今までの燃費テストを総括する意味で、再びミラクルパワーを試す気になった。
単独での走行試験は一度もしていない。にんじん君についても、つけたらそれで
終わりではなく、
その後いろいろな情報も入ったりして、効果の評価についても二転、三転したり
した。
ただ、にんじん君はモニター募集期間は終了したようで、製品版が約5000円アッ
プの二万弱で発売されだした。私とのメールでのやりとりも、実名こそふせ、他
商品明はたとえばミ●ク●パワーなどの伏字にしただけで、堂々とお断りも無く
(いい意見は発表させてもらうかもしれない、というような断り書きは、製品試
用レポートにはあったが、モニターである以上、多少のことは致し方ない。)
ネットで公開されていることも分かった。
具体的な燃費をきちんと書いた報告はバイクの場合、にんじん君についてはほと
んどなく、結果は予想を
超えていい感じなのですが、まだ、正式に燃費は計っていないので、そのうち
計ってみます、などという類が多かったので、メーカーさんとしてももう少し具
体的な結果が欲しかったのかもしれない。
今では、あやふやなことと、はっきりしたことがかなり明確になってきたので、
経験の範囲でいろいろと感想をのべることにする。
各車の使用状況、履歴が異なるので、その辺の背景も含めてどの程度事実を正確
にお伝えできるか心もとないが、アースにしてもネット上ではいろいろある。で
きるだけ、『帰納的』ではなく、『演繹的』に書くよう心がけたい、と思う。
ミラクルパワーも、返品保証が付いていて、効果がなかったら返金くれるとい
う。短期間であったが、単独でも、にんじん君との併用においても、目だった効
果はあまり感じられなかった。燃費のみの話では。
つけた感じはかなり良いように思った。さらに、シリンダーヘッドからのアース
も、オリジナルアースと直結させると、プラグコードから火花が散っているので
は錯覚するほど、ダイナミックな爆発感覚を味わうことが出来た。
はっきりしていることは、私のCB1000SFの燃費は装置云々よりは、アクセル
開度にのみ直接依存している、ということである。これが、にんじん君の評価に
時間がかかった、ことの主因と思う。
それだから、たぶんそうでないCB1300SFなどでは、いちだんと燃費が向上し
てくれたのだと思う。
発売当時のバイク雑誌のCB1000SF(後期タイプ)では、テスト全工程での平
均燃費が13.0だと出ていたが、率直にうなずける値だと思う。私の場合、13キロ
後半当たり、ミラクルパワーつきで、14キロ中ほど、にんじん君で15キロ〜16キ
ロ代ぐらい。
にんじん君で17.1キロ以上ということもあったが、まだ再確認はしていない。ア
クセルを少しでも油断して開けて気持ちよく走ってしまうと、とたんに燃費が落
ちるから、好燃費の後は、得てして悪くなりがちである。
つまり飛ばしたら、その辺の雑誌に近い値にすぐたやすく戻る。アクセルにメモ
リでもつけようかと真剣に思うこともある。手の感覚だけではなかなかわずかの
差を感じ取れない(感じ取っているつもりでも)。
にんじん君の場合は、60前後ではしっているかぎり燃費はわるくないが、渋滞、
高速、カーチェイス的な走りになれば、元の木阿弥となってっしまう。
いままでのにんじん君の燃費の大半は、独自にアースも併用しての結果であり、
純正のみのアースでは試していなかった。シリンダヘッドからのアースもクラン
クケースに間接的にとるほうがエンジンが過熱せずよいと思っていたが、それで
も加熱しているとだんだんわかり、今では、純正のアースのみで、にんじん君を
試している。今のところ、今日一家であるが、コールドスタート二回のコースで
15.75キロと出た。
ミラクルパワー除去直後で、エンジンはがたがたでスムーズではなかったが、健
闘してくれた。一度そういう状態を経過した後、エンジンはかなりスムーズで、
よく回るようになるが、これが曲者で、あくまでフィーリングと燃費は別で、つ
いつい開けてしまう誘惑に打ち勝たないと、にんじん君でも燃費はよくならない。
アースをいろいろと試したが、結局ノーマル以外は外した。なぜかと言うと、にんじん君との併用では、効果が強過ぎるのか、熱をもって過熱気味となり、結局悪燃費となるから。ミラクルパワー単独でが、強いアースをつけてもそういうことはなさそうだったが、私のバイクには現状では、にんじん君には勝てない。
その発熱は、数日しないとわからない。そのくらいで長距離走っていたりする場合に顕著になってきたりするから、油断がならない。それで、ミラクルパワー単独使用時に、本来のアースとつないだ以外は、今は遊ばせてある。
今日も朝比較的好燃費だったが、帰りは、いろいろとあちこち雑用で立ち寄った後、発熱しだし、ミラクルパワー同様、調子が悪くないのに、交差点でプツンとエンストしたりしている。アイドリングはそういうとき600回転ぐらいで、回転計の針が大きく揺れている。
マイクロロン処理後、アイドリングが1000回転前後から800回転ぐらいに下がりその後改善しない。この点も気にはなるところで、通常回転は摩擦が減って上がることがある、とされていることと正反対。
エンジンは静かでいいのだが、ピストンの具合がどんどん変わるように思う。熱の状態でもちがうのだろうが、調子良く回っていると思っても、60キロ走行時のアクセル開度が微妙に違うようだ。もちろん、より少ない開度がいいに決まっているが、ピストンの具合で、飛ばさないにしても、エンジン好調と感じる開度が微妙にことなるようで、感覚的に好調と感じるところまでは、どうしてもアクセルを開けてしまうから、その都度
大きく違う。その辺の感覚がようやくわかってきたようだ。
まだまだ、この問題の追及は、続くだろう。当分は、にんじん君と付き合うつもり。本格的慣らしはこれからの段階。
日曜日, 5月 18, 2008
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2 件のコメント:
こんばんは~♪
にんじん君のHPを見たら、確かに大兄らしきレポートがアップしてありましたね。ああいう風に手書きのレポートの方が、より信憑性が高い感じがしますね。
それに必ずしもすべて燃費アップにつながるわけではない、もし効果がなければ返金に応じるという方法も売上アップにつながるやり方なんでしょうね。
エンジンはアクセルを開けて走るのが理ではありますが、・・・というご指摘はそのとおりですね。特に私は通勤で使っているわけでもなく、あくまでレジャー、お遊びなわけですから、「合理性」とか「効率性」よりも圧倒的に「娯楽性」を求めています。
したがって、多少燃費が悪くても楽しませてくれるなら目をつぶりますし、ガソリンの高騰がバイクを手放す動機にはならないですね。
ところで、私の職場では、同一部署約30人のうち、喫煙者は5~6人ですから、それほど多いわけではないですね。
ニオイといえば、最近禁煙をはじめて以降、喫煙者のニオイが気になるようになってきました。以前は全然気にならなかったのに、不思議なもんですね。嗅覚が正常に近づいているということでしょうか。バイクのメカニズムもそうですが、人間の体も不思議ですね…。
おはようございます。コメントありがとうございます。今のにんじん君の状態は、過去最高のフィーリングなので、慣らし後に期待しています。
昨夜、sho様の購入後一年ほどの報告燃費をエクセルに入力してみましたが、16.8キロほどの平均燃費、最初はばらついていた値が、最近は17キロ以上で安定しているように見受けました。(今年の4月以降はオミット)
16.8キロなら、前の1000の15.7と1キロしか違わず21キロと21.6のカタログ燃費どおりの差ですが、それが一年近くたつと向上してきていることに注目。
おそらく、対話がうまくいくようになった違いなんではないでしょうかね。私も目まぐるしく性急に結果を焦った感じなので、じっくり様子を見ようと思います。ガソリン代高騰のせいではないと思いますが、!?・・・^^);。
禁煙成功となるのは、時間の問題のようで、
御決断がやはりすべてで、上司の方と歩調をあわせて、というのも好結果のようで、何よりです。
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