金曜日, 1月 08, 2010


今日は、運良く正午過ぎに大盛軒へ向かえる機会が訪れた。ラッキー。入るとまだ、8名ほどで満席ではない。
 前回辛い麺を注文してしまい、スープの味など正直言ってはきりしなかったので、今回は、通常の醤油ラーメン(700円)とし、トッピングとしてメンマを注文した。相変わらず、数名分づつ作っているようであり、それ以外は席についたとしても見向きもされない。混雑時には。
隣の席があき、たまたま常連の客らしき人が席に着く。私は、この人の食券のほうが先に処理されるのでは!?とヒヤヒヤしたが、さすがにそれはなかった。3〜4名空いたところで、また同数ぐらいの食券を一斉に取り、ここではじめて水が出る。ただ、常連さんらしき人にはちゃんとおしぼりも出ているが、前回も私には出なかった。

どうせ、待たなくてはならずメールを打っていたが、忘れた頃、呼ばれて我にかえり、カウンター越しに差し出されたラーメンを受け取る。スープから入る。スープはかなり色が濃く、塩辛いような感じに見えたが、これはあっさり薄味で見た目の違いとのギャップにびっくりした。鰹+煮干しかどうかそういった味わいで、かなりうまいと感じた。チャーシューも柔らかく薄切りで、味も薄いが、癖がなくあっさりとしている。メンマは太い割り箸くらいの全体に四角い形で、歯ごたえも十分でおいしい。その間に、12時半をまわったら、大勢並びだし、じっとこちらが食べ終わるのを、みなじっと見て待っている。おいしさと、周囲からのせかされての重圧も若干感じながら、比較的急いでたべた。で、スープも全部行けそうだったが、やめた。

私の左が一席あいたが、そこへは、夫婦連れの奥さんが座り、ご主人の分と二人分の食券をカウンターに置いた。チケット回収の順番が来たとき、店の女将さんが、どちらの分を先に作りますか?と聞いた。そこで、二人分一緒は!?ちきくとダメですとのこたえ。それで、奥さんのチケットだけ処理されていた。店主と奥さんらしき女性ふたりしかいないので、もれでは無理もあうまいと感じた。私の食べ具合から、行列のほうにいる隣の婦人のご主人らしき人の視線を感じながら、食べ終わった。出るとき、そのご主人から、礼に近い挨拶を受けた。外にでると、外にも列ができ、駐車場も満車で、道路縁には2〜3台順番待ちもおり、それを見て諦めて帰る車もあった。

やはり、hiro様が紹介してくれただけあり、おいしかった、という満足感があった。それで、近くに(数キロはなれて)つきのわの関越道と、東武線踏切との間にポツンとある大家のラーメンと食べ比べようと、やってきました。過去、鉄道関連の仕事で二度程鉄道関係者ときたことがあり、はじめて鰹節風味の太麺にびっくりしたことがある店だ。

大盛軒へ来るとき、先に下見をしてきており、今日も営業中で混んでいないことも確認済み。一時近くに寄ったので、ほとんど客は出て行くひとばかりだった。今食べたのと同じ醤油ラーメンとやはりメンマのトッピングで一人前を頼む。

出てきたラーメンを見て、汁の色が明るい褐色なのにビックリした。それほど先ほどの大盛軒のスープは色が黒かった。でも味はほとんど同じような部類だが、より鰹風味が強い感じだ。かすかに、ラードっぽいようなコクもある。それもっそのはず、魚介風味と、豚骨系風味とを意識してミックスしているらしい。そのかわり、ここのスープには、豚の背油が浮く、というふにはなっていない。


店内にあるラーメン本を手に取ってみた。すると、索引から大家を引いて出たページを見たら、なんと今行ってきた、大盛軒と見開きセットで乗っている。それぞれの特徴がうまく紹介されていた。石神氏の監修本で2007年版らしい。そのとき、ここのラーメンは650円だったが、今日は700円。大盛軒のラーメンは、当時700円となっていた。今日の大盛軒のラーメンは780円であった。この差は、やはり独特のたまご麺にかける材料費と手間の分ではないかと、何となく納得した。大盛軒にあった本にも出ていない独特の麺の贅沢な材料組成も目を引いた。小麦粉7.5キロに生卵を3リットルもつかう、というようなことが書いてあった。最初、パサついた感じの麺だと思ったが、そういう知識があたまに入ると、やはりまたもう少しゆっくりと味わってたべたい麺だと思う。

大家の麺は太麺、細麺と選べるらしいが、だまっていたせいか、細麺がだされた。つけ麺を頼むと、たしか太麺だけだったような記憶がある。こちらのメンマは細切りで、すこしちじれていたが、こちらもおいしい。

それで、十分満足できた。




なかのひと

2 件のコメント:

hiro さんのコメント...

natureさん、こんばんは!大盛軒訪問またまた有り難うございます。私は埼玉が好きでいろいろな所に出向きます。父が嵐山町、母が吉見町出身なんです。 また秩父などをツーリングしたいなと思う今日この頃です。

nature さんのコメント...

hiro様、おはようございます。
毎度、コメントありとうございます。

そうですか!?、奇遇ですよね、私の仕事エリアは、御両親の出身エリアをすっぽり、というか、春日部から秩父まで含んでおります。東松山界隈と、春日部周辺と二極化してますが、・・。

国立婦人教育会館の屋上からみる、春先の眺望はすばらしく、まさしくこれ江南の春、^^);。
付近のラーメン店ばんだいもよく皆で行きます。
菅谷館跡も、歴史を偲ばせる場所で、歴史的には安土桃山時代がすきなんですが、その点でも印象深いです。

春先の秩父方面は、やはり程よい距離でかなりおすすめですが、混雑が少々難ありですかね。