木曜日, 2月 05, 2009
パワーPCのG4機の調子がおかしく、苦労してあれこれ試した結果、二分割のHDを一個に統合してゼロを書き込み、サラにしてから、OSXをいろいろのバージョンで試したが、OSX10.4だけが正常に起動、終了可能となり、クラシック環境もほぼ無事動くことがわかった。
それで、それまであったクラシック環境用ファイルを別のディスクからコピーしたが、いわゆる白紙アイコン状態であった。これは困った。古いファイル群で手付かずであったため、インテルMac上でも、すでに変換されたファイル群に属さないもので、今となっては一番中味をチェックしたいものであったが、インテルMac上でも、従来のような操作をしても白紙のままであった。
Theoristという数式処理ソフトの本体もG4機内にはなくなってしまい、他の外付けHDを捜しても、皆エミュレータ用のHD.img内にはあるのだが、単体のものは見当たらなかった。それで、G4機内でもShepShaverを試す場合もあるかと思い、HD.imgをいくつかコピー、インテルMacとはちがい、イメージも警告なく開けて、その中の本体をデスクトップにコピーしたら、こちらは無事復活してくれて、起動もしてくれた。これで、本体はOKのようである。
それで、どうしたものかと思い悩み、もういちど他の方がいろいろとSheepShaverで書き込んでおられるサイトをふと見たら、ヒントというか答えがズバリありました。
http://somali-present.blogspot.com/2008/01/sheepshaveros-x.html
OSX本体からエミュレータ内へファイルを移動した際に起こりやすい白紙アイコンの解決法であったが、最近気になっていた、Macのファイルタイプ属性にも言及されている優れ記事と判明。
Unix以前のクラシックMacでは、ファイルタイプとクリエーターサインとがあり、ファイルを作成するときに、アプリケーションが作成するのだという。クリエーターサインはアプリケーションを特定する識別子で、ファイルタイプはファイルのデータ形式を識別するものだという。(日経MACBook マックの謎、林 伸夫、1998)
上記サイトでは、File Buddyという耳の底のどこかに残っていたソフトを使うと、白紙アイコンの空白となっているファイルタイプ欄とクリエータ欄に、本来の識別データ(たった4文字、しかもアルファベットのみ)を記入すると本来のファイルのアイコンに戻るということを教えている。
ほかにReEditとかいう、アップル提供の無償ソフトでも可能だというが、敷居が高そうで(プログラマー御用達ミニアプリ)値段をみるとビックリするほど高いFile Buddy 9をダウンロード購入。まだ、ライセンス番号は届いていないが、30日間10回までの試用が可能となっている。クラシック用のバージョンは今は販売していないそうだ。
使い方は今一わからなかったが、マックの昔からの癖で、白紙アイコンをFile Buddyのアイコンの上にドラッグ&ドロップ操作したら、ファイルの特性画面が開いた。
すると、どちらの4文字も空白のままであることが一目瞭然。それで、HD.img内にあるちゃんとしたファイルアイコンも開いて識別子とクリエータタイプをメモった。
ファイルタイプはTNotであった。数式処理ソフトTheoristの作成したファイルはノートブックファイルと言われているので、無難な4文字である。これらは、みなアップルに開発時に登録されているコードだとう。
続いてクリエータは当然Theorist本体であるから、Theoであるというのも妥当。たった8文字を追加して保存すれば、アイコンが見慣れた本来のものに戻る。
この調子で残りの数十ものファイルを正常化する操作をすれば、元のデータが完全に復元する。エミュレータでは、あるデータファイルを開こうとすると、エミュレータが一瞬にして飛んでしまうようなデータが、今のところはまだ一個しかないが、どんな内容だったかは気になるところである。
それで、実機のG4機上で、クラシック環境とはいえ、(実はこれもエミュレータ)開いて確認することもできた。なぜ飛んでしまったのかは、あとで、File Buddyででも開いてみても一興かな、という気もする。
こうなると、OSXが動くパワーPCも不調ではあったが、クラシックもちゃんと動くようなので、アップルに引き取り通知を出しそうであったが、止めることに。まだまだ当分はHDが健在な間は、重宝に利用できそうだ。
もう、OS9環境は終わった、と思わされていたので、手付かずでいたデータは殆ど未整理な部分も少なくない。
上述のサイトでもSheepShaverはゲームなどにはいいが、仕事で使うとなると、やはり古い実機のほうを選びたい、とされていたが、同感であある。しかし、いまや実機は遅い!!!。
問題がなければ、手軽に素早くエミュレータ内で処理できるとなれば、手軽な方向へと比重は移るし、いずれエミュレータしか利用出来なくなる時代も迫っている。そうなってもいいような準備は必要だと感じてもいる。油断大敵である。
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