日曜日, 1月 14, 2007
トライアンフの話しは高1で映画の関連で知ったのだが、実際に実物を意識したのは二十歳前後。バス停で、いろいろな国産バイクの音が入り交じるのを聞いていたら、はっとした。ほれぼれする音が響き、目の前を日光方面から水戸方面へと流れていった。
なぜそれがトライアンフとわかったのか、今考えてみるとタンクの文字を見たのだろう。黒いタンクにメッキのカバーがついたようなデザインの国産バイクのタンクしか見なれていない眼には、音もいいがデザインというか配色の妙というか、しっとりと落ち着いた渋い色合いもはっきり外車としての存在感を誇示していた記憶が蘇る。
排気量もハーレーについでナナハンが出るまでは、2番目。バイクで650ccで、スポーティという組み合わせは、当時としては文句なしに最高に感じていた。
当時のバイク雑誌に、BMWやトライアンフのオーナー氏が愛車自慢をする記事があり、各車の特徴を好く捕らえているとおもったが、バイクの醍醐味は英車に尽きる、といいきるオーナー氏の締めくくりが妙に印象に残った。たしかに、バーチカルツインは80キロ以上も出すと振動で手が痺れるということが、最大の欠点だと思っていた。シャフト駆動のBMWの高速性能の好さと静粛性は捨てがたい魅力。
しかし、英国人の趣味としての要素が色濃く反映している精神的要素の魅力というか魔力にも気付いていて、あの歯切れのいい排気音は、真似ができないと思った。最初にのったバイクがヤマハの125ということもあるが、排気音をホンダよりも重視した姿勢のヤマハに魅かれたこともこの音質の魔力の影響があると思っている。
卒業の頃、家にはヤマハのピアノ、ヤマハのステレオセットがあり、無いのはヤマハの650ccの2気筒だけ、と言っていた。いずれトライアンフを真似たヤマハ650が所有できれば、というのが当面の、時代に逆行したような私の将来のバイク像だった。
カワサキのW1も英国車のコピーとしてメグロのバイクから発展したようだが、左ブレーキ、右シフトのスタイルまで踏襲していた。やがて、リンクを介して右ブレーキ、左シフトへの変更されて行くのだが。
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2 件のコメント:
おはようございます。
第14回ツーリングレポートありがとうございました。一部の画像から察しますと荒川の堤防あたりまでこられたのですね。
懐かしいですね、仕事のエリアがさいたま市が含まれず、荒川右岸ということで、志木、新座、和光などへはよく出かけました。
私のブログ引用ありがとうございました。ブログ引用ランキングというのがあり、登録しようかとも考えましたが、ジャンルから逸脱するのは・・・などと意外にテーマが厳格らしいので、やめました。
私は昨日バイクを預け、夕方にはセットアップ終了の通知をもらいましたが、きょうも仕事で受け取りは夕方となります。
ご家族からの宅配便、楽しみですね。今は宅配状況がわかるので、バイクで取りに行かれては!?なんてね。
ウィン95のインストールは、マックでバーチャルPCをいれて、そこにやったことがあります。さらに98を98にアップして動かしていました。
また、マックでウィン2000を動かそうと、0から
インストール可能な2000のディスクを2枚もっています。NECの旧タイプにも対応しています。
CDROMがついていれば、たぶんバイオスをいじって、CDから起動にしておけば、フロッピーなしで2000をインストールできます。
今は使っていません、XPだけですが、お渡しする方法がありませんね、じっさいのところ。
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