木曜日, 8月 26, 2010
前回、シリンダーヘッドアースを外し、エンジンの回転のつながりが感じが良くなったのに続き、今回はミラクルパワーのアースも外してみた。といっても、ミラクルパワーごと外してみた。すると、回転がおとなしく、かなり静かな感じとなり、よりいっそう頼もしいフィーリングとなったが、しばらく半日ほど走ると、高速でのパンチ不足を感じだした。
振動が少ないことは、バックミラーからすぐわかる。ミラー像のブレが大変少ない。それで、試しに一個だけ復活すると、途端にブレが増幅し、一個でも4個とも付けていたときとまるきり変わらない。このとき、アースは丸めて輪が崩れないように先端を絡めておいた。
一個より、二個でぐっとパワー感がアップするのがわかる。それで、とうとう、4個ともアース線をまるめたままつけて、もとにもどした。
翌日、冷機時から走り出すと、たいへん低速のトルクが太く感じた。それで、アース配線をしなくても大差ない走りだと思った。つけていないような静かな走りで、感じが大変良い。
それで、夕方の走りも同様だと期待して、臨時に巻いていたアース線を、崩れないように、クランプで押さえて、止めてみた。すると、朝と違う感じで、トルクが細い気がした。暖まっても、同様な気がしたので、すぐさま元の輪の状態に戻した。
すると、また朝の感じに近いトルク感がも戻ってきたようだった。それで、複数のプラグコードのまわりに、リング状にアース線を巻いたものが常にあるわけで、自身のプラグコードからの荷電に、他のコードからの分も拾っている可能性もあるのでは、と思った。
アースコード付きのミラクルパワーも、こんな使い方も有り!?かと思った。じんわりとトルクがアップした感じであり、アースコードなしのミラクルパワーだけのときと、だいぶ感じが違うように思えた。ただ、順番は、無作為に変えてしまったので、朝の状態とは違う。偶然のもつ影響もつよく感じた。
中身は、セロファン状の幅広の薄い絶縁体らしきものを、折り畳んだコンデンサーのようである。その端に、アース線をテープで止めてあるだけで、抜けないように、一回転の結び目があるだけであり、途中で邪魔だから引き契るか、ハサミでプッツンすることを考えみたり、あるいは、長さを調節して、4本まとめてハンダ付けし、一本のアースコードを長めにどこか適当なところにボディアースでも、と考えたりしていたのであるが、今は切らずに残しておいてよかった、と思っている。
そして、アミラクルパワーなしの時のフィールに近く、それでいて力強い感じで、定速80キロ時にアクセル最低開度だったのが、90キロ時でもアクセル最低開度でも走行可能といった感じである。
sho様の1300では、ミラクルパワーの有無で、燃費がプラス1キロは伸びる、という。私のは1000で、トルクの絶対値が、2/3程度なので、アップ効果は、少なく最大でもプラス0.5ぐらいか、とも思う。sho様の現在のマシンは1100であり、最初から、ミラクルパワーを付けるようにしており、取り外しがフルカウルのため、困難なので、その効果は当分計り知れない。
メーカーも、効果の幅を広く発表しており、機械ごとに異なるようである。私も、今回の変更で、走りがいっそう楽しくなったことだけは事実である。シリンダヘッドアースも外し、走りが静かになった分、いっそうミラクルパワーの恩恵を感じられるようになった。1300回転ぐらいでの燃焼の安定性を強く感じる。今度の二度目のイグナイターは、この辺でパランパランといった感じであるが、今回はすっかりそれが消え、アイドリング時の音も、その辺の変化を実感させるものとなっている。ホンダ車の、魅力を改めて感じ、まるで、Cub1000のようである。
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2 件のコメント:
Cub1000というのは面白い表現ですねっ(笑)
「カブ」といえば質実剛健にして故障知らず超好燃費の優秀なワーキングマシンの代名詞ですが、それはHONDA車全般を象徴した表現でもあるように感じますね。
1100ではおっしゃるとおりミラクルパワーを最初から装着しており今後も外す予定はないのでビフォーアフターは分からないままです。しかし平均燃費リッター18kmは1300より優秀な成績で大満足です。恐らくリッター1kmぐらいのプラス効果はあるものと、あくまで想像ですが感じています。
1300は7万kmで手放しました。1100は5万kmを超えました。10万kmを超えても壊れる気が全くしないのは、本田宗一郎氏の偉業がなお生き続けているということかもしれません。
sho様、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。
このところ、早朝のコメントが多い気がしますね。
あの錫ロイから離れて、かれこれ10タンク近く走行しました。だんだん影響が無くなってきていますが、短距離だけでは今一で、皆さんのように長距離オンリーでないと、本当のところがわからないようです。
いずれ休みを取って、どこかふらりと長距離を楽しみたいと思っています。
ヤマハのGX750の時も、長距離走行すると、燃費は1キロ以上伸びてましたし、エンジンの感じが全然違うことがわかりました。
意地悪な言い方をすれば、1100も、毎日20キロの片道通勤をされたら、果たして18キロも出ますかね、というのが以前からの疑問です。
今が、いちばんホンダらしいエンジンだと感じています。ミラクルパワーをつけると、エンジンが加熱して大変重い時期がありましたが、あれっていったいなんだんだったろうと思います。
高性能が手近になった、そんな感じです。今度の、にんじん君Kトルネードは
80から上の伸びがすばらしく、その分、ウィンカーは暗く、ホーン音もプアな感じで、電気系の働きも、従来と違うように感じたりもしています。
チェーンには無給油のままで、調子いいです。秋には、新潟に行くかもしれません。車検前後の頃。
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