日曜日, 12月 05, 2010
Textures 2.2を、ネットで注文したが、音沙汰がない。一週間以上も支払い請求が来ない。実は、注文後、すぐにダウンロード販売もしていることに気づいていた。それは、一定期間はお試し版として無料使用もできるものらしく、そこでは、最新版をその場で購入できるようにもなっていた。バージョンアップ欄はなく、2.1を持っている人のみ無料ということで、他は一律149ドルで購入できるという。
最初、注文したCDを送ってもらうほうは、139ドル(2.0からの場合)で、しかも2.1.9であったから、最新版の2.2ではない。それに送料だけもかかり、他のフォントも買うとダウンロード版を軽く越えてしまう。後で、フォントなどは、以前のCDからのものを流用すればいし、などと考えて、その場で支払いできるダウンロード版で再度手続きを行ってしまった。11月21日から十日以上たった12月2日である。
すると、すぐにシリアル番号とライセンス番号の返事が来た。2010年7月5日版で、5.8MBのdmgファイルである。本体は5.1MB、フォントフォルダーへ入れるComputer Modernフォントで3.9MBしかない。あとは簡単なReadmeが付くだけである。
さっそく、以前のCD内にあった例などを開いてみて、動きを確かめた。日本語表示はまるっきりできない。出版用や、研究機関用からの注文が多いらしく、他国語にも対応してはいても、欧文専用である。
しかもTexturesの古い版をつかって、Texturesの表示機能をうまくだまし、日本語表示させていたJTexの最新バージョンも準備しているが、まだ、Texturesの使用はできず、今後も駄目かもしれないなどと書いてあったりして、現行のJTexでは、別のshell texを使っていて、Textures無しでも動くらしいということは、この十日ほどの間に、徐々に気づいて来た。
最新版はJTEX 6.1b01である。
いささか拍子抜けはしたが、本来の目的は、欧文での使用であるから、Texturesだけあれば、
とりあえず用はたりる。それで、いろいろテストをしたが、Texだけは動くらしいが、本来使用したいLatex関連は動かないか、ほんとんど動かない。Texの勉強用であるならば、これでもいいかもしれないが、文章や手紙などを、自由に書いて編集するには、Latexが必要である。
添付のNotesをみると、こう書いてある。
If you need TeX macros, classes, style files, etc.
(MOST LATEX USERS WILL NEED THESE):
the 2.2.0b disk image does not include the usual TeX input files,
e.g., the LaTeX packages, macros, styles, classes, and so forth.
You can download the Classic Textures folder of these files here:
http://www.bluesky.com/download/Inputs.zip
Unpack this archive, and place its contents in the user folder
~/Library/Application Support/Textures/Inputs
以前のクラシックMacだったら、Texturesのフォルダ内に、本体ほか、大半のサブフォルダを並べてなんとか事はたりていたが、OSXでは当然異なっている。指示通りにダウンロードしてやってみたが、Latexモードは満足に動かない。
そこで、今浦島的になってしまっていた頭の整理とばかり、日本語関連のフリーTexの勉強を始めた。手はじめに、昨年8月に改訂第5版が出た、『LaTex2ε美文書作成入門』(奥村晴彦著)を買ってしまった。
すると、前回の4版でもそうだったかは忘れてしまったが、ちゃんとMacOSX用の日本語Texも動くらしい。それで、さっそく試してみたが、なかなかうまく行かない。もちろん、奥村氏の方法は正統的なものであろうが、今は紹介されていないが、ネットではもう少し簡単にインストールできるらしい各種の日本語Tex環境が整って来ているようだ。
試しに、奥村氏のインストールガイドでは『
「ptexlive」フォルダには,Intel版Mac,PPC版Mac,およびCygwin環境で動作するptexlive for TeX Live 2009およびGhostscriptを収録しています。
インストールは,「ptexlive」フォルダの中のtexlive.tar.bz2およびbibunsho.tar.bz2を/usr/localで展開するだけです。ターミナルから使う場合は,/usr/local/bibunsho/bin,/usr/local/texlive/p2009/bin,/usr/local/texlive/2009/bin以下にいくつかのディレクトリがありますので,ご自分のシステムに合ったディレクトリを環境変数PATHに(この順に)設定します。詳しくは本文をご覧ください。』
とあり、付録CDのサポート欄には、こんな事が書いてある。
『Mac OS X 10.5 Intel上で動かないというご報告をいただいています。申し訳ありませんがPATHをIntelでなくPPC用にセットしてください。Rosettaで動くはずです。10.5 Intelネイティブバイナリはもう環境がないため作成できていません。
本書付録DVD-ROMのTeX Liveに欧文フォントGaramondとOptimaを補うためのパッケージ addenda.tar.bz2 を置いておきます。/usr/local/texlive の中で展開してください。W32TeXを使っておられる場合は不要です。』
一日おいて、Texturesの設定に再トライ。それは、偶然ユーザーフォルダの中にも、
~/Library/Application Support/Texturesというフォルダができていることを知り、
さっそく
~/Library/Application Support/Textures/Inputs
とImputsフォルダをそこへおいたら、Latexが動いた。!!!
今まで、
~/Library/Application Supportを探してもTexturesのフォルダが見当たらず、自分でフォルダを作ってそこへ入れていたが、動かないので、Pathをターミナルで設定しなくてはと思っていたが、最初探したのは、システムのライブラリーであり、今回探したの、ユーザのライブラリーであった。〜は、Notesの筆頭に
this native Textures will use the same fonts and activation key.
We suggest placing an alias to your current TeX Fonts folder
into the user folder (where ~ means your home folder)
~/Library/Application Support/Textures/Metrics
とあり、このホームフォルダーとは、ユーザのフォルダー内のApplication Supportフォルダー
だと気づかなかったことにある。起動ディスク内には、ライブラリフォルダーがあり、そこにもApplication Supportフォルダーがあるのである。そこにはTexturesのフォルダーは今でもない。(慌てて、削除した)すると、最初に入れたフォントも、ユーザのフォントフォルダーに入れなくてはならないのだろうか?
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