月曜日, 5月 05, 2008

健康診断で訪れた病院の待合で、かいま見た記事。(UP No.427、2008) 『卵子の染色体型は常にX,男性の方はXとY、一度に放出される何億もの精子の 半数がX,残りがYで、 激烈な競争の結果、最初に卵子に到達したのがXであれば、女性、Yであれば男 性が生まれる。』 で始まる書き出しで、福岡伸一氏がヒト染色体のXとYの写真をのせて、漂白された名前と題して 生物学のアンサングヒーローたち(謳われることなき英雄)のシリーズで性決定の秘密を最初に探った 米国人女性のことに触れていて、驚いた。 『今から100年以上前、彼女、ネッティは米国の小さな女子大の補助教員だった。 40歳にしてはじめて得ることの出来たささやかな職だった。』とある。何やら米国の独学科学者の伝統を 感じさせる出だしである。 自分だけの時間を持てる夜になって、彼女は顕微鏡で一心に覗く対象があった。『ゴミムシダマ シ。設備も資金も十分にない彼女にとって唯一実験材料として使える対象がこの 虫だった。』ゴミムシダマシとはカブトムシの仲間の小さな甲虫のことらしい。 『精子と卵子を採取して、彼女は来る日も来る日も顕微鏡で観察した。』 『今日私たちがXとYとよぶ性決定染色体を始めて発見したのは、紛れもなくネッティだった。』そうだ。 『彼女の名前は、彼女の切実さとともに教科書から漂白されてしまってひさしい、』 という。 ネットで調べようとしても日本語では一件もヒットしなかった。

http://en.wikipedia.org/wiki/Nettie_Stevens

『She discovered that in some species chromosomes are different among the sexes, by observations of insect chromosomes. The discovery was the first time that observable differences of chromosomes could be linked to an observable difference in physical attributes i.e. if an individual is a male or a female. This work was done in 1905.』


ところが、今日の朝日新聞には、ネズミの仲間にはY染色体なしに雌雄がきまる種類がいるらしいことを紹介していて、驚いた。

そもそもY染色体は約3億年前に現れ当時は1500ほどの遺伝子があったとされるが、現在は50ほどまでに減った、という。一千万年後にはY染色体のすべてが消失するかも知れないと言う予測もあるという。これ歴史をたどれば、雌雄の別は3億年前からあったとすれば、ここでのネズミのようにY染色体とは別の要因が性決定にからんでいる可能性があり、これまでの定説が教科書から消える日がくるかもしれない。

秋篠宮家に男子がお生まれになって、性急にすすめられようとしていた女帝論が下火になったことは個人的にはよろこばしい。まさに天佑とも思える。現在の愛子内親王殿下をどうしても天皇に奉戴したいのであれば、
女性天皇にはご懐妊の禁止が古来よりの法である以上、「生涯独身でもよろしいのですか」「絶対にこの法は守っていただきますよ」とそのご意志を内親王御本人に確認するのは当然であり、と中川八洋筑波大教授(英米系保守主義の政治哲学・憲法思想)は、『皇統消滅』ビジネス社、渡部昇一氏と共著、で述べている。

GHQの内部文書でさえ、男子のみの皇統を認めていた、という。愛子内親王は、小和田Xと正田Xしかなく、神武天皇以来受け継がれたY染色体を欠いている。女性天皇ともなり、朝鮮人の婿さんでも入れば、日本の皇統は途絶えてしまう。これから16年後の愛子内親王殿下のお相手が「旧皇族」という限定された数の中から決まるはずと思い込むのは、三億円の宝くじに必ず一年に3回も連続してあたるからと9億円のフランスのシャトーを購入するのを提案する、妄言奇想よりひどい、というたとえ話をしている。

女性天皇論は、ジェンダー・フリー(性差破壊)革命のひとつだと断じている。

Firefox meter

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

こんばんは~♪

連日のお仕事お疲れさまです。
当方、5月3日からゆったりモードです(^^ゞ
今日は朝からドンヨリ曇り空でいつ降りだしてもおかしくない状態だったし、こどもの日ということもあって、久しぶりに息子の勉強を見てあげることに。たまには点数を稼いでおかないと…というのが本音ですけど!

明日は再びいい天気のようで楽しみです。息子は部活で出かけるので、親父がバイクでも大丈夫でしょう!

アーシングとエンジンの調子、なかなか難しい関係のようですね。良くなったと思ったらまた悪くなったり、単純ではないようですね。まぁ、そうした試行錯誤も楽しみのうちなんだと割り切れば…ということでしょうか?

当方の燃費は、お陰さまで17~18台をキープしており安定しています。装着前より1㎞程度向上している感じです。
ピストンの感じやヒート気味かどうか、その辺は何とも感じないというのが正直な印象です。
ただし、低回転トルクは間違いなく強力になっていますね。アイドリングのままクラッチをつないでも前に進んでいくのが体感できますから。私はあまりエンジンを回さないので、高回転の伸びとかいう点についてはコメントできません。あまり回さないから燃費がいいのかもしれないですね。

nature さんのコメント...

おはようございます。コメントありがとうございます。ようやく元気になってきました。

わたしもゆったりモードで、暮らしています。連休明けに休みもとれそうですし、エンジン同様余力を残している、というのがいいですね。

電流の流れは不思議で、灯火類はシャシーを流れているし、ホーンもそうでしょう。鉄のボディにもアーシングが必要かも、と思ったりしています。にんじん君本来の機能を発揮できるようにすることが大事だろうと思った揚げ句の処置でした。

特にアクセルを開けると途端に燃費が落ちる特性が顕著なので、アクセルを当てる程度で
十分走るトルクが得られて、好燃費を直感して、その結果も予想通り得られて、さらに追求中です。

慣らし効果も期待しており、その結果が出るのなら、またミラクルパワーもやってみようかな、などと前向きに考えています。

停車中などに、ピストンが強く圧力を受けているようなペッタンペッタン音がはっきり聞こえたり、低速のコーナリングが安定したりとだんだんつき合いが深まる日々でございます。特に冷機時に効果があるようなので、気長に慣らしを実施するつもりで、17キロオーバーを視野にいれています。渦熱した、ということは、効力があった、ということなんですね、やはり・・・!??

アクセルを開けないのに進んで行く快適さは体験した者でないとわかりませんね。それで1300では1000より効果が顕著なのかも知れないと思っております。とくにロングストロークが効いているように想像しております。1000はショートストロークの高回転タイプですので。