日曜日, 6月 26, 2016

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (砂漠の蜃気楼がまた...)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)6月27日(月曜日)
          通算第4943号 
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  砂漠の蜃気楼がまた
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 習近平は再度吠えた。「シルクロード」(一帯一路)の建設を急げ、と。
 現地入りしたワシントンポスト記者が書いた。「当該地方政府は2030年までに人口は百万となる。空港も拡張した。いまでも15万人が居住し、4万の建設労働者が働いています」と豪語したが、「町はみごとに空虚、クレーンもとまったまま、道路は砂で埋もれつつある」(同紙、5月30日)。

 現場は蘭州である。
 甘粛省の省都でもある蘭州は、かの『西遊記』で、三蔵法師が西安からこの地を拠点に西へ西へと旅をつづけた拠点である。
 蘭州の川沿いの公園には玄奨こと、三蔵法師がラクダに乗って周りを孫悟空、猪八戒らがしたがう金ぴかの像が建っている。
 蘭州から武威、酒泉、そして万里の長城の最西端へと砂漠、台地、荒れ地を辿ってトルファンを経由しインドへ向かった。ところどころ激流があって蘭州も武威も酒泉もオアシスとして栄えた。

 蘭州はまたガンの特効薬として中国人が信じる冬虫夏草の産地でもあり、目抜き通りには二十数軒の冬虫夏草屋の老舗、有名店が並ぶ。これをめがけて中国全土から買い付けに来るので、業者は最近、ブータンにも不法入国し盗採取していると聞く。
 武威にはマルコポーロが一年以上滞在した記録があり、町のど真ん中に彼の白亜の像が聳えている。

 六年ほど前、この河西回廊を鉄道とバスで旅をしたことがある。
 蘭州の郊外からボートをぶっ飛ばして二時間の箇所に石門峡があり、岩肌に仏像が彫られていて観光客がかなり来ていた。
 この石門峡がダムとなって、付近の流れがかわった。胡錦涛は無名時代、この発電所に勤務していた。その有能ぶりを見いだしたのが周恩来の秘書だった宋平である。
 文革時代、不遇をかこつた習近平は隣の陝西省にいた。
 習近平の「シルクロード構想」は、この蘭州が西安につぐ拠点となる。だから新都心を建設したわけだ。

 砂漠に摩天楼を建てて、案の定、廃墟と化けた。ゴーストタウンがまた一つ、砂漠に蜃気楼の如く現れ、やがて。。。。
 地元政府は「蘭州は西方のダイアモンドとなる」といって騒いだ。貧困な農村部から都市へ移動させ、そこに雇用があり、企業が誘致され、大学もできて繁栄するという夢をなぜ描いたのか。

 そうだ。深センと上海浦東がモデルだった。「中国の夢」は、このふたつの新興都市の繁栄ぶりだった。
 深センは香港に隣接する漁村だった。人口僅か八千人の寒村が、またたくまに一千万都市に急膨張したのも、トウ小平の南巡講話の発祥の場所でもあり、香港を中心として華僑がどっと進出したからだった。

 上海はもとより旧市内が膨張したうえ、飛行場が整備され、リニアカーが敷かれ、大学も多く、労働力が幾らでも全土から押し寄せたから新都心として容易に発展できた。摩天楼、上海の金融街の魅力は世界の投資家、起業家を惹きつけた。
 この深センと上海の浦東は中国に於ける例外でしかない。しkし多くの地方政府幹部は、自分たちの夢のモデルになるという、中国人特有の「拝金教」に取り憑かれた。
 蘭州も「第二の浦東」になって成功できる、いや九江も、オルダスも、フフホトも延安も、みなが「中国の夢」とは「第二の浦東」を目標に、商業的採算を度外視しての突貫工事。ビルは建ち、道路は整備され、工業団地は造られ、そして誰もこなかった。
 住宅街はからっぽ、道路は早くも砂漠化しており、そして建設費用の借り入れには償還と利息があることを誰も留意しなかった。上の号令一下、ただひたすらハコモノをつくっただけだった。

 「利益をまったく生まない投資」、そして償還時期に直面し、通貨を増発し、利息を支払うためだけの回転資金の確保のために地方政府は債券を発行し、シャドーバンキングを利用し、闇金にも手を出し、ついにデベロッパーの多くが倒産した。経営者は自殺するか夜逃げするか、海外逃亡となった。
 整合性のある戦略はなにもなかった。全体主義国家の計画経済のなれの果てはいつの世にもこのような凄惨な結末となるのである。 
           (この稿は『月刊日本』7月号からの再録です)
     ◎◎◎◎み◎◎◎◎や◎◎◎◎ざ◎◎◎◎き◎◎◎◎ 
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 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1428回】    
――「今や紀綱衰頽し萬國の嘲侮する所たり」(宮内3)
   宮内猪三郎『改正清國事情探檢?』(清國事情編輯局 明治廿八年)

   △
 以下、百科事典風に「刑罰」「船舶」「新聞」「頭髪」「衣服」「爆竹」「阿片烟」「纏足」「婚姻」「葬喪」「物價」など多くの項目を立て、自らの見聞を記している。たとえば「農商」の項で「巨萬の財産を有」する大商人は「信實にして、價を貳にする如きと、偽物を販賣すると、約束に背き信義を失ふなとの事は、或は少なしとす」。小商人をみると「行商の如きも、外國人を侮り物品を高賣することなとは、多く見せさる所」としているように、宮内の記述は同時期の他の旅行者に較べて概ね清国と清国人に対し好意的だ。

 

 だが末尾に置かれた「作者曰」で書き出され420文字ほどの漢文は色合いを異にする。それを読んでみると、

 ――我が国と「漢土」の間には2000年の交流の歴史があり、地理的・文化的側面からいっても他の諸国との関係とは違っている。だが今や彼の国は「紀綱は衰廢し、徒に中華を自尊し、驕傲無禮にも我と兵を交える」。だから、すでに昔からの隣邦ではないとすべきだ。本務を怠り私利私欲に奔る官吏は少なくなく、それがために諸外国から「蔑視」されるばかり。いいことはなに一つしないが、いずれ我が国を窺おうとしている。だから「苟も今日に之を懲らさざれば、異日の患は測る可からず。又、宜しく警戒、怠らざる可し」

  考えてみれば領土は広く人口の多さからして、「眞に我が一大敵國たり」。だが国土の豊かさと物産の夥しさからすれば、「是れ我が一大富源なり」。だから世の中の「有志の士」は宜しく「彼の地」に立ち、「一業を企圖」すべきだ。「紅毛の徒」が先鞭をつけていようと、日本からすれば隣国なのだから、彼らの後塵を拝するようなことはあってはならない。加えて「今や東洋の大權、既に我が邦に歸す。復た他邦人の手に移す可からざるなり」

 ともかくも国土は広大で土地は豊沃であり、未開の地は果てしなく続く。農業と工業は未発達で、良質な鉱山は未開拓であり、道路・橋梁などの土木工事は手付かずのまま。さらに宗教は振わず、教育は遅れたままだ。

  「嗚呼、夫れ誰が能く其の業を興し、其の功を立てんか。蓋し我が邦人、既に眼を此に注がんとする者の多し」。彼の国は今に至る「三百年」の間、「滿人に制を受く」。ならば「同じく是れ同文の國、今後、千万年、我が邦に制を受くるも亦、非と爲さず。側聞せば、紅毛碧眼の士、動もすれば五洲坤輿を併呑せんと欲す。我が邦人士、亦、宜しく豪氣を彼の輩の上に在らしめ、勲業、遂に彼の輩の傲を壓っせん」――

  これを要するに、清国はダメなくせに我が国と一戦を交えようなどと無礼千万。やはり今のうちに膺懲しておく必要がある。広大な国土と膨大な人口と無限の資源を秘めているということは、我が国にとって「一大敵國」であると同時に「一大富源」でもある。西洋人が清国を狙って跳梁跋扈しているが、「東洋の大權、既に我が邦に歸」したのだから何の遠慮がいるものか。これから「千万年」の後までも「我が邦」が治めて「非と爲」すことはない。いまや「五洲坤輿を併呑せんと欲す」るような地球規模での大競争時代である。この弱肉強食の時代の潮流に遅れを取るな。「紅毛碧眼の士」の後塵を拝するようなことがあってはならない。「彼の輩の傲を壓」倒せよ――との主張だろう。

 なにやら宮内の姿勢は急に過激になったようだが、この先に待っていたのが、あるいは「俺も行くから君も行け・・・狭い日本にゃ住み飽きた。波の彼方にゃ支那がある、支那にゃ四億の民が待つ」といった心情の世界だったようにも思える。それにしても「今後、千万年、我が邦に制を受くるも亦、非と爲さず」とは稀有壮大で豪気千万なことだ。

 ところで習近平政権も「紀綱は衰廢し」ようが「徒に中華を自尊」する。この“中華自尊毒”は、いつまで続くのか。ほどなく自家中毒を発症しそうではある・・・が。
《QED》
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【知道中国 1429回】          
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   ――「鍋の中の煮物は、なぜこんないい匂いなんだ?」
      『毛澤東的人肉政權』(杜斌 明鏡出版社 2013年)

   △
 1949年10月1日の建国直後、毛沢東はごく少数の随員を伴い、シベリア鉄道でモスクワへ向かった。彼にとって最初の外国旅行であり、スターリンとの最初の出会いであり、誕生間もない中華人民共和国とソ連との外交関係を定めるための旅でもあった。

  勇躍としてモスクワに乗り込んだはずの毛沢東に対するソ連側の対応は、木で鼻を括ったように簡素極まりないものだったという。手練手管に長けたスターリンは、毛沢東がモスクワの地に足を印した瞬間から翻弄し、幻惑し、その動揺を狙ったに違いない。

  クレムリンでの最初の会談を終えるや、スターリンは毛沢東を全く無視するかのように別荘に引きこもってしまう。手持無沙汰の毛沢東は、「メシを喰い、クソを垂れ、寝るためにモスクワくんだりまで来たわけじゃない」と不満たらたら。そこを突いたイギリスの通信社が「中ソ交渉、暗礁に乗り上げか。毛沢東、モスクワで軟禁か」と報ずる。慌てた中ソ両政府当局は、?介石政権が日本敗戦前日(!)の45年8月14日にソ連との間で結んだ中国側に著しく不利な中ソ友好条約の改定にありと、毛沢東の訪ソ目的を明らかにした。まさに通信社を巻き込んだ、国際情報戦争・謀略合戦の息詰まる一瞬である。

  中ソ一枚岩の団結を西側に見せつける絶好の機会だ。これ以上、毛沢東を冷遇することは得策ではない、というわけだろう。スターリンが折れる。そこで毛沢東は北京から周恩来を呼び寄せ、ソ連側と実質交渉に入らせた。かくて50年2月14日、満州と新疆をソ連の準殖民地と認めた秘密協定を含む中ソ友好同盟条約が結ばれている。ソ連の援助を求めるためには、スターリンの要求を呑むしかない。この時点で、毛沢東はスターリンの軍門に下ったということだ。

  この秘密協定に、「目前の資源欠乏情況に鑑み、中華人民共和国は少なくとも1億人を減少させねば維持不可能である。その詳細な方法については、中華人民共和国自らが定める」との一項があったと、著者は記している。

  建国当初の人口は5億4167万人。1家を5人前後と数え、この秘密協定に從うなら、1家庭当たり1人強の「減少」をスターリンが求め、毛沢東が応じたということになる。人道無視・軽視などといったことばでは形容できないほどの冷酷非情で残酷卑劣な話だ。

  「過ぎ去った中国の5千年が人が人を食う歴史であったことを、心の底から怨み詫びる。歴代の王朝が記した全ての文献には、人が人を食う記録が数限りなく書き留められている。毛沢東が政柄を執っていた時代も、例外でありえるはずもなかった。毛沢東による共産主義の恐怖時代(1921年~76年)、人の生命は最も安価な品物でしかなかった。政権を奪い取るための戦争の時代、毛沢東は階級による復仇を煽り、人を喰らうことを唆した。政権を手にした平和な時代、毛沢東は意図的に飢餓地獄を造りだし、優生学的選別を試み、飢餓によって人に人を食らわせた」と冒頭に綴る本書は、共産党の秘密文書、幹部自らの体験談、地方当局の秘蔵資料、専門家による数十年の研究成果、人食体験者の証言、目撃者などの追憶に基づいて構成されている。

  「鉄砲から政権が生まれる」との毛沢東の革命哲学をモジった「人肉から政権が生まれる」の第一章で政権奪取までの時代を、第二章の「躍進は食人に弾みをつけた」で50年代末から60年代初期の大飢饉を招いた大躍進の時代を、第三章の「毛主席は人を食べることを大いに指示した」で文革時代を取り扱う。

  全315頁の行間から浮かびあがってくるのは、死屍累々で阿鼻叫喚の地獄絵図。
毛沢東の死から40年。経済最優先社会を驀進する社会が生み出す夥しい数の負け組を、共産党政権は救済しない。勝ち組に食われる負け組・・・食人社会は永遠だ。
《QED》 
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)グローバル・イッシューズ総合研究所公開講座は、平成28年度第四回として産経新聞編集委員室長五嶋清氏を講師としてお迎えし参議院選挙の結果を踏まえ、これからの政局を展望して頂きます。
参議院選挙後には、安倍晋三首相の悲願でもある憲法改正論議が本格化するとみられるのですがが、さまざまな困難も伴うと思われます。
選挙結果は勿論のこと、憲法改正に取り組む自民、公明、おおさか維新各党のほか、3月に発足した民進党の動きも無視できません。選挙結果をもとに世論の動向を分析しつつ、安倍政権を取り巻く政治環境を見据えて今後の政界を展望して頂きます。
 また7月31日に予定されている東京都知事選挙に関しましても、コメントを賜りたく考えております。
 貴重な機会ですので、多くの方々の御参加を待ち申し上げております。
【共 催】一般財団法人尾崎行雄記念財団共催
【講 師】五嶋清編集委員室長
昭和38年、埼玉県生まれ。62年、慶應義塾大学卒業、産経新聞社入社。平成2年から政治部。その後、首相官邸、労働省、防衛庁、外務省、自民党、社会党、民社党、公明党、民主党などを担当、政治部次長、副編集長などを歴任し、22年に論説委員。23年に政治部長、25年7月に編集局次長、同年10月に編集局総務。現在、編集局総務と編集委員室長を兼任。昨年12月に無罪判決が出た前ソウル支局長裁判では1年4カ月間、現地で訴訟対応の指揮をとった。
          記
【日 時】 平成28年7月25日(月)午後6時?8時 (受付5時30分)
【会 場】 憲政記念館・第2会議室 (千代田区永田町1-1-1/国会正面向側)
【参加費】 2000円
【要申込】以下の登録フォームから事前にお申し込み頂ければ幸いと存じます。
     http://www.ozakiyukio.jp/information/2016.html#0622



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(読者の声2) 「国防を語らずして、日本を語るなかれ! 第31回 軍事評論家・佐藤守の国防講座のお知らせです。
 軍事評論家としてブログなどで活躍中の当会顧問・佐藤守が「国防」を熱く語る連続シリーズの第三十一回目です。
 アメリカ大統領選の共和党有力候補である不動産王ドナルド・トランプ氏は、日本が在日米軍の駐留費を全額払わなければ、在日米軍を撤退させると主張し、また本年3月のニューヨーク・タイムズによるインタビューでは、日本と韓国の核武装を容認するということまで述べました。
一方で、オバマ大統領は、伊勢志摩サミットに合わせてアメリカの歴代大統領で初めて被爆地・広島を訪問し、核兵器廃絶を訴えました。このように、戦後70年間の日米関係では全く予想すらできなかったこと、タブーとされてきたことが現実に起こりつつある今日、日本を取り巻く東アジアの安全保障環境は大変動を迫られることになるかもしれません。
 そこで、今回の国防講座では、これまでの日本の防衛力整備・日米同盟関係や、今後予想される国際情勢の変化を踏まえながら、日本のあるべき軍事・国防政策について分かりやすく解説いたします。
脱線転覆を交え、大人気の佐藤節が唸ります。どうぞご期待下さい。
         記
日 時:平成28年7月23日(土)
    12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所:靖国会館 2階 偕行の間
講 師:佐藤 守(軍事評論家、日本兵法研究会顧問、元南西航空混成団司令・空将)
演 題:日本の自主防衛・核武装を論ず~トランプ大統領と日本の国防体制
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278(件名「国防講座」にてご連絡ください。事前申込みがなくても当日受付けます)。
    (日本兵法研究会 会長 家村和幸)

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