水曜日, 3月 23, 2016

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」(トランプ、外交・国防・資源の顧問チームを発足)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月23日(水曜日)
           通算第4856号 <前日発行>
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(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため明日3月24日から4月3日まで休刊です 
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 トランプ、外交・国防・資源の顧問チームを発足
  テロ、ロシア、エネルギー専門家がワシントンに集った
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 3月21日、トランプはワシントンポスト本社に乗り込んだ。
数時間にわたって編集幹部らと会合をもった。席上、トランプは「次期政権」を想定した外交、防衛、資源などの専門家チームを顧問団にむかえたことを表明した。

 広く助言をするのはアラスカ州選出連邦上院議員のジェフ・セセッション。とりわけセセッションは外交問題に明るい。

 ケイス・ケロッグ少将(退役)は国防、テクノロジーのコンサルティング会社代表。国防上の技術問題をアドバイスすると見られる。

 カーター・ペィジは米国海軍アカデミィで学び、ソ連研究に顕著な業績があるが、外交の助言をする。

 ジョージ・パパンドロウは直前までベン・カーソンの顧問をつとめ、エネルギー専門家としてしられる。カーソンは昨年11月の世論調査ではトランプより任期があったが、スーパーチューズディで撤退し、トランプを支援すると立場を表明していた。かれは黒人の神経化医師である。

 ワリッド・フェレスはテロ対策、超限度戦争の専門家で博士号をもち、専門誌に論文をよく書く論客としても知られる。

 ジョセフ・シュミットはレーガン、ブッシュ関健で国防問題を担当し、現在のケリー外交を強く非難し、ウクライナ問題で徹底的に問題点を追求した。

 総じてトランプは外交に明るくないことは誰もがしっており、かつ不安視してきたわけで、こうした専門家チームが顧問団として登場したことは一種安心感を植え付ける。

 とくにトランプが強調したのはNATOへの疑問、これ以上過度の介入が必要かどうか、である。

また韓国駐中の米国軍のコストに不快な関心を示した。
「韓国は既にリッチな国であり、一方アメリカは力があり、富があったのに、いまや19兆ドルの負債を抱えて貧乏な国家となった。韓国ばかりか、アジアに於ける軍のプレゼンスの費用対効果をもっと真剣に考え直す必要がある」と気になることをいっている。
 
 しかしその一方でトランプは「中国は信じられないほどの野心を剥き出しにしている」として中国への敵対心を隠さなかった。
 ともかくトランプの周りを知恵者が囲みだした。

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(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため3月24日から4月3日まで休刊です 
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌を連日読んでおりますが、ちょっと人間わざとは思えない大車輪のご活躍、ご同慶に存じます。
 さて先月、宮崎さんと宮脇淳子さんとの対談『中国壊死』、そして直近では馬渕睦夫さんとの対談『世界戦争を仕掛ける市場の正体』(いずれもビジネス社)隅々までを拝読いたしました。
 前書のなかで「私と宮崎さんぐらいだったらシナ人に負けないハッタリかますけれど普通の日本人は全員奴隷扱いですよ」の発言箇所に笑いました。
 私もシナ人の悪さをかなり理解して参りましたがまだ普通の日本人です。宮脇さんは元気いっぱいの女性ですね、こうした女性が今後は大いに活躍して頂きたい(いままでもご活躍ですが)と思います。
 後者で議論されたシリアの問題はついては、私にはどうもよく解らないのですが、馬渕大使との対談のなかに「イスラエルの戦略でイスラム同士を戦わせることに成功した」とあって、かなり納得しました。
 とりあえずの感想をついでに綴りました。
   (AO生、静岡県)

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(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため3月24日から4月3日まで休刊です
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宮崎正弘のロングセラー 
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『中国大失速、日本大激動』(文藝社、1620円)
『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』(徳間書店、1080円) 
『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(PHP研究所、999円)
『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)

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<宮崎正弘の対談シリーズ> 
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宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 宮脇淳子 『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 石 平 『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック)
宮崎正弘 v 渡邊哲也 『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎 『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、1080円)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美 『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平 『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
宮崎正弘 v 大竹慎一 『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭 『日米安保五十年』(海竜社)  
宮崎正弘 v 黄文雄 『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優 『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2016 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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月曜日, 3月 21, 2016

ハーレースポーツスターでの通常燃費 雁坂峠往復(2)  バッテリー交換後

前回2月末に、通常燃費として雁坂峠往復をして、燃費を計測したらリッター21.6という燃費が出た。これにはビックリしたが、単純に増量したモーターロイの効果だと思っていた。

その後、3月4日から3月15日まで、パート勤めのうれしさ、あるいは悲しさで丸二週間近く、年度の仕事の切り替わりで休みとなった。

暮れから始めた本職!?の仕事に取り掛かろうとしたが、数日はまったく無駄に過ごしてしまい、これではいけないと思い始めて本を開いたりして、今後の進行計画などを思い浮かべたりしていると、いくつもの困難やそれを避ける方法などを考えているうちに、また仕事に戻りたくなって、会社へ出てきた。

休暇中は雨も降ったりの予報で、ハーレーは会社の倉庫へ。14日も終日雨だった。16日からやることがあるといわれても、15日に晴れたので、会社へ夕方バイクを取りにでかけた。

そして、表へ移動してW650を倉庫にしまい、いざエンジンをかけようとすると、セルがウンともスンともいわない。あれ!?キルスイッチがオンなのかなとおもって切り替えたりしたが、ウィンカーは点くが、無音のままのセルスイッチだった。

ガーン、どうしようともう一度バイクを出してライトを当てて、スイッチ類を照らしてみたが、間違いなく正しい位置のままだった。すでに午後7時過ぎだったので、ニュートラルランプは点灯していたが、どんどんバッテリーが消耗していることには、気付かなかった。

しかたなく650で家へ帰ることにした。会社を出たら、携帯に電話が。先の交差点で止まり、相手をみたら、バイク屋さんだった。先ほどは所用で不在だったらしい。事情を伝えて、ハーレーの純正のバッテリーを注文してもらうことに。

それから4日後の昼間、ハーレーのバッテリーが届いたとの連絡が!。少し頭が回りだし、すっかりバイク関連の頭が遠ざかっていたが、やはり充電して届けてくれるらしい。最初の充電は半日ぐらいかかるとの事で、夕方会社へ届けてくれる、との事だった。やはり、身近で買うと、こういう点が便利だと実感した。

そして、場所の案内図をメールで送り、仕事が一段落すると夕方まで 時間がある。そこで、来てもらうことはいいとして、暗い場所で金銭授受はよろしくないと気付き、お金を持ってバイク屋さんへ。


こういう点も近いと便利だ。やはり、自分で、まだ外したことのない、外車のバッテリー交換を、暗い場所で一人で行うことは無謀すぎる、と過去の諸経験などから言えそうにおもった。


初めてじっくり見た純正バッテリー。午後3時過ぎには充電完了していた。英文マニュアルを渡される。2004and later XL modelsのbatteri-Kitは65958-04の型番を使用となっている。国産の同型モデルと比べると、重さは約倍ほどあって大変重い。そして、剥がしやすい位置にラベルが貼ってあって、密封型なので、絶対剥がさないこと、という注意が書き込んであるが、つい引き剝がしたくなる位置に貼ってあって、シールも剥がしやすいように数ミリ本体からはみ出ている。

お金を払って、一時間ほど前に店を出て一旦家に帰る。店を閉めて午後7時ごろ出発
と聞いたので、予定より10分早く出て待っていたが、着いたのは多分8時ちょっと前。

それから、サイドカバーをはずし、ETCに接続をはずし、古いバッテリーを外してもらった。意外に簡単に外れたが、使い勝手の良い工具を持参しての作業だからのようだった。
 そして古いバッテリーを外して手渡されたが、あ、これは軽い!と一言。見ると国産とほぼ同じ大きさで、Made in Chinaとあった。値段は約半分だそうだから、皆社外品を使う人が多いんですよと教えてくれた。

 バッテリーのプラス、マイナスは、構造上奥がマイナスで、サイドカバー側がプラスとなっていて、大変神経を使う。それでもショートさせずに無事完了。締め付けも大変デリケートで振動が加わるので、締め付けトルクはカンが入りそうだった。

無事組み上げてまず起動テスト。問題なく回った。それから、一旦スイッチを切り、電圧計をセットして再起動。設定出力を確認し、回転を上げて電圧が14ボルトを軽く上回るのを確認して交換は完了した。約30分で作業は終了した。工賃と出張料を含んで2.5万で済んだ。バッテリー本体は2万弱だった。

バッテリーが来るまでの間、真っ先に考えたのは、確かに10度Cを切る日が何日かあったにせよ、前回トップで1500回転で大部分を走った事で、充電不足を心配していたが問題なく、翌日も起動した。しかし、それが十日ほど間を置いたら起動しなくなったのは、単に日常の充電不足だと考えていた。

新品の純正ハーレーの寿命は毎日乗ってるような使い方だと6年くらい保つようだが、通常は四年プラスだろう。年式から言うと、2004年型なので、今年で約11年、バッテリーの交換時期でもあったようだ。

マニュアルのシフトアップ、ダウンの各ギアでの速度を見るとだいたい2000回転を超えるように設定されているようで、一時的に1000や1500回転あたりであっても充電不良にはならないだろうが、往きも帰りも1500回転をキープするよな走りは、まず充電不足が考えられる。それで、今回は、2000回転キープでどうだろうかと思い、実行してみた。

今回は出発地が違い、GSから行田を通り、熊谷の17号を選んだが、日曜日ゆえか、熊谷警察に出るまでに渋滞し、かなり時間的にもロスした。これでは燃費は絶対悪いと思ったが、諦めずに(本当はやめようかと思い)やりかけの仕事も気になり憂鬱だった。

しかし、140号に合流すると、流れは比較的スムーズで、そのうち気分も快調となり、やっぱり来てよかったーとなるが、せっかく乗りかかった気分を壊すのも勿体無いとも思う。

今回は燃費だけと言い聞かせ、淡々と進む。なかなか距離を稼がないなと思うが、一般道だから仕方がない。皆野を過ぎたところで、前方の軽ワゴンが歩行者を横断させる為に急停車したので、こちらもやむなく停車。L型に近いところだったので、リヤタイヤが焼ける嫌な臭いを発してしまった。すると後ろから来た普通車に抜かれたので、こちらも慌てて発進したが、どうも鋭くないと思ったら、なんと3速発進だった。発進時に気づかないくらい慌てていたか、バッテリー交換でトルクが上がっていたかおそらく両方だろう。

2速でアクセルを開けずに回転を静かに3000以上回すと、キビキビと振動なくスムーズに走る。これは使えると何度も思った。ただし峠道ではまだそれほど慣れていない。

今回は前回より少し低い標高を表示した。気温13度Cで寒く感じた。前回は10度Cぐらいだったか?そして、山麓亭のソバが気になっていたので。帰りがけに寄った。そこの標高が埼玉県側の高さの最高点から約150メートルほど下がったところで、水道設備が下から来ているようだった。

バイクで二人のりで来たBMWとハーレーも駐車場にいたが、自販機で飲み物を買って、そのまま山梨県側へ移動した様子。


この地図の表示は正確だと改めて思った。入り口はピン表示のところにあり、出入りに際しては比較的大きいブザーが鳴る。中には客がふた組しかいなかったが、駐車台数は7〜8組かと思った。従業員は4人はいそうで、一人は注文を受け付けるおばあさん。ソバを狙ったが、意外と品数が少ない。今回は、とろろご飯のソバ付き(1100円)を試してみた。

石油ストーブの脇に陣取り待つこと数分。来ました。まあ、予想通りという構成の内容で、安からず、高からず、昔群馬の鍋屋旅館の夕食に必ず出されたようなソバは打ちたて、茹でたて、とは程遠い品の感じがしたので、今度は山菜ソバとかモリソバなどを試してみたいと思った。りんごは美味しかった。
出発地が違っても帰ってきたら、1キロも走行距離は変わらなかった。2000回転以上をキープしたし、熊谷で20分くらい渋滞中を車と同じように移動したので、悪いだろうなと思っていたが、案の定。



18.07あたりの燃費結果となった。思ったほど悪くはなかったが、マニュアルにある通常燃費の19.2には及ばなかった。

バッテリーを変えてわかったことは、満タンにしても7L未満だったのに、バッテリーが死ぬ前は、燃料警告灯が点灯していたこと。おやと思ったが、10日以上放置していたので、どのくらい燃料が減っているか思い出せなかったが、メーターのリセットは一方の積算計は数字が残っていたし、とにかく起動してからは一度も警告灯は出なかった。

バイク屋さんからはこんなメールが届いた。

バッテリーを新品に交換しますと、ほとんどの車両で
アイドリング回転数が上がります。
電圧が高くなり燃焼効率が上がるためと思われます。
燃費の向上も期待できますので、・・・


などと書いてあった。それで、今日も墓参に使ったが、トルクアップは少しあるように思った。昔CB1000で、最初の冬の最中、弱ったバッテリーを新品に交換した時は、セルボタンにちょこんと触れると瞬間に起動し、新旧の能力差にびっくりしたが、今回はそう言った変化は特に感じなかった。だから充電不足と10日以上放置したことが最大の原因か!?と思ってしまう。

まあ、国産のように敏感に感じが変わらないのがハーレー的というのかもしれないが。



日曜日, 3月 20, 2016

共和党主流、ルビオ撤退後の本命にケーシック(オハイオ州知事)で一本化?

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月20日(日曜日)
           通算第4853号 
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 共和党主流、ルビオ撤退後の本命にケーシック(オハイオ州知事)で一本化?
   ベテランの根回し政治家ケーシックは、オハイオ州予備選では圧勝、急浮上
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 トランプの快進撃が続いているが、勝ち方が鈍くなって勝率の速度でいえば1976年のフォード以来の悪いペースだという。
3月15日のミニスーパーチューズディで、トランプはフロリダ州を勝ち進み、ルビオを撤退させたが、オハイオ州は落としている。なぜならオハイオ州のジョン・ケーシック知事は、ここで強力な地盤があるからだ。

 派手な発言も目立つパフォーマンスもなく、しかししぶとくまだレースに残っている。ところが、誰も注目しなかった。そのケーシックがオハイオ州で代議員66票を獲得したことで、俄に注目が集まった。
 と言っても共和党主流派の期待を集めているだけで、大衆の動きとは無縁のことである。

 ケーシックはとなりのピッツバーグに生まれ、父親はチェコからの移民。母親はクロアチア。しかしカソリックへの反抗心が青年時代から芽生えていて、宗教活動に熱狂したこともなければ若き日の反戦左翼運動には批判的だった。

 学生時代、反戦運動が燃えさかるおり、時の大統領ニクソンに手紙を書いて建言したところ、ホワイトハウスに招かれ、ニクソン大統領自らが若き学生だったケーシックの話に耳を傾けたというのだから、政治的には早くから目覚めていた。
ケーシックは1952年生まれ、63歳。政治家を目指し始めると26歳の若さで下院議員に立候補、以後九期連続当選、連邦議会のベテランである。

 2000年にも一度、共和党の大統領予備選にでた。このときの相手はブッシュ・ジュニア、資金が続かず途中で撤退している。

その後、FOXニュースの司会役、地元のリーマンブラザーズの仕事もつとめ、実業界にも貌が広いうえ、2010年に州知事に挑戦して当選を果たし、14年の再選時は支持率が80%だった。

 もしケーシック知事が正式候補となってヒラリーとの勝負となれば、ケーシックが47%、ヒラリーが40%と言う調査結果もあり、かれならトランプと違ってヒラリーに勝てる候補という予測も飛び出し、党主流が飛びつくところとなった

 そのうえ、今年の共和党大会はオハイオ州の州都クリーブランドで7月18日から開催されるのである。
 にわかに浮上のダークホースといったところであろう。

    ◎○み◎◇や◇△ざ△□き○◎ま◇さ◇△ひ△□ろ○◎ 
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1384回】  
――「佛具散亂蛛網充滿寺僧洋烟に沈醉して佛道影なし」(原田2)
    原田藤一郎『亜細亜大陸旅行日誌?清韓露三國評論』(嵩山堂 明治二十七年)

  ▽
上海における日本人居留民の様子につき「予は深く其内情を説かざる可し」と綴った後、「唯日清貿易の主張者及び對清政策を講するもの宜しく此現状に鑑み以て将來を誡む即ち可なり」とする。(「其内情」と「海外発展」に関する勝海舟の興味深い見解について、1379回を再読願いたい。)

  第7は「各居留地にある雇印度人巡査の言」にみえる「日本人懼る可し」の声である。「彼れ巡査は曰く歐米人と雖も數拾名に對する一二名の喧嘩なれば必ず少數者は遁走するを常とす然れども日本人に限り假令一名となるも決して遁走を爲さず短刀其他の武器を以て實際に敵手を切る」とのこと。

  当時の上海日本人社会において「短刀其他の武器」を持っていたのは外交官やら商社マンではなく、常識的に考れば「賤業の淫婦」でメシを食っていた「無識の無頼漢」となろうか。縄張り争いの末の喧嘩か。「實際に敵手」となったのは日本の同業者か。はたまた異国の「無識の無頼漢」か。

 いずれにせよ「海外発展という事は、貧乏で小ポケナ島国にとつては最も肝要な事サ。しかしその順序がまるで顛倒して居るよ。/まづ一番槍が例の女だよ。お次がソレを顧客とする小商人やナラズ者サ。それからその地方が有望という事でもつて中商人が行き領事館が出来るといふ始末さ」との勝海舟の呟きそのものの世界が、上海に出現していたわけだ。それにしても日清戦争前夜の上海で、日本の「ナラズ者」が「假令一名となるも決して遁走を爲さず短刀其他の武器を以て」暴れ回っていたとは、痛快無比でもあろうに。

 第8は「清商の對外人商業なり」。一般に「清商は商業に巧みなり」といわれているが、原田に拠れば「彼等が對外人商業は我國に於ける投機商と質屋」のようなものであり、「常に他の落目を見て己を利する」ことに努めている。

 原田は50日ほどの滞在の後、内地旅行の危険を考えるなら「宜しく清服を着くるを以て得策とす」るとの日本領事館員の忠告を断り、「日本服の儘」に明治25(1892)年3月末に上海を離れた。とはいえ、言葉も通じないわけだから不安を抱えたままの一人旅となったはずだ。かくて「予は獨り猪群に殘りしに同船の清人は蟻の如く豕の如く船室の内外に充滿し喋々と語り囂々笑ひ或は洋烟を吃するあり或は生芋を食ふありて臭氣眞に堪」えられず、眠れぬ一夜を過ごすこととなる。

  某日、鎮江在住の日本人を訪ねると「前髪を切りたる二十四五の婦人日本服を着し出で來たれり」。傍らに立つ英国人が片言の日本語で「澤山人、ワルイ、石ナゲマス、ドロボー、アリマス」と。中国内地は危険極まりないから、一緒に上海に戻ろうと声を掛けてきた。そこで原田は、「今更上海へ返りもならず噫予は已に豕群に入り不潔不禮の苦を忍ふの折柄今は又一命を賭するの場合に到着せり蓋し丈夫の業は茲にあり今に及んて躊躇する素と予の本心にあらす」と断わって長江を遡る旅を続けた。

 ところで「日本服の儘」とは、原田はどのような旅姿だったのか。この本には何枚か道中絵が挿入されているが、そのなかに田舎道を歩いている男を描いた「江蘇省途上觀者之図」がある。この男が、どうやら原田らしい。

 雨でもないのに蝙蝠傘を広げて高々と右手に持ち、山高帽子にアゴヒゲ、振り分け荷物、膝まで隠れる紋付、その下は尻を端折った和服の着流し、股引に素足で下駄。そんな原田が歩く田舎道の前後には数多の弁髪頭。左右の畑にも人、人、人。原田を指さして笑っている者もいれば、石を投げつけている者も。原田の行く先に立ちはだかっている弁髪も。行く先々で「猪群」に取り囲まれながら、原田は「不潔不禮の苦を忍ふ」ことになる。
《QED》
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌前号に日系収容所の場面があり、貴見もありましたが、新しい読者の為に、と貴誌2546号より(2009年ですが)
こうあります。「引用開始」(読者の声2)以下のようなブログ記事があります。興味深いのは日系収容所を舞台の映画と、なんと宮崎正弘さんとの関係がでてくるからです。
(さらに引用)「映画「東洋宮武が覗いた時代」に関して。「私がロス勤務のときは、東洋宮武さんとは親しい間柄でした。昭和の終りの頃でしたが、彼は既に高齢でした(私はまだ30歳くらいでしたから、彼が高齢に見えました)。既に、日系社会では、東洋宮武さんが強制収容所で写した写真のことはよく知られていました。
  昭和59年に、NHKの大河ドラマで「山河あり」(原作、山崎豊子の『二つの祖国』)が始まるとき、今では評論家として高名な宮崎正弘さんがこの件で取材にロスに来られました。
私が、宮崎正弘さんを案内して、東洋宮武さんのところに行きました。宮崎正弘さんが、自分の出版に強制収容所の写真を出してほしいと頼まれましたが、東洋宮武さんからはイエスの返事が来ません。
話題が、東洋宮武写真館のすぐ裏にある高野山別院の話に移り、宮崎正弘さんから「自分は浪漫という雑誌の編集をしていたとき、作家の藤島泰輔さんが編集長でしたと、ぽろりと話したところ、東洋宮武さんの姿勢が急に変わりました。藤島泰輔氏夫人が、ロスの高野山別院の住職の妹さんだったのです。それで、話は急転直下まとまりまして、宮崎正弘さんは『二つの山河』を出版されました。宮崎正弘さんは、この頃からプロの作家に転出されたように思います」。
「一方、東洋宮武さんも、この頃から、強制収容所で写した写真を日本でも紹介するようになり、昭和59年の暮れには、日本で写真集を出し、その出版記念パーティーが赤坂のニューオータニで開かれました。今は昔の話です。(柏市 上橋)」
「(宮崎正弘のコメント)いま鮮明に思い出しますね。この映画は友人の鈴木隆一さんらが作成されたものです。
 http://www.enjoytokyo.jp/OD009Detail.html?TITLE_ID=14115
当該書籍の出版は1984年だったと思います。ですから取材は1983年(昭和58年)12月です。このブログ記事を書かれた上橋さんは、当時、ロス日本領事館の副領事でした。いまは柏市の市会議員です。外務省のテヘラン勤務からロスへ移動して、それ以前からの知り合いだったので、彼をたよって2週間、ロスで取材しました。ロスのリトル・トウキョウの真ん中にあった「ニューオータニ」に滞在しましたが、特別割引で泊めて貰いました。その年は夏には、ほぼ一ヶ月、ロスからロッキー山脈へ貳時間ほど奥のクレアモント研究所に招かれ滞在していたので土地勘はありました。
小生の記憶では、日系社会の混乱と分裂を描いた藤島泰輔さんの小説『忠誠登録』がありますが、これを藤島先生が知りえた背景には宮武さんを通しての交際があり、小生は藤島さんの紹介状を持参して、宮武東洋写真館へ行ったと思います。そのように記憶しております。
 宮武さんは、写真を見せては呉れましたが、貸してはくれず、結局、UCLAの図書館に足繁く通ってようやく発見しました。70枚ほど焼き増しを頼んで、一ヶ月後に写真がアメリカから送られてきて、出版に間に合いました。宮武さんが写真を貸してくれなかったのは、ご自分の写真集を出す寸前だったからで、他意はありませんでした。
 ほかにもクレアモント研究所の友人が(ご先祖が日系移民)古いアルバムを持ち出してくれたり、領事館秘蔵のアルバムからも貳、三枚拝借したり、ともかくあの日系人収容所の写真記録はそれほど、当時もいまも貴重なものでした。古い話を思い起こさせてくれました」(引用止め)。
  (FF子、小平)


(宮崎正弘のコメント)いやはや古い話、そういうことを書いたことさえ忘れていました。有り難う御座います。



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(読者の声2)「新しい歴史教科書をつくる会・東京支部 <歴史・公民>東京塾・第30回研修会」のお知らせです。
 <世界500年史より視えて来る、日本の、世界の明日を語ろう!>
         記
とき      4月24日(日)午後1時00分~5時15分
ところ     豊島区医師会館(池袋西口徒歩5分、東京芸術劇場前大通り反対側、「ローソン」の横道を入って突き当たり)
TEL03-3986-2321
http://www.tsm.tokyo.med.or.jp/map/index.html
 
プログラム
1)研修会連続講座(PM1:00~1:30)
「喫茶の伝統」その7  講師・石川陽子(日本の伝統と文化を語る集い)
2)講 演 !) (PM1:35~2:35)
「世界500年史より視えて来る、世界の変化と危機の本質」
講師・ 西村幸祐(評論家)
3)講 演 !) (PM2:50~4:20)
「西欧の地球侵略史と日本の鎖国」講師・ 西尾幹二(評論家)
4)対 談 (PM4:25~5:15)
「世界500年史より視えて来る、日本の、世界の明日を語ろう!」
語り手・西尾幹二、西村幸祐
司会:平田由香(「つくる会」会員)
【懇親会】 PM5:30~7:30 同会館にて
  ※ 研修会は、¥1,500- 予約優先で先着90名様迄
※ 懇親会は、¥3,500-で30名様予約制
< 主 催 >: ≪日本の伝統と文化を語る集い≫
<企画・運営>:「新しい歴史教科書をつくる会」東京支部
<連絡先>島崎宛 TEL;080-6722-5670 FAX;03-3660-5672
             MAIL;simazaki@rondo.plala.or.jp
           小川宛 TEL;090-4397-0908 FAX;03-6380-4547
              MAIL;ogawa1123@kdr.biglobe.ne.jp



   ♪
(読者の声3) 貴誌通算第4852号にSH生氏が(読者の声3)で私が認可保育所に関して投稿させていただいたことに対して「『児童一人当たり30万円以上の公的資金』とはどこの裕福な自治体のことですか」とありました。
今から20年ほど前、ある認可保育所で不正会計が発見され、認可保育所の無認可保育所と比べてあまりにもひどく優遇された公的資金による補助の実態がマスコミに報道されました。
保育児童一人当たりの一か月の公的補助金は財政的に裕福な地方自治体、たとえば東京都杉並区や東京都武蔵野市では30万円台、最高に多いところで37万円であり、少ないところでも20万円台であったと記憶しています。これでは、補助金の額を保護者に直接支給して、ご自身で保育していただいた方がよいという批判がありました。
 現時点での大分県での公的支給額が、ゼロ歳児で18万円、平均で約9万円ということは、20年前と状況がかなり変わったということです。現状のご教示ありがとうございました。
「『認可保育所の利権に巣くった悪党ども』とは誰のことを指しているのか」とのことですが、20年前の事件では、不正会計がばれた相手をその保育所の経営者が殺害して、その殺人事件の捜査の中で、一部の悪徳認可保育所経営者の実態が明るみに出てきて報道されました。
私が言及した「認可保育所の利権に巣くった悪党ども」とはその保育所経営者や同様に不正会計を行っていた人たちのことを言っています。いずれにしても、公的資金による補助は保育所に対する補助から、保育所に児童を預ける保護者の状況に基づく保護者への個別の補助へと軸足を移すべきと考えます。無認可保育所の保育士や経営者やそこに預けられる児童の過酷な状況の改善を公平に行うにもこのことが必要です。
その上で、認可保育所を含めた全保育所、全保育士、保育児童、保護者の状況の底上げを大胆に行うべきです。
 私の前の投稿の内容が十分に意を尽くせず、不適切あるいは不十分な表現があったことをお詫び申しあげます。
  (ST生、千葉)

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宮崎正弘 v 佐藤優 『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2016 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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土曜日, 3月 19, 2016

ポール・ライアン氏 誤報の根拠!?

 今週月曜日にたきさんのホームぺーじで小生して唖然とさせるお断りが掲載されていた。
『最近は、翻訳対象が極度に減少しているので、お断りなく翻訳を掲載しないことがありますので、ご承知おきください。』
ついで、
『03月15、16、17日 翻訳対象はありませんでした。』とあった。
ついで、http://mm-world.jugem.jp
でも
『宇宙の形とコズミック・ラティス by クライオン (02/28)
2016.03.18 Friday
∞ 今日はUPできる最新のメッセージが見つかりません。たきさんのHPでも今週の月曜日以降はUPされていません。ですが、英語版のシェルダンの3/15日分とマイク・クェンシーの3/11日分がそれぞれのサイトにUP済みですから、JUNさん、匿名さん、できましたら翻訳方お願い申し上げます。<(_ _)>』
とあるくらいだ。
そこで、偽とわかったライアン氏の消息を探していたら続報があった。

By Operation Disclosure March 18, 2016 A possible prediction for the presidential election. Recently, intel has arisen of Paul Ryan being ch...
というもので、以下のサイトである。
マスコミ情報は未だカバールの完全コントロール下らしいから、ネットでしかヒラリー訴追の情報は流されていないようだが、以下の記事ではそのことにも触れており、共和党もトランプ氏では困るようなことが報道されているから、他に適当な名前が挙がらない。
ネットでの別情報では、
http://ameblo.jp/jicchoku/entry-12139452150.htmlでは
『上院議員エリザベス・ウォーレンは「どこにでもいるまともな人」に、共和党大統領最有力候補は「日に日に大きく醜い脅威に」成長し続けていると言って、ドナルド・トランプを非難しようと呼びかけている。』などといった記事も出ている。
しかしINTELの意味が不明で調べたら、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1084391120
『今回の場合は不審者を調べる意味だったようなので、こちらの回答を選ばせて頂きました。
khaao_phatさんの意味合いも勉強になりました。
諜報という意味合いも今後の翻訳で役に立たせて頂きます。
本当にありがとうございました。』とある。
http://operationdisclosure.blogspot.jp/2016/03/a-possible-prediction-who-is-going-to.html
By Operation Disclosure March 18, 2016 A possible prediction for the presidential election. Recently, intel has arisen of Paul Ryan being ch...

A Possible Prediction, Who is Going to be the Next President?
6:55 AM  Cabal, Clinton Family, Corruption, General Dunford, New Republic, Paul Ryan, Political News, Secret News, USA, USA INC  1 comment
By Operation Disclosure
March 18, 2016

A possible prediction for the presidential election.
大統領選挙のための可能な予測

Recently, intel has arisen of Paul Ryan being chosen for the Interim President of the New Republic with Joseph Dunford as Vice President. Why Paul Ryan? He seems to be part of the Cabal agenda, but then again, who knows?
最近、インテル(情報では)新共和大統領として暫定的にポール・ライアン氏と副大統領としてジョセフ・ダンフォード氏が推挙された。彼(ライアン氏)はカバールの 一味との疑惑もあるが、しかし、誰がそれを知ろう?
Paul Ryan for President? Maybe it is so. Here's a theory I've developed.
ポール・ライアン氏が大統領?多分そうかも。ここに私が開発した理論がある。

We all know that Trump and Clinton are going to be the last two remaining candidates. Why Trump? Because he is independent and can financially support his own campaign. In addition, he is not part of the Cabal agenda. Ultimately, we know that the Cabal want to put Hillary Clinton into office. That's not going to happen. Hillary Clinton is facing indictment which makes Donald Trump the clear winner of the presidential race.
我々は皆トランプ氏とクリントン氏が最後の残り二つのグループの候補であることを知っています。なぜトランプ氏かといえば、彼は独立しており、財政的に彼自身のキャンペーンをサポートすることが可能です。また、彼はカバールの仲間の一員でもありません。
 最終的に我々はカバールがオフィスにヒラリー・クリントンを配置することを知っています。最終的にはヒラリー・クリントンは、 ドナルド・トランプ氏が大統領戦の明確な勝者になる(ヒラリーの)起訴に直面しています。*1
So where does Paul Ryan fit into this?
ここでポール・ライアン氏はこの場合に適合しますか?

News of Paul Ryan being supported for President has been coming out on the mainstream media. One of those supporters is John Boehner. This news came right after we've received intel of Paul Ryan being the Interim President of the New Republic. Coincidence? There are no coincidences.
大統領のためにサポートされているポール・ライアン氏のニュースが主流のメディアに出てくるとされています(?)。それらの一人はジョン・ベイナー氏です。このニュースは我々は新共和国の暫定大統領であるポール・ライアンのインテルを受け取った直後にきました。一致?偶然の一致ではありません。

The Question Remains
残る質問

Paul Ryan for President, is this the good guys or the bad guys plan? The Cabal are a devious folk, we've heard rumors of the Cabal dumping the UNITED STATES OF AMERICA, INC. and faking a "New Republic" just so that they may stay in power and corrupt us once again.
ポール・ライアンを大統領に、これは善玉あるいは悪玉計画ですか?カバールは邪な連中であり、彼らの噂としてアメリカ株式会社を投棄し、もう一度権力を握り我々を騙すために新共和国を偽造しているとの噂をきいている。

On the other hand, Paul Ryan may actually be an infiltration agent and may be on our side. A Good example of this is the President of the Russian Federation. If I can recall, Vladimir Putin once played along with the Cabal agenda only to stab them in the back later on. It was a smart move, so could Paul Ryan be planning the same? There is no way to know, this is only a theory.
他方、ポール・ライアンには浸透剤で有って良いし、我々の側であっっても良いのです。この良い例はロシア連邦の大統領です。私が思い出した例はウラヂミール・プーチンの場合、後でバックでそれらを刺すために派閥の議題と一緒にプレーしました。これは賢明な動きだったので、ポール・ライアンは同様な事を計画されるだろうか?
それを知ることは未だできないが、これが唯一の理論です。

But hat about Trump?
しかし、トランプ氏にはどうなのか?

Donald Trump is currently a target for the Cabal, they are in fear of losing power over the country. Currently, they are trying to do everything in their power to demonize him and de-popularize him. These attempts are only giving him even more supporters. Their only other option is to 'take him out'.
トランプ氏は現在カバールのターゲットであり、彼らは国を支配する能力を失う事を恐れている。現在彼らは彼らを悪魔化し、彼の力を削ぐことに全力を挙げている。これらの試みはさらに多くの支持を与えている。彼らの唯一のオプションは彼を取り去ることしかない。

Taking him out would be a big mistake on their part and I believe they know that. It would cause a lot of dissent against the government.
彼を取り去ることは大きな間違いであり、彼らもそれを知っていはいるだろう。政府に対する多くの意義をもたらすだろう。

Conclusion

The fate of this country currently lies in Trump's hands. He is the only and obvious legitimate winner of the presidential race. So will he back down and trust Paul Ryan or will he take office?
この国の運命は現在トランプ氏の手にあります。唯一大統領選でのみ明らかな正統な勝者である。だから、降参しポール・ライアンを信頼するかそれともトランプ氏がオフィスを取るか?

*1
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35756982.html

水曜日, 3月 16, 2016

宮崎正弘の国際ニュース・早読み  トランプの対中強硬論の中味とは?

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月16日(水曜日)
           通算第4851号 
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 トランプの対中強硬論の中味とは?
  公正な自由貿易は米国に裨益するとして保護貿易には反対している
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 2000年、クリントン政権の後期に米国は中国のWTO加盟を認めた。
 「農業から通信機器、自動車から航空機までアメリカの製品は中国市場へのアクセスが増えるため、この取引(WTOへの加盟認定)は米国に裨益する、とクリントン大統領は言ったが、実際には中国との貿易アクセスの影響で、米国は50万の工場を閉じた。クリントンの言ったことはすべて嘘だった」。

 ト上記の発言はドナルド・トランプの中国に関する激越な演説の一部である。
トランプは中国に対して以下のように続ける。
 「中国との通商の失敗が代表するようにワシントンの政治家がやったことは米国経済の失敗に繋がった。中国との交渉で必要なのはタフな交渉力とリーダーシップである。ウォール街の権益のみならずアメリカの労働者、製造者の利益を護るために力強い交渉を中国とやり直すべきである」。

 以上は抽象論とはいえ、わかりやすい。単純に中国を仮想敵として置き換えることによって労働者、一般納税者へ訴えるパワーがある。

 そしてトランプの自由貿易論とはこうである。
 「われわれは保護主義やブロック経済を目指してはいない。しかし、ずるずると米国の工業力の衰退に手をこまねいてみているわけにはいかない。偉大なアメリカの再建が重要であり、自由貿易の前に、公平さが必要だ。公平な自由貿易とは、中国も米国と同じようなレベルの門戸開放に移行するべきで、そうすればアメリカの労働、製造業はオフショア(国外や自由貿易特区)に移動せずとも、自国内で生産、労働に従事できる。それこそが米国の国益というものだろう」。

 ドナルド・トランプが言っていることは、まことに正論であり、なぜこの演説がウォール街や共和党主流派や貿易自由主義、すなわちグローバリズムの信奉者に嫌われるのか、よく分からない。
 いや、逆に反グローバリスム、反自由主義経済論の持ち主であるということが、よく分かる。

 「トランプ政権発足の暁には」としてトランプは未来の政策を語る。
 「第一に『中国を為替操作国』として認定し、第二に知的財産権を楯に中国からの不正行為を防ぎ、不公平な取引慣行を止めさせるためにタフは交渉を開始する。米国の技術を護り、正当な競争によって中国市場へのアクセスを拡げる。第三に中国に不正な輸出補助金を撤廃させ、大気汚染の弊害を取り除かせ、アメリカ人の雇用を拡大する。
 第四はアジア太平洋地域において米軍のプリゼンスを高め、米国企業に対しては法人税減税をなし、赤字国債を解決して中国の金融脅迫を駆逐し、なんとしても国内の経済を活性化させる」。

 かなり具体論に踏み込んでいるが、実現性があるかないかは別として、とくに目新しい政策はない。
 
 しかしながら次の現状認識は間違っていると言わざるを得ない。
 すなわちトランプは「中国は明らかに金融力を駆使して、米国の赤字国債を補う国債を大量に保有し、これで米国に脅しをかけたためオバマ政権は中国を『為替操作国』と認定することをためらった。米国のエコノミストの多くは人民元が、対ドルレートで、15-40%過小評価されているとみている。だから米国の輸出競争力が削がれ、国内に失業が増大したのだ」

 こうしたトランプの経済理論、とりわけ貿易不均衡理論はじつは成り立たない。かつて日米貿易摩擦の折も、日本円を人為的に高くする圧力を掛け「非関税障壁」などと難癖をつけて日本から大幅な譲歩を引き出した。しかし、そうやっても結局、アメリカ製品は競争力がなかった。すべては米国の国内問題なのである。

 ついでこういう。
 「米国から知的財産権を不当に入手した結果、中国はアメリカに3000億ドルの損害を与えた。ハッカーによる攻撃も今後は見逃しはしない」
 金額はともかく、この主張はアメリカ人ビジネスマンには受け入れられやすい。

 「不法な輸出補助金を止めさせ、不公平な貿易習慣に米国は適切な対応をとらなければならない」中国はWTOのルールを無視して、不公平な貿易を世界中で展開しているため報復関税などの措置をとるべきだ」

 したがってトランプは雇用を重視し、TPPに反対の立場を鮮明にしている。オバマ政権の推進するTPPは連邦議会の承認を得られそうにない雲行きである。
 
 日本政府ならびに日本の言論界は、トランプが「日米安保条約は片務的であり、日本の防衛負担増をもとめる。日本が危ないときに米国が助けるが、米国が危殆に瀕しても日本は米国を助けないという条約は不公平きわまりなく、日本に防衛させるべきだ」という主張に恐れをなし、危機感を強めている。またTPPに反対していることを危惧し、日本はなぜかクリントン政権の誕生に期待している。
 
つまり「ぬるま湯」がもっと続けば、急激な改革よりはマシと考える官僚主義、役人根性が丸出しである。
 
 しかしトランプは南シナ海の中国の軍事力拡大に苛立ち、極東ならびに南シナ海での米軍のプレゼンスを明確に拡充せよと言っているのであり、オバマのように優柔不断、南シナ海に於ける中国軍の横暴には断固として対抗措置を講じると宣言しているのである。

 このあたりのことを日本のメデイアは詳しく伝えていないのではないのか。

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(休刊のお知らせ)地方講演旅行等のため明日3月17日―19日が休刊となります。 
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1382回】       
――騙し騙され騙され騙し、盗み盗まれ盗られて盗って・・・
   『我叫劉躍進』(劉震雲 九歌 2008年)

  ▽
湖南省の田舎から北京の大学に入った厳格の学生時代は、「いつもは1日2食だった。2食とはいうものの、じつは昼に買ったおかずを半分食べ、夜は米のメシを買って昼の残りのおかずで食べた。大学を卒業してからも10年間は鳴かず飛ばず。この間、17回も転職した。そして31歳の年、ある恩人と出会ったことから運が開け」、大東亜不動産開発公司の社長に。
いまや押しも押されもしない北京の不動産王に上り詰めた。立身出世万々歳!

 40歳を過ぎた今、彼は経済が異様なまでにイビツな形で発展する中国が抱えるに至った2つの悩み――人がますますデブになり、人の心はますます狭くなってしまったことに気づく。
どうやらデブになるほどに心が狭くなっていくものらしい。
それだけならまだしも、滅多やたらに屁理屈を並べ、小狡さが目立つようになる。心の狭いデブが溢れる返る社会では屁理屈がヘリクツを呼び、小狡さは呆れ返るほどに憎たらしさを増す。なにからなにまでが、その場限り。なんともカサついた、遣り切れない社会になってしまったものだ。

 この小説は開発ラッシュに沸き、札束で横っ面を張り倒すことが当たり前になってしまった北京の街を背景に、大東亜不動産開発公司が抱える巨大ビル建設現場とその周辺の下町を舞台にして政府幹部、不動産王、工事現場監督、コック、スリ、スリの元締め、ヤクザ、ゴロツキ、売春宿兼美容院経営者、農村出身の出稼ぎ労働者、警察官、ニセ酒醸造業者、胡散臭い興信所経営者などなどが織りなす悲劇なのか喜劇なのか判らないようなハチャメチャでドタバタの人生模様を描き出す。

  物語のテーマは一貫してカネ儲け。億万長者という見果てぬ夢を追い求め、欲望全開の庶民が互いに騙し騙され、盗み盗まれながら蠢きあう社会は、確かに「木は動かすと死ぬが、人は動かすと活き活きする」といった格言そのもの。
だが、「活き活きする」のはいいが、それにしては余りにも殺伐としている。ブラックユーモアの域を遥かに超えた。

  ふとしたキッカケで主人公の手に納まったUSBには、幹部の不正を示す動か証拠が記憶されていた。
USBの最初の持ち主は、その幹部の部下。いずれ当の幹部を強請れば莫大なカネが引き出せるだろう。我が身に危険が迫って来たら、動かぬ証拠として司直の手に差し出せば、罪一等を減じてもらえるかも知れない。いずれ獲らぬタヌキのなんとやら。

  だが、どこでどう間違ってしまったのか。肝心のUSBは強欲な小悪人の間を転々と・・・かくしてUSBを縦糸に、欲望を横糸に、盗み盗まれ、騙し騙される悲喜劇が、著者特有の冷めたユーモアに味付けされながら小気味よく転がりだす。

  この小説の面白さは現在の中国社会の欲望渦まく姿を赤裸々に、やや大げさに抉りだした点にあることはもちろんだが、やはり行間に散りばめられた著者のユーモアや警句も見逃せない。
たとえば、
■「伝統は僻地に、智慧は民間に残るもの。面白い話や面白いことは、デブどもによってアワビ、フカヒレと一緒に食われてしまう。(中略)毛沢東は奴隷が歴史を創造るといっていたが、あれは間違っていなかった。」

■「水は100℃で沸騰するが、彼らは50℃で沸き返る。水は零℃で氷となるが、彼らは50℃で結氷する。彼らの沸点と氷点は、どだいが同じということだ。」

■「車が走り続けるうちに、いつしか山の麓に辿り着くように、船が川の曲がりくねったところに出ても真っ直ぐに進むしかないように、行き着くところに行き着くだけだ。

 著者は現在の中国の人間模様を「蝉を捉まえたカマキリの後ろに雀が控えているようだ」と。小さな欲望を大きな欲望が捕食する。
捕食の連環。果てなき欲望を、彼ら生き抜く。
 それにしも、これで「中華民族の偉大な復興」「中国の夢」が実現するんでしょうか。
《QED》
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(休刊のお知らせ)地方講演旅行等のため3月17日―19日が休刊となります。 
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌前号、拙投書に対しての質問ですが、「アジアを攪乱する猶太人」の著者は井東憲。本名とは思えませんし、どのような人物かはわかりません。
 近代デジタルライブラリーで全文が読めます。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2389292
  (PB生、千葉)



  ♪
(読者の声2)「ユダヤ人と日本」について。
 ユダヤ人問題は、日本人を悩ませます。日本ユダヤ同祖論は英国のスコットランド人宣教師が神道を乗っ取りキリスト教を広めようとした、宗教陰謀だそうです。これは信じる人は少ないと思います。
しかし宣教師は神道の「神」という用語を盗み本来のデウス、ゴッドの代わりに使っています。これは被害者の日本人は気がついていません。
19世紀後半、パレスチナ国家再建運動が始まると、ユダヤ人の国際陰謀説が広まりました。しかしユダヤ人は祖国再建のために、国籍を超えて協力しましたが世界支配を狙ったわけではない。これが現在のユダヤ金融陰謀論になるわけです。
この心理的背景は、世界的大変動に不安を抱いた一部の人間がどこかに統一本部があるのではないか、と考えるからです。これは電波が来るという例の精神病の一種です。ただ欧州ではゴッドが世界を仕切っていると千年以上信じてきたので、19世紀の社会の大変動を見て受け入れる人が少なくなかったようです。
19世紀から英国の支那進出に従い、サッスーなどユダヤ系英国人が上海でアヘン貿易に従事し大成功しました。支那事変中の日本人の二回に渡るユダヤ人救済は有名です。日本の狙いは米国のユダヤ人人脈を使って米国の対日敵視政策を変えることでした。
モルゲンソー財務長官以下閣僚級高官がユダヤ系で、あのハル国務長官も母はユダヤ人、夫人もユダヤ人でした。
しかし彼等は民族よりも保身と出世を優先したので所属国家に忠誠でした。このため日本の政策は失敗しましたが、日本は敗戦まで上海のユダヤ人を保護しました。かれらは多民族雑居状態で自由に活動できました。なおナチスの上海総領事は本国から厄介払いできたとよろこんで、欧州への送還を要求しませんでした。
ユダヤ人はこのため戦後日本の恩人に恩返しをしました。GHQの樋口季一郎陸軍少将のソ連引き渡し拒否の裏にユダヤ系高官の動きがあります。安江陸軍大佐はソ連抑留で死亡しましたが、1954年青山斎場でユダヤ人が盛大な葬儀を営みました。
葬儀委員長は平凡社社長でした。犬塚海軍大佐はフィリピンの収容所で戦犯容疑をかけられましたが、米軍の担当者がユダヤ系なので上海のユダヤ難民管理で贈呈された感謝のシガレットケースを示すと一週間で釈放されました。
イスラエル人が日本人に共感を持つのは以下の点です。
ともに民族宗教を持ち、キリスト教に敵視されていることと、民族性だけを理由に強制収容所に入れられ迫害を受けた民族体験がある。
なおイスラエルのベン・アミン教授(勲二等瑞宝章受賞)によると、日本人とユダヤ人は互いに相手を過大評価しているそうです。
  (東海子)


(宮崎正弘のコメント)相互に過大評価、なるほど名文句ですね。先日の拙論でも書評をしましたが、『薔薇の僧院』を書いたウンボルト・エーコの『プラハの墓場』はシオンの議定書がいかにでっちあげられたかを描いたサスペンス小説で、フリーメーソンの暗躍ぶりの詳細に描かれている作品ですが、じつに旨く時代背景を書き込んでおり、またキリスト教徒の陰謀に関しても遠景にあります。
読み応えがありました。



  ♪
(読者の声3)貴書新刊『中国大失速、日本大激動』(文藝社)を拝読しました。
 迫力ある文章で、現状をつぶさに実感できるうえ、とくにモンゴルの箇所が気になり、丁寧に読みました。一昨年、老生もモンゴルへ行き、中国語の看板はどこにもありませんでした。小泉首相の大きな写真が国立博物館にありましたが。。
 このところ貴書『広東軍反乱す』(二見書房)を再読しつつ、現在の状況が二重写しになりました。いま、この時点で読み返すとじつに面白い小説ですね。
    (HN生、新潟)


(宮崎正弘のコメント)拙著のふるい小説をいまもお持ちですか。あの予測があたるか、どうかは別にして、古き良き時代を思い出しました。
 チベット独立運動やタリバンが遠景に描かれていると思います。




  ♪
(読者の声4)昭和七年生まれ、在ソウルの韓国人です。貴著『中国に時代は終わった(アジアの時代がやってくる)』(海竜社)を興味深く拝読しました(もちろん、日本語で)。精力的な度、気力、体力ともに羨ましい限りです。
 ますますの健筆を祈ります。
   (CP生、ソウル)


(宮崎正弘のコラム)70年代によく訪韓した頃、日本語が達者な韓国の人がたくさんおられました。会話も共通項が多くて弾んだのですが、そうですか。昭和七年といえば今上陛下よりひとつ上、日本ですと、石原慎太郎、五木寛之氏らと同世代ですね。
 ますますのご健勝を、と申し上げます。



  ♪
(読者の声5)最近、保育士の待遇や、子供が保育所に入れず働けない親のことが国会でも国会の外でも大議論になっています。
 しかし、ここで議論の対象になっていない、議論の対象とするのを避けている大問題があります。それは、認可保育所です。
戦後間もなく保育所ができたばかりのころは認可保育所だけで、これに入所するには非常に厳しい条件がありました。
親が無茶苦茶に困っている極端なケースしか子供が入れませんでした。入所者が少ないので、児童一人あたりの費負担が非常に多く、保育料は極端に安く、保育士や所長のような従業員の待遇も通常の地方公務員並みで所長は管理職並みの待遇です。設備も給食も、財政状況の良い地方自治体では豪華絢爛で、保育対象の自動一人当たり月30万円以上の公的資金が使われています。
無認可保育所はこの真逆で全くの不公平です。
認可保育所の定員に入れるか、入れないかで極端な格差があります。この格差を撤廃して、補助金を一律にし、家庭の財政状況を配慮した給付金を保育料に補填する個別給付方式にすることが究極的な解決策です。
しかし、認可保育所の利権に巣くった悪党どもが多くいて、なかなか解決されません。いい加減に不毛の議論をやめて、認可保育所を廃止しましょう。
  (ST生、千葉)



  ♪
(読者の声6)「反日日本人」の続きで、戦前のアカ教師がいかにひどかったかという証言を紹介します。
ユダヤ問題に詳しく、陸軍中将から衆議院議員を務めた四王天延孝(しおうてんのぶたか)氏の講演録です。四王天氏はユダヤ・フリーメイソン研究を中止するよう軍の上層部から求められ、拒否するや予備役にまわされました。
それゆえ四王天氏を追放した上原勇作元帥がフリーメイソンだったのではないか、との説があります。
四王天氏の講演録は昭和8年(1933年)のものでフリーメイソンの危険性をうったえるも
の。近代デジタルライブラリー「フリーメーソン秘密結社に就いて」 
 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1097122
WEBサイトでは読みやすくまとめられています。
http://www.maroon.dti.ne.jp/gokyo/shiouten_nobutaka/index.html

 興味深い話ばかりですが、アカ教師については「自由と云う言葉」という章に京都大学の瀧川教授と長野県の赤化教師の例が出てきます。
やや長くなりますが引用します。
 『京都大学の瀧川教授、これを支援する心なき同大学法学部教授があって、「学問の自由だ」とか「研究の自由」だとか、やれ何々の自由と、自由々々と囀って、自由を盛り沢山にしまして「大学には自由があるから、政府も監督者も嘴を入れる事まかりならぬ」と言うておりますが、国家あっての大学か、大学あっての国家か、さっぱり訳がわからない。そこらあたりの本末を顛倒した、学者先生方の頭は少々どうかしていると思います(笑)。
(中略)長野県に教員の赤化問題が起こっておりますことは皆さん御承知と存じます。
警察の道場は、剣道も柔道も、出来ない。検挙された赤い教員達がギッシリ詰まっているそうです。それは一体どういう訳であるかと云うと、或る人は純然たる物質的の解釈をしている。と云うのは「あすこは生糸が盛んで、蚕業は既に農民の副業ではなくなって、本業になっている。それが繭価の暴落で行き詰まってしまって、あすこに暴動が起らなかったのはむしろ不思議だ」と大新聞の社長が言っておった。そうすると共産党騒ぎが起こった位は当り前だと言うことになります。しかし私がこの前その地に行って調べてみますと、そう云う物質的の事柄は、その極く小部分を占めていて、その根本に於いて非常に誤れる自由教育が──放縦即自由という思想によって教育が行なわれ、これがそもそもの事の起こりの因をなしているのであります。そして第一回検挙の時その地方で赤い青年11名が挙げられたのですが、この11名の赤化青年は全部、往年その地方で行なった極端な自由教育を受けたものばかりでありました。そこで一体自由教育ってどんな事をしたかと云うて調べてみると、それはなかなか振るった事をやっているのであります。
 先ず学校の先生の教授の自由でもって、「教科書と云うものは持って来なくてもよい。
その時々の気分でもって教えれば良いんだ」と言うのです。
次に生徒が席につくにもまた、自分の気分本位で、先生の方を向いても、後を向いても
、窓を眺めても、窓を背にしてもどこでも善い、まるで動物の集まりであった(笑)。
こう云う随分思い切った自由、履き違えの放縦なやり方をやったのであります。
 或る時学務部長が余り酷いと云うので、見回りに来た所が、受持先生とても怒ってしま
って、教授の自由を束縛すると云うので──授業中に他人なんか入って来たんでは、折
角の気分をぶちこわしてしまうと云うので、校庭に飛び出してしまい、学務部長が出て
行ってから、また帰って来て、教え出したと云う事を聞きましたが、これが即ち「自由
は即ち放縦、放縦は即ち自由なり」でありまして、これで初めて先刻申しました、ユダ
ヤ人が「他の民族は人間に非ずして獣類なり」になってしまった訳であります(笑)。
 十数年前でありましたか、理想団と云う無政府主義系の団体がありました。その憲法な
るものを見せてもらいましたが、その中にこう云う事が書いてありました。「我等同人
は、如何なる場所と、如何なる場合とを問わず、生理衛生上自然的に起こる行為は、こ
れを遠慮する必要を認めず。例えば欠伸、伸び、放屁、放尿等々」とわざわざ但し書き
をして書いてありましたが(笑)、実にこれで初めて獣類の仲間入りをするのでありま
す(笑)』

 この伝でいうと中国人は理想団の理想が現実になったもの、文化大革命万歳、万々歳で
す。
 WEBサイトでは講演録の補足として図版が載っていますが、旧東ドイツの国章と第一
インターナショナルのロゴの類似性、欧州議会の建物と第三インターナショナル記念塔
がどちらもバベルの塔をモチーフにしていることも紹介しています。
 日本の民主党のロゴマークが日の丸の一部を切り取ってつぎはぎしたデザインであるこ
とはご存知でしょう。
ただ上の赤丸が真円なのに下の赤丸はギザギザ。日本を食い尽くしてやるという悪意しか伝わってきません。「日の丸」大嫌いな民主党が維新と組んで「民進党」、日本国民をバカにするのもいい加減にしろと言いたいですね
  (PB生、千葉)

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『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社、1080円)
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『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
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『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ>
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宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 宮脇淳子 『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 石 平 『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック)
宮崎正弘 v 渡邊哲也 『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 小川榮太郎 『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 室谷克実 『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、1080円)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美 『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平 『2015年 中国の真実』(ワック、シリーズ第五弾)
宮崎正弘 v 大竹慎一 『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 西部遭 『日米安保五十年』(海竜社)  
宮崎正弘 v 黄文雄 『世界が知らない中国人の野蛮』(徳間書店)
宮崎正弘 v 佐藤優 『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
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月曜日, 3月 14, 2016

宮崎正弘の国際ニュース・早読み  かくも夥しき「反ヒラリー」票。「反トランプ」票のゆくえ

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月14日(月曜日)弐
           通算第4848号 
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 かくも夥しき「反ヒラリー」票。「反トランプ」票のゆくえ
  二大政党は周期的再編期にはいった
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 民主党のなかの反ヒラリー勢力は、想像以上に強い。
もしサンダースが正式に候補者になれないと判明すれば、かれらはトランプへ流れるか、第三候補を擁立するか。いずれにしてもバーニー・サンダースがユダヤ人であるという人種的要員は、全体の流れには無関係である。

民主党の最大の支持母体で、労組の牙城でもあり、党の中枢を担ったミシガン州で、ヒラリーが惜敗する番狂わせがおきた。近未来の民主党の運命をシンポライズしているようである。
 また民主党員は前回選挙から30%、その登録員数が減少している。

 民主党支持者の構造的激変はリベラリズムへの疑問、グローバリズムへの反撥が拡がったという事由もあるが、どうやら最大の理由は若者の民主党離れである。
最たるものは大学授業料で、平均5万ドル、ハーバード大学の大学院は7万ドル。富裕層ならいざ知らず、一般家庭ではまかないきれない額である。

奨学金、学生ローンが花盛りとなり、しかし就労しても、返済に時間がかかる。ローンが支払えない世代が急増した。これが最大のネック、だから大学授業料の減額をとなえるヒラリーより、「無料化」を叫ぶサンダースへ票が流れる。

 イスラムの排斥、メキシコの不法移民を取り締まれと叫ぶトランプへ大量の批判票がでるのはヒスパニック、チカノの多いカリフォルニアでの予備選である。
 
 ならば大票田のニューヨークやニュージャージー州はいかなる反応をするだろうか。
 「反知性主義」としてトランプを非難するリベラルなメディア、ならびに共和党主流派によって構成される「反トランプ」勢力は、もしトランプが正式候補となれば、急先鋒のネオコンなどは、ヒラリーへ一部が流れ、ほかはどうするか。棄権か、あるいは独自候補を茶会は立てるだろうか。
 いずれにしても均衡状況がつづいた二大政党は不安定な均衡に陥る。


 ▼政党間のスィング現象は周期的におきている

 民主党と共和党という二大政党は、その組織構成員が周期的に大きく変動する。
 げんにヒラリーは学生時代に共和党支持者だったし、トランプは一時期、民主党だった。政治状況の激変により、周期的に両党の支持勢力、支持基盤にスィング現象が起こるのだ。
 どだい、現有共和党の党員は半世紀前には民主党支持者が多かった。大量に民主党から共和党への鞍替えが起きたのだ。

 1932年、世界大恐慌のあおりを受けて共和党員が民主党へ鞍替えした。共和党が強かったニューイングランドは、カソリックの強力な地盤でもあったが、労働者の多くが民主党へ投票した。
 特徴は同一の人種が集中する地域、階級的にも似通った人々が集中する選挙区で、このようなパターンが繰り返される。

 第二次世界大戦のあと、共和党へ復帰する民主党員が目立った。
 これは戦争や大不況という情況に遭遇したときにイデオロギー的要素によって、スィング現象がおこりうるもので、1950年代に、周期的回帰でもあるかのように政党支持が変わる。

 1960年代、市民権をめぐる論争で、南部、北部の白人集中した選挙区ではごっそりと民主党支持者が共和党へ流れ、ニクソン政権が実現する。70年代の反戦、ヒッピー運動は、逆に共和党人気にかげりがでた。

 同じように2001年9月11日のNYテロは、社会の安定と秩序をいう共和党に有利に作用したし、その後のイラク、アフガニスタンへの介入と失敗は民主党支持者を増やしたものの、長続きはしなかった。

 こんかいの大統領選挙は、従来的な政党に色分けもイデオロギー的要素も、階級、所得格差、外国への不満という党派を超えた要素によって大きく左右されている。
    ◎○み◎◇や◇△ざ△□き○◎ま◇さ◇△ひ△□ろ○◎ 
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◆書評 ◎しょひょう ▼BOOKREVIEW ●書評 ▽
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 中国人の歴史家が古代から残忍な国民性をあばく
  たとえば明は「ごろつき王朝」であった事実の検証

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張宏傑『中国国民性の歴史的変遷(専制主義と名誉意識)』(集広舎)
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 浩瀚な書物なので、翻訳者は四人いる。小林一美、夛田狷介、土屋紀義、藤谷浩悦の各氏、何れも中国学者だ。
 中国人の国民性というのは多用多彩であり、そもそも中国は国家ではなく、王朝であり、地域的特徴が強すぎるため、総括的な国民性というのは存在しない筈である。
 だから評者(宮崎)などは『出身地でわかる中国人』(PHP新書)や『出身地を知らないと中国人は分からない』(ワック)などといった本を書いた。
 北京は愛国という概念が唯一通じる特殊地域で、『愛国』なる商売もみごとに成り立つ。上海は、国際感覚があり、つねに反北京である。この上海人脈が過去二十年にわたり中国を壟断した。だから拝金主義が蔓延したのである。
 広東人は朝から晩まで金儲けにしか関心がない。湖南は乱暴者が多く、安徽省はやや正直な人も目立つ。四川省は独立不羈の根性があるなどと、地域別の色分けをしたのが拙著だったが、うってかわって本書は「中国人の国民性」という、つかみ所のない領域に足を踏み入れて、名誉とか品位とか、かれらにとって架空の概念を論じているのだから、反面で興味をそそられた。
 著者の張氏は、これを古代からの「専制主義」にもとめ、近代になって梁啓超、魯迅、胡適、孫文から蒋介石、毛沢東へと繋がる政治思想を再検討してゆくなかで、「名誉」を意識する動機、あるいは「品位」を意識した考え方を検証している。
 梁啓超、魯迅、胡適、孫文、蒋介石、毛沢東と、いずれの人物も「岩波新書」が列伝を出したような有名人である。

 ま、それはそれとして、「明」を、著者がいかに位置づけるか。
 それがじつに面白いのである。すなわち明とは「ごろつき王朝」だと断言するのだから、うすうすそうだろうとは思っていたが(ついでにいえば現在の毛沢東王朝後期もごろつき集団の独裁である)、中国人歴史家から、断定されると、二重に納得がいく。
 「明代の国民性」は「ごろつき」「ならず者」で、最大の特徴と言えば「殆どの全ての社会階層が『ゴロツキ』の様相を呈していた」
 永楽帝は「表面的には正義感があり仁愛を装って唐の太宗を大いに真似ていたが、実は骨の髄からのならず者だった」
 その子孫たちも侵略、略奪、燎奪を繰り返し、恐怖の政治を加速させ、そして縦横にスパイ機関をつくって官吏を監視した。それが「錦衣衛」である。
 本書は詳細にわたり、かれらが行った略奪、拷問、殺戮、そして大虐殺のさまを描く。
 小説家がえがく架空の話ではなく、日本人からみれば想像を絶する残虐性が、リアルに語られている。
 蛇足だが翻訳者を代表する解説を読んで驚いた。自虐史観の持ち主のようで、現実を無視したイデオロギー的解釈で日中関係を議論されている。トここまで書いてきた新聞をみたら次期駐北京大使は外務省チャイナスクールから撰ばれた由である。

     ◎◎▽◎◎◇○◎ 
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1381回】     
「支那人は往往愛国的な宣伝に煽誘され嘯然饗応し・・」
    矢野仁一『アヘン戦争と香港』(中公文庫 1990年)

   ▽
我が国における実証的清末外交史研究の開拓者で知られる碩学・矢野仁一(明治5=1872年~昭和45=1970年)が、アヘン戦争に関連する清国とイギリス双方の当事者が残した文書や書簡、現場と政府中枢(皇帝や国王を含む)の間でやり取りされた公文書や勅諭などを読み解き詳細に分析し、アヘン戦争はイギリスの身勝手・不正・暴力が引き起こしたものであることを論証し、イギリス式植民地侵略の徹底した苛斂誅求ぶりを抉りだしている。

 「序」において矢野は、中国人が「みずからイギリス人の保護に依頼し、アヘン戦争及びアヘン戦争に譲らざる不正なイギリスのアロー戦争の結果、支那の陷るようになったイギリスの半植民地状態から支那を救出せんとして努力しつつある我が国に敵抗することを愛国的であるかのごとく考えて執迷悟らざること、イギリスが香港、上海租界等において正義の名によってこれら支那人を擁護し、その反日的行為を以て愛国的行為としてこれを煽揚鼓励するがごとき態度に出ていること」に、深く憤激する。

 じつは、この本が執筆されたのは盧溝橋事件2年後の昭和14年。であればこそ、机上の原稿用紙に向かう矢野を取り巻いていた時代情況が、行間から浮かび上がって来るようだ。いわば緊迫した時代精神が、矢野の筆先に込められていたのだ。

  文庫本ながら付録も含め370頁超を使って、矢野はイギリス側の悪辣非道・卑劣狡猾ぶりを終始一貫・徹頭徹尾・冷静至極な筆致で告発している。だが、297頁の半ばに到って一変する。「アヘン戦争中に現れたる支那人民の非愛国心」の一項が挿入されているのだ。それまでのイギリスに対する告発の調子は消え、批判の矛先は中国人の民族性に向い、「アヘン戦争において支那の現に敵として戦いつつあるイギリス軍に情報・糧食・労力を供給する支那人は多く、イギリス人をしてすこぶる奇異の感を抱かしめた。支那人は金銭のためにはいかなる敵の御用をも勤めて憚らなかった」と書き出される。

  次いで『中西紀事』を引用し、当時、清朝軍が「広東において木筏船・油薪船・水師船を集めて夜に乗じてイギリス船の火攻を計画した時、それらの船はイギリス兵及び漢奸に焼尽された」がゆえに、清朝側軍司令官は「しばしば広東の人民は皆漢奸であると奏し」たうえで、海軍兵士を戦場の広東省ではなく、隣の福建省で募集したとも記す。因みに矢野は「漢奸は敵に款を通じる売国支那人である」とする。

  矢野は続ける。
「支那は往々愛国的な宣伝に煽誘され嘯然饗応し、狂熱的な排外運動を起し、一見強烈な愛国運動であるごとき観を呈することもあるが、一たび外国人から強烈な抵抗を受くれば、そうでなくとも少しく時日を経過すれば去勢されたごとく変退沈衰し、なんのためにあんな狂熱的な運動をなしたかみずから忘れたようになり、外国人の御用をつとめて怪しまないことはすでにアヘン戦争から現れていた」と。

 もう少し読み進む。「支那人は攻撃戦争とか排外風潮の場合には、勢いに乗じてずいぶん愛国的運動らしいことをなすが、防禦戦争とか、排外風潮の勢いが止んだ時とかに現れる愛国心でなければ、真の愛国心とはいい難い」と。彼らの愛国心は「真の愛国心」に非ず。

  人民が人民なら官憲も官憲だ。矢野は、「アへ戦争に関する支那官憲の奏報はいかなる場合でも自己の立場を擁護することを忘れず、朝廷をして対策を誤らしめざるように、自分の立場など顧みず事実を直陳することを以て念としないようなことも、支那人に真の愛国心なき証拠ではないか」とし、現場指揮官から皇帝への戦況の上奏が「おおむね勝敗を?倒した虚偽の報告であ」ったと指摘する。昔から、下から上って来る報告は間違いなのか。

  中国人の振る舞いは往々にして「上に政策あれば下に対策あり」と評されるが、新たに「上に奸策あれば国家に失策あり」を付け加えたい気もするのだが・・・なァ。
《QED》
       ◎◎ひ□▽い◎◎ず◎◇み◎◎
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)天安門事件の学生を「暴徒」と口を滑らせたトランプに対して在米中国人組織が一斉に立ち上がり、トランプに投票しない、謝罪せよと訴え始めました。これは大統領選挙に深刻な影響を与えるのではありませんか?
   (HU生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)どのような文脈で発言したのか、魏京生がひさしぶりにテレビに登場して発言したおりました。
 失言の類いと思われますし、在米中国人は政治ロビィとしては弱く、あまり影響はないでしょう。もちろん、学生を「暴徒」と言ったのは根本的に誤りです。



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(読者の声2)貴誌前号の「米国はWASPが主流ではなくなった」という分析は衝撃です。ならば米国は白人、アングロサクソン、プロテスタントという固定イメージではなく、どういう国柄になったのでしょうか?
    (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)ウォール街とシリコンバレーがビジネスに成功をおさめ、産業界をリードし、献金によってワシントンをリードしており、そこには従来的な政党のイデオロギーが稀薄になった。
 そのうえで、ヒスパニック、黒人、ユダヤ人、アジア系にイスラムが加わっての雑多な、多彩な国民が構成する混成国家とみるのが正しいと思います。高層部を、カソリック系で、しかもグローバリストらが押さえ込んできたが、これに対しての反撥がサンダース、トランプ現象を産んでいるわけです。



   ♪
(読者の声3)貴誌通算第4847号に米国は、WASP社会と言いながら実はカトリックが体制派であるとの指摘がありましたが、これは慧眼です。
 20年位前に読んだ調査結果ですが、米国民で一番多いのは約25%のカトリックであり、米国の旧来からの上流階級を構成する監督派が2%、長老派が3%とのことであり、プロテスタントの合計ではカトリックを上回るにしても、宗派別ではカトリックが断トツの一番です。
 監督派や長老派の信徒からすれば、メソディスト、ましてバプティストなどカトリックと同様遠い存在でしょう。アメリカはプロテスタントの国とはプロテスタンの掛け声にしかすぎません。
 「SH生」氏の(読者の声2)に「韓国は竹島を返し、見返りに国家再興の資金援助」とありますが、国際法の忠実な履行者である日本は、韓国から今まで不法占拠しかつ、デマ宣伝をした賠償金を韓国から取ったうえ、韓国に竹島を変換させるべきです。
 「JJセブン」氏が(読者の声4)で「とくに黒田バズーカの『マイナス金利』はマイナスに作用して、一向に景気は上向きません。日本経済の低迷は中国ばかりが原因とは言えないのではありませんか?」と書かれました。後半の「日本経済の低迷は中国ばかりが原因とは言えないのではありませんか?」は、まさに正鵠を射た指摘です。
中国への輸出は日本のGDPの1%か2%。それが1割減っても対中依存率が大きい伊藤忠やファナックはともかく大部分の日本企業にはどこ吹く風です。むしろ禿鷹ファンドが上海株安をネタに日本の証券市場と円の為替レートで波風を立てる方が問題です。
マイナス金利も禿鷹ファンドがマイナス材料として相場に揺さぶりを掛けました。
短期的に日経平均とドル円レートを観ればマイナス金利は効果がなかったということになります。しかし、住宅ローンの借り換えで300万円位金利が減る家庭は日本中にたくさんあります。節約した人の事例が世の中に知れ渡り多くの人が借り換えると、金利減となった分が消費に向かいます。既に起こりつつあります。
貸しての銀行の利益が減るという妄説を立てる人がいますが、旧来のローンの解約手数料を得たうえで、今までより低い金利で調達した資金を貸し出すのです。それで利益が減るのなら、そんな金融機関の経営者は退陣すべきです。
しかし、それよりはるかに効果が大きいのは、200兆円を超える日銀が年利0.1%の当座預金の金利を下げて、究極的には正常値である金利0%にすることです。これにより市場に200兆円が供給されます。金融機関の損益に影響するという人がいますが、このことによる日本経済拡大を顧客の利益と自社の利益に生かせないような金融機関は退場すべきです。
 では、財政面で一番効果のある施策はなんでしょうか。官僚や族議員が考え付いた補正予算案に金を使うくらいなら、一年間の時限立法で消費税を5%に戻すことです。消費者が一番良い使い道を考えてくれます。そして一年後に消費税減額による経済拡大での税収増が、消費税率8%のままの時の消費税額の差より大きければ、この時限立法を自動延長するのです。これが、日本経済復興の妙法です。
  (ST生、千葉)

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日曜日, 3月 13, 2016

杞憂であれば!?

やっとたきさんのホームページの日付が自然さをよそおって、改変された。(3月13日)それまでは、10日の拙ブログでスクリーンショットで示した様に、3月10日(金)となっていて、アメリカ時間に成っていた。そして、案の上土曜日は更新されなかったから、どうせまた最近の手口でお休みだろうと思っていたが、その通りとなって、お休みをいただきましたから、お休みしましたと表現にも何か休んだけど、文句ある!?といった感じに変わっている。
 いつものこととはいえ、こうした変化が妙に気になっている。
3月11日は震災特集ということで、過去の動画を見まくったが、匿名さんから久しぶりにコメントをいただいたことも12日の夕方まで気づかなかった。 

それはオバマ氏健在にこちらの回答も含めて出ているが、今日になって、最近のたきさんのホームページや最近のフルフォード情報やシェルダン情報の出方が裏で何か今までとは違う変化が水面下で起きているような気がしていることを書こうと思う。

たきさんのホームページを見て私の意見とは、フルフォード情報があまり出なくなっていること。昨日の匿名さんも、なのに隠された3月8日のフルフオード情報をご存知の様子。

フルフォード情報はもちろん100%信ずることはやめてください!と言われており、たきさんの情報も変なブログと言われており、シェルダン情報の翻訳を止めた点で、いろいろと批判された。

だから、ニセ情報も半分くらいは含まれていて当然かもしれないという漠然とした不安が

もともとあるので、開き直りかもしれないが、こういう系統の情報は割り引いて参考にするに限るのだろうが、・・・   ・・・。
ただ、啞蟬坊の日記で引用された、シェルダン情報の一部が、幾つもの引用先を経由しての合成情報の様子と見えたので、ここの引用元を再確認することにした。

 まず、啞蟬坊の日記に行き、その項目の全ぺージをコピーし、Evernoteにペーストした。
すると、urlはクリックで開けるので、一つ一つ実行し、元を確認。
今まで見たこともないサイトだが、中身はそれらしい。
そして、Evernoteなしでは到達できなかった、やたらインディアンの太鼓の音が常時響いているサイトに行けた。
四年以上前から、啞蟬坊の日記は好みもあって、お気に入りに登録してあったが、こんな複雑な背景があったのかと驚いた。
内部地球の人たちやブルーエイヴィアンの情報なども得られた。

オバマ関連情報なども確認でき、トランプ氏使用の正常な星条旗やヒラリー氏使用逆さスターマークの付いた星条旗なども確認した。
たきさんの評判も改めて調べたが、さしたる成果は当然ながら得られない。ただ、皆よく見ておられることだけはよくわかった。サルーサの言葉も実によく吟味して見ていただいるようだが、最近サルーサのチャネリングをマイク・クインシー氏が止めてしまって何か相談があってのことだろうか。今は彼がサルーサ役的なポシションにはいるが。

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35744687.html
の記事や
http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/3b37902c2a8a47d291fa9d87260cf72c
を見ると新ベンチャー革命が危惧したようなことばかりではないかもしれないと思い出した。
http://reptilianbuster.blogspot.jp
では、たきさんのブログを変なサイトと言われた、日本人のアメリカ在住のアバさんが、今朝になって、3月8日のシェルダン情報(抄訳)をアップしてくれた。おっしゃることが二転、三転しない頑固さが売りのサイト。

匿名さんはたきさんがネグレクトした3月8日のベンジャミン情報もご存知の様子であり、たきさんに依存度が高いのは小生だけか!?とも思うが、国家非常事態宣言などが最近出てこなかったり、3月8日に出たシェルダン情報の邦訳が今現在も公開されないなど、あまり嬉しくない変化傾向が及んでいるような気がするのであるが、・・・・。

希望を以て今は待ちでしかないのかもしれない。
とはいえ、以下のお断りには、唖然とした!
03月14日(月) 最近は、翻訳対象が極度に減少しているので、お断りなく翻訳を掲載しないことがありますので、ご承知おきください。


金曜日, 3月 11, 2016

オバマ氏健在!?

http://goldenageofgaia.com

3月11日の震災記念日、偽情報がどういうものだったのかと思い再び上記サイト(昨日いち早く下院議長のニュースを削除したサイト)を見たらオバマ氏とライアン氏への詫び文があった。

It’s always interesting and a time of high learning to find oneself in what looks like a scam.

We seldom know we’ve been scammed. Very few scammers own it. Events usually reveal it.

In the case in point, the scam was that President Obama was removed from office, replaced by House Speaker Paul Ryan.

A journalist friend emailed us almost immediately to detail the events that President Obama attended that day or had on his calendar, which had not been cancelled.

He also reported that Paul Ryan was in California attending the funeral of Nancy Reagan, uncharacteristic of a person newly installed as President in a setting that was unpredictably chaotic and dangerous.

(Many readers may not have seen the original article which we took down as soon as the flaws in it were pointed out.)
前日の午後1時ごろには削除されてしまった当初の記事

What happens when we’re scammed? I got to see. The first impulse is self-serving: to cover our butt.

The strategies then used are to plead ignorance, blame someone else, defend our record, justify our own journalistic practices, etc.

The fallback strategy is to represent one’s self as being so cool that one could not care less about controversy or to swing out in the other direction, dig deep into the scandal, expose it further, etc.

When one has committed oneself to the Divine Mother’s service, most of those options cease to be available.  One is reduced to taking it on the chin and being more cautious next time.

The other side of the question is the reduction of harm that scams, such as this one, are perpetrated to accomplish. What harm?

Throwing the original site that reproduced the article (and those that followed it) into disrepute is one hoped-for outcome.

Sowing dissension among lightworkers is another, setting one group against the other. In lightwork, that dissension is often between the followers of channeled messages and the intel and whistleblower folks.

In this case, the scam occurred in the camp of the intel folks but scammed channeled messages have also been floated.

Making people quit their lightwork in disgust is a third. Serving as the straw that broke the camel’s back, the scam sees people say, “That does it for me. I’m outta here.”

One reaction that some people had was: “Oh, no, not Paul Ryan.”  Apparently Ryan is a strong conservative. I don’t know the man, personally, or his record so I cannot speak on the subject.

Was that another aspect of the scam – to make lightworkers throw up their arms in disgust and resignation at the thought of yet another conservative in power for the next eight years? (The last bunch brought down the World Trade Center and killed thousands of innocent people.) I don’t know.

So I’m sitting here smarting, but, as with all things to one who treads the awareness path, this now becomes grist for the mill and I get to see what embarrassment feels like.

I feel it. I complete it and the love returns.

I apologize to readers whom I in my turn brought within the pale of the scam.

Evidently I still have a ways to go to safeguard myself against my own apparent gullibility.

http://operationdisclosure.blogspot.jp/2016/03/republican-group-to-draft-paul-ryan-for.html  

木曜日, 3月 10, 2016

新大統領の件はガセだった

http://www12.plala.or.jp/gflservice/gflservice.html
先ほど、たきさんのホームページで、昨日の情報は偽とわかり取り消します。とだけあった。
閲覧頂いた皆様には心から誤報をお詫びいたします。今後も情報の検索には十二分に慎重を期したいと存じます。

前報で検索した他サイト中、Goldenageofgaiaは新大統領の顔写真だけを除去したのみで、これは10日の午後早々、変更された。

もう一件Japanese-Message of Love and Light
は国内情報によっているためか全て続々とたきさんのコピーと思われる。

画像はどこで入手したか不明だが、それなりに面白い。

3月11日になってたきさん側は、日付や曜日が混乱したまま、ローマの陥落 
新大統領も偽だと追加したが、文字が乱れている。



他のサイトで得られる関連情報(共和国大統領)

kyouwa
http://goldenageofgaia.com

を見たら新大統領の事が出ていた。
さらにロスチャイルドの起訴情報も。
ただ上記情報は10日の午後には表示されなくなって、ロスチャイルド情報はそのまま残っている。しかし、午後10時頃には偽情報のため取り消しとの連絡が来た。申し訳ございませんでした。

 

では 
とあり、たきさんのホームページのコピーと思える。顔写真は元には出ていない。
これを書いていたら、早くも続報が出た。
http://www12.plala.or.jp/gflservice/RVIntelFallOfRome160309.html
題して ローマの陥落 新大統領とRVとある。
いかに全文を引用させていただく。
引用開始
RV・情 報/ローマの陥落 2016年3月9日                                               ホームへ戻る
http://operationdisclosure.blogspot.com/2016/03/rvintelligence-fall-of-rome-wednesday.html-
RV / INTELLIGENCE
"Fall of Rome"
Wednesday, March 9, 2016

新共和国大統領のポール・ライアンは間もなく国民に対して、アメリカ合衆国の第45代大統領就任と、副大統領としてジョセフ・ダンフォードを指名した、との告知演説を行うだろう。

こ の平和的な権力移行は既存の憲法のガイドラインに沿って行われ、全ては在任中の大統領の辞任(1974年のニクソンの例のように)として、国内的にも世界 的にも視聴者には通常のこととして見られるはずである。だから大統領ポール・ライアンの就任においては、前大統領のバラク・オバマと副大統領のバイデンの 辞任が前もって録音された辞任演説によって初めて知らされることになる

こ れが年頭教書演説以降バラク・オバマの姿がどこにも見られなくなりバイデンが突然イスラエルに旅立った理由なのだ。又、これが、突然のオバマ政権の退場に 際して、一般大衆の間に混乱が起きる場合に備えて軍隊が戦略的に高度の警戒状態に入り、ヘリコプターが準備され、地上軍が展開し、輸送用の重車両が運用さ れた理由なのだ。

ポール・ライアン大統領はその後連邦準備制度の廃止と同時に金の裏付けがある新米国財務省紙幣の発行をを告知する。この紙幣は現在米国の銀行の保管庫/ATMに1:1の交換比率で準備されている。繰り返すが、何事も将来異常なことになり得るようなことはなく、あらゆることは長老が治められる範囲の、優しく、理解可能で、真実に満ち、透明なものになるだろう。

ライアン大統領は他にもいくつかの変化を起こすが、これらはまだ明らかにされていない。

ライアンの演説は水曜日あるいは木曜日の午後8時に予定されている。私たちのようにRVに関心を持つ者には、債券償還の一般への実施がライアン大統領の告知に従って金基準で新USN札によって世界中で、インターネット、電話、Eメールで同時に行われる。

私 的グループには金曜日、2016年3月11日午前7時から物理的な償還が始められ、2016年3月16日火曜日まで続けられる。一般への償還は3月21日 から開始され、一か月間続けられる。サブグループリーダーへの告知も行われる。国際レート、契約レートは非常に高いが、次第に下がってゆき、上昇すること はないので、早めに交換する方が得策である。

2016年4月22日金曜日は上海金取引所(SGE)で新しい金のスポット価格が告知されると理解されていた日である。これは、RV全体プロセスが、最初にTRNの流通が開始され、バックスクリーン上に交換率が表示されるようになってからちょうど一年間かかったことを意味する。

これが非常に多くの人達がRVは起こったと言っていながらまだ行われなかった理由なのだ。繰り返すが、このような超異常なイベントについては安全の保障が重要なので、日時は流動的なのである。

大統領選挙に関しては、民主党候補のヒラリー・クリントンは健康上の理由か、過去に起こした犯罪に対する訴追または両方の原因によって撤退するだろう。11月の大統領選挙には、バーニー・サンダースが大統領にはなれない民主党候補者になるだろう。

共和党の指名候補はドナルド・トランプになるだろう。彼は愛国的精神から国の最善を考慮して撤退するので、ライアン大統領が共和党の大統領候補になり、保守党を基盤として圧倒的な支持を受けるだろう

これがライアンが下院議長に推薦された理由であり、議長になった瞬間に大統領職を約束され、おそらくは8年間以上大統領職に就いていることだろう。多くの者 は疑問視しているがジョセフ・ダンフォードにも切符が渡されるかどうかは不明である。彼は統合参謀本部議長職に戻るか退職するかのいずれかだと思われる。

いずれにしてもこのイベントを見れば、今は世界的な歴史の瞬間のさなかにあることは明らかであり、紀元476年のローマの陥落を見ているようなものなのである。多くの変化もあり、多くのことが現状のままでもあるだろう。
引用終了
これはあちらのサイト
を検索して得たものである。トランプ氏については上で述べたようにには
行くかどうかははっきりしないような書き方のようでもある。

ポール・ライアン氏が新大統領 (共和国アメリカ)

以前から予定されていた共和国アメリカが2016年3月8にちから9日にかけて突然発足したらしい(アメリカ東部時間)。

日本時間でいうと、3月9日から10にいである。この日は、突然休みを続けていたシェルダン•ナイドル氏のアップデートが2月16日以来、約20日ぶりに再開もされた日でもあった。
http://www.paoweb.com/sn030816.htm

その内容を解読中、昼すぎてからたきさんのホームページを見ると、
オペレーション・デスクロージャー/RV情 報 2016年3月8日                                        ホームへ戻る
http://operationdisclosure.blogspot.com/2016/03/rvintel-tuesday-3816-160000.html
RV-INTEL Alert from Operation Disclosure for March 8, 2016
3/08/2016 02:36:00 PM Intel, RV Alert 


ダンフォード将軍はオバマ政権の排除に成功し、ホワイトハウスを支配下に収めた。

複数の偽旗作戦が計画されていたが、新政府の特別部隊と善意の者たちの支援によってこれらの計画の脅威は解除された。

RVGCRは火曜日の市場終了後に始められる。

告知は火曜日、2016年3月8日の東部時間真夜中前に発布される。』
とあり、オペレーション•ディスクロージャーについてはすでに前に読んでいたがそれほど緊急に来るとは思っていなかった。

ついで
『ホワイトハット/ダークハットからのメッセージ  2016年3月8日                                                ホームへ戻る
White Hat / Dark Hat - Intel Update 3-8-16

星の指令によって、この惑星には大規模な介入が行われている。星の指令は全ての存在次元からの種々の種族の連合による。

ブルー・エイヴィアンが存在の物理プレーン上でのこの介入の主要な役割を果たしている。

NSA(National Security Agencies)の全ての能力は完全にはく奪された。

全ての銀行は国有化されたが、これはもはや銀行が人々の資産に対してなすすべがなくなっているということを意味する。又インターネットのインフラストラクチャーはブルー・エイヴィアンによってハッカーの存在余地がなくなるような配置につけられている

ディープウエブは完全に解体された。

シリアにおける紛争は終了した。

全てのドラコとレプティリアンは彼らのインフラストラクチャーと共に排除された

テロスの町を含む全ての地下基地は破壊されたて。テロス人は秘密裡にドラコ連合と手を組み、二か月前までシャスタ山でのイルミナティによる人々の犠牲を許していた。

又、この惑星上の全ての個人のプログラム解除のための大規模な作戦が行われている。自分がマインドコントロールされていると考えるのだったら、星評議会の指令官とコンタクトをお取りなさい。あなた方すべては支援の要請をしなければならない。

最初の遭遇は夢の中で行われるだろう。

White Hat Dark Hat :  http://whitehatdarkhat.blogspot.com/

オペレーション・デスクロージャーからのRV,新 共和国情報 2016年3月9日                                    ホームへ戻る
http://inteldinarchronicles.blogspot.jp/2016/03/rv-intel-alert-from-operation_9.html
RV-INTEL Alert from Operation Disclosure for March 9, 2016
3/09/2016 07:39:00 AM Intel, RV Alert 

オペレーション・デスクロージャー
http://operationdisclosure.blogspot.com/

ついにやった!!カバールはもういない!!
下院議長のポール・ライアンがアメリカ合衆国の新大統領として宣誓を行った。

ジョセフ・ダンフォードはライアンの新しい副大統領になるだろう。

ライアン大統領は公式告知を行う予定である

5日間の償還期間が差し迫っている。

新共和国とRVの両方が今、稼働している。

詳細は、以下のサイトを参照のこと。
http://operationdisclosure.blogspot.com/2016/03/breaking-news-alert-new-republic-rv.html』

http://operationdisclosure.blogspot.com/2016/03/breaking-news-alert-new-republic-rv.html

新大統領が議長になったとき、ジョン•ホワイト氏以来、174年ぶりだと40代の議長の事を書いている。

マスコミに流れる日が何時になるのかが、興味深い。

http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-1375.html 

のマイク クインシー にも

『彼ら(注:カバール)の試みが、ディスクロージャーが正当な期間の内に発表されるのを止めることは、ほとんど出来ないでしょう。予定通りに完成を確実にするために、必要な行動が採用されなければいけません。そのことを、より高い力が布告しました。光の仕事をしている人々は保護されています。そして、その人々は彼らの業務を遂行するために助けられています。ブルー・エイビアンズは起こっていることを監視を続けています。しかし、彼らは私達の自由意志には干渉しないでしょう。私達が光への異なる一つの道をたどることを選択すべきである自由意志にです。しかし、一つの計画があります。その計画は成功したアセンションに私達を前へと連れていきます。それは失敗を許されないでしょう。」などとある。

以上の情報は翌日以降、偽と判明しました。
申し訳ありません。
https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=37999473#editor/target=post;postID=2760460739337802534;onPublishedMenu=allposts;onClosedMenu=allposts;postNum=0;src=postname

水曜日, 3月 09, 2016

宮崎正弘の国際ニュース・早読み 「行き先は不明」

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月9日(水曜日)
           通算第4845号 
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 ブルームバーグ(元NY市長)不出馬
  ほくそ笑むヒラリー。そしてサンダースは党を割るか
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 74才の老人が不出馬宣言をしても、誰も振り向かなかった。ブルームバーグ市長は、金融通信大手「ブルームバーグ」の創設者、おそらくトランプより富豪。経済政策では共和党保守本流だが、社会政策、移民政策ではヒラリーに近い。

 もし、ブルームバーグが大統領選に第三党を結成して出馬すれば、ヒラリーの票を奪うから、トランプが「漁夫の利」をつかめるという情況となり、「わたしが出馬したらトランプ政権の危険性が高まる」という奇妙な理由を付けて不出馬宣言に踏み切った。3月7日である。

 だが、もはや党籍や党支持者を勘案しての票読みでは現実と乖離し始めているのではないか。
有権者は党の優先課題や、党のイデオロギーには何ほども拘ってはいないのである。

 理性が通じない、反知性がまかり通るなどと、「知ったかぶり」の解説はもう、うんざりである。理性で、ウォール街を占拠した「吾々は99%運動」の解釈も、理解も出来ない。知性が働けば、銃規制とか、オバマケアとかの福祉拡大予算の裏付けをどうするか、判断ができるだろう。
インテリやマスコミがいう「知性」に大衆が反逆しているのだから。

 いまアメリカ人大衆が求めているのは怒りを抑える鎮静剤かも知れない。
 シルベスタ・スタローンは「ランボー」でばったばったとアメリカの敵をやっつけた。
クリント・イーストウッドの長い拳銃はマフィアを次々と撃ちまくった。ジョン・ウェインのライフルは「悪い」インディアンを懲らしめた。
「敵」は作られた幻影でもあった。

1980年、イランに屈辱を飲まされたアメリカは「ABC」といってカーターを惨敗へ追い込んだ。ANYBODY BESIDES CARTER の簡略語だった。
 
 1992年、「アーカンソーの馬の骨」が保守本流を破った。大富豪のロス・ペローが出馬して党を二分したからだった。
 
2008年、「チェンジ、イエス、ウィキャン」と叫び続けたら、政権が転がり込んだ。
かように、過去の大統領選挙が「理性」「知性」で決めてとなったためしはない。だからTIME(16年3月14日号)も大特集を組んで、トランプ大統領の誕生を暗示しながら、こう言う。
「行き先は不明」(DESIGNATION UNKNOWN
 
    ◎  ◎ ◎◎◎  ◎◎
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1379回】      
――「支那人は自國を賛譽し誇稱して、外人を貶す」(安東・番外)
   安東不二雄『支那漫遊實記』(博文館 明治二十五年)

  △
当時の上海では800人に届かない日本人の「大半は賤業の淫婦にあらざれバ、無識の無頼漢」であり、天津在住日本人は40人前後で「其中官吏を除き、其餘は多く洋人又は支那人の外妾にして、眞に商業家といふべきは幾許もあることなし」と綴り、加えて殊に南部沿海地域の開港場における日本領事館と日本商店の少なさを指摘していた。言い換えるなら、中国南方沿海地域での当時の日本の外交・交易ネットワークの貧弱さの傍証だろう。

  そこで、次の一節を読んでもらいたい。

「海外発展という事は、貧乏で小ポケナ島国にとつては最も肝要な事サ。しかしその行く順序がまるで顛倒して居るよ。/まづ一番槍が例の女だよ。お次がソレを顧客とする小商人やナラズ者サ。それからその地方が有望という事でもつて中商人が行き領事館が出来るといふ始末さ。ソコで外国では日本人といふ奴は実にヒドイ奴ばかりだとなつて到るところ評判が悪く、万事警戒してかゝる。これもミンな若い男共が意気地がなく睾丸がない奴ばかりだからだ。」

「一番槍」である「例の女」とは、「賤業の淫婦」だろう。となると、上海も天津も、事情は安東の記すがまま。じつは、この一節は勝海舟の『氷川清話』(講談社学術文庫 2000年)に収められた「海外発展」の項の一部だが、その先をもう少し読み進んでみたい。

 「ソコになると外国の奴らは実に見上げたもので、まづ海外不毛の地には教法師が行つて伝道もすれば、医薬慈善の事をやる一方、地方の物産や事情を本国に報告して何々の商売が有利だなどと報告する。今度は資力余りある富豪が出掛ける。小商人も行く、女も行く、領事館が行くという風である。ソレであるから外国人はみなその地方では評判がよく、たとへゴロつきでも紳士となり、淫売でも貴婦人として待遇されるわけサ。」
 これまた欧米諸国の中国での展開を見事に言い当てている。そこで勝の話を続けると、

 「一体醜業婦々々と言つて軽蔑するが、それを善用すればたいしたものだよ、日本のケチナ外交官などでは利用法も知るまいよ。ツマリ女などはホツておいて構はぬに限るサ。万一事の起つた時は、ソンナ奴は日本人では御座らぬと突放していゝ事サ。日本の役人共は馬鹿正直で公私の区別を明かにせぬから困る。個人としては日本には悪徒も大分居るやうだが、国家としてはまるで馬鹿正直サ。」
 う~ん、その通りと言いたくもなるが、日本外交は勝が批判し揶揄したままの姿勢で21世紀初頭の現在に辿り着いてしまったというのか。ヤレヤレ。

 ついでだから、もう少し。「今の外交は何をしとるのか」の項から。
 「今日外交の方針だとか何とかいつて、騒いで居るけれども、全体、何をしとるのか、おれには分らない。飯の上の蠅を遂ふやうな事ばかりやるのに、方針も何もいるものか。世間の人も人だ。西洋に行つて少しばかり洋書が読め、英語で談判でも出来れば、早今第一の外交家と仰いでいる。上も下も似たり寄ツたりのものサ。かういう風では、やはり幕府の末路と同じやうになるかも知れないから、しつかりやつて貰ひたいものだ。」

 もう少し。「小人島の豆人間」の項に、
 「今の廟堂に立つ政治家とか言ふ人たちは、日本とか、朝鮮とか、支那とか、オロシヤとかいつて、これを別々に見て外交のかけひきをするから、やり損なひが多いばかりではない、経綸もまた極めて小さくなるのだ。それだから、百年の長計などといつても、とても駄目だ。(中略)今の外交家のする仕事は、おれの目にはまるで小人島の豆人間が仕事をするやうに見えるのだよ。」

 勝の眼力は中国と中国人をどう見据えていたのか。サテ、そこが知りたいサ。
《QED》
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)第153回士気の集いは、井上雅晴先生講演会≪電力自由化と真の国益≫~日本のエネルギー事情から見た選択肢~になります。
  現在社会の生命線である電力が4月に自由化を迎えて改革の一歩を踏み出します。我が国を取り巻く国内外のエネルギー情勢を踏まえて、電力自由化における真の国益とは何か。発送電分離により安定供給は出来るのか。
エネルギーミックスは如何にあるべきか。再生可能エネルギーにおける諸問題は何か等の様々な課題をどう考えるか。ビジネス界において電力自由化の最前線で活躍された知見を元に大いに語ります。
 
 講師 井上 雅晴(いのうえ まさはる)先生のプロフィール 
 1965年3月慶応義塾大学工学部電気工学科卒業。同年4月三菱商事(株)入社。1988年3月Diamond Energy,Inc.(在米国)初代社長。米国で初めてのIPP開発・発電事業運営。1994年4月三菱商事(株)電力事業開発部長。同年9月電力基本問題検討小委員会WG委員。2000年3月ダイヤモンド・パワー(株)初代社長。同年8月日本で第1号の電力小売りに成功。2004年3月電気事業分科会制度・措置検討小委員会参考人。同年7月(株)ファーストエスコ電力ビジネス事業部長。2009年4月(株)F‐Power顧問。2012年4月同退任。
■主な著作 『電力改革論と真の国益』 (エネルギーフォーラム新書)
             記
【日 時】  4月2日(土)14時00分~16時30分(開場:13時45分 )
 
【会 場】  アカデミー千石 東京都文京区千石1-25-3 電話番号:03-3946-4430
              交通:都営三田線 千石駅
              http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1994
【参加費】  事前申込:1500円 (事前申込の学生:1000円、高校生以下無料)
               当日申込:2000円
 【懇親会】  17時~19時 参加費:事前申込3500円(当日申込4000円)
【申込先】   3月31日(木) 23時までに下記申込フォームに登録してください。
            http://goo.gl/forms/jfTcNtEOkg
        ★事前申込の無い方の入場は講演5分前とさせて頂きます★
 【主 催】  士気の集い  http://blog.goo.ne.jp/morale_meeting
(代表 山田健司)


 
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(読者の声2)「マイナス金利」時代に銀行業界の「男気」を見せてもらいたい。
週末に読んだ新聞のあるコラムによれば、マイナス金利適用金利対象額は一月で準備預金残高は約23兆円、したがって0.1%のマイナス金利の収益減少額は約230億円。それに伴う準備預金対象金融機関の業務利益の1%以下で影響は軽微(のハズ)とのこと。銀行業界が我先に取ったのは預金金利の引き下げ。100万円を1年預けて、10円の金利。
 個人用の金庫が売れる訳だ。例によって、銀行の保身、エゴ丸出し。業務利益の1%位,自身の合理化等で吸収できないものか? 日銀が意図する民間金融機関の貸し出し増加や運用資産の配分見直しなどの兆しはみえない由。大手企業のM&Aや設備投資の動きは徐々にでてくるであろうが、単純に言うなら、日本全体の企業数の99%が中小企業、労働者数で言うなら70%以上が中小企業の国民大多数は「萎縮」してしまう。
デフレ脱却などできるわけがないのではないか。
2年ほど前にNYのウオールストリートで起きたような格差デモのような現象が日本でおきてもおかしくない。
 そのNYのデモが尾を引いてアメリカの大統領予備選に異変を来しているように思える。共和党のトランプ旋風、民主党のサンダース旋風。
九州のある信金だったか、マイナス金利が発表されると逆に預金金利を上げることやりだした記事がありました。同じ金融機関でも規模の大小でやれること、やれないことの違いがあるのかもしれないが、それなりの計算があっての方策と思う。
その九州の信金を高く評価したい。要は一人勝ちはだめですョ。全体が繁栄する中でバランスよく稼いでもらいたいものです。
  (木内信胤信徒の一人)
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