バイト氏によれば、数年ぶりの再訪らしいが、上の紹介サイトに置ける店内写真には、すでに食券自販機が置かれているが、当時はなかったらしく、先に入店した私に教えられるまで、気付かなかった。店内は旧店舗より一回りは広くなっているようだ。そのせいか、到着時間は12時20分頃だったにも関わらず、ほぼ満席ではあったが、行列は出来ていなかった。彼は、この時間なら、少し並ぶ事になろうか、と。

彼に、どこの系列系の味!?か聞いたら、どんぐり系だという。彼に言わせれば、どんぐりがここを真似ている、と指摘していた。そういわれてみると、店内に入ったとたん、気付くスープの出しの匂いといい、ラーメンの盛り付け風といい(海苔が三角形)、似ている。メニューにワンタン麺があるのも一緒。ただ、新店舗になって、ラーメンが800円にアップ。そのせいか、小ラーメン(750円)の食券も新設されている。普通といっても、ラーメンショップの中クラスの麺の入りほどはある。
 栗の木だと、普通ラーメンは700円でお得感がある。店内のカレンダーには、大勝軒系列らしい文字も堂々と印刷されていた。

久しぶりということもあるかもしれないが、スープはくせがなく美味しい。後で聞いたら、以前はもっと、煮干し系のえぐみがはっきりと出た味だったそうだ。
なかのひと

日曜日, 5月 09, 2010

このところずっと政治ブログランキングが面白い。
http://blog.with2.net/rank1510-0.html

これまで、トップテンを中心に見て来たが、だいたい傾向は分かって来た感じだし、保守系サイトは、最近あまり変わり映えしない感じなので、それ以下の20位近くまで、ざっと目を通すようになった。

トップテンの中でダントツの不動一位は、言わずとしれた博士の独り言。パソコンが、何者かの集中ネット攻撃かなにかで不調になり、更新不能かも!?というときにも、読者からのノートパソコンの提供があって、更新を継続中で、時には26万もの数値を表示するときもある。
http://specialnotes.blog77.fc2.com/

一時、上記のサイトとトップ争いをしていた、植草先生のブログは、それいらい、万年3位に固定され、先生独自の民主党鳩山政権応援ブログとなっている。二位には、次期参院選で自民党から新規に立候補予定の三橋貴明氏による、「新世紀のビッグブラザーへ blog」となっている。このトップスリーはまず固定と言っていいほど変化はなかった。

この次に、最近また「永田町異聞」なる、あきらかに民主党応援ブログが上昇して来て衰える気配はない。よんでみて、たいへん巧妙な文章だと感心させられる面もあるが、私は民主党応援隊員ではないので、ランキングクリックは絶対にしない。「ご面倒でしょう がワンクリック(1日1回)してください、ランキングが上って読む人が増えるそうです」という誘導文言も妙にひっかかり厭である。また、トップテンの外へいったり来たりしている「文藝評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』」というのが現在トップテン内にランキングしているが、民主党寄りのブログはこの3件のみであり、二十位以内には、目立った民主党よりのブログはなさそうである。
http://akiz-e.iza.ne.jp/blog/entry/575415/

今、沖縄の基地問題でまともなことを書いている、と思うのは本日現時点では24位であるが、「狼魔人日記」であり、中味がたいへん濃い。本土内の日本人には到底想像もおよばない沖縄の実態にも触れられていて、目から鱗の感もある。

あと、安倍議員応援ブログの「ゴーリキーの部屋」も、私とは当然ながら波長が合う。リチャード・コシミズ・ブログというのが、時々トップテンの最後あたりにランキングすることもあるが、あまり読まない。よくわからないから。ところが、ここへきてはっきり民主党寄りを鮮明にしたサイトがあり、ある意味で注目した。本日22位の「ゲンダイ的考察日記」である。日刊ゲンダイの記事を紹介するブログ、と副題がついている。

それで、昨日朝、会社でちらりと内容を読んで、驚天した。例に寄って、防衛大の教官であった筈なのに、少し変わった評論をする前田哲男氏のコメントが載っている。

『軍事評論家の前田哲男氏はこう見る。
「今、一番悩んでいるのは日本ではなく、むしろ米国でしょう。4月25日の沖縄の県民大会に9万人もが集まったことは、米国を相当驚かせた。米国は、『反植民地』『草の根民主主義』の伝統のある国です。“民意”に重きを置きます。沖縄の民意が痛いほど伝わり、普天間を日本国内のどこに持っていこうとしても困難であることがよくわかっているのです。鳩山首相はモタモタしているように見せかけて、実はワシントンに『日本には引き受けるところがない』というメッセージを出そうとしているんじゃないでしょうか」』などとあり、もっともこれは会社で見たときは載っていなかった。会社で見て驚いたのは、その前日の記事であった。

[外交・防衛]普天間移転 鳩山密使テニアン島へ
なる記事である。

『実際、米外交政策に影響力を持つ超党派組織「米外交問題評議会」のシーラ・スミス上級研究員は、こんな論文を発表した。

「9万人集会により、沖縄県民の民意が明確に示された以上、県内移設の検討は不要であり、日米両政府は県外移設に焦点を絞った再編計画を練り直すべきだ」「代替地の選択は日本政府が単独で判断できる性質のものではない」

日米共同で代替地を探す段階にきているという指摘だ。鳩山首相の“腹案”実現の機は熟しつつある。』などと締めくくられており、ひょっとすると鳩山対米外交の大勝利とでもいわんばかりの中味である。

すでに、こうした方向の模索や提案はすでに民主党応援ブログを見ていると、以前から時々出ていたし、マスコミの一部論調にも、鳩山総理のノラリクラリで、決断できない(しない!)姿勢が米国をいっそういらだたせ、ジワリジワリと効いてくるのだ、と語られたりしていたが、やはりほんとうか!?と思ったわけだった。かって、米国は鳩山一郎政権の誕生を恐れるあまり、鳩山一郎氏を公職追放指定に指名したときもあったそうだ。その祖父の墓をペンキで悪戯された首相も立腹するわけである。

そして、今朝届いた宮崎正弘氏のメルマガでも、

『(読者の声5)チャーマーズ・ジョンソンというアメリカ人学者が日本人記者のインタビューに答えて「普天間基地は不要、日本は基地撤去を米国に要求すべきであり、中国の脅威なんぞないっ。あれは国防予算をふんだくるためのペンタゴンのプロパガンダだ」と言っているそうですが、こういう意見が米国内であることを初めて知りました。
 どの程度普遍的なのでしょうか? オバマ政権の内部にもこういう意見の持ち主がイルのでしょうか。
   (KY生、目黒区)』なる書き込みが載っていた。

これを見て、日刊現代の記事か!?と思ったが、チャーマーズ・ジョンソンとあるので、日刊現代の記事とはちがうようである。最近似た内容をどこかで見たと思ったら、
例の『永田町異聞』の記事であった。

そこには、『「普天間無条件閉鎖」を特塀アジア研究の大家』なる見出しで、もとは
ダイヤモンド社のビジネス情報サイトの記事を元にしたものらしい。
http://diamond.jp/articles/-/8060

永田町異聞では、『元CIAの顧問、チャルマーズ・ジョンソン元カリフォルニア大学政治学教授。東アジア研究の大家だ。』と書いている。

しかし、宮崎氏の上記書き込みへのコメントは以下のようだった。

『ジョンソン? あの人、まだ健在だったのですね。驚きました。アメリカ人ジャパノロジストのなかでもとりわけ反日的言辞を吐く人で、過激リベラリスト。しかも親中派ですから始末に負えません。
 米国でも「アメリカ人で反米」というレッテルを貼られているようです。少数異見の持ち主として捉えておけば良いと思います。
 そう、思い出しました。1988年、パパ・ブッシュ当選直後だったと思いますが、小生がロスアンジェルスに滞在のおり、彼にインタビューを申し込むと断られました(苦笑)。日本の保守派とは会いたくない、という意味のことを言いました。』
とあり、これで少し安堵したところである。それにしても、自民党も、戦後政治の責任は重大であるなと改めて思うことしきりでもある。神は細部に宿る、ともいうではないか。

月曜日, 5月 03, 2010


化学同人が発行した『生き物たちは3/4が好き』なる本の一部を前回しみずともこさんが引用して追加解説をされていることを踏まえて、ここでもとりあげた。

特に、「『1980年代半ばになって、依田のチームとそれに追従していた人々の、植物のサイズと個体群密度を対比させる方法にいくつかの誤りがあったことが明らかになった。そうした誤りのせいで、ふたつの特性の関係が実際より強いように見えていたのだ。データを再分析した結果、サイズと個体群密度を結びつけるはっきりしたパターンは認められなかった。1990年代半ばまでに、ほとんどの生態学者は自己間引きの研究に見切りをつけてしまった。』としており、」と書いて、その原因についての言及を避け、巻末にごく粗く関連文献をのせるだけであったので、それらしい文献を探して、1980年代は、依田(ら)の理論に多くの疑問が提出された時代の背景について少し見てみたいと思った。

しかし、もともと著者のホイットフィールド博士は、昆虫学で学位をケンブリッジで取られた方で、サイエンスライターではあるがこの方面のオーソリティではないためか、少し一面的に過ぎはしないか、と思うようなデータも最近出て来ている。

この本の日本語版は2009年だが、原著の発行は2006年であり、ということは、2003〜2004年頃までのデータや知見で書かれたことを予想させる。

グーグルで、自己間引きを検索すると、
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=self+thinning&lr=&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai=
のように、1990年代以降、多くの研究例があり、『ほとんどの生態学者は自己間引きの研究に見切りをつけてしまった。』というような状況ではないようにも感じる。

会社の仕事が思いのほかはかどり、二日間の連休がとれたので、依田理論に楔を打ち込んだとされるWeller博士のD論のモノグラフを読み出して、あれこれ検索しているうちに、グーグル検索でトップにヒットした文献をとうとう、高いなと思いつつ、指先一本で購入してしまった。



機械的で下手な翻訳であるが、異を唱えたWellerたちの疑問にも言及しているようであり、この分野が活発な議論がすすめられ、解析方法の洗練もあり、時代の進歩を感じさせる。この筆者たちも、かなりの数式モデルを駆使しており(基本となる数式は26)、最終的に
Because biomass accumulation for most tall plants is three-dimensional, the influence domain D is roughly proportional to M ^(1/3).
Eq. (24) thus becomes: Eq. (25)
 Eq. 25 is the traditional −3/2 self-thinning rule.と結論付け、さらに
"Other power-law relationships can easily be established based on different biomass and influence domain functions in the framework of fractal geometry. ”
として、最終的に式26で終わっている。

そして、”Therefore, we have accomplished the derivation of a generalized self-thinning rule for the different thinning exponents found in the ecological literature (the upper and lower limit bounds are − 1 and −3/2, respectively) (Yoda et al., 1963; Harper, 1977; Hutchings, 1983; Sprugel, 1984; Westoby, 1984; Zeide, 1987; Weller, 1987a,b; Lonsdale, 1990; Burrows, 1991; Adler, 1996; Enquist et al., 1998; Franco and Kelly, 1998). In previous theories, the thinning coefficient z was not given ecological meaning. In our approach, z is a function of average interaction intensity in a population, and serves as a system-level constraint that generates the self-thinning phenomenon”としている。

結論の一部では、
”Our result generates a new testable explanation for the underlying processes for this spatial pattern. It emerges from ecological interactions among individuals (or local spatial field effects). This explains the different empirically derived thinning exponents that have puzzled ecologists and challenged the generality of the rule.”とも述べており、より現実に適したモデル構築により、森林の時間的変化の様子が把握できそうである。

この文献は2000年の発行であるから、20世紀中の文献しか引用されていないが、ちょっと調べれば、2009年までのいろいろな文献をもGoogle検索で知る事ができる。少なくとも、自己間引きに生態学者が見切りをつけた、と結論できる状況ではないようだ。1970年生まれのホイットフィールド博士が、依田らの理論への大きな疑問の研究を若き20代に触れたために、それ以後の研究動向の変化に鈍感だったのでは、とも思える結果ではないだろうか。





なかのひと


タイヤやチェーンが限界近くまで来たので、交換することに。バイト氏から、ライコランドを紹介してもらっていたが、まだカードをつくっていなかったので、結局NAPS桶川店に、飛び込み、即決で緊急の部品だけ交換してもらうことに。

この連休中は、10%引きで特に5月2日は朝九時から開店だという。さっそく飛び込んだが、すでに先客が数名おりました。当然のことながら、店員さんもみな若く、キビキビしていて、対応は親切で、これまでこういうお店をほとんど経験しいなかったので、すべてが新鮮で、感じは大変良かった。

さっそく、必要事項を申し込む。チェーン交換、リヤスプロケットのみ交換というと、若い店員さんは、しきりに前のスプロケットも同時交換を勧める。前回変えたから、とやんわり断ったが、開けてみて必要と判断されたら、前も交換するにサインさせられた。

待合室で、読書をしだすと、アナウンスでバイクを引いて、入り口まで運んでくださいと言われ、戸口へ行ったら担当者が出てきて、どこにおいてあります!?と聞くので、場所を指示したら、運んでくれた。しばらくしたら、その担当者が来て、いろいろと聞く。リヤとフロントのスプロケットは、同時交換が望ましく、前回フロントのみ変えたようだが、チェーンが伸びて、歯の噛み合わせが悪くなって、フロントも変えないと、葉型自体が変形している、と言ってきた。道理で、最近、調子が良くないと思っていたが、まだ十分使えるはずだったものまで、駄目にしてしまった。



それで、フロントも交換。担当者がしつこく勧めた理由がようやく判明。こういうケースは結構多いのだろう。また、しばらくすると、タイヤも限界ですね、と言ってきた。それで、フロントタイヤも交換。すると当然ブレーキパッドもそろそろ潮時。で、同時にそれも追加。タイヤはスピードマスターが在庫していたので、それをつけてもらった。

やけに時間がかかるな~と思って、様子を見にいったら、作業中断中。しばらくすると携帯に電話がはいり、フロントホイールのベアリングがいかれてガタが着ているので、ホイールのバランスが取れません、といってきた。

2.3万キロ走行で購入時、フロントホイールベアリングの耐久性が低い、というネット情報から、新品に交換してもらったが、7.5万キロで、すでに再び寿命と相成った。在庫があるかどうか分からないが、あれば交換していいですか、と言う。部品は千円もしないが、工賃は通常の倍かかった。

最近、ステアリングの調子が悪いと思っていたら、ホイールのベアリングが行かれていたとは。・・・。左右方向に舗装の凹凸がある道路で、ハンドルを取られがちなことがあったが、
これはフロントタイヤの磨耗のせいだとばかり思っていたが、そうではなかったわけだ。もちろん、その影響も少しはあるだろうが。

それで、交換修理後の走りに期待が持たれた。


今までのにんじん君に追加の性能アップアイテムとして、kトルネードなる小型の製品が追加発売されて、さっそくモニターをかねて取り付けてみた。

こちらも、二個構成なのだが、大きさがだいぶ縮小された。放熱用の穴まで開いている。53×37×20(ミリ)×2である。旧来のにんじん君ツインGTのほうは、72×56×30(ミリ)×2とかなり大きく、コードを延長してシート後部に配置してある。今回は、サービスマッチ2箱強のサイズであるため、バッテリー上に直接置いた。もともと4輪用だと思う注記が、カタログに但し書きされていた。

最初、高回転では別物のエンジンになるな~、と思っていたが、オイル量を適正化し、チェーンなどを交換したら、低速ですでに効果が出ているように感じた。ノーマルのにんじん君で、最近では14.5~14.8程度の燃費が、kトルネードを突けたら、15.8だった。それで、足回りを整備した後、もう一度走ってみたら、16.42となった。

ノーマルのにんじん君でも、その前何とか16.0は行ったことから、やはり、スズロイ効果はあったようだと、最近再び思い出した。スズロイがあったほうが、スムーズさが違うように
感じられる。ただ、今使っているオイル添加剤との相性がよくないと即断して取り去ってしまったが、果たしてどうなのか。

今使っている添加剤でも、メーカーは別の液体とコンビで使うように勧めているし、にんじん君のメーカーである、ブリッジカンパニーも、オイ~ルなる製品をセットで使うように推奨している。どちらも、オイルをさらにぬるぬるにして、摩擦抵抗を極端に下げる製品らしい。

さあ、あなたなら、 ど~する!1??マイクロロン+にんじん君でリッター17あたりまで行ったことがあるのだが、今度のシステムに、さらにオイル添加剤を加えて、それを上回れるかどうか、上回れるとしたら、その程度は!?。神のみぞ知る、と言ったところか?。

なお、他のブログでブロスの400ccタイプの例で10万キロ以上走行した結果、燃費はリッター2キロ程度落ちたが、それ以降は目立たない、という話があった。私の場合、まもなく10万キロを超えるが、買ってすぐマイクロロン加工してそのときの燃費からするとリッター1キロは低下したような気がする。したがって、乗っていて、劣化した感はほとんど感じないが、たまにエンジンがカリカリ言ったりすると感じる場合があったりする。これは、イジリウムプラグの影響も考えられ、焼け具合を見たら、今まで2番プラグが悪く、3番プラグが良かったのだが、kトルネード装着後、左右の差は依然としてあるが、差は縮まっているように感じた。写真も撮ったが、ピンボケになったので、割愛し、記録のみとする。
なかのひと