月曜日, 5月 04, 2009


4月に、タンク清掃して多量に入っていたハンダロイを除去し、スズだけを入れて効果を試しているが、最初はなかなか効果が出ず、少しづつ増量した。

最初、いやな鉛成分の匂いがしていたが、だんだん薄くなり、ひと月もしたら、ほぼなくなった。ただ、オイルはそのとき交換したままのものをそのまま使っている。すでに3000キロほど走ったことになる。

定置燃費が、14.8ぐらいになってきたが、今一スムーズさに欠けるので、もう一息と、スズを増量したら、急に効き出したらしく、あっというまに燃費が13.1になってしまった。もう手遅れか!?。それで、ミラクルパワーをつけていたのだが、ゴツゴツとした感じが強くなったので、外した。

ノーマル+にんじん君だけだと、今度のイグナイターの特徴と言うか、そういったゴツゴツ感が減るので、オリジナルのスムーズさ、静けさを求めて様子見というわけだ。この状態で、高速を主体とした燃費を計測したら、14.8が出て、いい感じだったが、一般道では相変わらず13キロ代でたいしたことはない。しかし、以前の12キロ代やそれをわったりすることはなくなった。

そろそろスズロイの判定をしなければならない時期に来ているが、いまいちはっきりしない。そう劇的にかわるものではないものの、遅効性だけに、効果を見きわめる基準がこれといってなく、多くの試行錯誤が必要らしい。やはり、市販品の量の基準からすると、こんかい明らかに再び多すぎる予感がする。鉛とスズの摩擦抵抗はほとんど変わらないので、前回ハンダロイは失敗と総括したが、量が市販品なみだったら、案外良い結果が出ていたかもしれないと思った。ハンダロイは、今の倍くらいはいっていたのである。今の半分以下かそれ以下にしたら、悪影響はなかったかもしれない。そしてスムーズさはあまり変わらないので、好結果だって期待できたかもしれないのである。

さて、鉛ロイの時から、ミラクルパワーをつけると、振動が大きくなり、取りはずすと振動が半分ほどに収まるので、高速走行の時は外していた。外すとスムーズになるが、燃費は変わらなかった。これはスズロイになっても同様で、さしたる燃費向上はなかった。高速走行の時のみ、燃費向上はスズロイで認められた。もっとも、すくない投入量の時は、一般道でも認められたのだが、いまはまたタンク掃除をして、過剰分を取り出さないと、再現走行はできない。

秩父の帰りも燃費は13.1で、あれほど多量に入れたハンダロイと変わらなかった。それで、どうも、13.1というのは以前のノーマルと同じ値なので、スズロイでも多量に入れると悪影響があるようだとやっと判明。

しかも、定置燃費コースでも13.1キロだったので、さすがに頭に来て、以前だめだったシリンダーヘッドアースとミラクルパワーの併用と言う、過去にはまずだめだった組み合わせを実現して様子をみることに。シリンダーヘッドアースは、最近電装系のワイヤーハーネスを変えて(2008.3月製)、漏電気味だったリヤブレーキスイッチを交換してから、にんじん君の調子がもっとよくなるかと期待したのだが、全然効果が感じられなくなって戻ってきたので、いつでも取り付けられるようにしてあった。

ミラクルパワーを外すと、振動は減るが、あきらかなパワー不足を意識してしまう。それで、ミラクルパワー並のパワー感とミラクルパワーなしの振動の減少を得ようとすると、シリンダーヘッドアースがいいだろうということに落ち着く。それでも燃費は変わらないどころか、却ってよくなかった。それで、深く考えずに、リヤシートにしまってあったミラクルパワーを全部付けて、ヤケクソ気味で走り出した。すると、振動は、ミラクルパワーなしのままで、パワーはミラクルパワーをつけた以上のトルク感が出ていることに意外な驚きを感じた。なんか良くない同士をくっつけたら、良い面だけが現れてきた感じである。


季節柄、バッテリーの調子はいいのだが、ウィンカーもめっちゃ明るく、ホーンの音もビビるほど勢いがよい。つまりにんじん君の機能もようやく出た感じなのである。それで、定置燃費コースに到達するまで一般道で様子見走行。明らかに定速でトルク感が向上したので、どうしてもスピードはアップ。それでも押さえて走っていると、ベンツの旧型が後ろから無遠慮に抜いて飛ばして行くので、追跡走行。スキを見ては車線変更しては、交差点で抜かれるのを意識してか前へ、前へと行こうとする。それで、一台後から交差点スタートで追跡すると、案の定抜かれまいと飛ばすので、前方車とベンツの間隔が空いたところで、前方車をぬいて、ベンツと並走してから徐に抜き去る。けっこう回転は上がっているのだが、音は比較的静かである。スズロイの効果もあるだろう。その時は気づかなかったが、音は、全力疾走時の音ではなかったようなやたら吹かしているような音ではなかったはずだ。

そんなこんなで、あっというまにいつものセルフへ。さあ、これからの定置燃費、今日はこれで、2度目だ。満タンで燃費を計ると、12.8と出た。通常、これまでの経験からすると11.8〜12.2ぐらいだろうと思う。12.8だったら、通常の13.1と大差ない値に、やはりこのトルク感は、効果があるようだと思った。ただし、どれがどこまで効いてこうした結果がでているのか、要素が
多いので、不明。システムトータルの結果としかわからない。それで、再度定置燃費コースを走行すると、14.2と出た。夕方は13.1と変わらなかったので、一時間ちょっとで、1.1キロものびたことに。

それで、一日置いて、4日の夕方、猫の餌を買いに郊外まで出たときに、いっそうトルク感がはっきりしていることを確認した。それなら、もう一本シリンダーヘッドアースを追加したら、どうなるか、とつい考えてしまう。それで、さっそく追加して走ってみると、あきらかにトルク感は1.5倍ほどアップしたように感じたので、そのまま、定置燃費コースのセルフスタンドまで走る。ただ、アイドリングが少し落ち、(過熱!?)90キロ前後で振動が大きいと感じた。そこで、燃費をみたら、期待に反して12.5キロ程度となりあの変な振動はやはりどこかおかしいと直感、スタンド内で、熱いのを我慢して、追加したシリンダヘッドアースを外し、従来からの一本に戻した。


そして、ふつか振りに定置燃費走行をして燃費を出したら、良い感じは出ていたので、良い値を予想したが、15.2となったので、少々驚いた。これで、スズロイを半分位に減らしたら、もっと伸びるような期待が持てるし、このままでももう少しエンジンが慣れたら伸びそうな気配もする。

スズロイの適量は見きわめが難しい。このままで、もう少し伸びても、スズロイのせいなのかどうかをどこで見きわめるのか!?昼間はわからないが、夜となると後続車のヘッドライトを透かして排気をみると、青い色の煙をけっこう排出している。
ブルーの排気は、エンジンの調子は悪くないと言うが、ちょっと多すぎるような気がする。スズ微粒子が、そのまま燃焼物とくっついて排気されるのだろうか?それなら、多すぎてもそれほど問題はないはずだとも言えそうだし、このままさらに燃費が伸びるかどうかが、判断のわかれめだろう。今日は後半で、スズロイが効き出したような感じを感じ出した。エンジンが安定燃焼を続ければ、それに応じた反応を示してくるだろう。量が多すぎるとしても、あまりクランク軸の粘りは感じない。暖まると800回転あたりからでもエンジンがついてくるのが頼もしい。ただ、いまのところ、どこかに傷があるような微振動を2000〜3000ぐらいで感じるようになった。トルクが出ている分、いままで感じなかった微振動だ。これも消えていってくれれば、スズロイ効果だというのかもしれないが。



なかのひと

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