火曜日, 6月 28, 2016

Mathematicaで回帰分析!?


Mathematicaでは、Regressというコマンドも使えなくなり、やはりRなどの専門パッケージに頼ることになるか?と少々あきらめムードになっていた。ただ、まとまった事例や傾向は断片情報だけで、身近に学友もいないし、判断が下せない状態だった。

今日は梅雨の雨で今日から二三日会社は休みで、じっくり新しいMathematicaにも触れられるると期待していたが、なかなか思うようには行かない。梶原教授の線形代数の問題などを教材に対称行列の対角化などの例題を行ってみると、最初の数行ですでにつまずき、投げ出してしまった。
これは、Theoristと違って教育的ではないので、一般の場合に通用するように冗長にプログラミングしてあるとのことだが、何しろVer.2.xの時代のものだけに簡単な結果さえ望むことはできなかった。

いろいろとやってみて、あれこれ調べて調べ疲れ、ふと思い立ってRegressというコマンドが使えなくなった背景を調べようと検索した結果が最初の図である。

これを見るとVer.7.0からLinearModelFitというコマンドに置き換えられたようである。2009年以降のことらしい。ちなみに小林教授や梶原教授の時代のバージョンは2.2か2.1で2.2としても1993年6月以降のことである。

この図を見るとVer.3.0のハンドブックと同じスタイルが使われている。そこで、昨日値が違った唯一動いたかに見えた小林夫妻のプログラム、regressionのページで、LinearModelFit
[data, {1,x,y},{x,y}]とタイプして、事前に例題の8データをランさせてから行ったら、値は違うがちゃんと答えが出た。それで、本体のMacのVer.9.0でもただ打ち込むだけなので試したら同じ答えが出るではないか!?。

この小林夫妻のデータは、結果が、項目順の偏回帰係数が{0.508316},{0.77525},{0.55167}などとなっている。

データ文でdataが与えられるならこれは楽であるが、まだ色々と試すことがある。





0 件のコメント: