日曜日, 2月 28, 2016

ハーレースポーツスターでの通常燃費 雁坂峠往復

前回、我がハーレーの通勤燃費は平均でリッター13キロ程度と述べた。これはモータロイが最近効果が出てきたような感じがするが、これだけはあまり以前と代わり映えしない。

マフラー後端から水滴がポタポタ落ちることから、暖機だけでかなりの燃料消費をしているようだ。すべて燃料噴射は自動化されていて、手動でチョークを戻すような操作はできない。しかも通常のアイドリング回転まで落ち着くのに、大体5分はかかる。帰宅前はいいとして、朝の忙しい時間に、この5分ただ待つだけ、というのはかなり辛い。

一度ならず、そところが、昨日のの時間を惜しんで、1〜2分でスタートしていたが、自動化された特性から濃いガスをアクセルを開けることで、さらに消費するらしく、ケチった分の効果も特に得られなかった。

ところが昨日十分に述べてはいないと思うが、高速の降り口あたりで、排気音が急に静かになり、一般道へ出てからも静かで、アクセルを開けてもピストンの動きは静かかつスムーズで、いわゆる経験者のみにわかるモータロイの効き目の特性がはっきりしてくるような感じを覚えた。

そこで、一般道でのロングツーでの燃費もこの際確認しておくに越したことはないと昨日から思い立ち、今日も天気が良さそうなので、出かけた。

秩父方面なので、荒川を越え、コカコーラ工場の先にある吉見農協のセルフのスタンドで再度満タンにして、かっての燃費チェックコースに沿って秩父へ行くコースを自然に取っていた。
雁坂峠は仕事で行き、その後バイクで二度、三度と言っているのでイメージが湧きやすい。上の図はグーグルマップからである。

秩父へ行くまではまだだいぶ間があるので、5速1500回転をキープして行く。秩父の山岳部へ行ったら2ないし3速で行くしかないかと思うが、こんなに長く1500回転を保つと、バッテリーへの充電不良が起きるのでは!?と少々不安にもなる。

寄居あたりではやハーレーのうるさいバイクが合流してきた。彼は左側が空いていたので左側へ行くが経験上右の車線の方が速いことを知っていたので、右を進む。

案の上、彼は先をさらに行くが警察署を過ぎるあたりからこちらがだんだん先へ流れ出し、うるさいバイクと並走し、さらに前が空いたので、音無しの排気をさらに強調するかのようにスッと彼を左後方へ流した。

増量後、まだ書いていないが、トルクが少しアップした感があり、排気量で言えば1250から1300位の感じがするなと何度も思ったが、最近はそうでもない。ただ、アクセルレスポンスは当然良くなり、後方の四輪との距離を開けるのが小気味良い。もともとスポーツスターはレースで培った4カム方式でありポテンシャルは高い。

長瀞の駅入り口ではまたもやハーレーの改造型が140号を秩父方面へと曲がっていくのが見えた。車数台先である。そのうちそのハーレーが派手な音を出しながら、速いつもりで加速を楽しんでいるところに追いついてきた。

スポーツスターではない、リヤディスクが右側についているいわゆる排気量1300〜1500あたりのツインカム系か?普通の倍いじょうの幅のあるリヤタイヤを履き、マフラーの取り回しも特殊だ。

ちょっと前の車が空くと音を楽しみ!?加速するが、音の響きを除けば加速力は大したことなく、数回同じような加速しかしないのを見て、音無しの加速で抜き去った。相手は、883に抜かれた!?と思ったのでは!?スキをついて前に出るようなことは秩父の上野まではなかった。彼は299へ分かれて行った。

荒川の農協の経営するソバ処でざるそばを食し、あとは140号を奥へ奥へと。ループ橋のあたりでも集団でハーレーたちとすれ違う。皆ハーレーサウンズ。滝沢ダムを超えてさらに奥へ。
だんだん下半身が冷えてくる。あちこちに雪が残っている。


とうとう数年前に到達した雁坂峠の入り口に着いたが、片道で100キロを超えたので、山梨県側でさらに寒そうなので、転倒しないうちに帰ることに。着いてみると意外に近い。この手前に蕎麦屋が一軒あって、そこからもハーレーの三人組が降りてきた。

電光の温度計を見ると路面温度12度Cとなっており、この谷に架かる鉄の細長い橋は、
路面凍結注意と出ているが、凍結防止に橋が加熱されているんではないか?と思った。

この下でも温度10度Cだったし。

橋の上は融雪剤の散布はあまり目立たないが、下が地面の方はかなり撒かれたらしく白っぽくなっていた。橋のたもとにあるハンドホールは、おそらく電力供給用のためではなかろうか?最も照明用でも考えられるが、それにしては大げさすぎるような気がする。



帰りかけて蕎麦屋を過ぎてから、高度テックを忘れたことに気づき、とりあえず実行したら1050メートルと出た。
その地点はこの山麓亭よりさらに50メートルほど下がった地点である。
かなり降りてきて途中で親と思った。一台のハーレーがセンターオーバーし、反対側のガードレールの隙間に前輪を突っ込み、なんとかそこから抜け出そうとウンウン言いながらバックしようとしていた。

事情を聞いたら、傾けすぎて転倒し、センターオーバーで川岸で止まったらしい。そこはアスコンが10センチほど水止めように盛り上がっており、その先までフロントタイヤが入っていたので、腕力だけでは抜け出せずにいたらしい。

バンパーを持って、引いたら簡単に抜け出せた。バンパーのおかげで、怪我はせずなんとか自分で起こしたらしいが、バックできずにいたらしい。
ピカピカの新車だったが、転んだことはショックだっただろう。



スタンドでいくら入るか知りたくなり、満タンに。走行距離は201.7キロ。で消費量は9.29。燃費は21.7と出た。
このバイクの一般道燃費はカタログでは19.2であるが、21.7ということは、今回が初めてで、13%もアップした。





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