昨年暮れあたりから、自分の行った研究の結末のつけ方が気になりだし、暇を見ては時間切れで受理にはならなかった拙論文を読み返しあと2報を出すべくあれこれ検討中である。もう後がない極限状況であり、何かと後手後手感がつきまといっぱなしである。そのテーマは「年齢・植栽密度の異なるアカマツ幼齢林分の地上部の呼吸消費量の推定について」である。この草稿は、あと半年早ければ間に合った!はずであったが、その年4月末から5月にかけて全身麻酔による盲腸炎の手術で中断、その後全身麻酔によるボケと戦いながらなんとか9月に提出となったが、ものの見事に時間切れである。その年は1995年のことであった。だがおいそれと日本語をすぐに英文にして出せるほどの力量は持ち合わせていなかった。
その後ブルガリアのPlovdivというソフィア市に次ぐブルガリア第二の都市で毎年夏に開催されている世界微分方程式会議に九大の数学科の梶原教授の勧めで出席し、結果をTEXで組版しひと月ほどで送らねばならない羽目になり否応でも英語の論文形式に適応せざるをえなくなった。
自分の研究の一部であったアカマツ大径立木の垂直方向の温度分布をアメリカの研究結果と比較して野外データの問題点として理論と実際の対比として説明した。
もう現在ではライセンスナンバーも関係なく、エミュレーション環境で、その当時はパワーPC用を起動していたと思うが、インテルマックで古いWinソフトのように見事に動いた。これで、本体EL Captinでも動けば万々歳なのだが。
文字環境が現在のキーボードは、当時のものと違い、’NormalDistribution'のように’が入力できないので、それは旧番の使用例からコピーして貼り付けて使わざるをえないが、エクセル以外に数値計算のチェックがこれでこれから可能となると忙しいが大変うれしい。
去年の今頃はこのブックセンターで、富岡町の地図を買い、松村氏の家を探したが、映画のチラシで松村直登氏の第一の牧場と示されたエリアは林道しかない場所で、空振りに終わり、それから住宅地図のCD版でしらみつぶしに探して、家並みの似た松村家を探しだしてようやく目的を達したものだった。
その後ブルガリアのPlovdivというソフィア市に次ぐブルガリア第二の都市で毎年夏に開催されている世界微分方程式会議に九大の数学科の梶原教授の勧めで出席し、結果をTEXで組版しひと月ほどで送らねばならない羽目になり否応でも英語の論文形式に適応せざるをえなくなった。
自分の研究の一部であったアカマツ大径立木の垂直方向の温度分布をアメリカの研究結果と比較して野外データの問題点として理論と実際の対比として説明した。
なんと最初で多分最後であろう海外での英文発表とその製本版がオランダから出た。生物系だからその方面の発表はなんとかなるが、発表が終わるとそのまま座長として残され、数名の発表者の紹介もさせられ大変往生した。
たまたま当時話題ともなったミシガン大学の数学科出の先生がユナボマーとして逮捕され直後でもあり(その話はタイム誌に特集で出ていた)、講演者として飛び込んできたミシガン大の先生らの話は聞いていて苦痛以外の何物でもなかった。ただ大学の事務関係の人たちも母国語がロシア語に近いので、英語の話はやはり苦手のようであり、その点は楽だった。
その後ダンスパーティなどもあり、クロアチアあたりから来た女子学生などとも少し話したが、綺麗だった。
Plovdiv工科大の学寮を借りての寝泊まりだったが、学生の毛布が獣臭くてまいった。水は硬水であり、皆ペットボトルを用意しているのが最初は不思議だったが、三日もすると自分も真似た。ギリシアで製造されているというコーラは大変おいしかった。ただ街中では自販機などはなく、二十円くらい払うと紙コップに注いでくれる。
物乞いの老人ですらペットボトルを手元に置いていた。ただそ、体重計を持っていて、十円で体重を計らせて終わりである。
発電はドイツのジーメンス社の装置を使っているらしいが、夜ともなると日本と違いかなり暗い。
話がかなり脱線したが、Mathematicaという数式処理ソフトを愛用していたが、それも今やV10となっている。私が所有しているのはVer.9であるが、最近かなり中身が変化したらしく、昔のコマンドなどが動かない。
しかも多変量解析結果は古いBASICプログラムで行っており、今となっては、それも動かない。エクセルの回帰分析パッケージはあるが、それはWin用で最新のMacOfficeはどうか知らないが、2011あたりではそのパッケージは動かない。それで数値計算のチェックをしたいが、旧OS環境で動くMathematicaでは3.0が動くが、それを動かす解説本が手元にない。
先日アメリカで買った最新の解説本はFitの例だけでRegressなどというコマンドは使用できなくなっているらしい(9.0や10.0では)。そこで、未だに簡単に使える旧番の3.0用の解説本が売れ残っていないか、丸善、八重洲ブックセンターを訪れた。丸善は最新用を焼き直した程度の解説本しかなく、エクセルと時系列データをフリーソフトのRという統計ソフトで解析できる解説本を二冊買った。安い方を選んだつもりでも5000円をオーバーした。
そこで丸善には見切りをつけ、日本橋の桜並木通りをのんびり歩き、八重洲ブックセンターへ行き、まっすぐ3階の理工学書売り場へ。すると、3.0のとき、お世話になった中央大学の小林教授の多変量解説本がただ一冊だけ売れ残っていた。
中身を見ると、1996年初版発行らしく、自分の学会発表時代より数年遅れである。この先生の書き方は少しくどいくらいであり、しかも梶原教授も関わっていた京都の現代数学社刊であることから、解説の中身はそれ以前のものだろすると、まだ3.0でも動くはずと考えられた。
早速そのMathematicawを使って入力した結果を示す。
文字環境が現在のキーボードは、当時のものと違い、’NormalDistribution'のように’が入力できないので、それは旧番の使用例からコピーして貼り付けて使わざるをえないが、エクセル以外に数値計算のチェックがこれでこれから可能となると忙しいが大変うれしい。
去年の今頃はこのブックセンターで、富岡町の地図を買い、松村氏の家を探したが、映画のチラシで松村直登氏の第一の牧場と示されたエリアは林道しかない場所で、空振りに終わり、それから住宅地図のCD版でしらみつぶしに探して、家並みの似た松村家を探しだしてようやく目的を達したものだった。
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