月曜日, 8月 13, 2012

朝目覚めて天気予報をチェックしたら、比較的天気が良さそう。しかも明日になると新潟の天気は崩れるようなので、ゆとりをもって出かけるには今日しかないか!?と思い、急遽昨年行けなかった新潟県小千谷市へ出かける事にした。先方に連絡をとったら在宅だと言う。良かった。

バイクの方はオイル交換済みで、前後ブラーキパッドも交換済みで遠出にはいささかの不足もない。先方の都合と天気のみである。会社へカメラを取りに寄ってみると、例によってバイト氏が鍵がなくて入れず、社内で汗をかいて誰かの出勤待ち。今日は私ではないから、安心して中に入ってもらい、誰かが来るまで待機してもらうことにしてお別れとなった。こんな日もあるんだね〜。で、まだ100キロ未満だが満タンにしてスタート。燃費は良くなく17.5キロ程度。高速で東松山までだと、遠回りとなるので、花園経由で行く事に。初めての高速道主体の燃費も分かるというものだ。
NAVICOのほうは昨日バージョンアップしたばかりで、今回で125号バイパスなど最近の道路網整備の結果がようやく反映されたので、安心して地方へ行ける。あと、やたら飲食店の表示が増えた感じもある。で、日頃の小回り的使い易さから高速回避の設定のままだったので、一時過ぎに現地に着く予定と相手に連絡してしまっていたが、ご覧のようで到着予定時刻は夕方となっている。高速に入れば自動手的に変わるかと思ったら、変化無し。

花園に着いた途端、入り口を警官隊がシートベルト等の取り締まりの為、警戒中であることが分かった。この写真を撮っている間にも対向車線で二三台、停止を命じられていた。

高崎、前橋あたりはほぼ渋滞一歩手前という感じであり、100きろ前後で走行。
駒寄パーキングで給排水タイム。トイレ、特に女性陣のほうはダブルの行列であり、この先が思いやられた。天気は相変わらずで暑く、ここでも満車状態のため、安全地帯にまとめて止めたバイク群のまわりは脱ぎ捨てた上着やパウチが無造作に周囲に転がっていた。今年から夏向きのライダーウエアーにしたが、サイズ的に黒しかなく、通気性は良いとはいえ、早く走っていたい状態である。


渋川、伊香保以北は初めての関越道であるが、なだらかな山の裾野が周囲に広がり、ちょっとグライダー的気分も味わった。これはこの前の甲府周辺でも感じたが、利根川を横断した際には、鬼怒川を一回り大きくしたスケールかな、と思った。

どんどん進み、軽く冷やしたソバなどを食べ、二度目の給排水タイムで、大和とかいうパーキングでスイカバーなどで涼をとって、行き先を確認しようと案内板をみたら逆方向であるが、およその行程がつかめた。ナビをみたら、次は小出ということが分かっていたので、この調子では13時到着は無理とわかる。それから道がようやく空いて来たせいも有り、流れに載ろうとしたが、皆120キロ位で飛ばして行く。渋滞などは噓のようでありそれほど飛ばさなくても距離はどんどん稼げて、目的場所に13時40分前に着いた。

目的地に到着しました、と言われても初めてなので、どのお宅かときょろきょろしながら徐行していると、民家の二階で手を振っているおばさんがいて、道角には野球帽をかぶったおじさんが出迎えてくれたので、一瞬で了解、初めての会話は駐輪場所を聞く事だった。初対面ながら、昨年からコンタクトしていたので、スムーズに事が運び焼香のあと、
自己紹介と故人の東京方面での仕事の紹介などを済ませた。

昨年のお盆には来る筈だったが休みが思うように取れず、一年送れてしまいこの夏ようやく思いを果たせた。地元の蕎麦屋さんからおいしい蕎麦をとってもらい久しぶりに堪能した。若い頃、山形の寒河江から送られた蕎麦も印象に残る旨さだったが、その再来かと思った。3時間近く長居をしてしまったので、暇乞いをして帰途に。また、二人で見送ってくれた。バイクの事等も見送りがてらいろいろ聞かれた。いい音してますね、などとも奥さんの方から言われた。
帰りも高速回避のままだったので、自宅到着予定は深夜の予定で、案内も下道方向だったが、ルートが単純だったので、すぐに高速入り口へ。
入るとすぐにDUCATIとハーレーの二台に抜かれたので、後について比較的高速で緩い上りを走っていると、雨マークが。

六日町で警報が出て、先方の二台をトンネル内で音もなく抜いて調子いいなと思っていると障害が現れた。しばらくすろまともに近い降りとなってきたので、塩沢石打のパーキングへ滑り込む。バイク用の専用(屋根付き)のパーキングがあるか不安だったがあることはありました。真っ先に飛び込むと、先ほどの二台も、直ぐ後に数台の二輪が駐車。中には入れず車の間に止めたままのバイクもあった。

俄雨だろうとしばらく長居を覚悟。

案内板で見るとこれから先青い区間だけ雨らしい。
しかし、なかなか降りやまない。周りのライダーたちは旅装をほどき、ブーツやカッパの準備を始めている。私は先ほどの案内版に出ていた画像を魅せて湯沢を過ぎるまで殿くらいか熊谷ナンバーのお兄さんに聞いてみたら、結構有るんじゃないかというこたえ。すると20キロ位はあるんでしょうかというとそうかもという。このときは長さ10キロ以上有るトンネルの存在を忘れていた。熊谷ナンバーのヤマハ1300とその連れは、止むのを待たずに出て行った。
そうこうしていると幾分雨脚が衰え、足許をみると、雀たちがさっそく水気を含んだ草の実などを探して啄み始めた。こうした光景はあちこちで展開していた。見とれているうちに雨も小降りとなり、曇っていた山の端も比較的見えるようになって来た。

途中10キロ以上のトンネルもあるし、と一番あとから本線へと合流したが、止んでいた雨がまた烈しくなって濡れ出して、限界か!?と思った頃、ようやく長い関越トンネルが現れて飛び込んだ。5キロも行くと道は乾いているようで、出たら殆ど降っていなかった。後は濡れた上下を乾かしながら、南下する。300キロ近くなってくると、燃料補給の場所が気になる。場合によっては一度下に降りて探すことも検討しながら走って行くと、どこにもない。で、赤城当たりにはたぶん今まで全然なかったので、スタンドはあるはずだと思っていたらやはりあって、4輪も一斉に左折の合図で曲がって行き、ずらりと一列縦隊で渋滞で本戦上に取り残されるほどだった。

315キロほど、走った後の燃費。花園までに下道10キロ前後を含む。赤城を出ると今度は東京方向なのに渋滞情報が出て、本庄から嵐山あたりまで渋滞中。これらは雨で休んだ案内表示で織り込み済みで走りずらいので、本庄•児玉で降りてしまった。行きは1700円、帰りは本庄•児玉〜花園間を省いても1600円で日頃の価格差からは想像できない100円差。日曜日のせいも有るんでしょうが、意外と安かったという印象だった。
通り慣れた本庄市街から熊谷バイパスを通って予定よりは早く帰って来た。

高速と下道と半分づつで燃費をみると高速主体よりは悪かった。これは大いなる誤算ではなく、了解済みの悪燃費。約100キロで合計430キロ、まあ、走ったほうかもしれない。

前回甲州へ行く前にスズロイをちょっぴり足したら途端に燃費は落ち、それを挽回すべく、粉剤を増量したら、加速はすばらしくなったが、さらに燃費は落ちた。それですべて元に戻した。スズロイだけはまだ取り出していないが、‥‥。

そして、半分外したミラクルパワーも今日の結果で全廃を決意、早速実行した。今後どう推移するかが見物である。
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