水曜日, 7月 21, 2010

久しぶりに、早起きして、ふとそうだ!、と急に涼しい定置燃費コースへ出向いてみる気になった。前から、少しずつ燃費が向上してきた気配を感じつつも、忙しくてまた梅雨明けもしていなかったので、延び延びになっていたからだ。

暑い、焼けるような昼間、バイクであちこち出かけてみて、調子がよいことが分かっていた。マイクロフロンについで、マイクロセラという、粉剤を添加したからだ。放熱材としての性能がすぐれ、ラジエーター液などにも、水で溶いて注入しておくと、たいへん効果的とか効能が指摘してあるが、それが、どうして燃費向上と関係があるのか、にわかには理解しがたかった。

しかし、いちおうたいていのものは試し済みで、あとはマイクロフロンとこの粉剤しか、手近な組み合わせは、今のところ残ってはいなかった。

ただ、メーカーサイドでは、両方セットでの使用を勧めている。それで、騙されたつもりで、いちおう追加発注っしておいたものを、試用しだしたところなのだ。

使用法は、マイクロフロンとまったく同じで、乳鉢で少量のオイルとよく混ぜ、オイルを追加しながら薄めていき、ある量になるまで伸ばして、オイルにちょこっと添加する。

セラミック系の微粒子らしいが、放熱効果のほかに、シリンダー内で、狭い隙間で抵抗が大きくなる特性をもち、結果としてすり減ったエンジンの吹き抜け防止に効果的なんだ、という私の理解。

今まで、マイクロフロンでかなりの燃費向上が認められたが、それでも16.3~4どまりで、以後一向に伸びない。もともとセットで使用するように設計されているとしたら、少しは効果があるだろう、ということで、これがまたどういうわけか、一番高いのだが、購入した。

すると、フロン系とはあきらかにちがう手応えがあり、何かよさそう。忙しくて燃費は、通勤の繰り返し燃費しかわからなかったが、このところリッター12を超えることはまず無かったが、いきなり12.2と出た。やはり、期待がモテそうである。もちろん、フロン系ほどの向上は期待していない。けさ、まだ半タンクだったが、満タンにしたら12.6と出た。これなら、まだ走行5万キロ未満の時の通常実燃費と大差ないではないか。5万キロを超えてから、徐々に12キロ台半ばから11キロ台後半へ落ちていったような気がする。一キロ弱の低下といえる。

この時期、西から東に早朝走るとかなり眩しいことは覚悟ででかけ、高速をつかって花園へ。
降りて、いつものセルフで満タン。キャップから溢れるところまでいれて、誤差を少なくするよう気をつかった。いつもように走るが、いつもよりハイスピードがでやすく、アクセルを絞ることにずっと昔(昨年)気を使っていたときとは大ちがい。

それで、燃費をみたら、16.92となった。あ~、やっぱり、効果はあるんだ~と納得。ただ、これ以上の劇的な向上は無理そうだと思った。sho様がその昔、せいぜい17ぐらいでしょ、と指摘していたが、それでも、sho様のビッグ1では平均燃費が15.6ぐらいだということだった。このへんの限界近くになると、0.5アップする、などということはかなり至難な部類に入ることは、経験上理解しているつもりである。それを、なんの苦労もなく達成したマイクロセラにびっくり、感謝している。あとは、他のオイルとの組み合わせや、温度条件などで、少しは変化しそうだと思う。
なかのひと

0 件のコメント: