月曜日, 1月 28, 2013


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件名: 宮崎正弘の国際ニュース・早読み(日本のアジア外交が劇的転換)
日時: 2013128 6:03:44 JST



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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成25(2013)年1月28日(月曜日)
      通巻第3868号  
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 米国の左翼メディアはまだ「従軍慰安婦」で日本を貶めているが
  アジアの知的メディアは日本のアジア重視劇的転換外交を注目し評価
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 「日本は数十年にわたって自ら課してきた平和主義から脱しようと動き始めた」(アジアタイムズ、2013年1月26日)。この場合、英語のニュアンスの「平和主義」は「敗北主義」と訳した方が良いかも知れないが、その議論はここでは措く。
 アジア太平洋、それこそ豪州からインドネシア、インドを含む広範なアジア地域において、日本は中国の台頭に、アジア諸国との連帯を模索し始めているとアジアタイムズが好意的に観た。

 ニューヨークタイムズなど米国の左翼メディアはまだ「従軍慰安婦」で日本を貶めているが、中国、韓国の方をもつ反日家ジャーナリストの巣窟として、いまや同紙を評価する知識人はいなくなった。
 アジアの知的メディアは日本のアジア重視劇的転換外交を注目し評価している。
 
 「しかも安倍は長き平和主義の象徴だった憲法の改正を謳い、米国の同盟再構築を唱え、アジア諸国に共通の認識となった中国海軍力の脅威に構える」とアジアタイムズが続けている。

たとえば日本はカンボジアと東チモールにも軍事関連物資の援助を開始し、豪州にはハイテク防衛システムの技術を、ベトナムには潜水艦の供与も試みる可能性がある、と同紙は続けた。
 伝統的に日本は首相が替わる度に米国へ挨拶に出向いたが、安倍晋三は米国より先にベトナム、タイ、インドネシアを歴訪したという積極的外交姿勢への転換は重要なターニング・ポイントだと指摘した。
 
 
 ▼アジア援助の中味が戦略的にシフトしている

タイには日本企業およそ8000社がすでに進出しているが、むしろ中国に出遅れていた中小企業のタイ進出をこれからも奨励する。
 事実、安倍はバンコックでインラック首相と会見し、同国のインフラ整備に貢献したいとしてバンコクと地方都市を結ぶ新幹線の売り込みにも積極姿勢を示したほか、原発、チャオプラヤ河流域の治水対策への協力を申し出た。
日本とタイは、これからも貿易、投資の拡大を目指し、洪水対策、鉄道建設、人工衛星、情報通信分野でも協力を約束した。

とくに新幹線はタイにとっての大事業である。総額1兆円のプロジェクトは国際入札を行う。
最大の競合相手は廉価新幹線で押す中国である。

 アジア太平洋の国々と「戦略的関係を深めることが地域の安全保障と安定に寄与し、それは日本の国益に繋がる」と安倍首相は行く先々で演説した。

 ベトナムへ赴いた安倍首相は中国の海軍の横暴に対応するには、ステルス型潜水艦を所望しており、もし日本がこれをベトナムに供与するとなると、「劇的な変化」である。ベトナム訪問に際して、安倍は潜水艦供与を明言した形跡がないが、原発の供与は公約している。
 
 ほかにインドと日本は海上保安庁同志の合同訓練を実施したおり、豪州とは09年以来、日米豪参加国による安保対話が進んでいる。
 まさに日本は「敗北主義から脱皮、劇的な変化」に移行したというアジアタイムズのリチャード・ヘイダリアンの指摘は正鵠を射ているだろう(ヘイダリアンは中東専門家)
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 854回】        
 ――事実は小説より奇なり・・・「偉大な中華民族」の現実(6)
   『毛沢東が神棚から下りる日 中国民主化のゆくえ』(堀江義人、平凡社。2013年)


 ▽
1944年に台北で生まれた著者は、朝日新聞の北京・ウランバートル支局長、上海市局長を務めている。同紙中国報道を最前線で支えてきたわけだ。

著者は「現代中国の原点は毛沢東時代にある――本書はこの視点から毛沢東と?小平の時代を検証し、民主化のゆくえを展望したものだ。江沢民、胡錦濤の時代も?路線の延長にあった」と自らの視点を明らかにし、金権腐敗独裁一途の共産党による有形無形の嫌がらせや弾圧に抗す一方で、「人権も尊厳もなく、ただ虫けらのように生きてき」たゆえに「統治されることに慣れきっている」中国人の無関心と非協力といった劣悪な環境にもめげず、共産党に敢然と異議を唱え社会変革を訴え続ける有名無名の老若男女に取材し、その言動を追い、彼らの著作などを引用し、「中国民主化のゆくえ」を探っている。

著者は数多くの“民主派闘士”に接触し、現在の中国、共産党、中国人に対する彼らの考えを引き出している。そのうちの一部を引いてみると、

■「中国は世界で最も拝金主義にまみれた国」
 ■「人を資産階級と無産階級に分けたマルクス・レーニン主義は間違いだ」
■「一九三九年以降、共産党は日本軍との大きな戦闘に加わらず、解放区と武力の拡大のみに力を入れた。民族存亡の危機に日本人を打たず、そろばんを弾いて勝利の果実を摘み取ったのだ」

■「毛沢東、劉少奇、周恩来、朱徳は、政治面での反封建は徹底していたが、思想面では孔孟思想の影響が残っていた。彼らには封建思想の残余を一掃できなかった」

■「(天安門事件の活動家で)海外に出た連中は口論ばかりで収拾がつかない。彼らは実権を奪ったとしても、共産党より民主的な政権には到底なりえなかった」

■「(最近の)青年の民族主義情緒が気がかりだ。批判されたら敵という心理なら、世界は敵だらけになる。心理的に緊張していすぎる。アヘン戦争以後の後遺症であり、『敵が反対するなら賛成』という毛沢東の影響でもある。一方で少し豊かになると、金持ち心理が芽生え威張り散らす。発展途上国にとって民族主義はマイナスになる」

■「中国、とくに都市では、路上で人が急病で倒れ、車がひっくり返ってけがをしても、通行人は取り囲んで眺めるか、時には楽しむものはいても、手を差し伸べて、助けようとする人は極めて少ない」
 
どれもこもれも“正論”だろう。だが空恐ろしいのは最後の一文だ。
じつは「八十年前の魯迅の雑文『経験』」の一節なのだ。ならば中国は80年前に戻ってしまった。あるいは中国人の意識構造は根底で進歩も変化もなかった。いや、悪癖が復活したとでもいうのか。
 
そろばん勘定で「摘み取った」「勝利の果実」を手放すことなく、ついには中国を「世界で最も拝金主義にまみれた国」にした共産党に対する著者の批判は、極めて“アサヒらしからず”と評価したいが、「少し豊かになると、金持ち心理が芽生え威張り散らす」中国人を民主で救えるとする思い込みの強さは、やはり“アサヒそのもの”といっておこう。
 
ところで毛沢東、劉少奇、周恩来、朱徳、?小平らがにこやかに握手を交わす写真を挙げ、著者は62年当時の共産党首脳の関係を語ろうとするが、写真解読の専門家の一部には団結を装うために後日に作り上げられた偽造写真との見方が強い。
自らの主張の論拠に疑惑のある写真を説明もなく使うとは・・・流石に「珊瑚事件」のアサヒだ・・・感服。
《QED》
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(休刊のお知らせ)小誌は明日29日から2月3日まで休刊です。
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件はアルジェリア軍の強行突破により終息したが犠牲者は日本人10名、フィリピン人8名、英国人3名、米国人3名と報道(15日現在)と報道されているが、なぜか武装勢力側の犠牲者数は公表されていない。
今回の事件で日本人犠牲者数が最多だった理由は何か。
人質を取った武装勢力側に立って考えてみれば明瞭である。何しろ日本という国は「人命は地球より重い」と言っているではないか。であれば身代金を最大化できる人質は日本人以外にあり得ないではないか。今回の武装勢力側の誤算は人質解放交渉に移る前にアルジェリア軍に攻撃され自滅してしまったことだろう。
さて、そもそもアラブの春と持て囃し、独裁国家が民主国家へ変身したかの如きマスコミの錯覚が間違いだろう。アラブの春のドミノはチュニジア、エジプト、リビアと伝播したが今やシリアで頓挫しているだけでなく、ドミノが通過した3国は相変わらず混乱が収まらずイスラム武装勢力の温床と化しているのではないか。
とくにリビアのカダフィ大佐を殺害しリビアを解放したという主張は間違いである。偉大な指導者カダフィ大佐は「緑の書」で自身の国家観を明確化し、多数の部族からなる自国の統治原理を欧米型の代表民主主義ではなく、部族原理を基本とした独自の社会民主主義に置いた。豊かな石油収入を活用して、カダフィ大佐は教育に力を注ぎ、自国民の識字率を格段に向上させ、また女性の地位向上にも努力した。かくて国民の支持も高かったカダフィ大佐を欧米の傀儡勢力が倒してしまった結果何が起きたか。
リビア軍の軍人は近隣諸国から集まった傭兵が主体だったが、カダフィ大佐という玉の緒が切られて、傭兵たちは玉と散った結果、彼らは与えられていた豊富な武器と共にアルジェリアをはじめ近隣諸国へと潜入しイスラム武装勢力と化したのである。
今回の人質事件も本を正せばカダフィ大佐の殺害に端を発していると言えるのではないか。
「アラブの春」は今や「アラブの砂嵐」と化し、北アフリカ諸国から中東諸国にかけて、猛威を振るうことになるだろう。
(ちゅん)


(宮崎正弘のコメント)カダフィの亡霊が砂漠を席巻している構図ですか。カダフィの近代化はイランのパーレビ、イラクのサダムフセインに似ています。エジプトはムバラク以後、ひどくなりました。チュニジアもシリアも無政府状態。アラブの春の結果です。



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(読者の声2)フランスの部隊のマリへの派遣は、当初世界各国で批判されていますが、この度のアルジェリアでの惨劇の後、称賛されるようになりました。
アルジェリアでの惨劇で得をしたのは、フランス政府と今後日米欧の企業が進出をためらう中で北アフリカでのプラント建設で漁夫の利を得るであろう中国系企業でしょう。
マリという国名を聞いて今から20年ほど前に週刊新聞紙 The Economist に掲載されたマリに関する特集記事を思い出しました。
(1)マリの経済・社会・農業をダメにしたのは、米国政府の農業援助と欧米の自国の農業保護政策である。米国政府の援助で農業地帯から都市への道路が建設され、農業地帯には米国政府の援助により商業作物が栽培され、欧米に輸出される。その結果、自国民が食べる食物は、欧米の農業保護政策により、安い価格で輸入できる小麦等にとってかわられる。
マリの農民が栽培している食物用の作物は採算が合わなくなり、作られなくなる。その結果、農村の貧困と飢餓が起きる。アフリカの飢餓をなくす一番良い方法は、欧米諸国が自国の農業保護をやめ、農産物価格を上昇させ、開発途上国の農業を採算が取れるようにすることである。
まさに、あの記事の内容が悪い方向で的中しています。ただ一つの救いは、遅まきながら世界中で農産物価格が上昇していることです。ところで、推理小説の世界では、利益を得た者が犯人とされることが多いのですが、今回のアルジェリアでの惨劇でそうなら、第二の通州事件ともいえます。

(2)貴誌通巻第3867号(読者の声1)でSJ氏がロシアにとって「広大なシベリア」の重大さを指摘されましたが、これは慧眼です。1990年代に米国の投資家の間で沿海州の土地を買うことが流行しましたが、あれは大儲けとなっていることでしょう。
二束三文の価格で買った土地が、中国人の進出で都市化が進む中、値上がりしているのではないのでしょうか。私は、土地価格がどうなっているのか確認していませんが、そのように推測いたします。
(ST生、千葉)


(宮?正弘のコメント)ナホトカのチャイナタウンは幽霊屋敷、中国人経営のホテルががらんどう、これらはロシアが突如、中国資本を排斥した結果でした。ウラジオの現状は、いま分かりません。どなたか直近でウラジオへ行った人のレポートを待ちたい所です。



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(読者の声3)左翼かぶれは子供の時に一度は罹るハシカのようなもの、という人間は多いでしょう。私自身も中学・高校時代など当時の社会的風潮からも左翼的考えに毒されていたように思います。
それでも学校教育では任那に日本府があり、慰安婦問題も南京大虐殺もなく、第二次大戦では日本の版図が東南アジアから南洋諸島まで赤色で記され、それ以前はタイを除いてすべて欧米の植民地であり、日本の侵略などといった言葉はありませんでした。
ですから日本は戦争には負けたが悪い国だったという考えはなかった。
1960年代、祝日にはどこの家も日の丸を掲揚していたのに1970年代には激減したように思います。
2010年に尖閣諸島で中国漁船が衝突した事件のビデオを公開した元海上保安官の一色正春氏、一世代も年下ですが、彼も若い頃は共産主義的な考えだったという。

『私自身はもともと共産主義的な考えだったため、人類が皆平等で、国境もなくなって世界が平和になればいいと思っていました。しかし、色々な国を訪れるうちに現実はそんなものではないと知ったのです。学校教育では日本が悪い国だと教えられましたが、例えばインドネシアへ行くと「第2次世界大戦後のインドネシア独立戦争の時、何百人もの日本兵がここに残ってオランダと戦ってくれた」という話をされる。
そんなことは教科書で教わらなかったわけです。色々とそうした話を聞くうちに、日本が極悪非道な国家ではないと気づくようになった体験は大きかったです。外国に出ることが全てではないですが、日本の中にいると外が見えないですよね。以前アラブ人と話した時に「なぜ日本はあんなに米国にペコペコするのか。日本は日露戦争にも勝利したじゃないか」と言われ、改めてハッとさせられました。東南アジアの国を訪れると「旧日本軍がいたころは良かった」と話す人もけっこういるんですよ。もちろん全てにおいて日本が良かったとは言いませんが、このように両方の意見が存在しますから、一方に偏らずどちらにも耳を傾けることが大事だと思います。』

若い世代はネットでさまざまな情報に接するためまともな人が増えている印象ですが、団塊の世代では死んでも治らないバカが害毒を振りまいている。中国に媚びへつらい「尖閣に領土問題が存在する」という宇宙人、韓国に魂を売ったのか「赤旗」で安倍政権を批判する加藤紘一。「隠れ左翼」だと思っていたら正真正銘の左翼でした。

朝日新聞を定年退職の元主筆、若宮啓文、わかみやではなく「バカ宮」だろう、と検索すると本当に 「アカヒ新聞主筆バカ宮は支那へ帰れ!マスゴミ殲滅デモ」という動画がヒットしました。
「朝日新聞の葬式は国民が出す」というデモ、これは「安倍の葬式はうち(朝日新聞)で出す」という若宮の思いあがりもはなはだしい発言への反発でした。
安倍政権に対する国民の期待は安倍総理の行く先々での大歓声で明らか、大相撲の表彰式でも場内からはものすごい歓声でした。
デフレ脱却への期待はさっそく始まっています。
近所の大手スーパー、競合店との不毛な安売り競争、食パン一斤57円まで下落していたのが、年明けには63円まで上昇、100円均一がメインの生鮮コンビニも惣菜を中心に100円以上の商品の品ぞろえを強化しています。日経平均株価の週足は11週連続上昇で1971年以来42年ぶりとなる上昇ぶり。昨年5月のベトナムでは米ドル預金の金利が5%台、ベトナムドンでは9%前後、中国では一年もので3%以上、タイでは2.5%前後でした。
日本でもかつては定期預金金利が5%以上が当たり前だった時代がありますが、若い人には信じられないでしょうね。
韓国では円安ウォン高を警戒しているようですが、1997年のアジア通貨危機の時には100円=1000ウォン。現在は100円=1165ウォン程度ですから、まだ円高といっていい水準です。
ただし物価を見ると日本がデフレだったのに対し韓国はインフレでおおむね5割ほど高くなっています。100円=1000ウォンまでウォン高になれば交通費以外は日本のほうが安いかも。
民主党政権が円高を放置していなければ家電業界の大赤字もなかったでしょう。
リーマン・ショック時には1ドル=110円レベルですから、1ドル=90円はまだまだ調整なかば。円安で輸入物価が上昇すると騒ぐマスコミもありますが、1979年のイラン革命に端を発する第二次オイルショックではガソリン1リットル180円でした。食料品の価格がほとんどの商品で30年前よりも下がり、衣料品など数分の一に下落しているのに新聞・雑誌は一貫して値上げしてきました。とくに新聞は文字が大きくなり情報量は激減、海外の新聞が政治・経済・スポーツといった項目ごとに10ページから20ページを割り当てていて、時には100ページにも及ぶのに日本の新聞はペラペラ・スカスカ、値段だけは高い。
数年以内に何社か潰れるでことでしょう。
テレビでは韓流ゴリ押し反対デモに対し、「嫌なら見るな」といったフジテレビの視聴率低下に歯止めがかからず、「民意」は正直なものです。安倍政権にケンカを売った朝日新聞の今後が見ものですね。
  (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)拙著『朝日新聞のなくなる日』(ワック)も是非。
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(休刊のお知らせ)小誌は海外取材のため1月29日から2月3日まで休刊となります。
次号は2月4日号からです。
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
『2013年の中国を予測する』(石平との対談第三弾 ワック、980円)
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『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)再版
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平と対談第二弾 ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第壱弾。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2013 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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月曜日, 1月 14, 2013

今日ふとブラウザを見たらアッと思った。今年に入って二度もUFOへの体験試乗の案内に申し込んでいたのだが、二回とも失敗に終わり、???と言う思いがしていたのだが、体験者たちのコメント特集が掲載されているではないか。

開いて見て昨晩のフライト経験はなどというタイトルを見た途端に、ああ、アメリカ時間だと日本時間より一日遅いので、期待して寝る日付を間違えてた!!と瞬時に思った。12日土曜日の晩という指定は、日本だと13日日の晩ではないか。次回に試して見よう。

http://ettechnology.web.fc2.com
というサイトでgenieoというソフトを紹介された。これはグーグルで検索した画面。
私はUFO関連、光の銀河連邦(合)などに関心があるので、インストールしたらそういった関連記事がズラリとブラウザの起動ページに表示されるようになった。

新年4日には初めての招待があり、さっそくメルアド登録をして申し込んだ。フライトは5日の晩だと言う。


これがその内容。下の方の注意事項を見ると、
就寝前の注意事項などが記されている。これは毎回同じようだ。
登録前の日本からの参加人数は61となっており登録後は62となった。現在は66となっている。4名増えたが、欧米の参加者や他の世界から比べると少ないほうだ。
二度目の招待は、メルアドに直接届いた。コブシの花が添えられている。

ただ申し込みがメルアドだけでいいのかという不安が残る。あとで、体験者たちのコメントをじっくり見てみよう。
コメントはこちら。

一方、アメリカは今安倍首相訪問どころではないNESARAが開始されたばかりで、箝口令が敷かれていているようだ。南北戦争以来の負の慣行は今年から政権が本来の政権ではなくコーポレーション状態であり、FRBも元旦には期限が切れ、・・・・・外部からは伺い知れない状態のようだ。

NESARAについては
が詳しく、より直接的には
が詳しい。あちらからのものは以下。
http://spirittrainchronicles.com/2013/01/08/5510/?blogsub=confirming#blog_subscription-2

木曜日, 1月 10, 2013


差出人: 有)宮崎正弘事務所 [メルマ!:00045206]
件名: 宮崎正弘の国際ニュース・早読み(財務長官に指名されたルーって誰だ)
日時: 2013110 10:22:50 JST



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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成25(2013)年1月10日(木曜日)弐
        通巻第3856号 
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 え、ジャック・ルーって誰だ?
  次期財務長官にウォール街とは無念の堅物を起用
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 ルービン、ポールソン、ガイトナーと続いてきた歴代財務長官で「辣腕」筋は全部ウォール街からの猛者である。現長官のガイトナーはルービンの弟子筋。親中派。ポールソンは、あるいは前中国大使の丹羽よりも親中派だった。

 オバマ政権は、こんどジェ一コブ・ルー(通称ジャック・ルー)なる無名の堅物を次期財務長官に充てるという。
 これは強欲資本主義との訣別を意味するか?

 ルーはワシントンの玄人筋では意外にしられた存在で黒子に徹して、国務次官から予算局長。おもに議会調整を受け持ち、とりわけ政府債務上限引き上げの議会工作を担当してきた。

ウォール街との接点は過去にシティグループで働いたことがある程度。ただしシティでは、ウェルス・マネジメント・ファンド(WMF)を担当した。

 ジェイコブ・ルーの父親はポーランドからの移民。ルーの信奉するのは正統ユダヤ教である。ルーはハーバード大学からジョージ・タウン大学に学び、最初は電力関係の弁護士。政治の縁は薄かったとされる。

 「われわれが99%」という運動は民主、共和の党派性を越えて、富裕層への反逆。とくに議会がウォール街の思惑に添って数々の規制緩和を実行し、富裕層が富んでも貧乏人は救われない政治への抗議だった。

 ウォール街はオバマ有利と見るや、オバマに献金し、その前は共和党を袖にしてもクリントンに献金し、ウォール街の代弁者を財務省に送り込んできた。

 ジュニア・ブッシュ時代の初期、スノーとオニールというウォール街に無縁の実業家を財務長官に充てたが、業績はサッパリ、それでブッシュはいきなりポールソンをウォール街から引っ張ってきて経済を活性化させた。


 ▼この財務長官で「財政の崖」を乗り切るのは難しいのではないか

 オバマが直面しているのは「財政の崖」の続編である。
年初にはかろうじて議会を説得して乗り切った危機も時限立法のため3月1日が期限である。
もう一度、「財政の崖」に直面するばかりか、もう一つの難題は政府債務上限の改定(現在16兆3940億ドル以上の赤字債権を発効できない)である。こちらのほうは2月中旬に「締め切り」がやってくる。こういうときに堅物ルーが長官となって、はたして財政危機を乗り越えることが出来るのか。まして正統ユダヤ教信者ともなれば原理原則重視、融通が利かない堅物が多い。

共和党はオバマの財政法案に反対の構えで、ライス国連大使の国務長官人事を葬り、つぎはヘーゲル国防長官とケリー国務長官の指名承認公聴会でも反対論が沸き上がり波乱含みである。
ましてや財務長官となると? 米国政治に不安材料がまたひとつ増えた。 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 846回】   
   ――言わせておけば、いい気になって・・・(6)
     『中国大趨勢? 中国拒絶捧殺』(舒秦峰 中華工商聨合出版社 2011年)


 △
ズバリ副題が「中国は捧殺(誉め殺し)を拒絶する」というのだから笑ってしまうが、捧殺拒絶の理由が日本にありというのだから、悔しい話だが笑ってばかりいられない。

著者は「第二次大戦後、日本経済は猛烈な勢いで成長を遂げ、20数年足らずの時間で廃墟の上に一大経済強国を作り上げてしまった。当時の西側世界による日本への“捧殺”は現在の中国へのそれどころの騒ぎではなかった。
1979年、アメリカ人学者のエズラ・ボーゲルが『ジャパン・アズNo.1』で日本は多くの部門でアメリカを超えたと指摘すると、10年ほどの間だが、日本の得意は絶頂に舞い上がり、この世の春を謳歌した。

やがてバブル経済の破裂がキッカケで長期停滞に陥り、苦境に喘ぐ」というのだ。あの時、確かに日本は「知日派」を詐称するペテン師の詐術に引っかかった。苦々しい思い出ではある。だが正直なところ、やはり中国人のアンタには言われたくない

さて気を取り直して、著者の言い分に耳を傾けると、「中国モデルに対する高評価は、すでに国の内外でみられる流行であり、時代の潮流となった。・・・中国が己を失って有頂天になるなら、本来進むべき方向を見失ってしまう。
かくて“過度の評価”は“捧殺”に転ずる。誉め殺しに左右されることなく、潜心陶冶し、自らの脆弱性を克服してこそ真の大国となりうる。これこそが大勢の赴くべき当然の姿だ」――これが著者の基本姿勢らしい。敢えて、その意気や壮といっておこう。

かくして著者は中国を持ち上げる外国人を徹底的に切って捨て(「第一篇 誰把中国捧上了天」)、ホラの類を吹きまくる中国人を完膚なきまでに論破し(「第二編 誰在自己吹捧」)、内外からのタメにする捧殺を拒絶し(「第三篇 中国拒絶捧殺」)、真に進むべき道は中国が自らに内在する脆弱性を根底から克服して名実共に兼ね備えた大国を目指すべきであり、それこそが中国の歴史的使命である(「第四篇 真正的趨勢:告別脆弱、做実至名帰的大国」)と力説する。

かくして「内外の中国の発展モデルに対する評価が高まるにつれ、そこにこそ危険性は潜む。・・・中国の総合的な国力が強まれば、中国伝統の中央帝国というあの優越感が歴史の彼方から顔を覗かせ息を吹き返し、内外からの中国に対する諂いの声は根拠のない歴史的優越感を蘇らせてしまう。

こういった己惚れそのものの精神状態こそ、断固として避けなければならない。それというのも、経済建設であれ制度建設であれ、いま中国がなさなければならない任務は余りにも重いからだ。現在の中国は依然として脆弱だ。かくも多大な脆弱性の要因が、いま解決の時を待っている。

であればこそ、現状にハシャイでいられる理由などない。・・・ペルシャ帝国、ローマ帝国、唐帝国、大蒙古帝国であれ、一たび唯我独尊に陥り、他という存在を見下すことになるなら、再び他を受け入れることはなくなり滅亡に向かうしかない」と“殊勝”な台詞を口にする。

だが、何せ徹頭徹尾夜郎自大な彼らである。「シンガポール国立大学政治学部教授の鄭永年が著者に語った」と断りながら、矢張り限りなく唯我独尊振りを発揮してくれる。曰く「中国の政治要路は今に至るまで冷静な判断をもち続けている。『現在に至るまで当局は中国モデルという概念を公式に認めてはいない』」と、飛んでもないウソを持ち出す。
著者の「中国拒絶捧殺」こそ思い上がりだ。
豚は煽てりゃ、空だって飛ぶンです。
《QED》
   ◎
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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  ♪
(読者の声1)貴誌前号の「HSBC手持ち平安保険株売却」についてですが、平安保険株を引き受ける、タイのタニン・チョウラワノン(謝国民)率いるCP集団はご指摘のように「保険とは無縁の農業農作物飲料水関連大手」ではありますが、総帥のタニンは典型的華人商法の遣い手で、かつてアメリカのGMと組んで上海で自動車工場を作ろうとしたり、儲かるものには何でも手を出すわけです。
かねてから金融業進出も狙っていたわけで、まあ「渡りに船」といったところではないでしょうか。
香港返還の際、民間側で返還を支持しようという触れ込みで親北京系の超有力企業家が江沢民ヨイショの「香港明天更好基金会」を作りましたが、同基金会の最大のスポンサーがタニン。ちなみにCP傘下の流通業のロータスの一号店は上海。平安株取引の裏側にタニンと上海派の繋がり臭います。
(樋泉克夫)



  ♪
(読者の声2)HSBCはベトナムでもバオベト・ホールディング(BVH)の株式18%を住友生命保険に売却しています。BVHは強いブランド力をもつ老舗金融機関で、生損保・銀行・証券などをやっています。
ご参考までに。
 (RE生、ハノイ)


(宮崎正弘のコメント)中国政府は9日、政府系銀行に対して、平安保険への新規融資を禁止しています。つまり経営危機に陥る危険性があります。



  ♪
(読者の声3)毎回貴重な分析を拝読させて頂きまして、ありがとうございます。下記案内の通り、日台関係強化に役立つ台湾関連映画の案内が届きましたので、ご紹介させて頂きます。李登輝先生も映画に出演されているそうです。ご都合宜しければ、皆様にご紹介頂きます様、宜しくお願い申し上げす。
第25回東京国際映画祭で特別上映されて以来 一般公開はいつ?とお問い合わせ戴いていた 「空を拓く 建築家・郭茂林と言う男」ですが 来春【2013年2月2日(土)10:20より】 東京・渋谷のユーロスペースにて公開、と決まりました。
監督:酒井充子/企画:加藤美智子/配給協力・宣伝協力:鎌田英嗣/製作委員:田代實範、鳥羽展維
製作・著作・配給:特定非営利活動法人ベーシック・ライフ・インフォーメーション協会、郭茂林ドキュメンタリー映画製作実行委員会
【入場料金】一般1700円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円
劇場:ユーロスペース2
期間:2013/02/02-終了日未定
監督:酒井充子
出演:郭茂林、李登輝、呉家禄、藤森照信、大室康一、鐘鏡輝、黄南淵、謝宗哲ほか
2012年/日本/HD/カラー/16:9/85分/ステレオ/ドキュメンタリー配給=株式会社FLACOCO
鑑賞券の申込先 特定非営利活動法人ベーシックライフインフォメーション協会
郭茂林ドキュメンタリー映画製作実行委員会
担当:加藤美智子(090-3065-4824)

(作品解説)1968年日本に初めて100mを超す「霞が関ビル」が誕生。まだ高さ制限31mだった1960年代前半、このビルの建築チームのリーダーとして参加したのが郭茂林だった。東京大学で建築を研究してきた郭は、この巨大プロジェクトに精鋭たちの力を集約し成功へと導く。その後日本を代表する超高層ビルの高さ記録更新を続け、副都心の開発も手掛けた。プロジェクトが大きくなるほど郭の存在感は増していく。台湾生まれの郭は同郷の政治家、李登輝と共に台北市の都市開発にも尽力。仲間を信じることで皆から愛されていた男の人生を追う。
郭さんから頂いたメッセージは、今も私の心に焼き付いている―安藤忠雄
1968年(昭和43年)日本に初めて100メートルを超す「霞が関ビル」が誕生した。まだ高さ制限が31メートルだった1960年代前半、当時の三井不動産社長の命を受け、このビル建築チームのリーダーとして参加したのが郭茂林だった。「ひとりでは何もできない」。戦前台湾から上京し、20年近くも東京大学で建築を研究してきた郭は、その間に培った人脈をフルに活かして学会の権威や建築業界の精鋭たちの力を集約。そして過去だれも成し得ていない巨大プロジェクトに真っ向から立ち向かう。数知れない難関を乗り越え、高さ制限の法律改定、H型重量鉄骨の開発、各種建築新工法の考案などを実現し、日本初の超高層ビル建設を成功へと導いていった。
その後、浜松町の世界貿易センタービル、新宿の京王プラザホテル、池袋のサンシャイン60と、高さの記録更新を続け、日本を代表する超高層ビルを次々と築いていく。郭の活躍の場はビル単体にとどまらず、新宿副都心開発も手掛けた。だれに対しても臆することなく接し、プロジェクトが大きくなればなるほど、郭の存在感は増していった。
台湾生まれの郭は、台北駅前の新光三越ビルを自ら設計した。台湾を旅したことがある日本人なら、だれもが一度は目にするであろう超高層ビルである。そして同郷の政治家、李登輝(初代台湾人総統)と共に台北市の都市開発にも尽力する。
郭は90歳を目前にした2010年秋、故郷への旅に出た。青春時代(旧制中学卒業まで)を過ごした台湾で何を振り返り、何を伝えようとするのか。仲間を信じることで国籍を問わず、だれからも愛されていた郭茂林の人生を追った。
  (MU生、足立)




  ♪
(読者の声4)現在のデフレの元凶は小泉純一郎・竹中平蔵の両氏にあると考えます。竹中平蔵氏が日銀総裁に就任した暁には安倍晋三総理提唱の経済活性化策への最大の反抗勢力となり、計画は頓挫すると考えます。
残念ながら安倍晋三総理は竹中平蔵氏ぞっこんの様ですね。先生のお考えをお聞かせ頂けましたら幸いです。
(KT生、長崎)


(宮崎正弘のコメント)竹中教授が日銀総裁というのは観測気球、本命は別にいると推測しています。アベノミックスは期待が高いだけに、これから失望に変わっていくと相乗的な心理悪化が伴いますので、近未来はまだまだ計測不能です。
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<宮崎正弘の新刊>
『中国を動かす百人』(双葉社)
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♪♪
『習近平が仕掛ける尖閣戦争』(並木書房、232p、並製。定価1575円)

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<宮崎正弘のロングセラーズ>
『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』(文芸社、1680円)
『中国が世界経済を破綻させる』(清流出版、1680円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
『2013年の中国を予測する』(石平との対談第三弾 ワック、980円)
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平と対談第二弾 ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第壱弾。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2013 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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日曜日, 1月 06, 2013

今年の正月は暮れから親戚が泊まりに来たり、暮れの28日になってから、せっかく買い込んだインク詰め替えセットをプリンターが認識せず、大慌てで新プリンターを買いに走ったりしたせいで、短い三が日はいろいろな対応に追われ、出かけずじまいだった。

6日は休みが取れたので、11月末から変えた通勤バイクが走行2000キロを超えたところで、スズロイ効果もどうやら出て来だした感があり、ちょっとプチツーにトライしてみた。コースは昨年2月5日にトライしたコースと同様で時間帯もほぼ同じである。

出がけに近くのGSで満タンにして燃費をみたら、31.75で購入以来の最悪を記録した。毎日郵便局まで何度も往復したせいらしい。その次はと記録を見たら31.08というのが12月13日にあり、これが改めて最悪となった。

最良は、休みに入る前、コンスタントに自宅と会社を往復したときで38.70である。11月末に中古で購入し、というより以前の1300と交換し、二三日後に秩父往復したときに37.89を出し、予想以上の値に驚き且つ予想が当たったとようやく合点が行った。

RBで初めて対面したときは単気筒らしい振動に改めてビックリした。やはりカブより100cc以上大きいだけあって、ハンドルにも今まで予想もしなかったようなブレを感じた。帰る途中であまりに非力なくせに振動や音はかなり煩く感じた。かねてからの予想通りの悪条件にこれから処理する予定のいつもの私のクセが効果がありそうだと、期待が膨らんだ。その晩、さっそくフッソ樹脂パウダーマイクロフロンを微量のオイルと乳鉢で調合し、次の朝バイクに流し込んだ。湿式クラッチ式のバイクには、クラッチが滑る可能性からメーカーは使用を推奨していないが、ビッグ1以来使い続けている。試乗して、数メートル以上走ると、今までにない効き目を感じた。やはり単気筒には効き目が露骨に現れるのを実感した。

そして、休みの日、バイクのシートを外して最小の12Vバっテリーが何処に着いているか確認し、軽自動車用のにんじん君、トルネードを装着した。このトルネードは、発売当初の製品とは異なり値段もアップし、1300でにんじん君ツインGTと併用するとパワー感は格段にアップするが燃費はその分落ちるので、すぐに使用を辞めた製品であった。ただ、そのパワーアップ能力が半端でなかったので、これを本来の軽で使用したら果たして、どんな効果が出るか、試さずにはいられなかった。

で、付けて直ぐに秩父往復していきなり37.89という数字が出た。当初とはエンジンレスポンスが段違いの別ものエンジンと2〜3日でフィーリングが変わった。しかし、まだ欲が控えていて、これにスズロイ効果が加われば、さらにまろやかに静かなエンジンとなるだろうと期待し、仕事の終わった隙にスズのインゴットから、経験上、この位のサイズあたりが適当だろうと思われるキャラメル一個より多少小さめのスズ片を糸鋸で削りだしてタンクに投入した。この効果が出るまでには平均して2000キロ以上走らなければならない。

今まで6年間つき合ったリッターバイクとあまりに違う車重と燃費には驚きの連続だった。
車格上は軽二輪であり高速も何とか通行できるのだが、99%街中しか走らないし、速度もせいぜい80キロ程度までという走りが大半である。以前の1300で街中を走ると125あたりのスクーターにも抜かれるし、広い道で抜き返してもちょっと混むと身軽なバイクにどんどん先へ行かれてしまう。それで重いバイクがだんだん疑問に思うようになっていた。リッター30走る軽を選びませんか、というフレーズが頭のどこかに染み込んでいた。

最悪の燃費を記録した時は我が目を疑ったが、そういえば大宮のアップルショプに出かけた時で、大渋滞であったが、それにしても悪いなとおもったら、スズロイ投入1500キロ近辺だった。最近燃費が少しづつ当初取り落ち気味であった理由が分かるような気がした。
正規のモータロイの宣伝文でも1500キロあたりで燃費が1〜2割落ちますが2000キロを変えたあたりから燃費が向上し出します、と確かに書いてあった。では後少しの辛抱だといいきかせ、2000キロ走行を待った。で、少しでも悪燃費を改善すべく空いていたミラクルパワーをプラグコードに取り付けた。すると、うれしいことにこれもまた、低速トルクがあきらかに上昇する感じがした。この感じは黄色のアース付きより、オレンジのアース無しの方が強く感じたので、オレンジを黒く塗り、黒のコードに付けた。

その後35.47、34.44の後38.70が出た。このときは2000キロを丁度超えたあたり。この頃には音が大分静かになって来て、走りに余裕が出て来ていた。当初の気ぜわしさは影を潜め、軽自動車のように静かに走る。

今日、昨年と同じように走ってみたが、道は普段より空いていたし、楽に車の流れに乗ってバイクらしく走れた。走行距離50〜80キロあたりで両肩がすごく凝って来たが、次第に
消えて行った。軽いということはすり抜けもやはり大変楽であることが改めて実感された。
前回と同じGSで、前回走行121.4キロより少し少ない119.2キロで消費燃料はご覧の通り。燃費はもちろん、最高の39.47だった。1300のときは20.64だった。このバイクのカタログ燃費は43.0(60km/h)で、1300の方は25.0であった。39.47/43=0.917...
20.6/25=0.824
もし、同じ数字となるためには22.925位の燃費が必要である。が非公式には短距離で22.0が最高であったからいろいろ同様の処置を1300にも施したが思った程ではなかったことになる。じつは、体重制限も考えていて、最高リッター40位は持って行きたい所である。

木曜日, 1月 03, 2013


差出人: 有)宮崎正弘事務所 [メルマ!:00045206]
件名: 宮崎正弘の国際ニュース・早読み(蘇るか、ゴールドスタンダード)
日時: 201313 9:33:27 JST




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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
  平成25(2013)年1月3日(木曜日)
        通巻第3849号 <新春増大号>
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金貨は悪貨を駆逐する
   ブレトンウッズ体制の変質の影で
*******************

 金(ゴールド)をめぐる動きが活発化している。
 世界一の投機家といわれるジョージ・ソロスが大量に金塊を購入し、金鉱山企業に投資し始めている。春からの動きで、商品市場関係者やファンド筋が注目している。
 というのも日本のマスコミには伝わらないが、国際情勢の裏側では「金本位復帰論」が経済論壇、投資サークル、通貨ヘッジ・ファンドの世界を猖獗している。
 草の根民主主義やティパーティなど米国保守派の間で金本位復帰論は「常識化」している。この事態の深刻さを認識していないのは国際政治の蚊帳の外に置かれた日本くらいではないのか。
 欧米のみならず中東から印度、中国にかけて目端の利く投資アドバイザーらは「十年以内に世界通貨体制の基軸から米ドルとユーロが降りて、金、プラチナ通貨が主流となり、金本位制度が復活する」と言っている。

 はじめは漣(さざなみ)ていどの噂だったが、いまやゴールドショップは長い列、欧米の通貨は中国や印度やブラジルなど新興工業国家の外貨準備から徐々に外されているのだ。しかるに日本では金本位制復帰論など「荒唐無稽」「アナクロ」「バカも休み休み言え」と受け取られ、目下の話題は「インフレ率2%が目標」という安倍次期政権の標語である。
 尖閣諸島を中国軍が攻撃しても米国が守ってくれると考えるのは一種信仰に近い平和ぼけであるように、ペーパーマネーによる国際通貨体制の崩壊というシナリオも考えられない事態ではない。

 シュメールやメソポタミアからの世界史を振り返っても、通貨の興亡は悲劇と喜劇を演じたが、永遠不滅に変わらない価値は金(ゴールド)だった。ヒッタイト、カルタゴ、ローマの金備蓄をみよ。

 ▼金本位制復帰の準備がない日本

 2008年のリーマン・ショック以後、金価格は連騰、高騰を演じ、一オンス=1700ドル台からいずれ2000ドル台をうかがう気配となっている。
 そのうえ世界中で産金ブーム、金消費は旺盛である。日本には中国から「押し買い」が目立つ。ごっそりと金地金が中国へ輸出されている。
 中国は産金と金消費で世界一だが、国家備蓄としての金も世界四位に食い込んで米・独・仏を追い、英国を抜いた。ドイツは日本と同様に金備蓄ゼロだったが静かに着実にため込んだうえ最近は米国フォート・ノックスに預けた金塊の返還を求めている。オランダも、この列に加わったが、日本は米国に信頼を置いて預けたまま、しかも国家意思として増加させる気配がない。
 世界経済論壇ではロバート・ゼーリック前世銀総裁が「金本位復帰は選択肢のひとつ」と明言し、ノーベル経済学者のロバート・マンデル教授が金本位理論を唱えている。
 具体的にどうするか詳細なプランは不透明だが、金とリンクした新札、金と兌換できる米国国債の売り出し等、多角的なことが考えられる。列強はひそかに金本位制度へ復帰を画策しており、戦後の世界経済システムを米ドル基軸と決めたブレトンウッズ体制が大きく揺らぎはじめた。 
             (「北国新聞」「北風抄」、12月24日からの再録です)
    □□
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◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ☆
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 朝敵の汚名を着せられても愛と正義の会津魂は消えなかった
  日本人の精神が脈々と会津人士に生きた その象徴が山本八重である

  ♪
櫻井よしこ『日本人の魂と新島八重』(小学館101新書)
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 本書を最初に手にしたときの意外感。(えっ。櫻井さんが山本八重に挑む?)
 動機は何なのか、つかみ所がなく、訝しんだ。そして読む前の感想とは「櫻井さんの出身が長岡だから会津とは兄弟分。そのための近親感だろう」
という短絡的な先入観だった。
実際に幕末長岡藩の家老・河井継之助は、ガットリング銃を自ら操作しながらも官軍の猛攻に晒され負傷し、友軍の会津へ運ばれる途中、只見で息絶えた。
その只見の死亡現場には小さな家屋があって、「河井継之助記念館」の看板が掛かっていた。三十年ほど前に、中村彰彦と見学に行ったことを急に思い出した。
最近、長岡市内にも河井継之助記念館、山本五十六記念館ができたが、これらは蛇足。
さて本書を読んで、評者(宮崎正弘)の先入観は見事に吹き飛ばされた。合点がいった。
櫻井よしこ女史は、本書を通じて、日本人の魂を、その貴重な伝統的価値観の回復を呼びかけている。これがテーマの一つである。
会津人の「愛と正義」は個人を越えて大義を重視した会津藩の武士道精神に見られるが、「朝敵の汚名を着せられても大義を貫き、敗れても恨むことなく、幾多の艱難辛苦に耐えて」、維新後の国家のために貢献した。
その精神の源泉は奈辺にあったのか?
八重が名誉回復なった戊辰六十年の周期に詠んだ歌が残る

――いくとせか峰にかかれるむら雲の 晴れてうれしき光をぞ見る

 さて鶴ケ城籠城戦を鉄砲をかついで勇敢にたたかった女傑・山本八重は、敗北後、離婚し、京へ向かった。
そこでアメリカ留学から帰って同志社大学設立に燃える新島襄と出会い、再婚し、しかも基督教へ入信する。
 この精神の軌跡を櫻井さんは、自らの体験と重ねるのだ。
 「アメリカに暮らしていた頃の私自身の経験」を語り始める櫻井さんは、「ご縁のあったクエェーカーの教会の日曜日のミサにはよく行きました」と率直に言う。
人間は生まれながらにして平等で、神の愛と受けて祝福されている。キリストの教えに従い、善行を重ねることによって人生は全うされるということを哲学的にではなく、具体的に説きひたすら善き行動を誉めたたえる」。
したがって「説教を受けるうちにキリスト教徒になろうと思う人の気持ちはよくわかる」。けれども「日本人の場合、そこから二手に分かれる」と櫻井さんは続ける。
 すなわち基督教徒になりきり「実家の仏教や神道から離れる」組がある。もう一方は「どちらも受け入れる」派だ。
櫻井さんは「後者」であるという。
「家には多くの日本の家同様、神棚と仏壇を設けています。しかし、基督教の考え方も排除しません」。
 しかも山本八重は晩年になると仏教、とくに臨済宗の禅に引かれ、茶道に晩年の道を求めた。このため「仏教に帰依した」と大騒ぎになった。八重は会津の大龍寺に山本家の墓を建てた。
 この精神の軌跡を櫻井さんは正確になぞらえ、会津の精神の源流を遡及していくのである。さてまもなく始まる大河ドラマ、この精神の軌跡を描けるか?
        △◇
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◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ☆
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 軍部が騙した? 軍が暴走した? 嘘つけ
  大東亜戦争は多くの国民も知識人も支持したのだ

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岩田温『だから日本人は「戦争」を選んだ』(オークラNEXT新書)
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 秀吉のキリシタン伴天連禁止措置は、いかなる歴史的背景があるか。
秀吉は宣教師のもたらす世界情勢の情報の嘘を知っていた。かれらが日本人を誘拐し、アジアの各地に奴隷として売っている事実も掌握していた。武器の売買の裏に隠れたキリシタンの日本侵略という野望があることを把握していた。
 しかるに日本の左翼史家やら朝日新聞が、いまなお「秀吉の朝鮮侵略」などと自虐的な虚偽説を流し、出鱈目をかきたて、他方ではシナの日本侵略(元寇)には口を塞ぐ。
 秀吉が朝鮮に出兵したのは、こんにちの予防的先制攻撃である。
 「従軍慰安婦」とかの嘘を大きく拡げたのは韓国・中国と言うより、「在日・反日・日本人」である。
 本書は大東亜戦争に日本が立ち上がった経緯までを平明に簡潔に叙しつつ、歴史の真実がどこにあるか、これまで言われた歴史解釈のどこが間違いであるかを、しっかりと提示してゆく。
 岩田氏は次のようにいう。
開戦当時、日本の「国民の大多数は大東亜戦争を支持しました。知識人の多くも戦争に賛同していたのです。軍に騙されていたのではありません。大東亜戦争に積極的な意義を見いだしていたからこそ、国民の多く、知識人の多くが対米開戦を支持した」
 だから「その理由はなにか」「この問題に対する答えを導き出そうとするのが、本書の目的」である。
 新書版ながら要約的に、あるいは参考書のように要領よくまとまっている。

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◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ☆
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 国際金融資本のネットワークが経済の裏側で暗躍している
  かれらの意に逆らったためリンカーンもJFKも暗殺された

馬淵睦夫『国難の正体』(総和社)
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 元ウクライナ兼モルドバ大使、前防衛大学教授だった著者の最新作。世界の裏側の読み方であるが、前半部はとくに面白い。倉前盛通氏が嘗て書いた大ベストセラー『悪の論理』のようなスピード感と靄をめりめりと切り裂く快刀のような切れ味がある。
 『中東の春』の背後にはアメリカのNGOの指導があった。
 米軍占領のアフガニスタンでは麻薬生産が躍進した。
 自由を東欧に説いた慈善事業の背後には大麻ビジネス拡大の狙いが秘められていた等、現代の世界の裏側の世界を紐解くと、奇々怪々、奇妙奇天烈。とても日本人がついていけそうにないリアルな世界が拡がっている。
 著者は長年の外交官の経験から、その闇に挑んだ。
 本書の主要なテーマは「世界の政治経済を支配するために、民間の手による世界金融支配システムを創造することを目指す、金融資本家達の国際的ネットワークが存在する」(アメリカの歴史学者キャロルキグリー)事実があるということ」だ。事細かく、それを指摘してゆく。

 そしてリンカーン暗殺の背後の新事実に焦点を当てる。
 「犯人のブースは南部連合の財務長官であったユダ・ベンジャミンに雇われたことが明らかになっています。このベンジャミンはイギリスとのディズレリー首相の側近であり、ロンドンのロスチャイルド家とも親しかった」、つまり「リンカーンはイギリスのロスチャイルドたち銀行家の意向に反することを行った」。
つまり「南北戦争の戦費をまかなうためにロスチャイルド家など銀行家たちからの融資(24から36%の高利子)を断り、アメリカ財務省の法定通貨を発行した」から恨まれてのことだった。

 JFK暗殺も同じく、「中央銀行によるドルではなく、財務省通貨を発行したことと兌換の財務省券(二ドルと五ドル札)を流通させ」たうえ10ドルと20ドル札が印刷された、そのタイミングで「ケネディは暗殺されたのです。これらは流通されることはありませんでした」
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 840回】      
   ――言わせておけば、いい気になって・・・(1)
    『崛起的大国 ――中国大趨勢』(馮凱編著 中華工商聨合出版社 2011年) 


 △
巻頭に置かれた「前言」で、「改革開放以来、中国経済の急激な発展は世界的な関心を呼ぶ。現在の勢いが持続できたなら21世紀の中華民族の偉大な復興は夢なんぞではないが、中国という龍が天空を奔放・闊達に疾駆することは必ずしも容易いことではない。民族の偉大な復興は数多くの困難と矛盾を克服した後にこそ実現しうるものだ。新しい情況において中国の発展と安全を求めるためには、より多くの人びとが、より積極的な戦略的思考と実践を積み重ねることが必要だ」と提唱し、中国大国化への道筋を示そうとする。

その道筋は「第一章 経済金融」からはじまり、「第二章 軍事政治」「第三章 現代法治」「第四章 科学技術」「第五章 国際外交」「第六章 文化教育」「第七章 社会福祉」「第八章 生態とエネルギー」「第九章 体育娯楽」「第十章 改革重点の総括と思考」と続き、「第十一章 未来の展望」で打ち止めとなるが、ウソ八百と詭弁、それに絵空事の連続だ。

たとえば「第三章 現代法治」をみると、「法治は文明の発展段階における成果を体現したものであり、文明は法治実現の前提条件である。中国の法制建設は長期の弛まぬ奮闘を経ているがゆえに、中国人は自らの法治建設の成果を愈々もって大切にする。法によって国を治め、社会主義法治国家を建設することは中国人民の主張であり、理念である。この理念を実現するため、中国共産党は13億中国人民を導き史上空前の偉大な社会実践に共同で参画する。悠久の歴史と煌耀な文明をもつ中華民族は、いままさに民主と法治の大道を邁進し、人類の政治文明発展における新境地を開拓し創造すべく努力を積み重ねる」と“大見得”を切った後で、各論に移ってゆく。

!)国際的な人権活動への積極参加、?食品安全関連法規の完備、?防災・減災関連法規の充実・発展、?労使協調による労働関連法規の完備、?穏健な家庭と和諧(和解)社会を保障する婚姻法の整備、?中国の法律文化と社会の実情に基づいた死刑制度の改革・整備、?行政サービスを円滑に進めるための費用徴収制度の完備、?法体系全体における整合性の構築、?「国家、社会、人民による全方位からの支持」を背景とした徹底した麻薬禁止活動の推進、?「貧富の格差を平準化する重要な手段」である徴税における不公平感の是正と税法体系の公正化の整備と徹底、?歴史的伝統遺産と民間芸術保護のための法体系の整備、?個人情報保護関連法規に関する初歩的検討、?司法の公正と政治的中立――

以上が「中華民族の偉大な復興」の証としての大国化のための法治面からの「より積極的な戦略的思考」ということになるわけだ。確かにどの項目もソレらしいが、ソレらしいからこそウソ臭く、であればこそ騙されてはいけない・・・眉にツバです。

たとえば?を主張するが、個人の自由と民主を柱とする人権を西欧型であり過去の国際的な人権組織の活動を歪めてきたと全否定したうえで、「人民の利益こそが国家の利益であり、人民の苦しみこそが政府の苦しみである」ことを体現する中国政府が掲げる人権こそが真の人権であり、この考えを持って世界の人権組織の根本改変を目指そうとする。つまり?の真意は国際的人権組織の中国化ということに他ならない。?では「中国の執政党自身の素質は不断の高まりをみせ、司法はいよいよ中立化しつつある」との強弁するが、執政党=共産党による強固な人治体制下で「司法はいよいよ中立化しつつある」とは笑止千万。

「文明は法治実現の前提条件」というが、ならば法治の実現していない中国に文明はないようだ。
どうやら文明のない「中華民族の偉大な復興」はムリということですね。
《QED》
 
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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)胡錦濤もしたたかですね。政治局常務委員7人の内一人しか団派を入れることができなかった裏で、副首相(王洋)と副国家主席(李源潮)という常務委員クラスの政府・国家の地位に団派の平政治局員を入れ込むとは。
 いよいよ党高政低という中華人民共和国創設以来の伝統にくびきが入ってくることになるのでしょうか。それとも副首相や副国家主席など平の政治局員相当の地位であり、党高政低がますます嵩じるのでしょうか。
後者なら、中華人民共和国の終わりの始まりです。前者なら中華人民共和の実態が変わっていく端緒となります。
ところで、このたびの衆議院選挙で私が興味深く思った当選者が二人います。西村慎悟氏と東国原氏です。前者は「やっと戻ってきたか」と後者は「馬鹿な選挙民もいるものだ」。

 東京電力の幹部に対する刑事責任の追及を検察庁がおこないつつありますが、民主党幹部にも事情聴衆を行い始めたようです。その中には、海江田現民主党党首も含まれています。
私は、あの噂が本当なのか捜査の中で明らかになることを期待しています。当初原子力を推進していく方針であった民主党は、東京電力が建設後40年たって廃炉にする予定であった福島第一原子力発電所の稼働期間を海江田経済産業大臣が中心となって、東京電力を恫喝して十年間延長させたというものです。
大臣からの要求を一端は断ったのですから、その際に福島第一原子力発電所を稼働させ続けることの危険性を十分説明していたはずです。うわさが本当なら、危険性を承知の上で民主党政権は稼働させ続づけるよう要求したことになります。
もし本当なら今まで口をつぐんでいた東京電力幹部から証言が出てくるかもしれません。
そんなことは単なる噂であってほしいと思いますが、真相が明らかになることが今後の日本の活力の元です。
インフレ要因、円安要因となる10兆円の特別予算とデフレ要因、円高要因である原子力発電所再稼働がほぼ同時に進行すれば、両者の効果が相殺して安定した経済成長路線に乗れそうです。稲田朋美氏が活躍が期待できるがキャリアに傷がつくことになりかねない外務大臣ではなく行政改革担当大臣となって、より広い分野で活躍できることは望ましいことと考えます。今後の展開は興味深いものとなることでしょう。
  (ST生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)前節の中国のことですが、国家副主席といい副首相といい、党のランクは低いので、体質の変化ではなく、派閥抗争のバランスからくる配慮でしょう。
 りんごの皮をむくと中味はしろ。色がまったく異なるように、中国なる「国家」は偽装であり、国家、あるいは行政機構の皮をむけば、そこは共産党
 ですから党内のパワーと軍とのアクセスによって、真の実力をはかることが出来ます。


 
  ♪
(読者の声2)貴誌で知った、習近平国家主席の経済特区訪問。超高層ビル群が林立する中国経済隆盛の象徴である。が、上海高層マンションや瀋陽高層ホテルの火災は記憶に新しい。
果たして中国共産党は、超高層建築物の防災・防火・耐震対策をしっかり指導しているのか。建築素材や工程監理に手抜きやすり替えはないか。万一、唐山地震や四川地震規模の地震が起きたとき、中国の大都市や核施設はその揺れや津波に耐えうるのか、心配だ。3.11の警告は中国へも向けられている。
ところで中国共産党が独裁を追われ、中華人民共和国が瓦解した場合、どうなるのだろうか。ソ連崩壊後のCIS(独立国家共同体)の例に倣い、5~10程度の地域国家・民族国家群に分裂するのか。国内戦争の泥沼で、夥しい数の死屍累々か。世界列強は自国権益確保のため、中国大陸での分捕り合戦に再び明け暮れるのか。ロシアは毎度の火事場泥棒的介入で中国への南進、インドはチベット越えで西進、ベトナムは華南、パラセル諸島等制圧か。共産党による人口抑制策(一人っ子政策)のリミッターが外れ人口爆発が起きれば、漢民族の民族大移動を招き必然的に国境線の引き直しに至るかも。とにかく、中国共産党が膨張を続ける場合でも、また崩壊に至る場合でも、ソフトランディングさせる国際協調が求められる。
特に崩壊時には、核兵器等大量破壊兵器の拡散阻止が絶対に必要だ。
中国共産党崩壊後は、過去の侵略戦争の反省を踏まえた日本が、新生中国の平和と繁栄の国創りをお手伝いできるのでは。例えば、放射能汚染に苦しむ東日本の日本国民の中から希望者を中国大陸へと移民し、自由と民主主義に基づく社会の生きる模範となす。中国本土の日本化。同じ東洋人で漢字を使う日本が、自由中国を導けば東アジアの平和と安定に資するのではないだろうか?
2013年。大激動の幕開け直前、真の日中友愛を願いつつ。
  (AB生)


(宮崎正弘のコメント)拙著の一番古い分裂論は『中国大分裂』(文藝春秋)ですが、絶版、
新しいデータをいれたものが『中国分裂 七つの理由』(阪急コミュニケーションズ)で、これをさらにデータを訂正して文庫にしたものが『自壊する中国』(文藝文庫)です。後者は比較的容易に入手可能です。ともかく中国分裂論は、拙作に詳細に論じております。
  ◎
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 お知らせ
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<宮崎正弘の新刊>
『中国を動かす百人』(双葉社)
 352頁、写真200葉以上、定価1575円。分厚い人名辞典、廉価。
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『習近平が仕掛ける尖閣戦争』(並木書房、232p、並製。定価1575円)
♪♪♪
『現代中国 国盗り物語―――かくして反日は続く』(小学館101新書、定価756円)

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<宮崎正弘のロングセラーズ>
『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』(文芸社、1680円)
『中国が世界経済を破綻させる』(清流出版、1680円)
『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)

♪♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
『2013年の中国を予測する』(石平との対談第三弾 ワック、980円)
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平と対談第二弾 ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第壱弾。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
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 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2013 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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皆様、開けましておめでとうございます。滞りがちな拙ブログですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

二日の晩には早くもシェルダン・ナイドル氏の新年元旦付けの翻訳記事が出た。
http://www12.plala.or.jp/gflservice/gflservice.html

1月 2日   シェルダンナイドル・・・間もなく、宇宙と内部地球のファミリーに会い、完全意識を回復することになるでしょう。』の部分だ。

とあり、しばらくしていろいろなサイトでいろいろな装いで内容が紹介されていた。
http://japonese.despertando.me

http://blog.goo.ne.jp/hs33_002/c/5a9f865ec77e536a0da5f1e6d5cb60d3
および
http://takeyama-y.cocolog-nifty.com/blog/
の中の常連となっている銀河連邦からのメッセージ(シェルダン・ナイドル1月1日)
にも引用されている。
さらに挙げ句の果てには
http://sirianheaven.wordpress.com/2013/01/02/update-by-sheldan-nidlejanuary-1-2013a-new-epoch-is-dawning-for-humanity/でも出ていた。
最初の画像は、このページを開いて日本語機械翻訳へ移す前のページのキャプチーであるが、最初に示したたきさんの訳文のほうが断然良い。ここでは、文字の色付けは、
http://japonese.despertando.me/シェルダンナイドルニュース%E3%80%802013年1月1/
に沿って行って表示させていただいた。たきさんのスキルにはいつも大変感謝している。
シェルダンナイドルニュース 2013年1月1日
http://www.ashtarcommandcrew.net/profiles/blogs/update-by-sheldan-nidle-for-the-spiritual-hierarchy-and-the-10
Update by Sheldan Nidle for the Spiritual Hierarchy and the Galactic Federation 01/01/2013
ドラッツォ!タジュ・ジャイ・ダン!(明けましておめでとう!)戻ってきました。人間にとって新しい時代の夜明けです。今までに何が起こったのかについて手短にお話することから始めます。私たちの聖なる秘密の連合は、次元上昇をしたマスターたちと共に、新しい経済システムを配置につけ、種々のキーパースンに貴金属の裏付けある通貨の配布と、それに関連する新しい銀行システムに関する指示を始めました。一方、現存する政権の古い官僚たちに代わって地位を踏襲する者が、瞬時に世界を変革させる告知の準備をしています。さらに、光に根ざす軍隊と軍事グループが一連の、新しい合法的な政府を権力の座につける法的処置を完了させる用意をしています。これが行われると、告知は放送されか条のNESARAの主要分がその土地の法律になります。最初は、これらの行動は、憲法への回帰、コモンロー、新しい貴金属の裏付けがある世界通貨の流通を確立します。この通貨は、新しい銀行システムを始動させ、世界に繁栄をもたらすものです。
銀行の免許が新規に発行され、企業は再編され、社会的に責任を持つパートナーシップに置き換えられます。大銀行と大企業は解体されます。新しく各種の機関と公共機関の完全な透明性に重きを置いた要件の詳細を記述した法律が制定されます。人々は、このプロセスの重要な役割を担います。これらの新しいパートナーシップには、ガイアを助け、数十年間に亘る不注意によって作り出された多くの問題の再考に向けられる仕事の必要性を認識することが厳に要求されます。これらの機関は工業的な公害を終わりにし、ゼロポイントエネルギーと光ビーム技術を利用してのクリーンエネルギー化を促進するために公共的に制御され、今繁栄しているコミュニティーと対話しなければなりません私たちは、あなた方の対話能力を新しいレベルに引き上げ、ガイアとその広範囲の、脆弱なエコシステムに損傷を与える、集団農業やそのほかの伝統産業からコミュニティーを遠ざけさせる技術の供与による支援をするつもりです。
あなた方が優先的に実施しなければならないことは、コミュニティーライフの充実とふるさと社会に対する愛の表現です。私たち銀河連合は、あなた方が住んできる土地のスピリチュアル、及び物質的な様相を見ています。どちらの様相も、海洋、空、陸地のいずれであろうとも、私たちにとって非常に貴重です。あなた方の完全意識(Full Consciousness)の祖先たちは毎日愛を実践し、あなた方の世界のいわゆる未開の人たちさえ聖なるエッセンスを保持しているのです。この観点があなた方のものになります。科学者たちは、この創造の中心教義の真実を把握し始めたばかりであり、エコロジーや関連する生物科学でさえこのような基礎的な見地を持っています。あなた方の意識が拡張するにつれて、あなた方の周辺のすべてのものに含まれる生命を感じ始めるでしょう。あなた方は美しいふるさとである地球の世話役の、生物世界を寿ぎ、それが与えてくれるあらゆることに感謝を捧げるコミュニティーを形成します。あなた方はあらゆる生命が聖なるものであり、相互に密接に関連していることを真に理解し始めます。

この統一は創造主が現実化した物理性における大きく断定的な要因です。この聖なるデザインはあらゆる創造物に見られます。私たちがどこに行こうとも、この統一的基本構成が見られます。この構成の下に太陽系は運用され、各部の生命は相互依存の状態にありますこの構成の下に天は物理性と相互に優しく対話しています。あらゆるところで、この全てを発達させるリズムが観察されます。 それは私たちにとっては尽きることのない喜びであり、あなた方は、私たちが言うことの深い意味を知っています。あなた方の生理の中に含まれ、認識されるべき、ますます多くのニーズが発見されつつあります。あなた方は又、他の真実にあなた方が気が付かないように教義という遮蔽物が用いられていることを見つけ始めています。あなた方は何が真実で何が自分の奥深くで同調するのかを探っています。この探りには、それを作動させる本質に関する認識を含み、何よりもまず、何か新しいことが必要だということをあなた方は知っているのです。 これが、これらの疑問に答える必要性を知りながら、ここにきている理由です。私たちの役割は、あなた方を完全意識へと突き動かす能力を用いて、天の助けを借りてそれらを供給することです。

ナマステ!私たちは次元上昇をしたマスターです。私たちは今、人間に対する聖なる導師としてここに来ています。私たちは聖なる時に、多くの驚異に満ちた新しい現実をあらわにするために来ています。ずっと以前に、私たち一人一人は、創造主の大いなる祝福と共に、完全意識への道の再発見のための能力を十分に明らかにするための壮大な追求を始めました。この旅は長く続き、骨の折れるものであり、数世代に亘る方向の誤まりがありましたが、その後ついに、偉大な栄光の瞬間がきました!私たちがどのような存在なのかを発見する過程で、私たちから何が取り除かれたのかを学びました。それから、数多くの転生で人間を急速に驚異の経験ができるところまで連れて行くミッションが始まりました。私たちは天にお願いをして、これが起きる道を見つけようとし、このプランは既に存在していることを発見しました。あなた方の領域全体で現在起きていることは、ある、真に例外的なことの始まりです。すなわち、あなた方は私たちのファミリーと面会し、ファミリーはあなた方を間もなく、大量覚醒へと導きます

完全意識は記念碑的な祝福の状態です。それはあなた方に高度に聖なる情動を経験させ、表現させ、物理性の世界の中でのあらゆる行動の探索を可能にします。これに対して適切な備えをしていなければ、肉体のソウルに大きい負担をかけるので、大きい責任が伴い、軽々しく考えるべきものではありません。これがこの変態には、優れた導師と特殊な技術が必要になる理由です。天はこれを知っていて、最も優れた質を持つ私たちを送り込んだのです。私たちは人間に対するすばらしいゴールを認識するこの機会を得たことを喜びとしています。時は迫ってきており、今、あなた方はちょうど、最も厳しい試練を通過した所です。残りは単にタイミングだけです。天のスケジュールが定められていて、あなた方人々は、非常に間もなく多くのファミリーをこの世界に迎えることが出来るばかりでなく、そのうちの一人になれるのです。
これらの天からの大いなる祝福は、もっとすばらしいことの始まりです!私たちはこのワンダーランド全体で、あなた方を導くよう指名されたことを誇りに思い、あなた方の非合法な政府の代わりが機能したら公式な導きを始めようと思います。新しい、よりスピリチュアルな環境においては、デスクロージャーが行われ、私たちはあなた方の前に姿を現します。多くの聖なる真実があなた方の覚醒への道の一部を形成するので、あなた方にはそれらの真実が知らされるでしょう。次元上昇をする、又は完全意識のマントを着装するには、注意深く組み立てられた指示が必要です。あなた方は壮大な創造の王国の踊りを学ぶことになるでしょう。これは私たちが慣れ親しんでいることですので、あなた方に容易に教えることが出来ます。あなた方がそれを始めると、世界のシフトが起きる時に用いられるレベルにまで急速に熟達し、意識は拡張し、天の領域との間の対話が劇的に増すでしょう。
今日は、あなた方の世界の周りに起きつつあることについてお話を続けました。毎日、あなた方は天が定めた運命に近づいています。あなた方は間もなく宇宙と内部地球のファミリーに会い、完全意識を取り戻します。親愛なる皆さん、無限の供給と終わりのない天の繁栄があなた方のものであることを知ってください!そうあれ!セラマト・ガジュン!セラマト・ジャ!(シリウスの言葉で、ひとつのものであれ、喜びの中にあれ!)
Planetary Activation Organization
http://www.paoweb.com/index.html


昨年暮れには、同じサイトで
銀河連邦からのメッセージ(シェルダン・ナイドル12/25)                                    
                       ハートの贈りものより
5 Kan, 12 Mol, 9 Eb
ドラッツォ! 戻ってきました! この休暇の間に、我々は闇の勢力に対して最終的な一連のサプライズを仕掛けています。それによって、我々の長い待ち時間は終わるでしょう。その後、新しい現実を顕現させるために我々の聖なる同盟者たちが準備してきた数多くのプログラムが始まります。過去数ヶ月の間に、新しい統治体制と正式なディスクロージャー(情報開示)の発表へ向けて、我々の最終行動を可能にする多くの出来事が起こりました。重要なのは、ディスクロージャーによって、我々は初めて皆さんと直接話ができるようになるということです。それが成った後、冒頭から我々は様々な重要課題に取り組むつもりです。皆さんの世界は一千年の間、自らにしか関心のない極めて裕福で有力な男女の集団によって支配されてきました。今こそ、全員の利益が十分に擁護されるべき時であり、それを我々が保証します! 現在の経済的社会的苦境は、新しい政府と金融機関の舵を取ることになっている人々によって適切に対処される必要があります。また、我々が当初予定していた計画の実現を阻んできた過去10年間の出来事についても、皆さんに知っていただかねばなりません。』などと紹介されていたので、冬休み中にまた何かが裏でなされるなと期待していた。その一週間後には早くもこうした内容が出て、変化の速度がアップしている感は否めない。竹谷氏も、『 銀行は再設立され、兌換通貨が配布される、というところが重要です。まさに1月1日にふさわしいメッセージです。』と注記されている。

私が初めてNESARAについて知ったのもこの竹山氏の日記からである。
また たきさんの邦訳分の見出しとなっている
『間もなく、宇宙と内部地球のファミリーに会い、完全意識を回復することになるでしょうでの内部ファミリーとは、わたしの理解では地底人のことらしい。