金曜日, 1月 20, 2012


前回、4輪用宣伝のみに『にんじん君』の関連商品が特化してしまっていることを紹介した。それで、いろいろネットで調べていると、にんじん君のアウトレット用として、現行の製品版(ツインGT)が何と4割ほど安く購入できることがわかって、これなら安いし自分のにんじん君は古いし試作品という5000円引きという値段で購入したものであり、現行販売品と差があるかどうかが疑問であったので、購入することにした。

http://www.carlifesupport.net/ninjinkun-twinGT_outlet2.html




上述のサイトからメールアドレスやあて先を記入し、送金方法やら個数などを書き込んで送信するとすぐに届いた。送付日まで記入されたメールも届いた。以前から何度も交信した見覚えのあるS氏からで、別に送ったなぜバイク用ではないとわざわざ断って販売しているかの疑問への回答もあった。

上の製品についていた注意書だけではよくわからない事情が書かれていた。それによると、某外国製の古いバイクにとりつけたところ、配線をいじった関係かなにかで、コード類が出火し、お宅の製品のせいだろう!とトラブルになった苦い経験から、使用場所と使用法がほぼ特定できる4輪用としてだけ販売しているようだった。もちろん、国産バイクでそんなトラブルはないし、製品の構造上、正常に使えば4輪、二輪も何の問題もない。

仕事の帰りに自宅近くを通ったので、家によると製品が届いていた。以前の試作品はただ真っ黒な箱だけであり、無骨なものだったが、アウトレットとはいえ、傷などなく、わずかな指紋が確認できただけの美品であった。
メールではなぜ、二代目を買うか理由を挙げなかったので、先方はさらにもう一台増設して使うつもりと判断したような返事だった。

それで、初めて同型二台は一台よりも効果があるんだ!?と分かった。私は製品のばらつきや
最近の製品と、旧試作品との違いなどがどの程度あるか?だったのだが、先方は売れ残った
初代にんじん君(一個の製品からコードが二本でたもの)とGTツインの両方をつけたところさらなる性能アップがあることがわかり、軽用の小型トルネードの発売に至ったようだから、いろいろ経験豊富だったわけである。

それで、さっそく二台つけて走ってみると!??..........
低速トルクが少しアップしている感じで基本は以前のツインGTと変らない感じであるが、より少ないアクセル開度で走れる感じで、アクセルを閉じたときのショックが少ない傾向だった。

毎晩さいたま市までの納品があり、バイク便で2往復+通勤などで207キロ走ったところで満タンにすると12リットル入った。自宅->会社までの一回だけは旧システムである。まあ、予想通り思ったほどの燃費アップはなされていないようである。ただ、慣らし効果とでもいうべき調子の良さは次第に現れてきている感じである。希望はあと0.5キロほど燃費アップの結果が出れば御の字である、と思っているのだが。


雪が降る、という予報で積もる前に会社に行っておこうと自宅を出ようとしたらすでに雨だか雪だか降っていたが、とりあえずポケットにあったミラクルパワーを左右のコードにつけて変化を探ってみた。すると、!?!?おや、と思った。まだエンジンは冷え切っていなかったせいもあるだろうが、あれほど取り付けて違和感のあったミラクルパワーが実に自然に効き目がジワーと感じられる。コッ、コレハ!?と思った。とりあえず2個であるが、以前からあえてつけるとすれば2個どまりだろうと漠然と思っていたのだが、にんじん君の特性を消すことなく、ミラクルパワーの悪い癖がまったく感じられず、パワーアップだけの結果が出ているようで、
よ~し、これだ!!と思うようなパワーフィーリングであった。

それで、内側2個は固定とし、外側2個はタンクを上げることなく取ったり外したりできるように翌朝取り付けを改めて行った。結果が出るまでは半月ほどはかかるだろう。


ついでにシーと下のごちゃごちゃしたコード類の整理も行わなくては。古いにんじんくんはコードを延長して前のバイクではリヤシートの後ろに設置していたのだが、今回のバイクでは
バッテリー後部に2リットルほどのスペースがあるので、4個とも収まるのだが、古いにんじん君のコードがとにかく邪魔である。これと、シガーソケットへの接続コードも長すぎる。

帰りは雨や雪もほとんど止んで、路面が一部乾きかけているところもあった。一応昨夜はミラクルパワーは二個だったが、四個のままで走ってみた。すると、ミラクルパワーを付けたあの特種ないままでの感じがまるでなく、ただただにんじん君がそのまま自然にパワーアップした感じである。これには改めて驚いた。

何のストレスもなく回転している感じがバイク全体に漂う。う〜ん、死んでもこのまま乗っていたい感じである。全然別の設計思想からうまれた後付け部品同士であるが、今回の試行でこんなにうまくマッチするとは、瓢箪から駒というかセレンディピティーのような感じさえする。!!!!!

長生きはするもんだな〜、という感じ。過去数年間の日々の全努力が報われた(かどうかはまだ未定だが)ようなスッキリ感、充実感がある。
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