水曜日, 5月 21, 2008


以前から気になっていたのだが、ずっとKTMの950CCバイクが置いてある。しかも、ほぼ新車。よくバイクがいろいろと変わるので、目の保養にはなっていたが。約100馬力近いVツインだとメーカーカタログには書いて合った。馬力規制がなくなり、国産1300でも130馬力とかいう時代、950で100馬力と言うのは標準的な値となってしまった。我が愛車、1000で93馬力と言うのは、かなり控えめな馬力と言うことに。しかし、不足は感じていない。ハーレーの1200XLでは、たしかハイオク仕様で、67馬力ぐらいだったような気がするが、それは初期のホンダナナハンと同レベル。乗っていて不足は感じないといえば嘘になるが、日常的にはまったく不足はなかった。


セローに長く乗っていて、四輪ドライバーの友人に、オフロード車(バイク)は、フロントタイア約1万キロ、後輪で1.3万キロぐらいで寿命が来る、といったら、ずいぶん乱暴な運転をしているな、と言われてはじめてオフロードバイクのタイヤの寿命の短さを改めて意識した。4輪とくらべて接地面形状の特徴から、面にたいして点的に接地しているし、オフ車はさらに接地部分が大きな水はけ用の溝で少なくなるから、必然的に摩耗しやすくなるのだと。

ナナハンが出たとき、煙が出るほど加速して乗る人のタイヤ寿命は4000キロで寿命が来る、などと言われていた。その頃は、乗っても見たが、650か450位で充分だろう、と想像していたが、25位から500〜650でもちょっと物足りないと感じるようになっていた。250での経験からナナハン以上のバイクの、回さずに速い運動特性をいやというほど、都心で感じた結果だった。

CB1000SFの場合、2000回転強で、60キロ。速度計の針は回転計の1.5倍ほど上を向いている。CB400SFだと、60キロ、6速でも3500回転はまわってしまう。400×1.5=600となり、1000ccとの差は縮まる。それで、燃費は400ccが仮に20キロとしたら、12〜3程度でも文句は言えない勘定になる。実際は車体がさらに重くなりさらにハンディがつくのだが、吹かし具合が400のほうが頻繁で、ついつい回すことになるから、リッター以上のバイクでも、15〜18ぐらいは稼げるようになっているのだろう。

昨夜もsho様の1300について、年間の平均燃費を計算してみたが、17キロ弱。最近はミラクルパワーを使用したせいか、さらに向上し、先日は一般道で20キロを越えた、という。
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こうした傾向が窺えるのに、我がバイク、にんじん君をつけたにしても燃費が、悪過ぎる点は否めず不思議だった。ただ、時々いいときがある。それが不思議でならなかった。事実を正直に見る、ということは簡単なようでいて、実は以外と難しい。それで、いつも原因がわからず中途で放りなげていて、かなり時間がたった。

それで、今日昼間ふと思いついた。我がバイク、最初に燃費不振の原因として昨年推察したのは、4気筒のう少なくとも一つのシリンダーで爆発不良があるのではないか、ということだった。未燃焼ガスらしき匂いが強過ぎると思ったからだった。にんじん君をつけたらだいぶ減ったが、まだ一部残っていた。ただ、ミラクルパワーだけで走ったときは、匂いは全然しなかった。ただ、にんじん君と併用すると、過熱して返って燃費が落ちた。それで、にんじん君のアースセッティングをいろいろと試しよさそうな結果がえられたので、
期待して再び買ったのだが、宝の持ち腐れとなってしまった。

一度に4箇、すべてのプラグコードにミラクルパワーを付けるから過熱するのであって、たとえば爆発不良のシリンダーのプラグに一個だけつけたなら、過熱せず効果が期待できるのでは!?というもので、仕舞っておいたミラクルパワーを一個だけ取り出し、握りしめて車で会社へ行った。昼間、仕事の合間にどこから付けるかいろいろと考えたが、ひとつづつ試すしか手がなかった。手間がかかるな、と思った。それでも、不良シリンダーが仮にあって発見できれば、それに越したことはない、と思った。いよいよバイクで帰るとき、仕方なく進行方向左から1,2,3,4としたとき、一番に一個だけミラクルパワーを付けた。たまたま納品封筒も一通預かったので、それを届けて帰るには、ちょうどいいタイミングとなった。

走り出して、すぐに何かトルクが出ていると思った。しかし、交差点ではよくエンジンが止った。ある程度暖まってからは水温計の針はそれ以上上がらず、その後はスムーズにまわって、力がある感じだった。

それで、セルフによって燃費を計ったら過去最低の12.8キロだった。しかし、ミラクルパワーを付けてから30キロ程度、悪燃費の大半80キロは未使用だったので、この感じならイケルかもしれないと、そのままホットスタート。かなりよく回るし、回して走って40キロで給油したら2.5リットルで満タン。それで、16.0キロという燃費。過去最高ではないが、はじめて買って乗ったときと同じくらいのごく普通の感じで飛ばして走って16キロなら、上記の計算通りの値の範囲に収まっている。

実は、封筒を届け終わった時点で、気になり匂いをチェックしたが、かなり減っていて、交差点では一度も感じなかった。今後の経過を見守る必要があろうが、どうも一番シリンダーの点火装置が不具合で、気分屋だったようだ。トップ60キロではほとんどエンブレも効かない感じでよく走っていた感じがしたが、80になってもほとんどアクセルを捻る必要なく最低レベルのアクセル開度でも走っているようだった。

最低レベルとは、アイドリングが600回転以下ぐらいなので、交差点で止らぬようアクセルを少しあけて900〜1000回転ぐらいまで少しアクセルを開けた程度の感じである。

翌日はかなり飛ばして14.6、少し抑えて15.5で、まだ、当然ながら慣らしはこれからという感じ。しかも帰りは3番コードにミラクルパワーをつけてしまった。心配したほど過熱せず、ということは効果は薄いのだろうが、バランスがよくなったような気がする。もう一個追加するとしたら、2番か4番か、一個づつ慣らしの経過を見ながら追加する楽しみが増えた。


なかのひと


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