月曜日, 12月 27, 2010


先のNATOの長期的防衛体制強化を目的とするリスボン会議でのオバマ演説中、VOAのテキストを読むと当然のことながら、いくつかの再確認やら、新規としての英単語などに出くわす。

すでに英辞郎なる辞書をiPhoneに導入してあるが、ネットから検索するためすぎに3Gモードになってしまい、反応が今一遅いし、何もないときはそれでも便利だろうが日常気楽に親しむものとは言えないとおもい、容量が大きくても内蔵の辞書がは欲しくなった。
"We have reaffirmed the central premise of NATO - our Article 5 on commitment that an attack on one is an attack on all," said president Obama.

さきの雑誌でも、持っていて決して損はないという高評価のロングマン現代英英辞典を導入した。値段は3500円とあるが、どういうわけか、偶然かどうかも知らないが、以前に導入済みなので、バージョンアップは無料です、となって私の環境では20分近くかかるダウンロードでiTuneに入り、その半分ほどの時間でiPhneに移った。もちろん、面倒な手続きはなく即使用可能だった。

premiseを引くと、今まで知らなかった第一の意味が出ていて、面食らった。例文も出ていて、用法もわかり、新語の場合、記憶の助けになる。この辞書は、22万語ともいう収録の豊富さを2500語でカバーしている点が特色だという。ご覧のようにやさしい単語が並んでいる。一般の米国人では通常五万語程度は瞬時に意味がわかり、大卒以上だと6万語以上だという。日本人の平均はどれくらいだろう。しかし、2500語程度なら、辞書を引かずに何とかなるレベルではないか!?と期待する。

ページを移動した下の部分に、探していた意味が出てくる。この辞書は、英国式発音と米国式発音が出ていて、女声と男声での発音が聞ける。この場合は両者とも、別々の女声だった。

発音の時は、画面が切り替わらないが、例文もスピーカーマークのついているものは、発音が聞けるのだが、別画面となり、クイックタイムを読み込み中とでてから、例文を発音してくれるのだが、例文を正確に覚えてからでないと、音を聞いて意味内容までつかめない。例文をやさしいながら、丁寧に読んで意味を了解してからでないと、読み上げを聞いてもやさしい内容のくせになにやら難解感が伴う違和感を覚えた。

Macで標準でついてくる辞書では、音声は聞けないし、語源の解説は出ていても13世紀あたりなどという情報までは出ていなかった。手慣れた人がパラパラと辞書をめくり単語を見つけるよりはちょっと単語検索に時間がかかる気もするが、どこでも引けて、聞いて、意味を定着させるまで実行できる点はやはりすばらしい。お進めである。

それで、また一段と意味が明確になり、再度オバマ演説の部分を聞こうとiDailyへと移動する。するとまた例の画像があらわれる。これは毎回新規に起動するとその都度違うフレーズが出る仕掛けらしい。今回はda Vinciの言葉だ。ちなみに今度書く論文は、da Vinci ルールについてだ。da Vinciが彼のノートに予想を書いた。20世紀に日本人科学者たちが、独自に
彼の予想を実地の資料と考察から提案した。(パイプモデル?)これは欧米でも受け入れられたが、da Vinci のノートが刊行され広く知られるようになると、彼が最初の提案者となり、今日欧米では、da Vinci ルールの方が通りが良いようだ。
http://www.jyi.org/volumes/volume1/issue1/articles/aratsu.html

パソコンでVOAを聞こうとそのページへ移動すると、VOAからアンケートの依頼が最初に開いた。番組の多角的評価を求めるもので、10項目以上の各観点からのランクを10段階でつけ、回答するもので、最後に希望する改良点などの提案を文字数制限無く提案できるようになっている。おそらく今回の起動画面の、一日一句のような類いは、そういう過程でうまれたのかもしれないと、書いていて思ったりもした。改めて、da Vinciの言葉!?が出ている起動画面を見ると、iの点が木の葉になっている。da Vinci ルールは本来、木の枝の分かれ方についての、彼の天才的直感を述べたものであり、この図案はきわめて今回の私とも関連が深いではないか!?とゾクゾクした。

とうとうiPhoneアプリも、3ページ目となった。英英辞典は737MBも占めている。アプリ全体では、まだ0.95GBの占有状態だと言う。空きはまだ13.1GBあるという。ちょっとした手乗りHDでもあるわけだ。しかし、それ以上に多機能で、多彩な能力を発揮してくれる。

昨日親戚に行ってiPhoneを見せて自慢したら、あれ、内の息子も持っているよ、と言われた。何でも一寸前、大騒ぎされて改めてiPhoneを買わされたらしく、目下使用法でいろいろ悩んでいるようよとの母親の弁だった。(息子はもう大学二年生だった。)

以下は、ネットでの評価や購入する際の画面。辞書の発音の音が小さく通勤電車内ではまるで発音が聞こえない、という苦情で評価が低い点数になっているが、まだまだ評価事例が少なくたった二点。バージョンアップが頻繁なのはいいが、前バージョンの履歴などが飛んでしまうことなど、いろいろと不満もある人もいるらしい。






なかのひと

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