月曜日, 1月 02, 2012


1月4日から、自主的に仕事始めとなり、3日は娘夫婦が顔を出すというので、自由になる日は今日の一日だけ。幸い、天気はもっとも良く、熊谷地方の最高気温は10℃と予想されている。

今回の走行目的は、冷却水漏れ修理の確認、ハンドルヒーターの実用度、および最近燃費がおおきく落ちた原因の探求の三つであり、どれも長距離走行しないと、結果が見極めにくい項目であり、往復で300キロ程で混んでいないコースとならざるを得ない。

たまたま最近の法事で出会った同齢の従兄弟から、袋田の滝に行ったんだけど、そのグーグルで福島県まで袋田からだとどれくらい!?と聞かれたが即答も、正解も出ずじまいだったことから、袋田の滝を選んでしまった。彼は、家の農業を就いでおり、法事などでは知らない人ばかりという状況が二人とも同様で勢い今後のこともあり、急速に接近したのだが、やはり昔なじみの親戚は、しっくり来るところがある。パソコンなどは持っていないという。かわりに新聞はじっくりみるほうだ、という。もちろん、彼の娘は所有しているが‥。

iPadで前の晩、走行ルートを模擬走行したら国道4号をずっと北上して、氏家あたりで90度右折し、国道293号(足利市〜日立市、これとは別に県道293号線(栃木県足尾町の国道122号から銀山平を経由して庚申山荘まで続いている道です。)もあるらしい、しかも国道では号だけで線はいれないらしい。最初のナビのハードコピーでも国道16号とだけ出ている)を東へ行けばだいたい用が足りるという事がわかり、それなら下の旧国道4号より、4号バイパスを北上した方が信号も少なく飛ばせることから、かって知ったるバイパスを行く事にした。春日部の下柳から150弱だから往復で300キロちょっとというのも丁度良い時間と距離だ。8時を目安にそっと家を抜け出した。いちおう寒さ対策に朝飯を一人済ませていたら、家内が起きて来て、ちょっと、どうやったらそんなに太れるのか!?なんとか痩せて頂戴、などと小言を言って来たが、逆らうと厄介なので黙って食べてそっと出た。一日一食制でないと私は痩せない事は昨年実証済み。ただ、水分だけは控え目にした。

さすがに、大型は少なく、マイカーばかりだが皆結構飛ばす。特に利根川を渡り茨城県、栃木県と北上してくると地元の車も加わり、さらに3車線となると、準高速道並みとなる。

この時期の大型は一匹狼的な運転をする車も有り、無謀な蛇行をしたりする物もいたが、逆らわずにやり過ごす。二時間ほど走ると手は冷たくないが、体全体が朝の寒気の中を走ったので
冷えて来て、丁度コンビニがタイミング良くあらわれたので休憩する。何をするにしても手がかじかんでいないので、動作の移行がスムーズである。最初、弱で走っていたが、スピードが出だすと、風防が布制なので、全体的に風が一定の割合で抜けて行くようで暖かさを感じなくなり止むなく強にした。前日川越市内まで往復したとき、手のひらばかり熱くなるので、半回転させて手のひらには1センチほど開いたヒーターの合わせ目が来るようにセットしておいた。

エンジンはまだ固く感じられ、まだまだ、ミラクルパワーになじんでいない感じがした。修理した結果は問題ないようで、何の心配もいらないようであった。コンビニでは甘酒を選んで体を温めた。コーヒ類はすぐにトイレに行きたくなるので。出発しようと空を見ると、朝曇っていた空が明るくなり、これから行こうとする方向は快晴のようなかんじであるが、とにかくまだ寒い。手の冷たさがまるでない分、体が冷えているというのがはっきり分かった。

しばらく走ると陽があたりだし、特に足の部分が暖かく感じだした。これなら、この先たいした苦労は無さそうと少し安心した。コンビニを出て間もなく右折のサインが。後で振り返ったら4号バイパスと鬼怒通りの交差点だった。県道64号線だと言う。曲がってしばらく行くと昔見覚えのある道だと分かったが、ある程度先からはナビの指示にしたがう。日もどんどん高くなり暖かさが増えた。手も(指も)熱く感じるようになりまた弱に戻す。以後ずっと弱のままだったが、帰ったとき、指先が少し赤くなり低温火傷を負ったように痛んだ。ちゃんとした革手袋の方がよさそうだ。


天気はやはり予報通りとなって来た。熊谷で10℃といっても大田原では6℃であったから、微妙だが、朝寒かったし6℃でも昼間だったからけっこう寒さは意識せず目的地に着いてしまった。
ヒーターがなかったら、とは想像すらできない。朝の寒さの中を車と一緒に一台だけで駆け抜けられた。夜の今でも手や指は暖かい。肘のあたりが走行中一番温度が低かったようだから、肘ヒーターかカイロを工夫すれば、寒さは大分和らいだかも知れない。腕までは体温で、手首まではヒーターで暖められても、その真ん中の肘だけは周囲程体温を維持できなかった感じがした。


4号バイパスを平出というところで右折すると、表示は旧4号がやがて出て来た。そこからナビの指示通り行くと目的地に到着する。後ろに後続車が殆どいないようなエリアで気持ちよくは知っていると、いつの間にか後続車がピタリと付いていたりするのの繰り返しだった。
またたく間に袋田に到着。最初、高速を使う予定でナビは12時10分頃と表示していたが、その後高速を使わずにバイパスとなったが、宇都宮以降が快調だったため、当初の予定度おりの時間に着いてしまった。白河まではまだ60キロ程度あることが分かった。予想より距離はある感じとなった。

袋田は目的地ではなく経由地。日が短く早めに帰りたいし、昼間の暖かい時間帯に距離を稼いでおきたい。それで直ぐに自宅を目的地としてリターン開始。今度は水戸へ行けと言っている。それで118号線をただちな南下。今度は南向きとなり薄日が顔の正面にあたり暖かい。このナビは途中の細かい地点までの距離は表示するくせに、例えば水戸まで何キロというのはかなり近づかないと表示しない。水戸まで12キロとなってようやく道路標示が表示したので、安心した。

水戸市内を流しているとき、240キロほど走行していたが、その頃ようやく連続走行でエンジンの調子が絶好調と感じだした。固かったエンジンの調子がほどけてきた感じ。これはもう数回慣らしで長距離を行う必要が有りそうだと感じた。水戸市内は正月だというのにかなり混んでいた。車の間を通り抜けるとき初めて回転計をみたら、1200回転あたりで走行していてギクシャクせずスムーズであり、ミラクルパワーの低速トルクの増加を感じた。

途中の燃料計メモリが一個欠ける間に、60キロは走った。これで、燃費は21.5は行くだろうと確信した。そうした燃費のとき、さらにもう一個欠けるまでに270キロ走行はしていたが、今回は266キロ程走ったから、まあ、21キロは固いだろうとなどと思っていた。

それで、50号線以降、調子に乗って飛ばした。リヤカーの後輪のようなパターンのタイヤを履いた、古いタイプのハーレーが出だしで何回か加速を挑んで来た。もちろん、こちらはそれに比べれば無音に近い音で加速。相手はかなう筈がないのに、ちょっとさきへ出ると、どれ程離したかと振り返る。面倒なので、シフトミスをして空ぶかしの音を威勢良く放っている間に一気に後方に追いやると、さすがに諦めたようである。それ以降、渋滞が解消してきて笠間あたりは常にトップをまっしぐら。郊外に外資のショッピングセンターが出来てそこへ向かう車列が水戸市内から片側一車線を塞いでいたようだった。


それでも、50号線はかなり長い。最近の車は軽でも加速がよいから80〜100位は平気で出して先頭を行ったりする事が多く、面倒な時は直ちに追い抜いて先頭へ。3リッター車でも、並走してスタートした時など加速競争になったりすると追い越そうとしたりするので、距離を見て追い越させるか、離すかの加減をする。4000以上回すとついて来ない。

やっと小山市内まで帰ってきたが、今度は旧4号線を南下となったが、それからが長い。夕日がまぶしく、けっこう前が見えずらく相当神経を使った。今日の食事は小山手前の結城市で済ませていて、そこでトイレ休憩。手が冷たくないと、トイレ休憩の回数が減るだろうとつくづく思ったものだった。ただ、防寒グラブは今日は勝手にホーンを鳴らす事は一度も無かったが、
パッシングが使えないし、ハザードも使えない、素早いウィンカー操作はなかなか出来ない、手探りでスイッチを親指で探して確認して、などとやっているとタイミングがたいていずれて
しまった。

夕日がまぶしい間は早く陽が落ちろと思っていたが、落ちてみると4時半を回った頃から旧に寒くなり、冬の日の太陽のありがたみを知る事に。利根川をわたり佐間のあたりから渋滞が続く。この位置での渋滞では久喜市内なども同じ込みが予想されるから、今日の燃費テストは失敗だろうと直ぐに気づいた。迂回したいが結構遠回り。それで諦めて大人しく車列をやり過ごしたりしていたが、あまり派手には出来にくい。やはり小山市内で4号バイパスへ迂回すべきだったと思った。そうしておけば春日部市内の渋滞区間だけで済ませられた。

しかも、自宅近くのスタンドは年末に一回いったきりだったので、行ったら休業だった。しかたなくその先のセルフへ行き給油する。15.9リットルも入った。走行トータルは324キロ。再計算したら、20.37あたり。手がかじかんでなくてもインプットミスをしたらしい。通常だったら、15.3〜4辺りを想像してたのであるが、渋滞と後半の飛ばしでその影響が出ているようだ。
15.4だと何とかリッター21が確保されるわけだが。

実は、RBの帰りに、久しぶりに例の定置燃費コースを夕方走っている。その時は18.49だった。三月の初め頃、ミラクルパワーを付けて走ったときは、ほぼ19キロの燃費だったので、やはり少し落ちた気がしたが、まだエンジンが固く例のスズロイ過剰!?投入への疑問も消えていないので、夏場同様長距離してチェックしないと、と思っていた。

夏場の最後の長距離で(房総一週)、いちおう長距離を走ると過剰投入の影響は無さそうな結論に達したのだし、今回も途中の燃料消費傾向からあまり関係ないようだと実感はしていたが、渋滞や加速競争が加わると途端に落ちる。しかし、最近の通勤時の低燃費(18.5〜17.5〜16.5)などはにんじん君のマイナス回路が接触不良であったためと分かって結線し直したら感触が良くなって、そのせいかと思ったりもした。

しかし、今日行きがけに満タンにした際、120キロで燃費は16.5位だったことと比べれば、長距離と短距離ではかなり結果に差がでる。以前はそれくらいの走行(150キロ)だと18.5位であり、長距離で燃費が伸びるのは、それ以降濃くなったスズロイが効いて来るからと思っていたが、今は最初からかなり濃いはずだから、その推論も少し問題がありそう。冬場は燃費が落ち気味なのは、いろいろと聞くのであるが、そのせいとばかりも言えない事も最近多い。

Shoさんがバイクの燃費は大波で、とはかってよく使われていたが、最近私もそれを強く意識するようになって来た。

ただ、今日の走行でミラクルパワーを付けた効果らしきものは200キロ以上走行して初めて感じられた事は、夏場での40キロ以上走行辺りからエンジンの調子が良くなって、というのと明らかに違い、今はミラクルパワーの本来の調子が出て来る移行期なのかも知れない、と思えたことが収穫といえば収穫。夏場以来、スズロイは一切変化無しでそのままであるが、今日はちょっとしたゴーストップでタンク内でカタリカタリと転がる音が何度も聞こえた。以前は聞こえなかったのに。出来れば一個か二個、取り外したい所であるが、今日の長距離でそれほど問題にする必要は無さそうという一応の結論であるから、もうこの問題は触らないことにする。

今日の長距離で、回転がスムーズになりだし、その時の音も絹のように繊細な音がし、十分エンジン保護効果は効いているような感じはした。変わったのは点火系だけで、ミラクルパワーを援用しだし、にんじん君を整理し、本来のツインGTだけにした。走行は3万キロちょっと。

理想を言えば、shoさんのように毎回長距離を!ということになる結果となった。まだ通勤だけではエンジンの感じはは固いままである。長距離を走って初めて本来の調子がなんとなく分かる、というような状況である。昔から、遠乗り燃費と、その辺の街中燃費と分けておられる例が多いのも考えて見なくても当然の事でありますね。


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2 件のコメント:

sho さんのコメント...

おはようございます。こちらまだ福岡でゆっくりしています(笑)

ツーリングコースは、『西へ向かって東へ帰る』と、朝日を背にして、夕日を背にすることになるので、大変走りやすいですよね!
その逆だと行きも帰りも眩しいので、走行写真もいいのが撮れないですね。

ワタシもグリップヒーターとカバーの組み合わせですが、いつも『弱とオフ』を繰り返しています。手には軍手のような薄いものだけで十分と感じますが、逆につけっ放しだと低温火傷しそうなので、適当にオフにしたりもしています。

かつて大兄が『エンジンに優しい気温』という話をしていたように、こう寒いとエンジンも少し苦しんでいるように感じ、燃費が落ちるのも当然かなという気がします。この時期に20超えとはかなり優秀ですね!

寒くても、バイクだとやはり長距離を走りたいという気持ちだけは強いですね!
コーヒーは確かにトイレが近くなるので、長距離の場合は控えた方がいいかもしれませんね(笑)

nature さんのコメント...

shoさま、こんばんわ。
コメントありがとうございます。

こちらは明日日曜日も出勤しないと、寝る時間を削ることになるので、嫌でも行かねばなりません。

今日、これから燃費の一考察をアップする予定なので、そちらで意見というか回答をする予定でおります。

私は朝友が中心なので、弱でそのままですが、昼間中心のsho様のコースでしたら、やはり同様なスイッチイングパターンとなると思われます。

また、私の場合、毎日、朝夕なので、指にまだ熱ダコは出来ませんが、大分熱さには耐性がついた気がしてます。

こう連休というか、休みが多いと納期の関係で、大変厳しい場合があり、こんな制度を作った連中に一言文句を言いたい気持ちです。役所位は土曜日は半日は開庁しろと言ってやりたい。

坂戸市などは今日は開庁してましたけど。(もっとも市民課ぐらいですが)