木曜日, 6月 30, 2016

Rの本が届いた。


昔からエクセルの回帰分析などは便利な小道具として常用してきたが、上の文にあるようにMicrosoft Rxcelを本格的なデータ管理や統計分析に使うことはできません。
ということは、Microsoft嫌いの小生にはどういうわけか半ば常識というか一応の目安としての小道具以上ではなかった。
例えば線形および非線形の回帰分析用パッケージはRの場合nlmeと呼ばれるパッケージの中身をみると、上のようであり、とても使い切れない感じがする。中身はこの数頁分はつづくのであり、中身がなんだか深そう!?。MathematicaとMacの購入に小遣いの大部分を使い切ってしまい、SPSSとかSASやその他もろもろの統計解析専門ソフトMatLab並みの値段で手が出なかった。しかし今や無料で、RやOctaveなどのツールが出回るようになった。

今日届いた『みんなのR』という本はJared P. Landerという人の書いた本を三名の訳者が共同で翻訳したもので、初版は2015年6月22日、すでに第4冊(2016年2月1日)。
高柳慎一、牧山幸史、箕田高志。 株式会社マイナビ出版。「データ分析と統計解析の新しい教科書」という副題がついている。全部で24章であり、CSVの読み込みが第6章、第16章が線形モデル、第17章が一般化線形モデル、その次がモデル評価となっている。終わりののほうに時系列と自己相関なども含まれている。ページ数は445頁にもおよび、税込み価格に代金引き換え手数料を含むとほぼ1頁あたり10円の計算となり、お買い得といえるだろう。

著者の前書きの中には、大学院でRを学習するとしたら、という前提で著者が希望する情報で配置されていますとことわり書きが挿入されている。コロンビア大学で教えるデータサイエンスコースと同時に開発された、という。

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