月曜日, 3月 07, 2011


さて、今日はETC装置取り付けの日だ。開店は例によって10時からだが、日曜でも昔の土曜日なみに仕事がある。それで、昼過ぎまで会社で一人仕事。午後一時過ぎに予約の確認をしたら、OKだが天気の雲行きが怪しいみたいですが、いいんですか!?と言われあまり歓迎ムードではない様子。こちらは快晴ではないものの、雲間から陽光が差し込み温かい日差し。それで、ゆっくりと気分良く出かけた。能谷方向の空を見ると、やはり全体に鉛色で陰鬱な雰囲気。しかし降られることもあるまいと気にしないことに。

無事着いてみると、お客や物色客などでけっこう込み合っている。従業員もかなり多い。すると、店長かな!?とおもう人から挨拶されたが、実はこれは別人。どうりで顔つきが少し違うなと思った筈だ。で、店長から、すぐ受付で住所と氏名を書いておいてくださいといわれ終わると2時間待ちとなります、といわれた。どこでもOKといわれたので、客の少ないカウンター隅で、雑誌を見たり、iphoneでsunyouさんのブログを覗いたり。するとBMWが欲しいというお客さんが来て、電話番の店員さんと商談中。

けっこう初歩的な質問もあったりして聞いていたり、そのうち飽きてきて店内を散歩。しばらく来ないうちにBMWとハーレーとが増えている。店長は席が暖まる暇も無く小走りで動き回っている。オイル交換だけのお客もけっこう多い。三重ナンバーのハスクバーナなども中古として出ている。それで、もちろん私の下取車は無かったが、決めかかっていたSC40は相変わらずきれいな状態で残っていた。改めてみると、いかにも頑丈な作り、という感じ。フレームのダウンチューブなども一回り太く、ラジエーターまわりも大変きれいだ。これのほうが、値引きもあって良かったかも!?などという思いが強くなったりもする。私の今回購入車は、隠れた部分や目に付きにくい部分に結構錆がでていて、海辺での使用が多かったのでは!?などと思ったりして、以前からどこから持ってきたのか聞いて見ようと思っていたが、なかなか店長と口をきく機会が無い。ようやく、見つけて聞いたらしばらく記憶を呼び覚ましているかのようで、え~と、野田ナンバーでした、との答え。なんだ、下取りも千葉ナンバー、購入も野田ナンバーなら、すぐお隣ではないか。ワンオーナー車ということであったので、16号あたりでその方と出会うかもしれないなどと思った。

黄色のドカが昨日川越で排気音に惚れた一台と同型車。そのうち、私と同年輩と思える方が、黒白系の渋い隼で到着。上下とも革のライダーウエアーを着用。店員が駆け寄って挨拶している。どういう内容でこられたかは知らないが、何か頼んだらしい。その間、やはりBMWに跨ったりしていた。足をあげる動作がきれいだと思った。帰り際に店長がお嬢さんにもよろしくなどと言っていた。そこでまた隼の排気音を再確認した。店員さんに今の方の年齢は!?と確認したら、51~52歳ぐらいだったかな、という答え。ガ~ン、ショック(汗)。てっきり私と同年齢かそれ以上だと思っていたのに。それだけ私は若く見られることは契約時の年齢蘭を見た店長の言葉の端から知ってはいても、何か複雑。老化とはこういうパーセプションギャップに耐えることなんだろうと、改めて思う。最近、急に体重が伸びてきているので、なんとか醜い腹だけでも凹ませようと決意した次第。


そのうち、ようやくETCのテストのためにSC54を始動する音が聞こえる。そっと後ろから覗いてみると、お待たせしていますが、間もなく終了します、もうしばらくお待ちください、などといきなり言われビックリした。これではうかつに近寄れないと、またカウンターへ戻る。先ほどから若いカップルが来て、たかぼーさんと同じVXを物色しエンジンをかけてもらって音を聞いている。気にいったらしいものは、バッテリーの予備で起動しようとしてもかからず、車検か何かで着ている別のVXで始動させ、音を聞いている。店長がいろいろ特徴を説明してたが、燃費はよくないです、とかタンク容量も小さいです、などという説明の辺りで大きくうなずいていた。それからしばらくしたらCB750をやはりエンジンをかけてもらい音を聞いている。一時間ぐらいいたが、二人で礼を言って帰っていった。店長に成約はまたの機会ですか!?と声をかけたら、まだ何が欲しいかという車種が決まっていないんですよ、とポツリと一言。この辺は田舎なんで、ああいう人も多いんですよ、と教えてくれた。自販機で二本購入し、店長から一本おごってもらった。それで、ここではいくらかは知り損ねたまま。飲み終わると、缶つぶし機にかけて平べったくした。スイッチなども付いているので電動かと勘違いしたが、人力オンリーでフートストロング式だった。

やがて、ようやく完成。ETC装置のほかにミラクルパワーもタンクを外した際につけて貰ったが、左右の二本は内部にスペースがなく付かず、外側に無理やり縛り付ける方式で付いていた。コードの被覆を剥がさずにつけたので、U字型が大きく開き割れ目が出来ている。それを見ただけでなんだかあまりよくない予感が再びした。店長に、これはこのRBでバイク雑誌に広告を打っていたので知り合ったんですが、何か評価とか情報とかありますかとお聞きしたら、特に何もありませんというそっけないものだった。Araiのヘルメットと、サービスのジャケットをもらいRBを後にした。オイル交換はどれくらいのインターバルで!?と聞くと3000キロでお願いします、との事。もうすぐでしょ!?などといわれた。これでは会社の近くのRBではなく、こちらに来てやってもらうか、などと思った。15分ですみますからとの事だった。やはりうまく管理されているな~と思った。

で、また、通勤のみの燃費を見ようと定置燃費コースのスタート地点のセルフまで行く。前回ほぼ100%近い通勤使用での燃費は辛うじて16.0であった。今回はまだ170キロほどで、燃料はまだ半分くらいは残っている感じ。で、気になる燃費は、17.7だった。まあ、こんな感じでいくんだろうが、ミラクルパワーの効果は如何にと心ははやる。

先ほど、取り付けて初めてエンジンをかけたとき、ハンドルに来る振動が全然今までと違い大きいことに気づいていた。しかも走り出したら、低速トルクがアップしていて、音が全然違う感じで大変静か。これは、~ひょとするとなどと期待させられた。例のヒュルヒュル~という音がほとんどしなくなってしまった。それで、定置燃費コースを走り終わり燃料補給。前回は43キロを2リットルで走った。一番最初は2.1リットルだった。で、今回はなんと2.31リットルもかかってしまっている。計算するとご覧の通りで、やはり当初から危惧した通り、このエンジンには合わないという感じがまずした。しかし、運転の仕方でも変ることからいろいろ反省もしたが、過去に何十回もやったテストコースなので、そう大きく変るはずはないことは、常識のように思えた。けっこう飛ばした取り付け以前のほうがこれではいいくらいの数値の重さに、家に帰り付くまでに取り外しを決意。直ぐに外したが、3番プラグだけはどうしても無理。それで、翌朝タンクを外さないで取り外す方法を試みることに。どれも二本ずつの締め用の装置がついていたが、ちょっとずらすとプラグコードだけの部分へ移動するので、すぐ外れた。あとは、半田ごてで、奥の一本の締め付け用の二本を焼ききり、あとは棒でつついて外すだけと思っている。

ミラクルパワーを付けたら、shoさんのSC40の場合は効果があったようだが、私の場合、にんじん君だけのときよりまず、ホーン音がダルな感じで低くなり、燃費が落ちた。このバイクに限らず排気量が大きいと、アクセルを開ければ格段に燃費は落ちる。ミラクルパワーの場合、トルクが上がるが、あまり回転はアクセルを開けないとあがらない。にんじん君だけだとアクセルを控えて走った場合、回転の上昇が自然に伴い、アクセル開度を小さくして回転上昇を待つと、例のヒュルヒュル~といった共振音みたいな音が出る。しかし、ミラクルパワーがあるとその音が出ない。つまりどうしても思ったように加速しようとすると、アクセルを開けているのだろう。三個を外して一個だけでもその仮設を裏付けようと走り出すと、先ほどとは大違い、回転上昇が結構あるではないか。しかもミラクルパワー一個でも今までより力強い感じもするが、ホンダのエンジンはヤマハとはちがい低速からガツンと来るような設計にはなっていないようである。静かにスルスルと走り出してアクセル控え気味でも結構走ってくれて、そんな状態が長引くほど燃費は良くなる。2000回点以上からは少々アクセルをひねってもさほど燃費には響かないような気がしている。高速での燃費はノーマルで19.5キロぐらいは普通に走っていても達成できるように出来ているという。最初のノーマルの点火系に電流だけ少し強くする(整流促進効果)にんじん君だけでまた走ってみようと思っている。

とにかくSC40とSC54とは、CBだけは同じで、別物バイクとは、黒ラブさんだけでなくネットでもいろいろ言われている。それだけ、後者はスーパーカブに近いフィールということなんだろうと思っている。吸気系のポート形状なども、40とはちがう形状になっている。

翌朝は雨、傘をさして延長コードをつなぎ半田ゴテをタンク下に。ランプがないと良く分からない。バックミラーが支えになって傘を宙吊り。両手が使えるようになり右手にランプ、左手でコテをゴムホースやワイヤーケーブルなどを焦がさないように慎重に作業。クランパーの一番目が外れたら、排気管上近くまで全体が降りてきたので、難所だった奥のクランプリングを焼ききる。この作業で、ミラクルパワーにも穴があき、中の絶縁体が見えてしまったが、高圧コードは無事の模様。さっそく大丈夫かエンジンを起動する。回すとハンドルに伝わる振動は穏やかで音もヒュ~ン、ヒュ~ンという感じ。ついでにホーンもチェックしたが、びっくりするほどの大音量で、元に戻った感じ。取説にも、効果がある場合と無い場合がある、と但し書きが。無ければ返金いたします、とまで断り書きがたしかついていたな~、ということまで蘇った。いままでありがとう。効果のある機種では、永遠に頑張ってもらいたい。それにしても、先代といい、今回といいとうとうミラクルパワーとは縁が無かったという感じである。縁は異なもの味なものとは、昔から言い古されてきたではないかと思った。

さあ、また仕事・仕事・~・~仕事でR。都内で、とくに銀座管内での同業者たちは疲労でヘロヘロになっている、という噂も最近耳にした。おまけに単価も安い。発注元でも何度も改善の検討をした、というがいい案が纏まらなかった、とも聞く。でもこれを無難にこなしていないと、おいしい仕事も回してもらえないという循環ル~プが確立されてしまっていて、辞めるまで逃げられないのでRR1300。はやく最新のキャドにしてもらわないと、時間がかかってしようがないのだが、替える替えるといいながら、上司は時間になると残業しているお前が悪いといわんばかりに帰るのでR。
なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

ETCもついたし、高速ロングも準備万端ですね~♪

昨日プラグ交換した際に、ブラックバードにもしっかりミラクルパワーが装着されているのを確認しました。納車整備の際につけてもらっていたので、直接見たのは初めてでした(笑)

ブラックバードは最初から装着したので違いは分かりませんが、平均で18ぐらいいってるので効果が出ているものと推測します。

SC54も1300CCで17~18ぐらいなら満足のいく数値でしょう!

nature さんのコメント...

sho様、さっそくコメントいただきありがとうございます。

一度にふたつの事をしたので、ETCのテストはまだですが、こういうものは大丈夫でしょう。リヤのストップランプ系から電源を取ったようです。もう粘着は効かず中でがさごそさせています。何か袋に入れたほうがいい、と言われました。

まあ、以前に比べたらダンチの燃費性能ですが、最初に20キロ台が出てしまったので、ついつい欲が出て、一般道でsho様並、気合をいれた燃費コースで19~20あたりが理想かと考えています。

高速性能はあまりよいとはいえない気がします。フレームがSC40よりは華奢な感じで飛ばすのが怖いです。