水曜日, 9月 22, 2010
昨日午前中から、ラジオなどで、特捜検事の一人が、証拠となる押収したフロッピーディスクの日付を改ざんした疑いを報じていた。朝日新聞のスクープ記事だという。例によって、週刊朝日の編集長が、スタジオで検察批判を展開していた。この方は、小沢疑惑も、検察の暴走であるかのように、常々持論を展開されている方だった。検察審査会の人員も、どういう勢力の人たちかも非公開で、強制起訴などとなったら、たまらないというようなことも言っていた。
それはともかく、夜のニュースではこのフロッピーの日付変更のニュースで持ちきりで、とうとう疑惑の特捜検事の実名やら映像なども流されていた。
しかし、いくら説明などを聞いても、どうやって、更新日時をいじれたか!?は私にはピンと来なかった。
翌朝の新聞にも、問題のフロッピーディスクの写真があった。「サンケイ新聞」からのコピーである。
まだ、その時点ではどうやったかわからず、幸い、最近納品に使ったフロッピーが大量に返品されてきたので、そのうちの一枚を例にどうやったら可能か探ってみた。
AUTOCADで作成し、納めたファイルである。もちろん、私用したソフトが違うだけで、作成したファイルの特性表記はほぼ同一である。この時点で、まだ改ざん方法は見当がつかなかった。
そのうち、とうとう、コントロールパネルの日付と自国で、ずれた時間などを調整する機能を思い出してやってみた。その後、ファイルを開いて、文字を削除後、もう一度元に戻して閉じようとすると、保存するか聞いてくるので、保存をイランで、中味はまったく同じであるが、日時だけ違うファイルを記録する。その後、もういちど特性を見ると、当然ながら日付などが変わっている。
こういうやり方がもっとも手っ取り早いのだろう。間違ってしまったなどといういいわけが通じる対象ではない。意図的に変更しない限り起こらない現象だ。これで、ようやく、ニュースの焦点の一つが自分には明らかになった。
なお、夕刊には、専用ソフトを使えば簡単にできるという。
『「データの変更日時書き換えは、『タイムスタンプ』と呼ばれるフリーソフトをインターネット上でダウンロードすれば簡単にできます。しかし、変えた『痕跡』までは消すことができず、“足が付く”恐れが高い。そのことは、少しでもパソコンを使用したことがあれば分かりそうなもの。大きなリスクを冒して行った意図的改ざんにしては、やり口があまりにも稚拙です。ひょっとして、本人が地検上層部に供述したとおり、本当に『遊んでいる』うちに書き換えてしまったのかもしれません」』
http://www.yamatopress.com/c/1/1/3021/
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