土曜日, 12月 11, 2010
TexturesやJTeXEditを使いだしてから、最初は気づかなかったが、ひらがな入力へ切り替える際にいぜんと違うことに気づいた。それはことえりが使用されていない点だ。では日本語入力メソッドは何なのか!?というと、スノーレパードになってから、だんだん使えなくなって消えてしまったEGBridgeだった。この開発も、使えなくなった頃、役目を終わったとして解散してしまい、後継バージョンも出ておらず、便利だったのに残念とは思ったが、時代の流れには抗し切れずいつの間にか忘れ去られていた。
ことえりは、かなー漢字変換がいささかプアーでいらいらすることもあり、ブログ訪問者の方から、かわせみというかなー漢字変換メソッドを教えてもらい、使用していた。これはこれで、かなりましなのだが、EGBridgeに勝るとは思わなかった。ところで、Lyxというプログラムをインストールした際に動かなかったので、従来からの起動システムを変更し、本来の内蔵HDからの起動システムに変更してしまった。以来、ことえりのままで来た。今年は仕事面で超多忙で、環境を整えるどころではなかった。
iPhoneが来てしばらくしてから、内蔵HDからの起動に切り替えた。それで、将来TeX系のインストールは、この起動システムにしようと内心思っていた。これまでの外付けHDは、USB接続でもう一台FireWire接続のHDがある。それぞれ、同じCPUといっても、微妙に違うような気がするので、何かの時の代用には安心なのだが、何か少し不安な面もあるんで、外付け起動は、予備用とした。昔は、内蔵HDの容量よりも、外付けHDのほうが、はるかに容量が大きい場合が多かったので、そちらを起動用として長く使ってきたが、いまや内蔵だけでも十分な時代となっている。
ウィンドウズでは一時一太郎がはやり、やがてワープロとしてはWordに負けてしまったが、入力メソッドとして以前根強い人気があるようである。そしてマック用にも一太郎ワープロが出たが、その後、ATOKのマック用はどんどんバージョンアップの連絡はくるのに、ワープロのほうは通知が来なくなった。私のイメージで一太郎、ATOKはどうしてもウィンドウズ系というイメージがつきまとい、便利なのはわかっているが、今一しっくり来ない。
まだずっと昔、BASICから、MSDOSに移行した頃、すでに一太郎、ATOKの評価は定まっていた感があった。まだ、5インチのフロッピーディスクで業務をこなしていた時代である。その頃から
マックに勝手にあこがれていたが、手の出る金額ではなかった。魔金取手とも言われたりしていた。九州から、高校時代の友達が上京し、私と秋葉原で会った際にも、マックにしろしろと盛んに進められた。彼は大学は出たが、焼き物の道に進み、耶麻渓あたりの土地に住みついており、作品の映像管理にマックの機能を使いたいということで、秋葉原から渋谷に行き、マックの代理店に乗り込み、値下げ交渉をしていたが、後で聞いたら結局マックは高いのであきらめ、中古の車を買って九州に帰ったとのこと。
もうマックを使い出してかれこれ20年近くになってしまった。ウィンドウズ95が出た頃から、会社でも業務用にウィンドウズを本格的に使い出したが、今ではウィンドウズもこなれてきて、私はXPあたりでこれ以上業務用としてはバージョンアップの必要性をほとんど感じない。XPになってから、再インストールとかあれこれやってみて、マック的にすっきりしたなあ〜と何度も思った。一方、マックの方もウィンドウズの影響をかなり受けた面もあるが、本質はあくまでマックで、未だに、ある意味、悪い点も含めコロコロと中身が変化している。
とくにSnowLeopardになったとたん、EGBridgeが動きにくくなり、バージョンが少し上がったら完全に動かなくなったが、中ほどのバージョン(10.6.5)になったらまたEGBridgeがどういうわけか復活してきた。
Texturesの説明でも、10.6.1〜10.6.2は必ずバージョンアップッしてから使う事などという注意書きを見ると、業界でも問題になったバージョンだったんだろうという見方が出て来る。ウィンドウズの方は、Macとほぼ同時期位に開発が始まったそうだが、現在ようやくバージョン7から、その先へ行こうとしている段階のようだ。ウィンドウズ95で、バージョン4あたり、98でバージョン4.2xあたり、後は押して知るべし。ハードを自作していないマイクロソフトゆえ、あらゆる機種に対応するのは、そうとう苦労しているはずである。Texturesを開発・販売しているBlue Sky 社もマック用しか販売していない。旧マックからOSXシリーズへ移行した際、アップルは一時マイクロソフトからの資金援助を得て、ようやく存続が延長されたなどと揶揄されたりもしたが、OSX(Next Step)が出てからはアップルが無くなってもマックが無くなることはない、と言われていたのでその熟成を気長に待ったが今後はどうなるのだろうか!? 想像もつかない。
ただ、動かないといわれたクラシックマック環境は、いまでもインテルマック内でちゃんと動いている。マイクロソフトの場合は、VirtualPCで、旧環境を再現できるのでやはり問題はないだろう。ただ、VirtualPCも本来はマック用のソフト会社で、マイクロソフトが会社毎買収したもので、それくらいマック用VirtualPCはよくできていた。クラシックマックで98を動かせたが、当時はCPU速度が不十分で、イライラさせられた。いまでも、2000用に開発された業務ソフトを親会社では、VirtualPCで2000環境を利用して使っている。当時、我々にもできるだけ2000の中古を用意しておけなどと通達されたものだし、当時の担当者にVirtualPCを使えば一発ですよ、などと告げたが当時はまだ、まともに相手にされなかった。
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