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(JJセブン) (宮崎正弘のコメント)張陽将軍は、中央軍事委員会では政治工作を担当する重大な責務を担っていた軍人です。 日本のメディアは「江沢民派だったから習近平に疎まれて取り調べを受けていた」とする分析が多いのですが、まるで逆さまです。 張陽は、清廉な軍人であり、江沢民のすすめた軍のアルバイトや汚職の黙認を許さず、多くの論文のなかでも綱紀粛正を呼びかけている将軍です。つまり団派に近いのです。 つまり賄賂が好きな軍部高官からは、鬱陶しく疎まれていたわけで、汚職にどっぷり浸かった軍人にとっては邪魔な存在だった。 自殺理由はなにもなく、正義の軍人に讒言をもって貶める卑劣な党官僚への抗議、だから、もし自殺であれば諌死に近く、他殺であれば口封じだったと考えられます。 ♪ (読者の声3) SF作家の豊田有恒氏の著書「韓国は、いつから卑しい国になったのか(祥伝社新書)」が面白い。 1938年(昭和13年)うまれの著者は産経の黒田勝弘記者より三年ほど年長です。1970年代に古代史の作品を書いたのがきっかけで半島との関わりを調べるうち韓国語を学び、いつしか家族で韓国に海水浴に行くなど「韓国病」にはまり毎年キムチを漬けるまでに。日本の新聞では朴正煕の独裁政治批判一色だった当時、1978年に韓国の躍進を予測した「韓国の挑戦」出版。 翌1979年に朴正煕大統領は暗殺されますが朴大統領の路線を継いだ軍事政権下で韓国は順調に経済発展をとげました。 そんな韓国のまだ「まともだった時代」を振り返りながら、日本語世代の退場とともに先祖返りした韓国人の性格分析から韓国との付き合い方の提言、いまの韓国がどれほど危険な存在なのかでしめくくります。 親韓派とみられていた著者が「いい加減にしろ韓国―日本を嫉妬し、蔑む真の理由 (祥伝社ノン・ブック) 」を書いたのが1994年。1988年のソウル・オリンピックは全斗煥・盧泰愚の軍人大統領時代、北朝鮮によるテロが頻発しました。 1993年、民主化により金泳三が大統領就任。「歴史の立て直し」を標榜し朝鮮総督府を解体、最後は1997年のIMF危機で惨めな退場。その後は金大中・盧武鉉の左翼政権で親北が定着した時代。 韓国人との付き合い方について、福島原発事故による放射能汚染問題を例にしています。ソウルで行われる予定だった「東北復興イベント」が中止に追い込まれたことで日本側は穏便な対応で済ませた。 『こういうケースでは、もし立場が逆なら韓国人は激怒する。日本人も、ありもしない放射能被害を捏造し、対日憎悪を煽りたて、未曾有の大災害から立ち直ろうとしているわが国の東北地方の人々を侮辱したとして、強硬に韓国への抗議の声を挙げなければならない。しかも、そのことを放射線量の測定値まで示して、いかに韓国が日本に対して不当極まりないことをしているか、海外に発信すべきである。とげとげしいようだが、韓国人は自分の理屈しかない民族だから、こっちが声高に言い立てないかぎり、絶対に理解してくれない。(中略)日本人は事を荒立てるのを嫌うが、韓国ではいったん事を荒立てないと解決しないのである。日本人は、事を荒立てると、しこりが残ると考えがちだが、韓国ではむしろ、事を荒立てないと、しこりが残るのである。日本人も、強硬に自己の正当性を主張する発信力を磨かないと、韓国の対日非難、捏造には勝てない』 試験秀才の外務官僚など昔で言う「お公家さん」なのでしょう。韓国みたいなヤクザ国家と付き合うには本物のヤクザか闇金の取り立て人でも雇ったほうがいいのかもしれません。 最後に、韓国では日本との戦争を望む勢力がいると指摘。韓国軍のF-15、F-16戦闘機や戦車の120ミリ砲は対北には過剰装備で、明らかに日本との戦争を見越してのもの。北と組んで、あるいは単独でも日本侵攻を企んでいるのは李承晩から李明博まで明らか。「余命ブログ」にも韓国の対馬侵攻作戦がでていました。 結びは韓国への決別の言葉。 『われわれ日本人も、悲しいことだが、親北派の左翼政権が誕生して対日憎悪を煽り、軍部が呼応するという事態を、ひとまず想定しておくべきだろう。さもないと、北朝鮮や中国に気を取られている隙に、友好国と信じた韓国の手で亡国の悲運を迎えることになりかねない。』 (PB生、千葉) ♪ (読者の声4) 日本国史学会では、今週末12月9日(土)には西新宿の麗澤大学東京研究センターにて日本国憲法施行70年シンポジウムがあります。 比較憲法学の第一人者である西修先生と、集団的自衛権/平和安全法制問題の最前線で論陣を張ってきた百地章先生のお話を一度に聞ける、めったにない機会です。当会は研究者以外も大歓迎です、ぜひ懇親会まで気軽にお越し下さい。 日本国史学会は、戦後の歴史観に惑わされることなく我が国古来の文化・伝統に根差した歴史研究を行うべく5年前に発足致しまして、発起人は田中英道東北大学名誉教授(代表理事)・小堀桂一郎東京大学名誉教授・中西輝政京都大学名誉教授・竹田恒泰皇学館大学講師です。 記 日本国史学会 日本国憲法施行70年シンポジウム https://www.facebook.com/events/1550717015011716/ 【日時】 平成29年12月9日(土)14:00~17:00(開場13時30分) 【基調講演】 西 修(駒沢大学名誉教授)「日本国憲法の成立過程」 百地 章(国士舘大学大学院客員教授)「憲政史から見た日本国憲法の問題点」 基調講演後、質疑応答を含めたパネルディスカッション 【会場】 麗澤大学東京研究センター(新宿アイランドタワー4階奥の4104号室、東京メトロ「西新宿」駅直通) 【資料代】学会員2,000円 / 非学会員3,000円(大学生・大学院生は一律500 円、当日入会可能) 【主催】日本国史学会(代表理事:田中英道東北大学名誉教授) ※ 本年度の東京での連続講演会およびシンポジウムの日程は、1/13・2/10・3/10となります。 《お問合せ》 03-6709-8872 / kunojun@amethyst.broba.cc (事務局長 久野) ♪ (読者の声5)平成の大演説会です。平成の大演説会Vol.24 「左翼に勝つために」。 左翼の美辞麗句に惑わされる国民に正しい知識を提供するため、まずは我々保守陣営がしっかりとした理論武装をしよう! 記 【とき】 12月11日(月)午後6時45分開会(開場6時30分) 【場所】 文京シビックセンター・小ホール(丸の内線・南北線「後楽園」駅徒歩1分。 大江戸線・三田線「春日」駅より徒歩1分) 【講演者】大野敏明氏(産経新聞元編集長)「不都合な日本語」 倉山満氏(憲政史家)「左翼に本気で勝つ」 【ゲスト】千葉麗子氏 【協力費】2000円 【主 催】展転社(千代田区神田神保町2-46-402) TEL03-5314-9470 FAX03-5314-9480 ◎◎▽□◇◎◎ ◎◎▽□◇◎◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘の最新刊 http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html ++++++++++++++++++++++++++++++ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ 宮崎正弘『AIが文明を衰滅させる ~ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ▼スマホをあやつるのは猿か、ゴジラか ▲AIが人間を超える日はあり得ないのか ▼サイバー攻撃でSNSが破壊され、ロボット戦争が世界秩序を変える ▼文明の進化に背を向けたガラパゴスの古代生物のたくましさに教訓がある ▲ダーウィン「適者生存」を見直すと文明の行き先が見えてくる 「そうだ、ガラパゴスへ行ってみよう」と思い立つと、忽ち課題が浮かんだ。 一、AI(人工知能)が人間を超える日は本当に来るのか 二、ドローンがすでに実用化されているが、兵士も機械化され、つぎにロボット戦争が地球を変えるのか 三、文明の進化に背を向けたガラパゴスの古代生物のたくましさ、ふてぶてしさは逆説なのか 四、人間の文明は何処へ向かい何を目指すのか? 五、大量の失業者を適切に産業の配置換え、再編に適応させることが可能なのか? マイクロソフトのCEOサティア・ナデアラ(ビルゲーツの後継、インド系アメリカ人)は、AI開発は人間が中心となると発言している。マイクロソフトのAI開発の基本原則は「人間の置きかえ」ではなく、「人間の能力の拡張」にあり、この基本原則は北斗七星のごとく不動である、とした。 ――しかしAIの近未来は明るいのか、暗いのか? 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金曜日, 12月 08, 2017
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 中国吉林省の『吉林日報』、住民に「核戦争に如何に備えるか」の特集号 やっぱり、金正恩の核ミサイルは中国にも照準
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