火曜日, 10月 12, 2010


http://homepage2.nifty.com/BEFREE/favorite.htm
には、モータロイ再現品が紹介されている。

実をいうと、私は既にモータロイ再現品と同じものを使っていた、いや使っているのである。これまでの使い方とは違う使い方で使っている。まだ使いだして二日目だが、やはりシリンダーやピストン周りには、スズ成分がつきまとっている方が格段にいいように思うので、あれだけ懲りて失敗例のような結末で終わったが、使いだして意外にいいので、びっくりしている。

今回の紹介であるモータロイ再現品は、スズの効果を確かめようとしてネットで偶然見つけたものであり、あらためて私が行った錫ロイと同じものを考えて売ってもいたことに驚くとともに、妙に共感を覚えた。

『製品は錫(純度98〜99%)の固まりです。
本家モータロイは説明書上では「特殊合金」と謳っており、錫の他にどのような成分があるのか不明なところですが、主に説明書に出てくるのが錫であり、モータロイの効能の多くは錫に依存していると思われる為、
モータロイの効能と同等の恩恵を受けられるものと思われます。
再現品は、タンク内での滑走による錫粒子の放出を考慮して平面的に削られています。
錫がエンジンの燃焼室周りに与える効能は、主に油膜保持性能の向上とそれに伴うエンジンの圧縮圧力の向上です。‥‥』

などと書かれており、写真まで載せている。10円玉が比較にとして写っているが、それからすると一個あたりの大きさは、私がかって不定形で適当にいれた大きさに近い。1気筒に一個だそうで、これも私が最初試行錯誤で推測した適量に近いような気がする。


これは今は既に売り切れの純正品だが、この記憶をもとに、最初ハンダを溶かして作り、鉛含量が多いことから反省しスズのインゴットから作ったのが、いわゆるスズロイで、これも純度99%程度のスズそのものである。

有志の方々によるモータロイ再現品は、2010年8月で一粒290円らしいが、残念ながらどこで入手できるかは載っていない。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e106041703
では、ヤフオクでの例がある。そこには、マイクロロンとの併用例という項目もあったりして、ますます私の最近到達した見解と遠くない気がする、

いちおう、商品だけあってきれいに加工されている。大きさが均一で、1気筒に一粒という設定は、売り出すためにはうまい量的設定だと感心した。

私が多すぎると燃費が落ちたことを報告したが、さすがに多く入れると早く効果が出ますが、後は無駄になりますとだけ書かれている。

このモータロイ類似品の話題はここまでにして、本日までのスズロイ再々使用例を報告する。

今入れた量は、前回すべて取り出して、タンク内のスズ濃度がどのくらいかが適量かをガソリンが半分に減ると満タンにして、という風にどんどんスズ成分を薄めて行き、取り出す前に入れた二個のスズロイの1/20位というおよその推定をした。

すると、米粒位の量になってしまう。現在使用している、マイクロフロンという粉体のテフロン成分を主体に使っているので、添加するスズ成分ごく少量でいいようだ。それで、タンクから取り出した昔たくさん使った粒の中から最小のものを選び、ポツンとタンクに入れた。大きさにして、3〜4ミリ角、厚さは1.5〜2.5ミリほどで、通常だったら4気筒にはまず絶対足りない量である。

しかし、最近、スズ成分フリーにして、マイクロフロンだけで走っていたら、スムーズだがどんどん燃費が落ちてきた。むしろ、スズロイが多く入っていてあまり燃費の良くないときに使ったマイクロフロンの時に燃費が良かったことから、スズ成分もある程度ないと、マイクロフロンの効果も最大に発揮されないのでは、と思うようになった。

それで、試しに匂いのしない程度の量を入れてみようと思ったのである。すると入れて走り出してしばらくするといいような気がしてきた。翌日行きは、昨夜よりよく、帰りはさらにスズ成分が超微量でもあると無いとでは、かくも差があるかと驚いた。

前の車がゆっくり走っているので就いていってふと回転計を見たら、トップで1200回転であったが走っていてまさかそんな状態だとは感じなかった。大変軽くスムーズに回る。問題はリザーブ近くになって、溶け出る量が多くなっても、悪影響が出ないかどうかである。この前の経験では、投入した量の半分位が理想か!?と思ったのだが、果たしてどう出るか!?。

本来、マイクロフロンはマイクロセラというセラミック系の粉と併用するようだが、マイクロセラを使ってみても、あまり宣伝ほどいいとは思わなかった。スズロイがあったときの使用感がこれまで最高で、ただ、スズロイがその時は多すぎて、マイクロフロンの効果が長続きしなかった。多すぎないように、極少量のつもりで入れたのだが、過去に入れた履歴があるので、投入した日から効果が出てくるとは思わなかった。

なかのひと

5 件のコメント:

大空の浪人 さんのコメント...

NATURE様(でよいのでしょうか?)

モータロイ再現品を出品している者です。ネットの真面目な世界では「大空の浪人」と名乗ってきたので、そのようにお見知り置きいただきたく存じます。
ブログは度々拝見していました、というより「モータロイ」で検索すると常に上位にヒットするのですが、コメントを書き込む方法が分からなくて今までご連絡が取れませんでした。このコメントも届くかどうか不安ですが、現行出品はhttp://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g91417740です。
一応WEBページは上げていますが、まだ突貫工事中です。http://momotaloy.web.fc2.com/
これでコメントが書き込めるようならよいのですが。

nature さんのコメント...

大陸の浪人様、コメントをいただき感謝しております。昔から、コメントを書きづらい、という不評はよくありました。
しかし、Googleのほうの事情のようですので、悪しからず。
http://momotaloy.web.fc2.com/
も初めて拝見しました。面白そうですね。今後に期待いたします。

私は今、他の添加剤と自作スズ片との共存走行中です。この時、スズ量をどれくらい混ぜるか、試行錯誤中です。

はじめて、バイク雑誌の広告を見て250ccのスズキのタンクにモータロイを投入してから早40年近く。‥‥、現在のBig1の燃費が車並みなので、なんとかしてみようと思い立ったのが、きっかけでした。

本来のモータロイと比べて激安の値段ですよね。利益はあまり出ないのではないですか。ま、これは事情によって異なる部分でありましょうから。

大空の浪人 さんのコメント...

NATURE様
利益は考えていないようで考えています(?)。約35年前に一瓶買った錫棒がそろそろ尽きるため、現状で最も少ロットで買える(タンク投入用に)加工に適したもの…という見地で探し回って、材料屋ドットコムさんのφ15錫球にたどり着いたのですが、最小ロットで1㎏のため、こりゃ百歳まで現役しないと使い切れない…と半分困って出品したものです。
自分が「このくらいの値段で用意してくれたらゼッタイ買うゾ~」とネットを探し回った価格なのですが、早い話、グリコの「一粒300m」そのまま「一粒300円」なのです(笑ってください)。
さてさて、NATURE様のブログの中で、「錫の量が多すぎると燃費が悪化する」というコメントがあって気になるところなのですが、私は専ら四輪、それもここ二十年余りディーゼル中心なので、錫の量による効果の違いを感じるところまで至っていません。
おそらく二輪車は四輪車に比べて音や振動等々、エンジンの息吹を直接感じる構造のため、錫濃度の違いによるフィーリングの変化を敏感にお感じになるのではないかと思います。
NATURE様の実験に刺激されて私も、各種の錫粒子抽出法による錫溶液を燃料タンクに入れて、おそらく規定量の何倍もの錫濃度を試してみるのですが、少々粘いかな…という程度しか経験できません。四輪車、それもディーゼル車の運転席、という構造上の限界なのではないか、と思っています。
とはいえ、国際情勢に関する洞察をも含め、深部で共鳴できる方と出会えて光栄であります。今後ともよろしくお願いする次第であります。

nature さんのコメント...

大陸の浪人様、さっそく詳しいコメントと自己紹介をいただき、ありがとうございます。

その後、ホームページで閲覧できるところを読み直したりして、類似性の一致に驚いているところです。

私も、既にご存知でしょうが、材料屋ドットコムさんから、二キロのスズを4500円で購入しました。まだ、1.3キロぐらい手つかずで残っています(笑い)。

そうですか、おもにディーゼル車用でしたか。それなら、さっそくすぐにでも、いままでバイクに入れていたスズ片も、使ってみようか!?と思いました。
情報ありがとうございます。

以前、ジーゼル車にマイクロロンを入れてみたところ、加速性向上やスムーズさを感じましたが、まもなく廃車となってしまい、長期テストはできませんでした。

まあ、私のバイクの場合、最初糸ハンダからスタートしたので、けっこう多く入れてしまい、鉛成分(1/3)の関係で、粘りが出て燃費悪化でした。その後スズ片だけいれて、燃費は回復したかに見えましたが、結局負けてしまい、全部摘出、その後も、一気筒一粒どころか、5粒以上に相当する量を入れてしまい、うまくいきませんでした。最終的に、一気筒一粒くらいなら燃費は一割以上くらいは向上するだろうという経験則に達しました。

昔、モータロイで1000cc用を買って持っていましたが、それでも二個でしたからね。ジーゼル車の特性と、ショートストロークのホンダの高回転型エンジンとでは、かなりエンジン負荷の特性が違う部分があるかもしれませんね。

ヤマハの2気筒650(絶版車)で13万キロ走行時、シリンダーヘッドを開けてみたら、鏡のように内部はピカピカだった、というバイク雑誌の投稿記事を読んだことがあります。このバイク、バーチカルツイン車で、3000回転以上だと、振動が出て、高速走行が苦しいというのが、当時から定評のバイクでした。それで、所有をあきらめたぐらいでしたが、総じてヤマハバイクは、似た特性の単気筒の400〜500cc車も、マイクロロンで19万キロ走っても効果が持続する、などという例があり、車種によって、効果の出具合はちがう場合も多々あるように感じています。

他の添加剤と併用、というアイディアは、ようやく今年になってから気がついたところです。スズ無しでは、マイクロロン系の効果もそれほどではない、と思うようになり、相性の良い他の添加剤でも、同様に相乗効果が発揮されるだろうという展望を持ち出したところです。

今後とも、折にふれて情報交換よろしくお願い申し上げます。

nature さんのコメント...

大陸の浪人様、さっそく詳しいコメントと自己紹介をいただき、ありがとうございます。

その後、ホームページで閲覧できるところを読み直したりして、類似性の一致に驚いているところです。

私も、既にご存知でしょうが、材料屋ドットコムさんから、二キロのスズを4500円で購入しました。まだ、1.3キロぐらい手つかずで残っています(笑い)。

そうですか、おもにディーゼル車用でしたか。それなら、さっそくすぐにでも、いままでバイクに入れていたスズ片も、使ってみようか!?と思いました。
情報ありがとうございます。