月曜日, 5月 04, 2009


「バイクの森おがの」で見たクラシックバイクのうち、幾つか印象的だったものを拾ってみた。最初は一台だけひっそりと目立たなく置かれていた英国車。Vincent Black Shadowらしい。ちょっと見には、アラビアのロレンスが、事故死したとき乗っていた大型Vツインかと思ったが、そちらはBroughSuperiorだったはず。映画アラビアのロレンスの冒頭に出てくるバイクは、上空から写しているので、ちょっろシルエットがつかみづらかった。
http://tepusuke.spaces.live.com/blog/cns!9FFE1590D5B5AE87!4397.entry
http://www.broughsuperior.com/newpage75.htm
http://www.horae.dti.ne.jp/~aldgate/f10ab1b%20int/shadowprojectintro.htm
には、このバイクと社の歴史、レストア記録などが出ていて、充実している。
『かつてよりお客様よりご依頼を頂いておりましたVINCENT BLACKSHADOW を英国よりレストアベ-スより
輸入し、可能な限り純正部品を使用して再生を行なって参りました。気の遠くなるような時間を経て完成した
C-SHADOWの過程をシリ-ズでお伝え致します。
 まず初めに、VINCENTというメ-カ-はいかにしてこのようなバイクを作り上げたかを学ぶ必要があります。
レストアレポ-トの前にVINCENTの歴史をご紹介致します。』で始まる文章から察せられるように、中味は濃い。一部のマニアとはいえ、日本と世界は、こうした人々の熱意と財力によって、海外とのネットワークが昔から存在していたことに、あらためて新鮮味を感じてしまう。


モトグッチのファルコーネ。500cc水平OHV単気筒。巨大なフライホイールが露出しているタイプ。モトグッチ社のシンボルマークもファルコンのようだから、社の原点みたいなモデルなのかもしれない。23PS/4500rpm、最高時速135Km/H以上、乾燥重量
167Kgとホンダ社のコレクションサイトには出ていた。もしかしたら、カブのレイアウトは、これがモデルではと思ってしまうが、果たして・・・・。
http://www.honda.co.jp/collection-hall/2r/140.html

こちらは軍用モデルで、もはやフライホイールの露出はなく、実用的、現代的な仕上がり。500cc単気筒のため、クラッチレバー下にデコンプ用のレバーがあるのは、SR500などと同じ。うちの家内が、国道20号沿いの販売店を訪れ、衝動的に藤色のモトグッチイモラの350を注文したときも、わきにはNATO軍用のV50が数台も並んでいて、これで売れるのか!?と心配したことがあったが、国内では店頭以外ではまだ見たことがない。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&hs=Ap1&q=moto%E3%80%80guzzi%E3%80%80falcone&lr=&um=1&ie=UTF-8&ei=ie39SajbL8aHkQWPz_WCBQ&sa=X&oi=image_result_group&resnum=4&ct=title
にはファルコーネの軍用モデルを含めた画像がたくさんあって、壮観だ。国内での実走行もみたことがない。



駐車場で見たBMWR69Sをより新品に近づけたようなモデルの近くには、同様な水平対向エンジンのモデルがあった。ドイツの

Zündapp社のバイクだった。学生の折り、貧乏な寮生の多い学寮の駐車場に、フエアーレディとこのZündappのバイクとが止めてあって、人目を引いた。バイクはよく故障していたようだったが、塗装の質の良さなどにはビックリした。ただ、当時から、もはや時代遅れという意識はどこかに漂っていたと思う。とはいえ、新聞記事によると、このバイクが館長さんのお気に入りのバイクだと言う。それで、一番最前列の展示となっているのも得な頷ける。

http://sankei.jp.msn.com/photos/region/kanto/saitama/090430/stm0904301443002-p1.htm


それで、館長さんに敬意を表して、もう一枚追加する、



このBMWとZündapp車の間には、Vツインのドイツ車モデルがあって、これぞ子供の頃、校庭でみかけたライラックではないかと思った。Victoriaというらしい。

1968年にはこのブランドは消滅してしまった、という。
http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.classicmotorcycles.org.uk/bikemuseum/images/victoria/1956_victoria_bergemeister_350cc.jpg&imgrefurl=http://www.classicmotorcycles.org.uk/bikemuseum/museum_victoria.htm&usg=__NRNgTxuFycYs1sGit-m_4BFQVGo=&h=442&w=650&sz=67&hl=ja&start=37&um=1&tbnid=6Q_0s9BRHQDR7M:&tbnh=93&tbnw=137&prev=/images%3Fq%3DVictoria%2Bbike%2BV-twin%26ndsp%3D21%26hl%3Dja%26lr%3D%26client%3Dfirefox-a%26channel%3Ds%26rls%3Dorg.mozilla:ja-JP-mac:official%26sa%3DN%26start%3D21%26um%3D1

校庭で遊んでいた小学校時代、ホンダのベンリーやドリームと明らかにちがう、このタイプのバイクが乗り入れて校庭を走っていた。今ではとても考えられないことだが、・・・。それで、子供たちが群がって、オーナーの話を聞いたりしたものだった。
シャフトドライブなので、癖があって、アクセルを開くとき車体がしゃくるというような特徴を繰り返し話していたことも思い出す。

その後、家の近くに電機店が開業し、ここのご主人が、もっと大排気量のVツインのバイクを愛用されていて、いつもその雄姿に見入っていた。BMWやモトグッチなどもちろん知らない時代である。荷台には、電気修理道具屋やコード類などが満載された修理セットの箱がくくり付けられていた。それがライラックというバイクだと明確に意識したものだった。

しかし、帰って調べてみると、ライラックというバイクは、BMWバイクを真似て作られた、という。そのせいで、私は知らなかったが、Vツインのほかに水平対向モデルもランナップされていた、という。丸正自動車というのが、社名だそうだ。
http://www.geocities.jp/kikansyaporuko/lilac.html
とはいえ、このサイトでライラックスポーツLS38の写真を見ると、タンクデザインこそ、丸正自動車のオリジナルに見えるが、機械部分は、このVictoriaそっくりに見える。排気量もほぼ近いし、・・・。

零戦のエンジンといい、始めは先生そっくりの真似ることから始まっている。学ぶと言うことは真似ることから始まるとも言われる。一時、日本人は物まねが上手だが、オリジナリティーがないなどと言われた時代があったが、今ではあまりそういう指摘はされないようである。免許皆伝の後で、本当のオリジナリティーが試される、という認識がごく自然になりつつあるのかもしれない。

さっそくいくつもの記事が掲載されだしたようである。

http://www.lococom.jp/tadetail/26714/457465/66600001990/

http://
arata350.exblog.jp/9670881/


http://blog.sideriver.com/nomurasblog/2009/05/bikejin-ad91.html

http://mblog.excite.co.jp/user/ikukiu/entry/detail/?id=9741347


http://kirapia.cocolog-nifty.com/fz1fazer/2009/05/index.html
なかのひと

秩父おまかせマップ
秩父の観光ガイドおまかせサイト
http://www.bsmap.jp/

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Wow! After all I got a weblog from where I know how to actually
take valuable facts regarding my study and knowledge.



My weblog :: gucci アウトレット

匿名 さんのコメント...

Appreciate the recommendation. Let me try it out.

Here is my blog: グッチ